密かに(?)好評なオーディション/試験の対策記事(笑)😊
それだけ、いろいろな意見や情報があり、それだけ、さまざまな課題や希望が錯綜しやすいってことかなぁ、と考えております。
さて、オーディションなどで、ときど~~きですが、聞かれたり、披露したりする機会があるのが「特技・得意なこと」のコーナー(笑)
というと、なんだかコンパや合コンや誕生日会の愉快な余興か結婚式の面白コーナーか、はたまた自分の好きな曲を気持ちよく大声で歌ったり、ダンスや武術などの日ごろの習い事の成果を発揮できる素敵なチャンス!♪
…と思うのです…
が、そうは問屋が卸さない。。。(笑)
①「特技」「特殊技能」「得意な分野」などと書かれていた場合
はい、特技とは何でしょう? 就活ですと、人柄や人となりを知りたいから聞かれる面接や記入欄があることが多いですね。ということは、そこから「人物像」を連想&想像される、ということ。
特別な技能ですので、練習しないでできるようなものや(Youtubeで漫談をコピー)、一般的な生活でみながやっていて欲しいもの(睡眠、大食い)などはやめて欲しいものです。多くのオーディションでは審査員たちとお友達同士ではないと思いますので、「ネタ」にはなっても真摯な印象にはつながらないでしょう。「ウケる!」ということと、大事な役を任せたい、一緒に作品をつくりたい、毎日稽古を一緒にしたい、というのは違うことがほとんどです。学生気分を引きずっていると、「付加価値」にまったくつながらないものを書いたり、披露してしまい恥をかいたり、はたまたドン引きされてしまう場面がありますので、ご注意ください。
いくら自己申告でも「ダンスが好きです」だけでは特技にならず、「ダンスを週2回10年習っています」でも「得意なこと」程度なことが多く、やはりお金をとれるレベルの「○○大会に出場しました。●位でした」とか「○○氏の振付で■■で踊りました」とか、具体的に披露、そして半ば自慢(笑)できるものがいいよね💙
書道や茶道の師範、武術や道系のものも段を取ってあると、語学や楽器も資格やレベル試験を受けてあるとお相手たちにも分かりやすい。(もちろん中身も大切ですが💦)
このね、「分かりやすい」ということが、時間が限られている場面では、さらに大切と思います。
いくらマニアックに、一部のコミュニティーだけで、特定のグループの中だけでは素晴らしかったとしても、不特定多数の他人に通じないと、いくら面白くて、貴重でも、なかなか価値が分かってもらえないのも、この世の常。
審査員たちだって、人間ですからね。。(;^ω^) あまりにも不可解なモノは受け止めにくい。。。。時間も限られていますので、そこは賢く選ぶことが必要かと思います。
②「趣味」「趣味・特技」と並列または「好きなこと」を書かれていた場合
正直に書くことは確かに大事ですが、「自己満足」にならないようお気を付けください。確かに、印象に残りたい!覚えておいてほしい!ウケて欲しい、笑わせたい!という欲が出る方もいるでしょう。はい、確かに、そういうポイント稼ぎも大事な時ありますし、そういう傾向が強い座組もあるでしょう。その辺りは、「傾向と対策」をよ~~~~くリサーチの上、準備してください😊
いくら「自由に」、「正直に」、「赤裸々に」書いていいからと言って、初対面の、不特定多数の他人が不快に思うようなものはやめた方がいいでしょう。
例えば、歌が好きでカラオケが大好きだったとしても、もし披露する時間と場が設けられている場合なら、よっぽどの上手い方以外はやめた方が無難です。
なぜって……..
多くの場合、すでに審査員たちは、へたな歌、イマイチな歌💦よくわからない歌(笑)、自分だけが気持ち良くなっている歌😢 を数曲、場合によっては何十曲も、場合によっては何十年も!聴いてきている場合があります。。。🐤
勝算、なし。。(笑)
かなりうまかったとしても、「飽きている」可能性あり!
特に、流行った歌や名曲などは安全パイではありますが、比較の対象が多いのも事実。よ~~~~~く吟味した上で、ご自分の「趣味」と呼ぶことがプラスになるか冷静に分析してからチャレンジしてください。
また不特定多数の他人という観点から言うと、誰かの作品をYoutubeからコピーして披露したり、ましてやお笑いのネタや漫談などをコピーしたものや真似したものはやめた方がいいでしょう。あえての「ものまね」がウリでもない限り、権利意識が薄い、ただのコピー屋=ズルいヒト、みたいなイメージにつながりやすいです。
参考までに、楽器演奏などでも、確かに素敵なんですが…書類を別で出している場合、写真のイメージや履歴書に書かれている経歴や他の項目とあまりにも矛盾していたり、ギャップをわざと狙ったのか(?)あまりに支離滅裂ですと、就活と一緒で、「何をやりたいのか分からないヒト」、「一体どこへ向かっているのか分からないヒト」として、疑いの対象になる場合もありますので、ご自分のさまざまな歴を時系列に並べた上で、慎重に検討してください。
そう、趣味だとしても、好きなことだとしても、「準備が必要」!
いくら準備不足を自覚しているからといって、例えば、養成所や事務所のレッスンでよくやるようなテキストの典型をただ朗詠してみたり、必死な様子で朗読をしたりすると、
???
となります。
そう、「餅は餅屋」といいますネ ✨
大切なのは、
・お試ししてみたことがある「体験済み」のもの
・プロから数回~数か月単位で学んだことがある「かじったことがある」もの
・数年単位など、時間をかけて継続的にプロから学んだことがある「できること」
・他人と比べてみても、明らかに秀でていて、数年~ウン十年単位で極めている「得意なこと」、「特技・特殊技能」と呼ばれるもの、付加価値になりうるもの、
・他人の評価はさておき、自分が好きなもの、好んで時間をつかっている「趣味」のもの、
これらを分けて考えてみましょう。いくつか重なっているもの、両方に属しているものもあるかもしれません。それはいいのです、それ自体は問題ではありません。
問題になるのは、そして混乱や失笑、果てはお互いの勘違いや誤解を招くのは
!これらがごちゃごちゃになっている場合。。。(T_T)
2016年もあと2か月。
しっかり整理して、できる限りの準備をして、素敵な出会い、大切なチャンスをつかんでください☆
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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