METライブビューイング「マー二―」ヒッチコック映画を制する!

とてつもなく、今、この地上で一、二を争う勢いのMET!

演劇、ダンス、音楽、映画を愛する、関わる、すべての人に観てもらいたい傑作!

松竹のページはこちら
https://www.shochiku.co.jp/met/program/855/?fbclid=IwAR0nO5rMgiMxyGb1m3bpVHPbXvaPS8OjMolkYmvQHeDUfymKwybEo9Odbz0

久しぶりに桐朋の同期と偶然再会しつつ (笑)

原作に忠実に、映画よりも、より根源的に、かつ現実的に。

ファンタシーやメルヘンは一切なく、それでも普遍的な人間の感情や業、複雑な心理が心身ともにほとばしる、とてつもなく優れた俳優/歌手の競演!

歌が抜群に上手過ぎるというだけで、彼らはオスカーレベルの俳優たちです☆☆☆☆☆

クリアな超目的、それぞれの個人的な事情、普遍的な人間というもの、希望ある価値観、当事者としての一人称………….言葉で説明するのが面倒なくらい(笑)演劇の本質であり、舞台芸術の集大成であり、名作映画に通じる質の高さ。

なにしゃべっているのかを聞き耳たてなけらばいけない舞台や、誰が何者なのか、どうしてそこにいるのかをあいまいにしてるような公演をみても、何も上達しません。

どこからきて、どこへ向かうのか、何が欲しくて、どうしてそうなのか……根源的な問いに一種の(それが偏っていたとしても)答えというか、見地を見出して述べない本を読んでいても、演出も劇作も面白くもならない。不特定多数の(生まれや育ちや母国語が違う)人間に訴えることはない。

いつも思っていることですが、改めて感じた作品でした。感謝!

なにもかも素晴らしいので、ぜひご堪能ください❤

見逃すと、後がないよ!(笑)

https://www.facebook.com/metlive.jp/

次の「椿姫」も古典ではあるが、楽しみですね。

本日のスポンサードリンクはこちら

オペラ版をみてから、お楽しみあれ

私はちなみに小学生のころからヒッチコックのファンだったんだけど、今日のMETでだいぶ、敗北したよ!(笑)

日本語の原作を知らないのですが、これかな?(スポンサードリンク)

英語バージョンはこれか!スポンサードリンク
さっそくKindleでサンプルから読み始めます!(もうダウンロードしたよ😊)

みなさんの感想、分析、感嘆の声もお待ちしています★

観劇日記「オイディプスXXX」@KAAT

珍しく(!)観劇日記を書いてます~

ご縁あってKAATへ「オイディプスXXX」を観に行きました♪

私の大好きな、そして敬愛する素晴らしきギリシャ劇、その世界の名作中の名作、「オイディプス王」が現代の日本の若手(?)演出家の手によって、どうなるのか?!

桐朋の大先輩である南 果歩 様も復帰作!とあって、たくさん注目されていました。紆余曲折あっても(苦笑)やはり精力的で輝かしい先輩たちの「まるごと」で真剣なチャレンジの連続には、いつも頭が下がります。
人間として、女性として、なかなか誰にでも簡単にできることではないので、底知れぬ『活力』を感じます!尊敬✨

近景はこちら、かな?
https://www.nicovideo.jp/watch/1544679722

私は「社会派」を気取っているだけのなんちゃって作品も、ナルシストな主宰・主演・演出兼、みたいなサークルっぽいのもイミフ😢と思ってしまいとても苦手なので、優れた古典をスタンダードに、かつ現代のテイストで消化しつつ、無駄に主張しない「普通」の演劇が得意です。「スタンダート」ということ。大切ですよね、どんな分野でも。不特定多数が相手でないと、やはりもったいないですし….

そう、演出家がいろいろコ洒落て主張しているものは「オジサンクサい」と思ってしまふ世代なのワタシ💦

ラップも意外に(?!)違和感なく、ファッションもそこそこ納得できる、かといって「博物館」的な古臭さはなく、でも現代のお客さんの生理に合わせたリズムと疾走感で、100分一本勝負。

私は(無駄に)長々と繰り返し説明されたり、長~いファッション的な「飾り」や「ごまかし」ばかりの不思議な舞台だと非常に萎えて苦痛なのので(笑)、こういう感覚だと楽なのです。かといって、ふざけているわけではないし、不真面目なわけでも、テーマがぶれている訳でもない。(あ、でも一部❔は残っていたかも…)

それでも(良い意味で)バランスよく、かつ賢く、お客さんのこと、ちゃんと考えているし、練っているよね。古典の上演スタイルも踏襲しつつ、いろんな背景のキャストも活躍しつつ、それぞれが得意を活かしつつ….なにより痛い古典の上演にありがちな「お説教調」でないのがラク!

戯曲のもともとの構造を壊さず尊重している仕組みが「ほっ」とした時間でした。

当日券もまだあるみたいです。明日24日(月祝)は昼と夜の2回!😲みんな元気だな~

http://www.kaat.jp/d/oedipusrexxx

なにはともあれ、ご自身の目でご確認ください~

前に読んだバージョンはこちら、読みやすい河合先生
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このバージョンもよかったです、ドラマティック!
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年末の「共感と同調」クラスと年始の「アレクサンダーテクニーク入門」クラスともに満員で現在、キャンセル待ちのみ募集中しております。追加開催も希望が増えれば検討いたします。

年末年始の「シーンをつかってー(演技の総合力)」クラスは(モノローグクラス経験済み)男性のみ募集中です。

1月連休の「ラバン入門」と「モノローグをつかって」のクラスはお申込み受付中です。おはやめにスケジュールなどをご確認の上、お申込みください。

素敵なクリスマスの連休をお過ごしください🎄🎂

 

演技の参考になる名作映画①「女は二度決断する」

はい、あまりにも不可思議な邦題。日本では2018年、春先に公開されていたようです。

邦題は…….映画、あるある、ですね。

さておき、先日(またもや)飛行機内で感激して夢中でみたのがこの映画。
大画面でみたかった。。。

ダイアン・クルーガーがこんなに素晴らしい俳優であることを忘れていたわ。
ごめんなさい。

女である前に人間、女優である前に人間、スターである前に人間。

とにかく「まるごと」の人間なのです。

かっこいい公式サイトもあった(見落としてました~ありがとうございます)

http://www.bitters.co.jp/ketsudan/

みてください、この秀逸な緊張感、きれいごとでない展開。現実よりも厳しい現実。なにより一筋縄でいかない人々と深すぎる事情。

ホントに….おままごと、じゃないんですよ、ドラマって。

字幕の方が俳優の生の音が聞こえて良いと思います。

ドイツ語、英語、フランス語…..ダイアン女史、秀才すぎ!羨ましい~💛

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似通った複数の登場人物たちが、似たような言葉をしゃべり、似ているのになぜか些細なことで揉めている風で、結局どうってことなかった…みたいな劇が私はよく分からないので(創作や上演の意味や対象も)苦笑

こういう骨太ドラマが感激します。テロを扱っているから「現代」らしいのでもなく、「人種差別」に触れているから イマドキなのでもなく、「薬物問題」が語られるから「真剣なヒューマンドラマ」なのではありません。

人間の「核心」に触れているからこそ、きれいごとや白黒つける断罪でもない、世界各地で不特定多数の人間の琴線に触れる名作になるのだと思います。

ブルーレイはこちらです ↑スポンサードリンク

 

 

Too Muchを気にする前に…

明日からズバリ!な演技のための戯曲読解クラス、初開催です~♪
今日も読書(といっても課題戯曲ではない 笑)に励んで眼精疲労に悩むKaoruです。
誰か、おめめのケアに良いものあったら教えてください~💦

ところで、本日のお題。

みなさんは、
「やりすぎ」って言われないかな…
「気合いれすぎ、かんばりすぎ」って思われないかな…

なんとなく真面目に思ってしまふとき、ありませんか?

「やりすぎて『不自然』にみえないといいな」…
「こんなに準備して、ダイジョウブかな、型にはまっちゃわないかな、即興性や新鮮味が減っちゃわないだろうか….」

などと心配してしまう場面がありますか?

「はっきり決めすぎてないだろうか、断定的になってないかな」
「赤裸々過ぎないかな、責めすぎになってないだろうか」

など内容や表現方法についても、不安になるとき、ありますか?

歌唱やダンス、演技のさまざまなテクニックについても、準備の段階でのスキルに関しても、

例えば、滑舌やしゃべるの感覚も「明瞭すぎないか?自然かな?」とか、
動きでも「こんなにリズム?強調してない?」とか、
相手との関係性などでも「う~ん、濃すぎない?日常と違いすぎないか?」とか

他人に伝わるかどうか、自分の感覚でも納得できるか、快適かなどの基準もあいまって、

ついつい上↑のような、

「~しすぎ」「~すぎ」「~多すぎ」のように

大は小を兼ねるといいますか(笑 違う?!)、Too Muchを恐れてしまう時があるかもしれません。

は~い、本日の川柳

「足りないね やり過ぎ足しすぎ 気のせいよ」

byかをる

そうです。

いまだかつて、

「~すぎた」ヒト、「~すぎ」のせいで問題になった方、「~すぎる」から作品に悪影響があった場面を知りません。

逆に

「足りないことばかりです❢❢」

例えば、

しゃべりの技術が足りない(滑舌もよくない、みんながみんな注意深く聞いていて耳が良いわけではないよ!)

うごき、身体動作の根拠の無さ(人物が誰でどうなのか納得していないと一貫して行動できません)

相手(たち)とのコミュニケーション、方法の少なさ(自分の慣れているもの数種だけで2時間も3時間も過ごせないはず)

感情の量、質、種類、特徴….劇(作品)の原動力になるほどではない(日常『風』ではありますが、やはり日常のままではないのです)ましてや、主なキャラクターとして劇を展開していくだけのエネルギーも存在感も、注意力も想像力も、ケア(大切に価値あるものとして意味を与えて)している範囲も……

「足りない」

そうです。

足りないことだらけ。

足りないことのほうが大問題!

もっとお客さん、相手、周囲、一般の方々の感覚や希望、不特定多数の観客たちの欲求や願望、期待に応えましょう♪

本日のご紹介は名著

爆発!なこちら↓面白いおじさんのキャラクターでテレビで暴れていた印象ですが、実際は生粋のアーティスト、お人柄と生い立ちのにじみ出る文章が多いです。お楽しみください♬

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12月のクラスのお申込みも開始しています。おはやめにご連絡ください。久しぶりの方も、いろいろ今年のうちに整理したい方も(笑)、前向きにやりましょう。明るい気持ち、建設的な態度も「行動」の結果から、です😊

残念な公演の共通点①戯曲/台本について

突然の…Kaoruのお小言リストです

どんなに俳優が優れていて、人間的にも魅力的で、スタッフさんもそれぞれ能力発揮してくれていても、

肝心の台本!

土台になる戯曲がおかしいと、

どうにもならない部分があるのも、事実💦

演出家のアイデアやいろいろなスキルがあっても、隠しきれない、補いきれないのがツライところ……

というわけで、ズバリ!

大学の演劇科で指摘されるレベルから💦始めますけど…

・構成/構造がない、甘い、緩い!
・いとも簡単に、劇自体の目的もなく、ご都合主義的に、人が生まれたり、やんだり、ケガしたり、死んだりする(軽い)
・いつなのか分からない
・どこなのか分からない
・誰なのか分からない人が出てくる(人物が描けていない)
・とにかく長い、そして詰め込み過ぎ(言いたい事、触れた事柄が多すぎる)

学生にちょっと本をかかせたりすると、↑のすべてを満たしているものが、ほいほい出てくるもんです。

かくいう、自分も、ウン十年前、そうでした。。そして、ああ、勉強足りないなぁ、と。一見つまらない本でも、実際は大変なんだな~と遠い目をしたもんです(苦笑)

そして、今日☝にプラスして、声を大にして言いたいのが、

「説明ばかり!」の台本

という古今東西で(?)話題になる、残念な傾向……..

😿

「説明」というと、状況や人物や感情や思考の「説明」を担っているセリフが悪者にされがちですが、

極端に分かりやすい

「えええっ、○○さん、どうしてそんなに▽▽しているのよ?それは××ってこと?」

というような説明満載のセリフだけでなく(笑)

「あの日、私が●●したとき、▲▲が(どーのこーの)して、それで✖✖と言われたから…….」

という語り調の、

ザ!「説明」調なセリフだけでもなく、

「説明」調すぎる物語の展開、構造もあり、構成もあります。(ダメ映画も)

そう、文字にすると笑ってしまふけど、実際、あふれているさ~😢

説明の何がいけない?!説明して、分かりやすくしようよ!

伝わりやすいように工夫してるのに、説明した方がいいのでは?

と、ポジティブに捉えられないこともなくは無い、のですが…….

「想像しなくても分かる」

「考えなくても、説明してくれちゃう」

って、テレビのテロップ(?昔はなかったよね?)に似てますよね?

そう

自分の目で見る必要もなく、自分の耳で聞く必要もなく

自分で考えなくても、判断しなくても、記憶をたどらなくても、連想しなくても…

何がどういう意味なのか、何をどう感じたらいいのか、感じて欲しい意図なのか……

「説明」してくれちゃうんです

….ということは、

😲

そうです。。。

みてなくていい、きいてなくていい

集中(注意を向けてなくていい)してなくていい~、想像力つかわなくていい….

OMG!

🐣🐣🐣🐣   🐤

本日のおススメは日本を代表する演劇人、河竹登志夫先生の「演劇概論」です。演劇ってなんだろう?オペラをやっているけど、演じるってことがよく分からない、映画をやりたいけど、そもそもドラマってなんだろう?ヒントがいっぱいです。感謝!

そして、このヨーロピアンな概論をセットで読むと、さらに理解が深まりますよ(イギリスの大学では1年次の1学期目に必読+レポート提出!😢)

どちらもちょっと昔ですが、それでも根本が変わるわけではないので、根気強く読んでみてくださいな~

わかること、できること、知ること…

みんな嬉しく、楽しいことですよ♪

11月のズバリ!演じるための戯曲読解クラスがキャンセル待ち増えれば、新年2019年にクラス増設しようかと思います~

身体からのトレーニング、演技の仕組み、劇の構造、交流の面白さ…

底上げしたみなさんの成長と大活躍を待ってマス。

クラス開催、個別のWSなど、ご希望ある方はお問合せフォームでもFBメッセージでも自己紹介や経歴とともにご連絡ください。

 

 

 

演劇に限らず『家』をつかって考えるー台本・俳優・演出①

突然ですが……

マイホーム♥ 今の時代はあまりこだわらないライフスタイルかな?

昭和(笑)にはと~っても大事なこととして価値観がありました。。良くも悪くも💦

さて、本日はそんな「家」を例に、イメージしやすく、台本やら、俳優の取り組みやら、演出について… 斬捨て御免! します。

「本末転倒」という残念な日本語、みなさんご存知ですよね?(また突然)

なぜ、本末転倒してしまふのか…

それはまさに! 「目的」 を忘れるから、「目的」から外れるからです。

家だったら、通勤や子どもの通学に安全便利だとか、家で快適に安心してくつろげる、家族の安全確保など….そういう目的があるはず。

じゃあ、台本になるとなんだろう? 「この戯曲(物語)をつかって、伝えたいこと、達成したいものは何だろう?誰に向けての劇なのか?」

俳優も 「この行動をつかって、感じて欲しいもの、考えて欲しいもの、共有したいことはなんだろう?これらの言動を通じて、何を伝えたいのか?想像してもらいたいのか?どこへ向けてなのか?」

演出も 「この選択肢を通じて、どこへ行きたいのか、この●●を選ぶことで(照明や音響含めての効果など)、何をどうしたいのだろう?」 を熟考してください

それが意味不明すぎる上演、多すぎ……..💦😿 『

他者』を意識していないと、自分語りの飲み会での酒飲み(茶飲み)話のようになります。良い悪いではなく、何を目的としているか、誰相手の想定か…

涼し~く🎐 「相手の受け取り方次第」 と放棄しないで😠

ともあれ自分は意図はしましょうよ、『目的』を。

さて、マイホーム❤ 家ともなれば、大切なもの、ですよね?

そう、大切なものは「大切に」扱いましょう。

🐈🐈🐈

さあ、目的が決まったら、 「場所」★ 「立地」とも言いますね😊

どこに、どこで、どこを……….

台本で言うと 「どこの話、どこにいる人の物語、どこ設定なの?それらの意味は?どういう構造?」

俳優で言うと 「どこにいる身体なの?どこにいるが故の思考ですか?どこから来たの?どこへ向かっているの?それらの意味は?」

演出で言うと 「どこにしたい?(笑)どこからきて、どこへ向かう、その意味は?空間(場所)をどう構成したい?どういう構造にしたい?」 (半分くらいは俳優とほぼ同じ、半分くらいは劇作家と重なる)

はあい! 気づきましたか?

ここで「構造」 つまりは「設計」のお話出てきます~(あらら~💦)

ひとまず、ここまでを振り返りつつ、照らし合わせつつ…みなさんの作品や準備が実りあるものになることを祈ります。

このシリーズ②へ続きますよ、お楽しみに!

遠方にお住まいの方で、なかなかクラス参加が難しい方のためにも、各種の記事を書いています。作品のジャンル、活動の範囲はさておき、パフォーミング・アーツ❤を大切にするみなさんの参考になれば幸いです。

本日のおススメは珍しくこちら 

日本を代表する素晴らしい舞台装置家、デザイナー。まさしくアーティスト。 私も幼少時から数々の名舞台を拝見し、子ども心ながらにびっくり!😲 感激したことを覚えています。五感に訴える総合芸術です いや~、さすがは専門家!餅は餅屋に。感動する作品の連続でした。

11月のズバリ!な演技のための戯曲読解を中心とした演技のクラスは各種入門クラス経験者のみ、現在、男性のみ1名募集中です。女性はキャンセル待ちにも受付中です。

年末年始のクラス、2種確定しています。時間が確保しやすい時期ですので、どうぞお申込みください。愉快な年末年始、充実した時間を楽しみにしております。

 

’Plagiarism’=盗作と思われますよ!

先日は生徒さんとNTライブの話をしていて💛

日本では意外に(?)無視されている感のある’Plagiarism’(他人のアイデアや言い回しや表現、発見を盗み自分独自かののように使うこと)について思い出しました。

親がいて、学校へいって、いろんなヒトに囲まれて、さまざまなものをみて、きいて、育っていけば、当然いろんな影響をあちこちから受けるのですが、

高等教育へ進んだときに問題となるのが「Plagiarism」=盗用ですわ。

(悪意のあるナシは関係なし!)

日本語で「剽窃(ひょうせつ)」とも言う、と最近知ったKaoruです。。(-_-;)💦

さて、ワタクシは大昔!進学したロンドン大学でその洗礼を受けました。

私の通っていたゴールド・スミスカレッジは、世界に名だたる現代美術の先駆け。文化人類学、メディア・スタディー、音楽、演劇も優秀だったんですが、なによりもリベラル✨ 女性初の学部長を生んだのも、我らがパンク・ロック精神♬に溢れるゴールドスミスだったわけです。

さて、そんなサメのホルマリン漬けやらでターナー賞バリバリの(笑)現代美術界の度肝を抜く先輩たち含め、全学生が学部生の1年目からしつこ~く指導されるのが、

「Plagiarism」=盗用

慣れない留学生が苦労するのも(現地人もだけど)、ぜったいご法度の盗用をしないように、うっかり間違って、無意識でも盗用しないように、という用意周到な準備。

例えば、美術学科の学生がとあるビデオ作品をつくる。

なかなか面白い。カメラづかいも、題材のアイデアも、編集も、いろいろと。

そこで、チューター(指導教員)に聞かれます。

「うん、面白いねえ。で、この作品のアイデアはどこから来たの?この組み合わせは?なぜ題材をこれに絞ったの?この部分は誰へのオマージュ?この様式はまるで60年代の●●に似ているけど、どういう過程を経て、君はこの切り口にしたの?」

😲

多くのふつーの学生および慣れない留学生はここですでに驚いてしまいます。

だって、日本の美大や音大で、ほとんど、そんなこと聞かれないから。苦笑

OMG !!!

そうです、面白いと直感的に思った、とか、昔から好きで、とか、はたまた、偶然いいなと思って

などと言う子どものような感想や印象ばかりの「つぶやき」はバカにされます、軽蔑されます、そして、こっぴどく叱られます。

「勉強不足だ!」

と。。😢 先人への尊敬もなく、過去からの遺産もなく、ルーツもなく、なんじゃ、それ?!と。。。(-_-;)

家系図みたいに(笑)、

哲学や現代思想の流れ、歴史、歴史観、文学・美術史など

「文脈」

が問われます。

そりゃ、そうだ、笑 💦

誰も、突然変異で飛び出てくるわけでナシ

そして、

日本で時々、悪い意味で度肝を抜かれるのが、

正々堂々とTVコマーシャルや広告でみる

明らかに●●監督の名作映画や■■巨匠の有名作品の

「コピー」

オマージュでもなく、パロディーでもなく、

ただの

「盗作」

!!!

恥ずかしいし😡

つまらないし😠

残念すぎる……………

知ることは愉しい。できるようになることは、もっと嬉しい♥

相乗効果でもっと楽しい♪

2017年ももう少しでおわります…

やり残しのないよう、日々充実させたいと思いますね♬

12月のクラスの詳細を今週中には発表いたします。クラス選びなどで相談がある方はお早目にどうぞ。よろしくお願いします。

 

 

Knives in Hens@Donmar 劇場 in ロンドン

夏の観劇記録をもう一つ✨

スコットランドの名作「Knives in Hens」をドンマーでやるというので行ってきました。

The Stageのレビューはこちら 驚愕の!写真もあるよ☟

https://www.thestage.co.uk/reviews/2017/knives-in-hens-review-at-the-donmar-warehouse-london/

勢いあまって予約したら、今年も最前列ど真ん中の席が取れてしまったKaoru…

おおう💦 迫力ありすぎるなぁ….

俳優の汗が飛んでくる~、つばが飛んでくる~、

オシャレなコベントガーデンのドンマー劇場に入るとすっかり業界人でにぎわっているバー。。。

業界、あるある。苦笑

で実際、暗~い通路を通って案内された最前列のど真ん中の席にいってみると..

こ、これは…舞台の板の端と私の膝の間が15cmもありません!!(^^;)💦

臨場感、有り過ぎ!

まるで他の惑星に着陸してしまったかのような、完璧すぎる舞台美術…..

ホラーです。(舞台写真を観てね)😲

ガーディアン紙のレビューはこちら☟

https://www.theguardian.com/stage/2017/aug/27/knives-in-hens-words-illuminate-donmar-warehouse-david-harrower

作品そのものは、俳優の演技力が迫真にせまって完璧なまでの美術とあいまって編み出される恐ろしい、そして官能的な物語なのですが…..

文学的に価値があっても、私はマチズモの臭いがするもの、ミソジニ―系は信条に合わないので苦手です😢

それでも素晴らしかったのは、主人公の若い女性(妻)が自分の言葉を得ていくシーン、ペンで自ら文字を書くことで「解放」されていく様子。感動です✨

己の内から本当に感じて考えて言葉を得ること、自らの手を動かして文字を記すことの価値がありありと感じられます。啓蒙というだけではなく、なんとも深い奇跡のような瞬間です。

俳優の息遣いが間近で感じられる濃密空間+時間でした。

そして、やけに盛り上がったのが、隣の席になったおじさん(👴?)との観劇情報の交換。おじさん…脚が長いから、舞台に膝がほぼついちゃってた…..

爆笑!

そう、毎年恒例のロンドンあるある(笑)

赤の他人と意気投合!

お互いにNTのThe Majorityはもう観ていて(さすが!)、私が前日にみたAlmeidaのAgainstは明日行くところだという。

やけに気が合いマスね。(笑) 😊

それで、お話しているうちに分かったのですが、おじさまは某名門演劇学校の元・舞監さんでした。

どうりで….

やはり私の第二の祖国はイギリスなんだな~と実感した次第です、ちゃん、ちゃん♪

素晴らしい文学作品を演劇公演にするのは苦労があるでしょうが、俳優も演出家もスタッフもみなさん、やりがいがありますね。

日本の現代劇もがんばってもらいたいです。

 

The Majority@NT ロンドンーライブ世論調査です!面白かった参加型の演劇公演

8月❤麗しのウイーン滞在を経て、次に向かったのは第二の故郷ロンドン♪😊

今回は同級生の結婚祝い、V師匠の2本目の著作のお話や近況、素晴らしい同級生ピアニストとのランチなど、盛りだくさんの嬉しい日々♥

同級生だったKのムーブメント演出している「カイト・ランナー」は売り切れで招待も使えず😿

さらに「エンジェルス・イン・アメリカ第1部・第2部」も終演近かったせいもあり、6時間以上の超大作にも関わらず、ず~っとリターンもなく、当日券も毎週売り切れ!😢

おお~ぅ😿

毎朝、ナショナル、アルメイダ、ヤングヴィック、の話題作を輩出しつづける劇場へ電話とネット攻め💦

そんなある日、なんだかんだでサウスバンクに毎日通っていた私。苦笑

ナショナル・シアターのボックスオフィスで、最近の話題作とナショナルの今シーズンの公演について聞いてみることにした。

すると…

ナショナル君「ああ、新作の『The Majority』がいいよ?まだ開いたばかりだから席取れるよ?明日なら前の席2つ取れる♪だいたい上演時間や90分くらいかな~、投票制で決まるんだ、いろいろと。だから休憩あるかどうかも分からないんだ、ははは 笑 」

Kaoru「?投票?」(・・?

ナショナル君「投票ボタンがついたポケットサイズの機械を観客はみんな渡されて、それ使って、いろんな質問に答えるんだよ~♪ 面白いよ?」

Kaoru「え~!どういうこと~?!」

ナショナル君「いいでしょ、いいでしょ。参加するんだよ~♪」

Kaoru「そ、そんなに言うなら….試してみようかなぁ、同行者氏は政治好きだし、トランプ政権がどうとかスコットランドの独立がどうとか倫理的な観点含め、そういうテーマで切り込む作品がちょうどいいのかも……」

ナショナル君「遅れてこないでね、入れられないかもしれないから!投票次第では。30分前に玄関きてくれると助かる~」

な、なぜ彼が興奮してしまふのか 笑

しかし世界最高峰の演劇作品を輩出しつづけるナショナル!こんな素晴らしい劇場勤務のナショナルのスタッフのお見立てがダメだったことは一度もない。舞監でも本屋さんでもモギリの子でもカフェのスタッフでも、みなイイセンスしているし、いつも気の利いた情報を教えてくれるし、機転の利いた切り返しが楽しいんだよね….ああ、会話上手、インテリ、知識教養人、演劇人♥

📚📚📚📚📚

この作品のトレイラーはこちら

基本はコメディアンでもあり、劇作家、俳優でもある主人公が観客たちに向けて、自分がネットで出会った左派のおじいちゃんと実際に会って、スコットランドでの展開を語る独り芝居の構造。

そして数々の質問が投げかけられる

例えば「暴走列車を止めるレバーがある。レバーを押せば一人は犠牲になるが、4人が助かる。レバーを押すのは正しいか。」

「その犠牲になる一人が自分の子どもであっても、レバーを押すべきかどうか」

など。

レビューはこちら☟

https://www.londontheatre.co.uk/reviews/review-the-majority-at-the-national-theatre-0

意外な%が出たときの緊張感。

自分が意外に(?)マイノリティーだったときの驚き。

また、今日の客席に(計算すると)いま、4名は「××してもいい」という自分とは違う意見のヒトがいること。

など……

とてもスリリングです。

主演の劇作家が(演出は別の方)、登場人物をすべて演じて語るのですが、これが

「うまいっ!!!」

特徴をよくつかみつつ、揶揄しすぎず、しかし皮肉の効いた、絶妙な人物描写✨

さすがです!!😊

いろんなスタイルの現代劇があるのも音楽シーン、ダンスのコミュニティーと同じくロンドンの豊かなところ❤

日本の演劇も劇作から、俳優から、そして演出もすべて質も上がって、本当の意味で盛り上がるといいな~🐦

 

 

 

 

今の時代、大チャンス!

この十数年、俳優や音楽家たちを教えていて思うこと。

この十数年、いろいろと観劇をしていて思うこと。

それは、今の時代、若手は特に!

大チャンス!

という感触😊

なぜかというと(私の独断と偏見ですが 苦笑)

若手はただのスキル(技術)、いわゆる経験、勇気だしてのチャレンジ、勉強不足なだけ、に見える方がほとんど✨

その一方、

上の世代は素晴らしい叡智はあるのに頑固でもったいない(笑)、スキルはばっちりあるけど分布が偏っている(苦笑)、何かと未だ保守(😭)、経験が豊かにあるが故につい油断してサボりがち、頼られやすいせいか?!寄る年波や人間関係の複雑さや家庭問題などが大変すぎ💦、ちょい固まってきちゃってる、過去の栄光にこだわりすぎ、仕事がないわけではないので新しいことしなくても困らない、トレーニングや方法論がアップデートされていない……センスも(みんなではありませんが大部分の方々が)…..残念ながら古い!(もちろん例外はあります)

先輩方、ごめんなさい。(あくまで一部の印象ですよ、印象ネ)。

中間の世代も、それなりにやめてない方々は現場は(選びさえしなければ 笑)あるので、つい油断してサボりがち、スキルアップが中途半端、そして上と同じくいわゆる「生活」に大変すぎ💦 極め付けはスキルのなさを補う若さも可愛げも(!)フレッシュさもないのに、かつ、残念ながら上の世代ほどの経験もなく、ましてや知恵も熟成していないのに、下から追い上げられてきている感。。。もうね、学び続けるしかないんだけど、どうにもね、決断するにも、捨てるにも、冒険するにもなんとなく難しいお年頃なのかしら?!

….って、ああ暴言、ごめんね、中年!😡

そして、最大の違い!☆

それは、

時間の効率化が劇的に進んだ!

ということです。(上の余談はサービスの辛口🍛  ^^;💦)

この10年、20年の間に、ものすご~~~~い速さで、ネットやメールや携帯電話などの革新的なイノベーションがたくさんあって、おかげで時間がとっても有益に、効率的に使えるようになったのです!おかげで、余裕も生まれました!かつてあった事故も防げるようになったのです!

若き方々へ

みなさん、かつては知らない漢字があったら「漢和辞典」なるものをつかって調べたのです、これが部首や読み方を全く知らないと調べるのが大変という強者だった。💦

そもそも読めないから調べているのに!?という😭矛盾に泣いた。。

その昔、戯曲の内容やら文献、時代考証や文化風習などの調べものといったら、図書館へ行って掘りまくるか、いわゆる専門家の専門書をあさるしかなかったよ~

分からないから知りたいのに、タイトルや著者名も専門分野が何と呼ばれているかも分からないのに!?どうやって調べるの~?!😠 デキる司書は神!だった時代。

という「振り出し感」が常に無情だった、その昔。。。😿

まだある、昔ばなし。

例えば、待ち合わせといったら、決まった時間に何があってもがんばっていくか、駅にある掲示板なる黒板の公版に「ごめん、30分待ったけど来ないので帰ります」とか「忘れものをしたので取りに帰ります。マクドナルドにいて下さい」とか書くしかなかったのよ😭 もしくは家族がいる場合は公衆電話なる誰が触ったか分からない小銭しかつかえない(後にカードも可)電話から実家に伝言という苦痛。。。コンビニも開いてないし困ること、しばしば。(苦笑)

かつて、大女優のS先輩が新宿駅西口で、同期と待ち合わせしていたら、お互いに動いちゃったら人ごみで分からなくなって見失ってしまうかと思って、動かないでいたら、しっかり大きな円柱の反対側にいたものだから、お互いに気づけなくて(笑)1時間半を過ぎても相手が来ないと思って、二人とも仕方なく帰った、という冗談のような逸話があるほど。

そう、オーディションの応募用紙もすべて手書き。修正液はただのドロドロマニキュア式だったし、もしろん手書きだから字が汚い人は泣いた、郵送が間に合わないかもと中央郵便局へ走ったことも!

そう、自分の様子をビデオ動画で録画してみてみるのだって、大変だったな、携帯電話もなかったし、録音機!も少なかったし。その上、稽古場は直接予約しないと取れないことばかり、さもなければ、知り合いがいないと、まず、どこに貸し稽古場があるのかもわからない始末!💦なんとも、、、練習しづらかった。

タイマー録画ができただけで(笑)、便利!と輝いていた笑顔・・・ああ、懐かしい。さておき、オーディション用の服もネットで買えるし、クリーニングもネットで出せるし、動画もただで観られるし、直接の知り合いがいなくても、紹介者がいなくても、連絡が取りやすい時代になりました、図書館のアーカイブ自体もデータベース化されていて、コピーも簡単、ビデオ電話もほぼリアルタイムで!洗濯だって自動乾燥なんてなかったのよぉ~😭写真の現像にも数日かかったから!(しかも高額)

そう☀

「徒労」はほぼ絶滅しました✨

だから、練習の環境も整っている。先生を探すこともカンタン。練習のための時間を捻出することも容易。練習や公演のための調べものもカンタン。スタジオからスタジオへの移動や観劇チケットの予約もたった数分!ああ、ハッピ~♬

♪♬ (^^♪

そう、私たち(や先輩方)の時代に無駄が多かったとは思わないけれど(それはそれで面白味もあったが)、限りある寿命を、ある程度、場合によっては我慢して、誰のせいでもない非効率的な作業や複雑な手順に費やしていたのも事実。

ちなみに、私がアレクサンダー・テクニークを始めたころは、日本語の本は2冊しかなくて💦それすら大学の教授が教えてくれるまで存在すら知らなかったレベル。しかも、どちらもちょっと偏った意見と個人的なフォーカスの本で何のことか、実はさっぱり分からなかった (苦笑)

そんなほろ苦い時代。

今は、たくさん文献も資料もレッスン受けるチャンスもあちこちでありますね♪

それぞれの時代の良さ、得意さ、味わいがありますが、時間の構造だけを考えると

今はチャンス!

とワタクシは感じます。

限りある時間を少しでも多く、大切にできる選択肢が増えたことは、喜ばしいと思いマス。

感謝!

家電不足(笑)、手紙(郵便)、待ち合わせ、買い物、調べもの(電話+直)、図書館+本屋、稽古場探し、あちこち実際に行き来する手間 etc…..1週間に4時間くらい使っていたとして、4週間で16時間、それが10か月で160時間も~!!

10年で1600時間の差が!!!

それっって・・・もう専門教育が修められるくらいの長い時間ですヨ

2017年、時間配分を味方につけて☆

健やかに、目的に向かって邁進しましょう~

みなさまからの嬉しい報告も待ってます😊