かつて先輩方は
「1声 2顔 3姿」と俳優の条件を唱えておいででした
しかし、オーディションでは
「まず書類、それから写真、あとで会う」です
書類のチェックは私も生徒さんやご希望の方と一緒にやっているのですが
大切なのが、とにかく
「相手の立場に立って想像して」から書くこと
です
プロフィール写真や宣材のバストアップ写真や全身写真も
誰にあてて、初めての方なのか、一応様子を知っている方々対象なのか
よーく吟味しましょう
既成の履歴書を出すケースが少ない方が多いでしょうから
デザインも重要です
かつて私は大学院時代(演劇学校)に、担当の教授からCV(履歴書)を提出しようと印刷された紙版を取り出した途端
「I have a strong reaction…」(強い反射しちゃうわ、これ(のような意味)
と悲しい顔をされました
なぜって…………
フォント、デザイン、レイアウト….
すべてがダサくて、見辛くて、いかにも「相手の快・不快」を想像していないであろう
情報伝達だけに特化した「とりあえず」の冴えない数枚だったからです
誰なのか、どういった経歴なのか、どのような背景の人間なのか…
受け取り手がどういう方なのか会ってみたい!話をきいてみたい!という気持ちになるような
見た目ではなかったということです
ものすごい勢いで叱られました!
そして、帰宅後すぐに直して、翌日再提出。
いくら内容に自信があっても、読みたい気持ちにさせなければ、難しいということです
誤字・脱字しかり。(自戒もかねて)
写真の精度や色調もです。
お相手の分野やジャンルによって、こちらも調節するのが、プロということです
「個性的」である前に、よみたくなる、快適なレイアウトやデザインかどうか
「内容で勝負!」する前に、お相手のご都合(老眼であったり、お急ぎだったり、何百も読んで疲れている状態であったり)を
想像してみてはいかがでしょうか(自戒もかねております)
写真も同じくです
お洒落も大切ですが、顔がみえづらい写真で何を判断したらいいのか困ります
流行りも大切ですが、全身が写っていなければ、選べないことも多いです
そして
せっかくのインターネット時代です
すぐれたテンプレート、デザインの見本など良きお見本がたくさん溢れています
素人のへたうまも素敵ではありますが、これぞ!ばっちばちに決めてあると一般の方がおののくくらいの
プロのお仕事をみてみてください、お願いします
宣材写真の研究とともに、アップデートしていきましょう
ちなみに、
私への書類や宣材、オーディションやコンペ対策の個別相談もオンライン&オフラインで受付中です
みなさまに良いお知らせが届きますように……
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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