辛口で有名?なKaoruです。
カレー部の名に恥じないよう、今日もスパイシーにいきます。(笑)
グループクラス、ワークショップや外の企画でも学校系の集団の「授業」と呼ばれるものでも、毎週、毎月、毎年、驚かされるのが…
「オレ流・アタシ流」が好きな方々。
「好き」というより、「他を知らない、知ろうとしてない」というべきか?
「人生経験」という曖昧な定義や「みんな違ってみんないい」(笑)の拡大解釈に代表されるような、そりゃ、誰でもオリジナルと言えばオリジナルですが …(-_-;)。
お仕事の現場、プロの能力発揮の場、他者と創造的に何かを生み出す場所にも関わらず、「素人考え」にしがみつく(学歴年齢背景を問わず)老若男女たち。趣味や娯楽ならいいんでしょうが…(あ、それでも周りに迷惑かも?!)
せっかく学校にいるのに、せっかくクラスに来たのに、わざわざ参加費払ったのに(笑)!わざわざレッスンに来たのに、お金払って時間つくってまで…
ただ自己主張する(笑 )、しかも、たいしたことないことを…..
あ、ひどい?^^; でも、そういうのは「もったいないな~」と残念に思うのです。
演技やうごき、戯曲分析やアレクサンダー・テクニークやらラバンやら、専門の内容を教えてて、「素人考え」をとくとご披露されると…
「一体何しに来てるのか…分からん!?」
と思います。イギリスの大学のあちこちで目撃した(低レベルな)学術論争を気取った小競り合いにちょっと似てる感じ…。
あぁ、あの(実演家としては)実りなき時間、嗚呼、ほろ苦い思い出なり。(笑)
特になにかを他人に教えるような仕事を長い時間していると、専門外の事でも「?!(え?何のこと?)」とか「???「この人どうしてそんなやり方なんだろう?)」」と思うことも多々あります。
でも、誰でも自分の長らくやってるお仕事あたり以外は専門ではありませんから、
「餅は餅屋」って言いますよ!?😋
素人考え=別名①:ただの感想
笑!ただの感想を述べることに時間とエネルギーを使いすぎなくてもいいのです。
こう考えると気楽ではないでしょうか?😊
「いいじゃないですかぁ?☻ 専門家のやり方に、とりあえずはしたがってみたら♪」
「いいじゃないですかぁ?☻自分よりも長~い時間それを(歌でも語学でもダンスでも)やってきてる人の改善法や知恵を拝借すれば~♪」
凸凹はありますけど、一応、私はそんな感じで学びたいと思ってます。
例えば(趣味レベルで申し訳ないが)私のダンスの師匠 J.T 氏がひたすら「体重移動と歩くこと」しかつかわない時…いや💦何年越しかでそういう時が多々あるんですが、きっと師匠には師匠のお考えがあるのかなぁと思ってます。師匠の考える優先順位、今の私に必要なこと、いまだからこその教授法、私には気づけていないことに気づいてらして、私には見えていないことが見えてらして、師匠のこだわりと経験に裏打ちされた知恵とさまざまな知識があってのことですので…
まあ、仕方ないっす。苦笑
おかげさまで(多少は?)上達しているかなぁ~…と。(恥)少なくとも、師匠のいわんとすること、体験させてくれようとしている方向は感じ取れるようになりつつあると思います。ありがたいです。それだけでも価値あります、嬉しいです。感謝!
素人考え=別名②「ただの印象」
印象でんがな~(笑)…なので、あまり重要視し続ける必要がないと思ってます。
これまた、私の別師匠A&M夫妻の指導の「一部」を取り出して「結局は精神論じゃん」とのたもうた恩知らずがいましたが 💦笑
「じゃ、今のあなたにはその『精神論』が足りないとそれで食ってるプロは判断したんだね?」と打ち返しておやりなさい。😊おほほ。
さて、演劇の話。。。
ニュアンスとか雰囲気とかキャラとかノリとかテンションとか……抽象的なこと、観念的なことばかりで具体的な手段を増やさずに演劇「周辺」をウロウロしている方々!
まずはその「周辺ウロウロ」癖、やめましょう!
笑
いや、本気で言ってます、私。
素人考え:別名③「ただの気のせい」
ダンスや楽器はもちろん、スポーツや機械操作や職人業も同様ですが、仕事である以上みなさん専門家ですものね。
士業でも他業種でも「それで食ってる」というだけで、(少なくとも)素人よりは長い時間それをしているわけですね。
…なので、専門家には凡人にはみえずらものがみえたり、微妙な差と呼ばれるものでも聞きわけられたり、感覚や思考も専門化、専門とする目的の達成に「特化」していることが多いです。
素人の「気のせい」よりず~~~っと確かで手入れのされた物差しですぞ!
なので、いいじゃないですかぁ?頼りにして。良いではないですかぁ?参考にして。
楽ではないですかぁ?
長い時間試行錯誤してきた「先輩」(必ずしも年齢ではない)の知恵を拝借して、検証してもらえれば~♪
慣れないことや新しい方法に出会うと、
「今までの」
「習慣的な」
「自分の日常の尺度」
で図ってしまいたくなるのも人間なり。がしかし、これ↑を三悪人と呼びましょう。(笑) 前にこのブログ記事にも書きました「自分のペース」って曲者のコドモたちですね。あれから、さらに思索してみましたが….やはりありゃ「悪」ですな。
というわけで、2016年はさらにさまざまな師匠ズの、いろいろな分野の専門家から技術をお借りし、もっと知識や経験をおすそ分け頂き、もっと学んでいきたいと思っています。
応援、よろしくお願いいたします~(^_^)/~
今日のお写真は戒めを兼ねて、や~~~っと終わらせた基礎ドリル。まだまだヒヨコです、挫けずにやります。
専門家がつくってくれたドリルは自己流のまやかしよりず~っと自分の弱点を暴いてくれました。あぁ、へとへと。もう1回これをおさらいしないと先へは進めないと覚悟した新年の始まりでした。(T_T)
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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