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『家』をつかって考えるー②おばあちゃん家の●●

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おかしなシリーズ(!)笑

久しぶりのタイトル・クイズ「おばあちゃん家の●●」に入る言葉はなんでしょう?

答えは記事の最後です!

家というコンセプトをつかって考える、俳優の取り組み、演出家の役割、戯曲の仕事とは…さて、赤裸々に語った前回、覚えていらっしゃいますか?

そう、大事に選ぶことでしたね

自分(本人)の 「目的」 を忘れずに、「目的」から外れないで、

まず土地= 「場所」でした★( 「立地」とも言う)

ここで「構造」 つまりは「設計」を考え、選ぶ段階へ来ましたよ~♪

俳優の場合には、構造=自分はどこから来て、誰で、誰にとっての何で、どこへ向かっているのか、何者なのか、などへ

演出家の場合にも、構造=人間関係、ステイタス、物事の順番や因果関係、そして鑑みたいのが次に来る劇作家が書いた戯曲(台本/脚本)の構造!

劇作家は正しく!土台をしっかり、風雨に負けないように、つくってもらいたいですね。(ジャンルによっては擬人化しているかもしれないが)まず人間を描くということ、関係性、意味を与えるということ、何が物語の中心、柱なのか、テーマをはっきり、意見を絞るなどの重要な点…

そう!『土台』になる部分

そして大きな(簡単には崩れない)『柱』です

と言うことは……..

自然な順番でいくと(家の建築現場を思い出してください)

壁やら、飾りや、インテリア(家具)は後で、となるのですが💦

俳優さんは、やはりがんばりすぎる(好きだから尚更)ので、はやくセリフをそれっぽく言ってみたいし、所作をしてみたくなるのです 舞台上やカメラ前で自分がどうみえるかも知りたいし、自分の声でセリフをいったときに、どう聞こえるのかも、もちろん気になる…

演出家もまずは状況をコントロール(把握)したい、物語の筋を確認したい(追いたい)、場合によっては照明や音響などへも注意がついつい向いてしまうの…

劇作家に至っては、イメージや言葉や状況や粗筋がすでにある場合も多いので、どうしても説明したいね、状況や展開を、それぞれの事情や特徴を、自分の「こだわりポイント」を、メッセージ性を….

あああああああ!

ちょっと、待って~😢

もちろん、みんながみんな「全て」に当てはまるわけではありませんが、

上☝の考え方は危険⚠

いわゆる「ニュアンス/雰囲気は『おばあちゃん家の●●』です!

そう、昭和のおばあちゃんの家、イメージしてみてください

よくあるよね、ビニールのシートや、レース?のホコリよけ?

箱ティッシュのカバーや、ドアノブのカバー?ピアノのカバーくらいならいいけど💦

なぜだか置いてある、ドライフラワーや(謎の)お人形(こ、こわい場合も?!)
カバー類がビロードだったり、レースだったり、タオル地だったり。。。

爆笑!

😊

あ、気づきました?

そう、なんか変!(ごめんね、昭和のおばあちゃん達💦)

そう、ちっとも片付いていない、まったく役立っていない(逆に汚い?)

「隠す役割」は果たしているのだろうけど……

❣❢

えっ!!!

隠しちゃ…..ダメじゃん…….

😲

そうです、本末転倒、再び。

●●は「カバー」「布」「レース」「飾り」

でした、ちゃん、ちゃん。

「ニュアンス」や「雰囲気」「見た目」「味」「様子」「状態」を優先してしまう方々、要注意です⚠ こういった単語を頻発するときは、冷静になって構造を改めて練りましょう。

そう、

「隠す!」ものがまだ無いのに「隠す!」

構造が破綻しています。

本日のおススメは岸田圀士に続く日本の近代劇を代表する森本薫!森本薫先生はどうして男性なのにこんなにも女性のことが分かるのかな?!すごい!😲

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「女の一生」がおそらく最も有名ですが、私の密かな20年?25年?越しのお気に入りは「薔薇」と「みごとな女」です 😊

それにしても極めている洞察のふか~い劇作家って、素晴らしいですね☆

12月末のクラスのイベントページが出来ました。初開催!の「共感と同調ー演技の仕組み」クラスも少人数で掘り下げるエクササイズと実践の盛りだくさんなクラスになりそう♪お申込みは開始しておりますので、スケジュールがばっちり決まっている方はどうぞお申込みをお送りください。

年末年始はまとまったお時間が取りやすい方が多いので、この機会にぜひ💙

芸術の秋🌰をみなさんも満喫してください。

本日のお写真は北京で中国のお祭りの際にいただいた大量の月餅各種を愛でるワタシ。黒ごまもお抹茶味もカスタードもかぼちゃクリームも美味しかったよ🎂 多謝!

 

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