NT Live巨匠アーサーミラーの名作戯曲「みんな我が子」が!

「最高で感動した」、「超泣いたよ~!」、「わあ、すごかった~!」

と無条件に喜んでいる方は、以下、読まない方がいいかもしれません。

私はもちろん巨匠アーサー・ミラーの大ファンです。

20世紀を代表する天才的な洞察力★イプセンの系統(笑)からくる、メタファー、シンボル….戯曲の醍醐味というもの、物語の深さ、「劇構造そのものにも語らせる」面白さと、劇の仕組みの明瞭さ、言葉(タイトル含め)の的確かつ明瞭さにいつも感銘を受け、学んできました。巨匠のズバリ!感(笑)にも、学べば学ぶほど、毎回新鮮に(良い意味で)ショックを受けている一人です。

さて、今回の私の基本的な意見はこのイギリスの新聞インデペンデントに載ったレビューとほぼ同感です。

https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/reviews/all-my-sons-review-old-vic-arthur-miller-cast-bill-pullman-sally-field-jenna-coleman-a8883966.html

英語が堪能な方、ぜひ、ありのままの調子をどうぞ味わってください。

結構、淡々としつつ、ちょいとスパイシーだよね 💦

さて、

スタッフのあまりにも生き生きとした、まっとうで期待できるいつもの前向きなインタビューから嬉しい予感とともに始まったNTライブでしたが….

期待したほどではありませんでした。

がっかりだよ!

その理由は、主演★と鳴り物入りでハリウッドの映画でかつて大活躍してきたお二人(父母役)が冴えなかったからです。

え~!?

素晴らしかったじゃん!なんで文句いうの?!あんなに感動したのに!

と脊髄反射される方は、以下は読まなくていいです 笑

好みの問題だと言って片付けることもできると思うのですが、

実は嗜好だけではなく、私は今回、非常に危惧しましたね。

ああいう日本にも未だ残っている

「巧みに感じているフリをする」演技風な取り組みとそれを許す風土!

「いかにも情感深そうに、意味ありげに、中身(感情&思考)がめくるめく劇のスピードで動いていないのに、そうだったかのように振る舞う」という(共感的ではない)態度とそれをありがたそうに褒める周囲!

この2つがガン!と思ってます。

私は演技の専門家なので、今回は演技についてちょいと書きたいと思います。

まず、父役の俳優さん、名優なんだろうけど、硬いです。

感じているサイズ以上にお客さんや相手に感じさせようと「がんばる」ことで、固まってるように見えました。きっと真面目で善い人に違いない……..しかし、ドラマを引っ張って行っていなかった。劇中での役割として、劇を展開させていくリーダーなのに。

そして、マーロン・ブランド辺りを意識している世代なんでしょうか….

なんか……ほんと書くのも申し訳ないけど

「決めてる」

瞬間がたくさんありました。

私のクラスなどでモノローグやシーンでしっかり感覚を磨いている目も耳も良い方はご存知でしょうが、

「感じてて、衝動もあって、動いていて、いっぱいなっているから、つい『漏れ出てしまう』ものであって」

先につくって、なぞりにいくような、「八百長」じゃないはず!

とちょっと腹立ちました。

なぜ、人間である私たちに、生き物として不自然な順番がばれないと思うんでしょうか…..?

ちなみに、アーサー・ミラーの演劇観、演劇論はこちらを読むと俳優も演出家も劇作家もスッキリ!すると思います

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そして肝心の台本はこちらね。ハヤカワが文庫で出してくれているので有り難いデス!感謝!

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さて、噂の(なぜか)大好評だった母親役ですが、こちらも映画でかなりの数の作品で活躍してきた実力派。

しかし…….

私が期待しすぎていたのか、アーサー・ミラーを好きすぎるのか….💦

これまた、「固めている」よね

内面が動くようにみて、きいて、感じて、想像して、交流して、その結果、感じながらの行動と言葉が必要になってたまらないから「しゃべる」になるのではなく、

いくつかの箇所で特に目立ったのが、

「決意→行動→しゃべりながら感じて行く」という

なんだか奇妙な順序。

あんな緊急事態に、心乱れる1日で、差し迫った問題があって、個人的な意味ばかりが溢れている心理的な現象が激しい状況で???

みて、きいて、感じって、欲しいものがあって、恐れがあって….

現実の人間たち以上に、人間らしい言動をしてしまう、という切り口なのに……

なんだかな~💦

どうにも「神がかっている風にみえる」様子を説明していた…….。

そういう劇だっけ?

この上演バージョンだと戯曲の構造はちっとも分からないですね。(私だけ?)

役の人物たちは「(書かれている)言葉がなぜ、いま必要になるのか」

が心象風景からは伝わりませんでした(私だけ?)

全集は解説があるので、とっても嬉しい場合がたくさんあります。専門家のみなさまありがとうございます。

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今回、なかなかいいなと思ったのがクリス役の北アイルランド出身のコリン・モーガンさん

「You can never know enough.(知りすぎるなんてことはない)」とインタビューでも語っています。

健全ですね。

「~then I read it again from an acting point of view – what would I bring to it?(その後、演じるために読んで、自分が(作品に)なにを持っていく(貢献)ことができるか」

を考えるそう。

うん、よかったわ。マトモです。「たくさん読んで、観察して、リサーチする」というコリンさんのインタビュー記事はこちらhttps://www.thejackalmagazine.com/colin-morgan-interview

俳優のみなさんだけでなく、演出家、劇作家の方もどうぞ。

もう一人、ジョージ役の俳優さんも良かったよね。もう休憩時にはジョージの登場に望みをかけていた状態だった私…。

ジョージさん役、良かったですよ。つかっている「方法」の繰り返しが多かったけども…。

一方のアン役は華やかできれいすぎましたね、あんな●~*爆弾かかえているのに…

ラリーを好きだったことも、クリスを好きなことも、兄を愛していることも………ワタシには分かりませんでした。

ああ、みんな振れ幅があと30パーセント増しだったら….よかったのになぁ….

😿

さて、今回の作品をみて思い出したのが哲学者 中島先生の名著

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意外なタイトル?!そうですか?

一つのこともいつも2方向からみると演技も豊かに、人物創造も立体的になります。

ブランドに惑わされず、目や耳とともに思考も感覚も養っていきましょう♪

名優と言われる人でも「ウソ泣き」はバレる。

嫌ですね。

もうウソ泣きをしたくない方(笑)、ぜひ11月の土曜日開催のモノローグ道場へお越しください。

そんな便秘みたいな苦しいことしなくても💩 笑

より人間らしく、衝動を感じて、実際に想像して動き、動かされる演技の仕組み、一緒に身につけましょう!

クラスのお申込みはクラスのブログ記事についているフォームをつかうと便利ですが、Facebookのメッセージ機能でも大丈夫です。どちらでもご都合の合うほうでどうぞ★

F.M.アレクサンダー自身が繰り返し書いて教えこだわっていたこと①抑制ー防ぐアート

アレクサンダー・テクニークは「防ぐアート」です。

はい、「防ぐ」という手法が特長です。

ということは、セラピーやすでに現れている症状に対しての治療ではなく(予防は治療の逆でしょ?)

「防ぐ」方法を身につける=「教育」の一種なんですよ~

と具体的に、ズバリ!書いた、英国アレクサンダー・テクニーク教師協会会員、アレクサンダー・テク二―クの正規の指導者、鍬田(クワタ)かおるです、改めて。

あ、演技コーチ、ムーヴメント指導者、ムーヴメント演出もやります。

というのも、(なぜか理由は知りませんが)まったく関係ないことをアレクサンダー・テクニークと呼んでいる方がいるらしく、ときどき苦情(?)や不満を耳にし、まあ、それくらいならいいのですが(よくないか?!)

どうも治療の一種や健康法だとか、さらには姿勢矯正だとか(そういうオマケ効果はあるかもしれませんが)、リフレッシュや気分転換、はたまたリラクセーションだと誤解している方がちらほらいるらしいんですよ~

困るね!

というわけで、新しい角度からのシリーズ。創始者F.M. アレクサンダーが繰り返し(しつこく)こだわっていた、テクニークの特徴・特長です。

第一回が核心のズバリ!

「防ぐ」というスキルが必須のテクニークがアレクサンダー・テクニークの強みであり、特徴であり、さまざまな分野で応用する際に有効である所以です

「防ぐ」という(当時珍しかった観点からの)手順がポイント。

アレクサンダーの強い主張と(しつこいくらい)繰り返されている観察からの分析に、

「最初の反応」を防ぐ

というのがあります。俳優だったF.Mらしい発想だよね😊

演技の仕組みやスポーツ、楽器演奏などで実を持って体感している方はご存知ですが、

そうなんですよね。自分がよかれと思ってやっていることでも(わざとヘタなままいたい人、あえて苦しくしたい人は少ない)

実際に結果を伸ばす段階にくると(他人に認められるレベルで、繰り返してもOKなレベルで)

どうにも①「感じている」ことと=主観的な習慣的な自分の感覚

②実際に他人にみえて、きこえていること=現実に自分が行っていること

がものすご~~~~~くかけ離れている。どうにもズレていて、かみ合わない。

そういう体験、たくさんありますよね?

頭では分かっている「つもり」だけど、楽器の先生に力を入れすぎ!と注意されているにも関わらずいつも通り「感じない」くらい慣れている力をこめすぎるクセを混ぜる。巧みに。必ず。毎回。

😿

落ち着いて考えれば分かることなのに💦

ビデオでみても、なぜそこまでコーチや先生が繰り返し指摘してくるのか分からないくらい慣れて違和感を感じなくなっているのです!自分の長時間やっている習慣的な反応の癖・パターンに。

😲

というわけで、自分には(すでにほとんど)感じられないくらい繰り返してなじんでしまっている習慣的な反応(とF.Mは言っているけど、実際には条件反射のこと)を「防ぐ」という発想が大事なの。

「感じられないのに、どうやって防ぐの?!」

とツッコみたいところですね。

そうです。

私も当時(約20年前?)そう思いました。心の中でツッコみました。

しかし、当時の先生方3名が共通して強調して言っていたのが、

「感じられなくても『防ごう』としてください。」(人によっては言い方が防ぐではなく「やめる」のこともあった、意味は同じ)

感じられてから防ぐだと、やっちゃってからやり直す✖になるので、防げてない。自分にダメな古い使い方を覚えさせちゃってる。

要は練習していることにカウントされるんです。

だから、「気づいたら防ごう・やめよう」という悠長な発想ではなく✖ 笑

感じられてないくらい慣れているのだから、自分には感じ取れなくても、

そこは「論理・判断力(目的に役立つ使い方になってるか)」で💛補うのだ!

F.M.曰く「本能的ではあるが、(目的には役立たず)建設的でもない防衛グセ」を防ぐために知性をつかうこと

なんだね。

「習慣的な『条件反射』は慣れていて、すぐにいつも通りの行動に移せるので早い気がするが、これまで学習してきた条件反射をやめてみる=

未知の失敗のリスクは上がるが未知の成功も可能性もあがる

なのです。

俳優らしい発想だよね。

パフォーミング・アーツならではの着目点と思います。

なぜって…

身体はひとつ。声も身体の一部。

同時にいくつもの相反することはできないでしょ?😉

自分のクセで、肩を持ち上げておきながら、喉周りの余計な緊張がない人の声は出せない

習慣的に(自分では感じないけど)、脚をつっぱっておきながら、「天にも昇る心地」の人を演じられない

本当はリズミカルに、軽やかにコメディーで嬉し💓楽し💔飛び回りたいのに、つい自分の慣れている身体の様子を繰り返して、どうにも重い、暗い、鈍い動きをしてしまう….

ほら!

同時にできないから、古くて役に立たない、建設的でない、「アカン」方を防ぐ必要あるよね😉

…..師匠ズはいつも正しかった、そして最適最速の方法をズバリ!教えてくれていたのだった。(疑ってゴメンなさい)

…で、

紆余曲折を経て私が行きついたのが、アレクサンダー自身が書いて4冊のうちの3番目の(やっと内容も一貫し、言葉遣いもF.M.にしては 笑)洗練されてきた3冊目のThe Use of the Selfの日本語訳です。

一番短い本だから、というのはさておき(笑)一番、実用的で一般の方が自分を重ねて理解しやすい本であることは間違いないです。

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なぜだか値段があがっている…。ご購入を希望の方は私に連絡くれてもいいですよ。今、数冊だけストックあります😊
本日のおススメスポンサードリンクは

移動中など手や脚がつかえなくても読書のように楽しめる、ありがたいオーディブル!

話題の洋書はもちろん、人気俳優による朗読も嬉しい。何時間も活字を追うには目も手も疲れる大作まで…流行りの新書や小説もあって、充実すること間違いなしです♪

私は洋書が多く、英語がメインですが、日ごろは偏りがちなボキャブラリーの確認も含めて、さらにいろいろな第一言語の方の発音も参考にしつつ、自分の強制的なチェックもできて一石あたり、三、四鳥です!スペイン語は….中級….うっ。。

会員登録、ぜひ30日間無料なので使ってみてください!

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私は電車や飛行機など長時間の移動のとき、ちょっと目を休ませたいけど、いろいろ読みたいとき、学習したいときに流してます。耳から聞いて覚えるのも良いなと思います。

お楽しみください!

11月のモノローグクラスのお申込み開始しました。10名以下の(たぶん8名くらい?)本当にじっくり取り組める深めるにぴったりの時間なので、お早めにカレンダーに入れておいてくださいね!

 

11月開催モノローグをつかって-しゃべろう!お申込みフォーム付

みなさ~ん今日も「セリフを言って」ましたか?

私は大学の授業で説明するために、わざと白々しい(!)セリフ調で課題のダメな例をジョークにしてみました。真面目な大学生はなぜか笑いをこらえていました….なぜ堪えるんだろうか….(笑)!笑えばいいのに…(-_-;)

さて、

なぜ、音が外へ漏れやすいところなどで稽古していると「あ!芝居の稽古している人達!」って周囲にバレちゃうんでしょうか?

日本人が日本語で「ねえ、 ジョン?」などを言っているからでしょうか?(笑)

🐥🐥🐥

台本があるから「セリフを言う」のではなく、私たちは「しゃべります」

ですから、シーン中も1人称で「しゃべる」体験をしませんか?

劇(脚本)の与えられた状況で、役の人物として行動するために、どう想像力を活かしたらエキサイティングか、言葉と内面と身体をどう扱ったらより魅力的になるか、モノローグをつかって磨きます。

言葉と内面の関係、身体の解放、想像力の鍛え方と感覚…一人一人取り組みましょう。

セリフ課題の相談は個別に事前に応じます。*セリフを入れてくる必要はありません。(ラバン入門クラスでエフォートを学んだ方が対象のクラスです)

■日程
11月2日(土)13:00~16:00
11月9日(土)13:00~16:00
11月16日(土)13:00~16:00

■会場 スタジオ アルバ
文京区関口1-37-5 メイク2ビル B1F
地下鉄東西線早稲田駅 徒歩8分、地下鉄有楽町線江戸川橋 徒歩11分

■参加費
モノローグをつかって 計3日間19800円

■持ち物
ご自身が快適に動ける締め付けの少ない稽古着、飲料水、タオル、台本とその使用部分のコピー、筆記用具など、初日から必要なものをお持ちください。課題の説明はお申込み完了後にあります。

■お申し込み
ラバンのクラスに参加済みでエフォートに問題のない方対象のクラスです。年齢やキャリアは問いませんが大卒相当の(実際の学歴は不問)基礎学力に問題ない方対象です。
以下をご記入の上メール又はFacebookのメッセージでお申し込みください。添付ファイルの送信はお控えください。件名にクラス名とご自身のお名前をお書きください。
・氏名:
・年齢:
・性別:
・連絡先(携帯電話番号)
・メールアドレス:
・所属(事務所、劇団など):
・自己紹介(200字前後):(舞台などの現場経験の略歴、受講動機など含め)

■応募先:
メールアドレス:kaoru(アットマーク)kaorukuwata.com
またはFacebookページのメッセージ:https://www.facebook.com/kuwatakaoru/
*返信が3日以上ない場合はエラ―が考えられます。設定をご確認の上メールとメッセージの併用をお願いします。返信が受信できる設定のご確認もお願いします。

■〆切:
開講日の前日まで申込みは受付しますが、たっぷり演技の実践も併せてしてもらうため10名以下のクラスです。満員になり次第〆切り、その後はキャンセル待ちになります。

■注意事項:
お申し込み後に急病などの緊急事態で参加できない場合は、お手数でも「その時点で」必ずご相談ください(欠席遅刻早退の種類に関わらず)。参加費は予約完了後にご案内しますのでクラス開始前日までにお振込みください。
クラスは3日間のセットです。例えば参加者側の都合で1日しか参加できなかったとしても(残念ですが他の方を入れることもスタジオをキャンセルすることもできませんので)参加費の払戻し等には応じられません。当日キャンセルはできないのでスケジュールや体調の管理には十分お気を付けください。
*開始日3日前までは急病など万が一の際にはキャンセル可能です。次回クラスへの振替は承りますので、そちらをご利用ください。(天災以外は理由の如何に関わらず)3日前以降のキャンセルの場合は受講料の全額をお支払いいただきますのでご了承ください。

■講師プロフィール 鍬田(くわた) かおる
演劇歴30年以上、養成所や各種学校含め延べ1600人以上をみてきた演技コーチ。幼少よりダンス・演劇のトレーニングを受け桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業後、渡英。ロンドン大学ゴールドスミス校舞台芸術科を卒業後、ロンドンのSTAT認定アレクサンダー・テクニークコースを卒業し指導資格を得る。ミュージカル劇団で指導の後、再びロンドンへ。名門演劇学校Royal Central School of Speech and Dramaの修士課程初のムーヴメント科第1期生唯一のアジア人で、ムーヴメントの指導、演出、教育学、演技指導を修め古典劇やヴォイスコースや他の演劇学校でも指導経験を重ね卒業。
8年の正規留学を経て、桐朋学園芸術短期大学演劇科で最年少の講師となる他、新国立劇場演劇/オペラ研修所等でも20代から講師を務め、現在、劇団青年座研究所、尚美学園大学舞台表現学科講師も務める。
世界最古のアレクサンダーテクニーク指導者認定機関英国アレクサンダーテクニーク教師協会(STAT)会員、日本演出者協会会員

11月はこの演技の基礎と言える大切な土台をしっかりかためましょう♪

土曜の午後だけ、3週間のじっくりプログラムなので、久しぶりの方、仕事のブランクがあった方、初めてモノローグへ進み方も大丈夫です!チャレンジの秋🌰積み重ねましょう

スマホ用フォーム

教えてもらってない!とわめく前に(笑)

先日、コンサルティング関連の記事で、本質をついている部分があって、フェイスブックにシェアさせてもらったところです。ありがとうございました。未だの方はぜひ最後まで読んでみてください。

さて、その中で一番私にとってドンピシャ!だなと思ったのは、この部分↓

「『いつも同じこと』『知っていること』『やったことのあること』『簡単にできること』は、安心、安全ではあるが、経験のバリエーションを増やさないからだ。『面倒だ』は、あらゆる意味で、人生を貧しくする。」(記事より引用)

というごもっともなお言葉…痛いですね💦

そうですね、量はもちろんですが、種類!いろんな切り口があったほうが嬉しい、楽しい、面白いですよね。

スポーツでも楽器演奏でも語学でも、もちろんダンスや音楽でも、学ぶ材料に制限は少ない方が良い。新しい刺激も定期的に求めたほうが、より現在の状態も最新の目で、より具体的に、「現在形で」チェックできる。

そして自分の能力もさまざまな方向へ伸ばして、コンフォート・ゾーン(安全で習慣的でクセが中心の部屋)から出ることができます。

一般の方が誤解しがちな

「方法を(まだ)しらない」「やり方を習ってない!」というHOWに関する問題ではありません。

知らないことが問題(という初歩のつまづきは論外)というよりも、

知らないことを知らないし💦

例え、知っていても「出来ない」ことが実演家には大いなる壁ではないでしょうか?

ただ慣れている感覚を選んでしまう防衛的な本能を「知性・理性」で補なえば

すでに知っていて、「今の自分」に想像がつく範囲で「好きだ」「楽しい」「面白い」と思いこんでいた事よりも、さらに「今、ここで、起きている」実際の現実に対して、いろんな方法をつかって応対していける….

その方が、スリリングかもしれないけど、愉快、そして多角的な人物に、シーンになりますね。

慣れている刺激(もはや刺激ではなく惰性、慣性)を防衛から、恐れから、不安から、心配から…(悪意はなくても)選び続けてしまえば…

当然、ブーメラン!戻ってくる‼

その時は心地よく、本能的な安心・安定は得られるけど実はぬるま湯….。

せっかくの現代人ですから、芸術、理知的な人間でありたいですね。

しかも「劇が扱うのは『変化』です」★

そう、視点が増えて、ボキャブラリーも増やして、さらに実際の体験の記憶を積み重ねて…

点が集まって線になって変化し、線が面になっていくように、さらに立体的して変容して行けます★

ペラペラな内容より、中身のないうすっぺらい人間より、

想像も感覚も記憶も総動員して「意思決定、行動」する人物像へ

劇も生活も変えていきましょう~♬

本日のおすすめは読書の秋に備えて

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こちらも恩師の

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「保身」から作った作品ではなく、「共感的な想像力」や「いきいきとした好奇心」から作品も生まれて欲しいです。

9月のズバリ!な演技のための戯曲読解クラスも後半戦。今シリーズは「リア王」という嬉しい傑作をつかって学ぶ、ますます熱心な展開にほくほく。次回は演出家の方も劇作家のかたもぜひデビューしてください★

今日はイラスト化してもらったプライベートショットを公開💓専門家って、こんなことができるんだ~!とびっくりな日々です。

劇の状況で役を「生きる」ための必須条件④共感

タイトル通り、

本日は「フリ」をして、あるあるな状況や反射を説明するタイプの古い演技ではなくて💦

NG!

私の言うのは、映画でも舞台でも通用する、

実際に、俳優自身が自らの身体(声含む)、思考、感情も「まるごとつかって」、

劇で(脚本で)与えられた状況(設定、いつ、どこ、など)で、

役の人物の立場から、みて、きいて、感じて、考えて、決断して、行動する

という一連の、ホントの演技とそのための在り方、のこと。

これに必須なアップできるスキル、学べる必須条件についてです。

前回③「同調」についてはこちら https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting3

②の必須!一人称はこちら https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting2

そして最重要の前提がこちらの①https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting1

①~③が実生活でも小説や映画の世界でも理解できれば、しめたもの。

先へ進みましょう♪

さて、

「共感」て何よ?

前回「同調=同情」ではないことを、そしてその態度や立場は傷つかないという意味では安全だけれども、実際には①の時にお話した「やじうま」や「傍観者」の立場であるから、実際に「当事者」として行動してみせる俳優には使えないよ、というお話でした。

ということは、共感=同感(意見や価値観や基準が同じ)ではない、というのは、まずクリアですね💛

そして

共感するためには③で登場した「同調」のスキルをつかいます。これが日常の実際の生活と劇世界で生きるための違いです。

同調という「他人の靴を履いて」実際に歩き、見聞きすることによって、自分はどう感じ、なにをみききし、想像し、考えるか…

しかも東スポや女性自身!(笑)をせずに、

安全でなく、リスクの高い、当事者の立場から。

いかがでしょうか?

芸術の秋はこれ↑を前提としたクラスや鍛えるための★クラスを増やしていく予定です。初めての方もOK、2回目の方も飛躍できるプロに嬉しい時間をデザインします、ご期待ください。

本日のおススメお役立ちコーナーはこちらです。

シェイクスピア!

そうです、世界の巨匠を代表する劇作家。多くの映画やオペラにもなっていますね。

こちらは原著(英語)、お値段もお手頃でありがたい。Kindleもあって持ち運びに優しい♥

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こちらは河合祥一朗先生が翻訳してくださった日本語版。
シェイクスピア劇、特に後期のものを演じる、演出する方に欠かせない良書。
河合先生のつけてくださった脚注がこの原著に対するさまざまな方面からの批判や誤解にも回答しているので、とっても有り難い。このノートだけでも価値ある完成度。さすが学者です、先生!ありがとうございます!

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ズバリ!な演技のための戯曲読解クラスは「リア王」なので、さらに冴えておりますよ。あと2日でPart Iが修了ですが、リクエストが増えればPart IIへ続く予定です。ご期待ください💓

 

じっくりカレー、○○がミソ!

カレー部Kaoruです🍛

昨日、日本の和式🍛カレーライスを久しぶりにつくってみたんですが(もともと料理は得意)

別に…….まあ、たいして………美味しくはなかった(苦笑)

きわめてフツ―、でした。

残念!

って、実はそうなるだろうと分かっていたと思います。

というのも、

最近、プロの方にお料理をいただく機会が多く、また何かと外食も続いているので、久しぶりにやはり専門の方々の手間暇かけた「ていねいな」お料理が嬉しかったのですが、本当に違いマスよね。

和食、洋食、中華、エスニック……ジャンルはさておき食欲の秋の予感がある中…プロのお料理の数々は栄養もよく、季節感もあり、目にも麗しく彩りもよく、とにかく全体で「食事」になっているのが嬉しい限り。

そして、いつも目を見張るのが、どうしてプロのお料理はどれもこれも(個人的な好き嫌いはさておき)、

「あるレベル以上の質で」

「コンスタントに」

「不特定多数の他人に」

ただの栄養、お腹が空かないためのもの、ではなくて、

「予測していた以上」の(思いがけない嬉しさや喜び含め)「五感に訴える」

嬉しいお料理(作品)が提供できるんでしょうか~?

….さて、

今日の本題はこれ。

そうです。

このお題。

プロのお仕事の決め手、

つまり

①素人だけとそこそこ、身内なら通じる、継続的ではないけど、かなりいい線、なものと、

②プロで、不特定多数の他人からお金が継続的に取れる、納得させるレベル、の違い。

飲食の専門店を知っている方なら、ご家族やお知り合いにシェフや板前さんが多い方はご存知と思います。

クイズ「じっくりカレー、○○がミソ!」

の○○に入る言葉は何でしょう?

カレーに限らず、ですが、一例として。○○を考えてみてください。何が当てはまるかな?

ご期待のズバリ!な答えあわせは週末にあります、お楽しみに。

本日のおススメはこちら

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その昔、なぜか教材になっていて度肝の抜かれた作品。このあでやかな表紙のシリーズは世界観に近くて好き🌼

サイモン・マクバーニーも注目して作品化までした「春琴抄」も、奥深い「卍」も。

そしてさらに若かりし頃になぜか国語で出てきて驚いたのが

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映画にもなっていますよね。特に映画で私が好きだったのは、姉妹の着物姿がなんとも雅な「細雪」

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今週末、来週末の日曜&月祝の午後12時~16時でズバリ!な演技のための戯曲読解(とその実践)のクラスを開催します。キャンセルが出て男性はあと1名、女性はあと2名までOKです。キープがなくなった!アルバイトを代わってもらえた!リハーサル予定が変更になった…という方、クラス時間にしちゃいましょう!ご予約はメールかフォーム、またはファイスブックのメッセージ機能をご利用ください。

 

現実と劇世界(作品の世界)の違いは①

レッスンやクラス、授業などでご存知の方々には「いまさら!」感があるかもしれませんが、

芸術の秋🌰

ということで、

改めて、「劇と現実の違い」を実演家の立場から考えてみましょう~

劇と現実の最大の違い!

出来事ですか?

日常で自分が体験する飲み食いや恋愛や仕事のいろいろや家族や学校や地域の出来事も映画や舞台の台本にあるよね?

じゃあ、状況ですか?

確かに、日常でも劇でも似たような状況や度合は少なくても、戦乱や災害、犯罪や事件でも、家庭内のいろいろでも、時代はともかく男女のどうのこうのでも、まあ、状況は同じ……..ですよね。

となると……….

状況やその状況における出来事はSFでもファンタジーでも起きうることが可能だったり、可能なものに似ているわけで………

じゃ、実際は何なんでしょうか?

🐣🐤🐥

 

 

じゃ~ん!

 

 

……………

 

それは!

 

劇と日常の最大の違いは…………..

 

それは

「結末(展開)が決まっていないこと」

劇は2時間後どうなるか、が決まっている。

2年後どうなるか、が示されている。

このあと誰がどうなるか、「何をするか、しないか」、おおよそ言動が決まっている。

現実はすべてが一期一会だし、とりかえしがつかない。

決定的瞬間がくるまで、実際になにをどうするか、いつ、誰が何をするか、しないか、本当にギリギリまで分からないのです。

これが違いです。

本日のおススメは大御所のこちら。

私の元上司でもある、「世界の」ってなぜかつく蜷川幸雄先生

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ついでにというのも失礼ですが、これまた最高の仕事。朝倉摂先生。
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劇とは?

劇的とは?

劇と現実の日常の違い、意味、魅せる/見せること、そして「空間」=場とは….

巨匠たちの英知をありがたく。

この「現実と劇世界(作品の世界)の違いは」は演技を深めて面白くするためにも、劇作の内容を効果的、意味意義あるものにするためにも、演出を効果的で上演に値する内容にするためにも大切なので、②へ続きます。

 

 

ちゃんとやろう!と思ったら「大げさ」と言われてしまう方へ

コメディーでもストレートプレイでも、ジャンルはさておき、そしてテレビでも舞台でも媒体はともかく、

わざわざ「大げさ」にみえて構わない!と開きなおって演じている方は(ほぼ)いないと思います。

ちゃんとやりたい!

好きなことを仕事にしている方ほど、そう真面目に、真剣に取り組んでいるはず。

それなのに……

どういうわけか、

「大げさ!」と演出家や監督にダメ出しされてしまう。

ビデオなどをみてみると、確かに、誇張されているというか、どうにも大げさな感じ、強調している感は否めない。

😿

ツライですよね。

せっかく一生懸命、練習して、稽古して、リハーサル…..

それなのに

「大げさ過ぎる!」「大仰(類義語です)」「大げさなんだよ~」

言い方をかえども、同じことを指摘される。

悲しいですよね。

解決にはいくつかポイントがあるので、チェックしてみてください

① 伝えよう!伝えたい!という思いを強く抱えている、

*ちゃんと伝わって欲しい、伝わったか確認したい、も同様です

② 分かるようにしなきゃ!分かってもらえるか!に不安があり、「わかりやすくしよう」と意図したり、分かってもらいたい「結果」を狙うような思考をしている

*①と似ていますが、分かりやすい=はやくOKをもらう、にも重なっている範囲です

③ちゃんとやっている、がんばっている、真剣であることを理解してもらいたい(評価してもらいたい

*お客様、演出家、共演者、監督、周囲の方々….自分の「努力」をみえるように、聞こえるようにしたいと密かに願っていないでしょうか?

そして、

④ 強い刺激(ゲームや映画など長時間のドンパチなど過度の暴力の描写、濃すぎる味つけや大音量の騒音や近すぎる音源からの音楽、不健全過ぎる日常の起伏がありすぎるサプライズの多すぎる日常、など)に慣れ切った生活をしている

*自分が当たり前だと思っている感覚への刺激でも、他人たちの平均からすると、濃すぎる、強すぎる、大きすぎる、重すぎる、時間が長すぎる、激しすぎるなど、慣れてしまっているが故に気づかない場合があります、周囲にも聞いてみて、比べてみてください

🐼🐼🐼

上の①~③は実際に私たちが「当事者」であるときはやっていないこと。したがって、本当に渦中にいるときにやってないことをやろうとするから、「奇妙」「大げさ」「わざとらしい」印象につながります。

④は敏感でいるため鋭敏な感覚をつかって調節するための基準がズレてしまっている状態。刺激過多、騒音の中で音楽を聴くという苦行(笑)をしようとがんばり、味覚が鈍感になっているお婆ちゃんの濃すぎる味噌汁に自分まで慣れている状態。

ライフスタイルから、見直しましょう。

★★★

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英語に問題のない方(大卒程度でOK)向けの、ボレスラブスキーの名著です。

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俳優になるためのレッスンをするという体で6回進みます。自分に重ね合わせてイメージできるのも、当時の様子が想像できるのも嬉しい。シンプルだけど、根源的に大切な価値観がはっきり書かれていて、美しいです。

9月の経験者対象のズバリ!クラスはあと2名のみ募集中です。演技のヒント、練習の方法、実践で役立つ読解の方法を伝授します。役の人物を「生きる」スタンダードな、現実的で普遍的に価値のある意味を生み出す秘訣、たっぷりあります♪

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連休クラスの記事はこちらです。

芸術の秋ですね~良いお知らせ待ってマス🌰

歯医者さんを例に考えよう

演劇歴30年+
演技コーチ/俳優養成/アレクサンダー・テクニーク指導者のKaoruです~

今日は学習について役立つ⚡記事です日ごろ、私のクラスやレッスンに来ている方は耳🐙かもしれませんが確認のために、どうぞ★

昨今流行りのサイモン・シネックも著書やトークで熱弁していますが、
「映画や舞台でいい演技して、作品に貢献する」「外国語をマスターする」
「楽器演奏を極める!」「このダンスを他人にみせられるレベルにする!」

など、

スキルや専門知識を「身につけて」つかえるようにする!

ためには……

「難しく複雑で特殊なことを、やけに込み入って、思い詰めて、犠牲に満ちてやる」

…のではなく✖

毎日積み重ねて、
継続的に
一貫して

専門家の力を借りて
他人と協力して

なんです。

で、演技はもちろん、ダンス、語学やスポーツ、楽器演奏や歌唱もそうですが

「学習」

のプロセスの本質には「予防的」な側面もあります。

そして、予防というのを「積極的に障害やカベを取り除く」と意味づけてみてください。

つまり

ある日突然、ミラクル!

は無いってこと💦

ここまでは、誰でも冷静に考えれば、おそらく分かるはず。

で、勘違いや「希望に満ち過ぎた願い」が発生するのがこの後。

「○○するだけで痩せる!」「▼▼をすれば、みるみるスリム!」「カンタン健康法」

「これを1日30分、聞き流すだけで英語ペラペラ」(笑)、「一攫千金!」「「これでチャンス!あなたもスターに!」(笑笑)

のような商品が無くならない理由、騙されて時間もお金も無駄にする残念な繰り返しがここにあります。

そう。

毎日歯磨きしているから(予防)、定期健診で歯科衛生士にチェックしてもらっても、別に激烈に痛い治療やびっくり虫歯は(ほぼ)ない。

毎日、歯周病や虫歯の予防をしているので(積極的に病を防いで、健康のためにケアしている)、治療をすることになっても軽くすむわけです。

逆に、毎日歯磨きしていないのなら、いくら「名医」と呼ばれる有名で腕の良い医師のところへ行っても(さらに)虫歯や歯周病などでツライ治療、症状を取り除く治療になる。抜いたり、インプラントになったり….

手遅れ!

もアリ。

1回、なんらかの事情で歯を磨けなかったからって、すぐに虫歯になったりインプラントになるわけではないけど、

1回歯をちゃんと磨いたからって、すぐに健康な歯茎!衛生的な口腔環境!が「感じられない」んですよ。

だから、「サボってもいい」にはならないのに…….

🐾🐾🐾

では次、

楽器演奏や語学の習得でイメージしてみましょう。

毎日毎週ちょっとずつでもやっていれば、苦手も分かる、、現時点での自分の能力も把握できる、先月、去年より自分がどれくらい成長しているかも分かって、自信も持てて嬉しい、できることが増えて楽しい♬

練習しない。練習方法を学ばない。毎週やらない。毎月休む。たまにしか思い出さない。時間をかけない。工夫しない。なんとなく先延ばしする、危機が迫って(テストや公演本番)から付け焼き刃的に、突然、「我慢」して、しぶしぶやる……ツライ、苦しい、なにもかも難しい、あれもこれもできない!=フラストレーション

となります。

そして、「いつかやろう」「落ち着いたらやろう」「時間ができたらやろう」「もっと緊急になったらやろう」「やる気が出たら…」「縁があれば…」に代表される

先延ばし

をしているうちに、

苦手の壁が巨大に!知らないこと、出来ないことが山積みに!

そりゃ、腰が重くなりますわ。

歯磨きを週に何度もサボっていて、テキトーにしか磨いてなくて、ひさーしぶりに医者という名の専門家にみられたら、

「はい、虫歯です、抜きましょう」とか「歯周病だね」と言われて、恐怖の治療や手術が待っていること間違いなし。

手遅れ!打つ手なし!

😿

歯磨きの度に、この「ちりつもの法則」を思い出してくださいね

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それにしても、すごい世界観、一貫した美学、そして人物たち(レプリカント含め)の価値観……。

こういうSFな設定で、一見突飛?!と思われる作品に、実は「人間とは」がたくさん隠れています。

かつてロンドン大学時代にも、当然、全学生に(笑)もちろん総見を義務付けられておりました….

 

 

 

 

世界の5本の指に入る演劇学校の発表は…

こういうタイトルからイメージされるのは、

☆きらびやかな芸能・ショービズよりの豪華な試演会やマネージャーや業界人および関係者が来てくれる素敵な公演✨華やぐロビー、業界人の集う賑やかで贅沢な会……..

かと思うのですが….

実は3年目(最終学年)まで相当ほぼなにもなく、外へ向けてのショーらしきものはなく

……..地味!

なのが、世界の名門演劇学校の発表であり、歴史あるエリート校の試演会および卒業公演です。

本日は私自身の実体験がある、うち(ロンドンのCSSD)の例をちょいとお話したいと思います。

まず1年目の最初は「アニマル・スタディー」。

そう、最初は「人間」を演じない。

笑!

まだまだ🐥

照明も衣装も一切なし。ただただ黒い(半ばモジモジ君?な)稽古着で通常の稽古場で通常の照明のまま(すべて丸見え!)、音響もなく、なんの儀式らしいものもなく行われます。見学者は内部関係者のみ。いっさい親も友達も招かれません。

だから厳しい。

その後、クラス毎の小規模の発表がありますが(授業内発表)、一切照明や衣装はなし。

何も隠さず、何も飾らず、何も助けてはくれない。

素敵な衣装もなし。麗しい照明もなし。説明してくれるセットもなし。

ただひたすら「能力」を「素質」を吟味され、「成長」をはかられる。

キツイですね。

でも、部外者も取材も一切ないので、いろいろ露わになってもOKで、本人たちにとっては怖くない通常の学びをちょっと広げるくらいの環境です。

その後、クラスだけでの名作をつかってのエクササイズの発表、さまざまな時代の、著名な作家の名作をつかったシーンの発表が続きます。

通しでの作品はない。

なぜって、

「作品の上演」が目的ではないから。

作品を通じて、それぞれのできることを増やし、感性を刺激し、基礎力を育み、得意なことを伸ばし、苦手を克服し、

「俳優のライフスタイルの準備をし、役に向かう準備、作品への準備の仕方を学び、日々更新していく練習」をする。

だから、作品を通しで上演の形にしてみせる必要はありません。お客さんのために上演しない。上演を意識しての準備、プロセスを徹底的に叩き込まれます。

これが厳しい。

そして1年目の終わりにようやく学内で(通しで)作品の発表。

まだまだ外の批判、部外者のあーだこーだは受け付けません。ただし元々、関係者の出入りは普段からあるので、温室というほど甘い温室ではない。(教授陣、講師陣も外部で活躍している方ばかりなので、そして二足のわらじ、学問研究と同時なのも当たり前です)

話題の作品を奇をてらって発表するわけでも、いわゆる演出家(と呼ばれる先生)の力や感性のアピールチャンスでもありません。目的から絶対にそれない!

大事なことです

とにかく俳優(コースの学生)の能力発揮、能力開発、成長度合い、方向性、取り組みのプロ説の質アップ、レベルアップが期待され、各分野の専門家から試され、毎月測られつづける……..

オリンピック選手みたい💦

まあ、そういうことです、実は。

ちなみに、知人たちの音大・芸大も理念は同じく、態度も同じく、目標設定も☝の通りでした。

自分の能力、役割、その世界、その世代での立ち位置も知っていく時間です。

2年目になって、ようやく1本通して、3年目になって、ようやく外部へのお披露目も兼ねて~となります。

本日のおススメはかの著名なアドラー女史

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かの巨匠、スタニスラフスキー自身に会って、直接教えをうけた、珍しいアメリカ(ユダヤ系)女性です。

演技のシステムといえば、おおざっぱに考えれば、20世紀までは世界各地の伝統的なトレーニングやぞれぞれの劇団やグループの方法の他は、スタニスラフスキー・システム(前期、後期)が土台で、アメリカでは特にチェーホフの甥っ子のマイケルの活躍もあり、なんだかんだのグループ活動がニューヨークなどであり、そこからメソッド(こちらも紆余曲折在り)や、このアドラー女史の現実的で想像力に重きをおいた、(ある意味常識的な)トレーニング論、そしてさらに世界各地の身体訓練や伝統芸能からの影響を受けた実験などが点在していた。

とても常識的(奇妙で不可能な内容を拝んでいない 笑)なので、ぜひ何回も目を通して、理解に努め、参考にしてください。私も好きですよ、アドラーの切り口❤

改めて、彼女の聡明な頭脳で整理されて説明されるとなるほど~と思える点がたくさんみつかると思います。こういう先人たちが居たことをありがたく思います、感謝!

ただ基礎学力が問われること、スケール(時間という概念含め)の大きな視点で理解し、実際に感じる体験が個人的にあるかどうかで、理解度、応用できるかどうかは決まってくると思う。

いわゆる「ドリル」ではないので、そういう体で読んでも「やじ馬」ですので、悪しからず。

2019年も、もうあと4か月だけ!みなさんの活躍と成長と嬉しい時間を楽しみにしてます~

🐈🐈🐈

各種入門クラスを体験済みの方対象の9月の「ズバリ!な演技のための戯曲読解」(とその実践)クラスは「リア王」を課題にして取り組みます。やりがいのある、素晴らしい名作。ご予約が完了した時に参加費の振込先のご案内があります、ご確認ください。