演劇の基本でもある「役」を引き受けること。
これって、演劇だけの特殊な状況だけでなく、日常でも無意識に行っている自然な(笑!)社会動物である人間の特徴の一つですね~。でこれが「無意識」なのが、時として難しい。なぜって、無意識の傾向を目的に適切なよう変えるには「意識」が関わってくるから。
誰に対しても子どもの役割のままいる人、困るよね~。(笑)
いつまでも母親気分でいる人、困るよね~。(苦笑)
そう、私達は、その時、その場所、その相手(達)に合わせて、自分の役割を選んでいいのです。
グループあるある③「役割分担しない人(又は役割を無視する人)」
例1 :先生じゃないのに、先生の役割を担い、なぜか他人を助けようとする人。
他人を助ける前に自分を変えましょう。ほら、飛行機の緊急時の救命案内でもありますよね?「まず自分が酸素マスクをしてから子どもや自分でつけられない人につけましょう」って注意。まさにあれ。
あれを最初にみたとき「あ、そうだよね、なるほど。ふむ。だって、自分が死にかけたら、周りを助けるどころじゃなくなっちゃうもんね」と妙に納得した10代の私が懐かしい。(笑)
解決法:ここはどこで、自分は誰なのか、はっきり意識しましょう。専門のこと以外はやらないくらいのつもりで。親切心も本人が問題の解決をしなければ、過保護以外のなにものでもない。
アレクサンダーのグループクラスに来ておいて、自分のからだを意識するどころか、腰痛を訴える隣の人に、自分の知っている整体やカイロの先生を紹介することに夢中になる人々…。
自分たちだけで解決しないから専門家がいるという事実をお忘れなく。
例2:当事者のはずが「傍観者」になっている『お客様』然とした方々。
俳優のための実技クラスに来ておいて、なぜか稽古着も適切でなく、汗をかくことを嫌がり、腕組したり、ノートとるだけの見学する態でいる謎な存在…。だいたい体重が後ろにいっていて、頭が後ろに引かれている(笑)そんな引いてて、あなたは「傍観者」なのですか?!記録取る係なの?!座ってる時間、長すぎ!
怒。
解決法:やるしかない。(笑)!やらせるしかない!(笑) 実践あるのみ!を納得し、納得させましょう。
例3:学んでいるのは仮の姿。
実は…「自分の正当性を証明したい!」方々「褒められたい」だけの方々。
一種の攻撃、ですよね。今までと違う教え方の先生のところ、慣れていない流派の教室や新しいタイプのクラスに来ておいて「それは違う!」とか「違うやり方もある」「もっといいやり方があるんですよ~」とか「こういう考えもあるけど…」「○○先生(別人)が言ってたけど~」などと熱心を装って(?)いちいち指摘する方。それなら来なくていいのに…(苦笑)
先生のフリもお客様然も過剰な防衛も…
一体なにをしにきてしまったんだろうか?(-_-;)
場面ごと、人間関係ごと、時間単位で役割は変わるのがフツーです。くれぐれも前日やさっきまでの居た場所、普段慣れている役割にこだわりすぎませんよーに。
軍曹は軍曹を捨ててから(笑)、師匠ズには会うようにしています。 おかげで別の役割もまたリフレッシュ。着替えるせいもあり、同じ人だと気づかれないことがあり、駅前で生徒に偶然あっても声もかけられず…(T_T)。チーン。
みなさん、私をみかけたら、ちゃんと名乗ってね。お願いしま~す♪
写真は某有名スタジオの招き猫の役割を果たす美女猫さま。🐈
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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