基本は個人レッスンで一歩一歩、先生と一対一で納得いくまで、時間をかけて、いろいな角度から、じっくり&しっかり学びたいアレクサンダー・テクニーク。
しかし、そうは言っても…
何のために「自分のつかい方」を改善したいのか?
より機能的に有利なつかい方が選べるようになったところで、どう演奏やパフォーマンスや演技に生かしたら良いのか?
を追求してこそ!
良い使い方は「手段」であり、「目的」ではないのですから、アレクサンダー・テクニークの本領発揮はやはりパフォーマンスに応用することなのデス♪
これを忘れちゃうと、「健康と美容」や「リラクセーション・癒し」と変わらない時間になってしまいます。
それって…アレクサンダーじゃないじゃん??苦笑 (
私はケガや痛みからではなく、ダンス&演劇畑からアレクサンダー・テクニークに出会ったのですが、ちょこっとスポーツや音楽の経験もあったので
この「手段」であるはずの「技術(アレクサンダーや演奏法や発声法や演技メソッドなど)」が、「目的」にすり替わってしまっている人をみると、ホントに残念!!(T_T)
そして、創始者F.M.アレクサンダーの言葉をなるべく忠実に、芸術を愛する勇敢な俳優だった彼らしく、音楽やスポーツや競馬(!)好きでも知られたアレクサンダーの意図や文章の特徴そのままに日本語訳にしたのが、こちら、F.M. アレクサンダー著「自分のつかい方」(翻訳はワタクシです)
http://www.bansei.co.jp/
こちらから買ってね💙
はい、読みにくい学術本です。翻訳で現代一般日本人用には読みやすくしてません。(笑) 気楽にちょっとだけ、一部だけどなんとなく表面的に知ったつもりになりたい、実際に自分で学び、考えるつもりのない方には向いてないです。
分かりやすい印象を与える図柄や絵もあ、簡単な置き換え表現もありませんので。
あの時代のイギリス英語の言い回しです。しかもF.Mらしい長文の連続(笑)、決して、一般人が気晴らしに読んで気分がよくなるような生易しい本ではありません。
言葉つかいもさることながら、彼の思考の展開としつこさ(笑)!そして内容の厳しさ、まさしく「現実主義者」のF.Mならではです。好みが分かれるところです。
しかしながら、ここを通らずして、アレクサンダー・テクニークの中枢には入り込めないでしょう。なにせ、創始者ですから。
内容はまさに、「良薬、口に苦し」です。
で、応用クラス☆がスタートしました。
今日は背骨のうごきを中心に、うごきの始まり、緊張の解放の拡大、目的をもった全身のつらなった動き、そしてフルート演奏の例題💙
一緒に学ぶ仲間が増えるのも、他人が勇敢に自分のつかい方を見直し、方法を吟味し、良い方へ変化していく時間を目の当たりにできるのも、とっても嬉しく、勇気づけられる、建設的な時間ですね
自分で自分の姿は直接はみられない。自分で自分の背中をみることはできない。そして自分の声も、演奏の音も、直接聞くのと実際はちょっと違います。これをサポートしてくれるのがグループ応用クラスの良さ💛
引き続き、応用、実験☆
クラスでは、みんなで健やかに、お互いの良いところ、本来の目的を追求する素敵な時間にしたいと思います。
輝け!本来の、最大限の自分!
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。