F.M.アレクサンダー自身が繰り返し書いて教え、こだわっていたこと③まるごと★

理由は知りませんが💦(実際は)あまり関係ないこと?をアレクサンダー・テクニークと呼んでいる方やなんやらを混ぜている方がいるらしく、ときどき苦情(?)やご不満を耳にします。

私自身はまあ……..いろんな方々がいるのは、世界中どの業界でもそうなので、それくらいなら、学ぶ側次第なところも多少なりとはあるので、放っておいていいのですが(よくないか?!)

どうも民間療法の一種やある種の健康法だとか、さらにはただの姿勢矯正だとか(そういうオマケ効果はあるかもしれませんが)、リラクセーションだと誤解している方がいるらしいんですよ~これはジャンルがそもそも違うから、問題かと思った。

せっかく「学ぶ」ヒトがいても…治療のように思っていたら…..そりゃ、混乱するわ

と思って、はや10年以上が経過しました💦

というわけで、新しい角度からのシリーズ。

創始者F.M. アレクサンダーが繰り返し(しつこく)こだわっていた

テクニークの特徴・特長シリーズ③です。

①は防ぐこと(抑制と呼ぶ方もいます)=引き算

https://kaorukuwata.com/oninhibition

②が指示/指揮すること=足し算

https://kaorukuwata.com/ondirectionsandhowtoAct

でした。

①も②も俳優でもあり、ヴァイオリン演奏や乗馬を楽しむアレクサンダーらしい発想ですよね。

では、③は?

ヒントA:俳優が考えそうなことです

思いつきましたか~?

ヒントB:俳優ならではの発想ですが、他の分野、例えばスポーツやダンス、音楽の世界でも言われることです♪

どうでしょうか?

みなさんのイメージ、お答えありますか~?

ヒントC:意外に?現代でも実践するための環境が整っていなかったり、抵抗を感じる方が多いのも事実です

では….

お答えは……………..

●●●●

4文字です。

クラスにお越しの方々はもう分かりましたね?!

こちらです!

「ま る ご と」

です。

おめでとうございます。

そうです。

①防ぐこと=抑制=引き算

②指揮すること=方向づけ=足し算

の次は

③まるごと

でございます。

どういう意味かと言うと、

例えば、せっかくヨガのエクササイズをしていても、

ヨガの唱えている思想からの食事をまったく無視して、暴飲暴食したり、激しく喫煙していたら、もったいないですよね?おそらく、せっかくのエクササイズを真面目にやっても、ライフスタイルとして成立していない。

逆もしかりで、せっかくマインドフルに(今風)瞑想して、ヘルシーな栄養に注意した食生活をしていても、運動しないなら、アカンでしょ?

😊イメージが湧きましたでしょうか?

本当に演技を磨きたいのに、そしてわざわざ発声や歌唱、発音まで注意して練習しているのに、ポリープができるような力の入れ方を変えない、負担がかかるような緊張クセをやめない、普段の身体の様子を(悪い意味で)放っておく……

ああ、もったいない。

趣味や娯楽のイメージのままいると、なんとなく、前向きで寛容な気持ちで、または善意から

「いいとこ取り」

するのが賢いとか、「カスタマイズ」のように都合よく考えてはいないでしょうか?

それ….「カスタマイズ」じゃなくて💦

(今までの自分に)都合のいいとこ取り。

パッチワークになっちゃうよ❓❢

🦅🦅🦅

まるごとの演技、それは生き生きとした「人間らしさ」

本日のお勧めはこちら☟

私の(比較的新しい)師匠でもありハリウッドでもご活躍のハワード先生の師匠でもあるウタ・ハーゲンの著書

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とにかくも、演劇、映画、ダンス、歌唱など、他人の役(キャラクター)を演じる場面の多い方々はぜひ読んでみてください。

私はウタ・ハーゲンの切り口もアレクサンダーテクニークも第3世代の指導者になってしまいますが、この素晴らしい本に赤裸々に書かれている内容を解説し、実践するクラスを企画中です。当然、一部はこれまでも私がシーンスタディーやマスタークラスでやってきたことですが、より段階的に分けて、それぞれの理解やスピードに応じて、じっくりやるクラスを💓 ご希望や緊急の課題がある方はメールやメッセージください。可能な限り鑑みて組みます。他のクラスで心身ともに(笑)下地ができてからだと、なお良いので、ご相談ください。

ちなみに、ハワード先生もアレクサンダー・テクニークの熱心なプロモーター。

なぜって、世界中で老若男女問わず問題になるのは、自分の閉じこもりクセや呼吸からくる演技の邪魔問題や発声の行き詰まり、そして交流や感覚体験のなさや「フリ」をこなす「まやかし」にお怒り(笑)。

ウタ・ハーゲンもRADAを蹴ったくらいだから(笑)…

系譜をたどっていくと、面白いなぁ。。。

あれ❓

なんか….ワタシのブウブウにも似てる…🐷

「劇とは?」のそもそも論

「人間らしいって、なんだろう」の根っこへGO!

2020年はもっと味わい深くて、鋭く、ユーモラス、鮮やかな作品でみなさんが活躍しますように…✨

 

 

 

 

 

 

 

あたらしい挑戦は難しい….のか?!-ワタシの場合

恥さらし(?)と密かに噂かもしれない、「ワタシの場合」シリーズ。

懲りずに第2弾です。

というのも、

柄にもなく、3月の★大御所と大先輩との映画分析と解説の会用に、パワーポイント資料なぞをマジメにつくっていたので、

うううっ

専門でない作業って、こんなにも……..

苦痛なんですね~💦

そして、デジタル化が中途半端なワタシですから、日々、下の世代の有能な生徒たちにアドバイスもらってました😊

そこで理解したのは…

自戒も込めて、

個人的な実感を伴って、いままで以上に、よーく理解しました。

「難しい」という感覚や感想=慣れてない、知識がない、経験がない

という意味でしかない。

ということ。

ワタシのデジ世界も、もっと経験を積んで、手順を覚えて、親しんで習慣化していったら、パワーアップすると思います。

笑!

では、今日はここからアナロジーしてみよう♬

例えば、慣れない身体のつかい方は「難しい」と感じる。

慣れてないから、あまりにもつかったことないので、感覚も鈍くて、当然、単純だったはずの動きも、時間がかかってテンポは落ちる。筋力もすぐにはつかず、柔軟性も急には増さない….だから「難しい」という印象、「大変」という感想がすぐに出る。

❢❢

ということは、

逆をいえば、慣れている(これまでやったこと回数が多い、やっている時間が長い)というだけで、いろいろな悪癖や奇妙なこだわりも、ほいほい素早く「できてしまう」、意識せずとも。

ということは、別に得意というわけでも、効果があるという訳でもない。

自分の本来の目的にあっているかどうかなんて、吟味する意図からスタートしなければ、見なおしもしない、のではないでしょうか。

さて次は、さらに具体的で、より一層、現実的な例。

「私(俳優/演じる側)にとっては『簡単』(または当たり前や妥当)なことが、役の人物という他人(別世界の住人でもある)にとっては『意味不明』や『とてつもなくおそろしい』とうことが有り得る」

逆も然りで、現代人の私たちにとって当たり前であったり、たいして嬉しくもないような出来事が奇跡の様に感じられたり、はたまた文化風習によっては神がかってみえたり、浮世離れした現象のようにきこえたりする、

というお話。

状況そのものが劇なのではなく(状況だけで人物はわからない)

状況に対して、どう感じ、なにを考え、どんな応答をする、またはしないのか。

そして、

そもそも

その特定の状況(や出来事)をどうみて(またはみないで)、どう聞いて(または聞いてない)、いるのか。

ここからスタートしますよね。

感情もいろいろあって、嬉しい、がっかり、しょんぼり、むかむか!などもひとそれぞれ。

記憶も、目的も、とにかく固有の歴史があり、解釈があり、偏りがある。

🦅🦅🦅

ともあれ、めずらしくデジタルがんばっていた私でしたが、嬉しい大先輩方とのフォーラムはコロナ問題で延期になりましたので、

が~~~~~~~~ん

😨

あんなに資料作りにめげそうに(笑)途中はなっていたのに、いざやり始めたら充実感あじわっていたので、

とっても、残念です!

習慣と感覚の「うつろいやすい関係」って、面白いですね~

ともあれ、名作をつかった素晴らしいお二人とのフォーラムは

情勢が落ち着き次第、延期先の日程を改めてすぐに検討したいと思ってます。

大先輩たちにもはやく会いたい&面白い内容をじっくりお聞きしたいです★

本日のお勧めはこちら

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そして

演劇や映画に関係ない、って思うかもしれませんけど💦

これは一昨年、演技コーチのハワード先生に勧められた本(笑)

人類のいろいろを考えることは自分を振り返るだけでなく、身近な問題の多元的な意味や身近ではないけれども、実際にあちこちで起きている事実を感じる秘訣でもあります。

現代人にぴったりの書籍、オススメです。

日々、いろいろなメタファーがしみわたってきた季節です。

みなさまも健康第一で春をお迎えください。

現在、グループクラスはコロナ問題で休止しておりますが、少人数&会員制のプロクラス、午前クラスおよび個人レッスンは通常通り指導しております。ご紹介などがある方はその旨、記載の上お申込みください。メールでもメッセージでも大丈夫です🐈

 

 

 

 

 

荷物の善し悪し-感覚のこと

みなさん、お寒い中おつかれさまです。
私は相変わらず、Kindle中毒、お仕事大好きに余念がない生活です。

さて、今日のびっくり事件😲

ちょっとコンビニから荷物を出す予定があって、幸い寒くなかったこともあり、ちゃっとコートをはおって、携帯(+カード類)だけ持って出かけました。

コンビニで用事を済まし、傘をさして戻ってくるとき….

あれ?

なんか忘れてないかな……

傘をさしているのに、こんなにも身軽🌟

そうです。

携帯(+カード類)、ハンカチ&ティッシュというまるで幼稚園児のようなセットをコートのポケットに入れるだけで、出てきたので

わぁ~

身軽っ!

スッカスカな感じがしました。

そうです。

日ごろは、一部「Kindle化」したとは言え、ノート、筆記用具、台本や小説、資料、そして場合によっては稽古着や靴など、ついつい荷物が多くなりがちな私。

日本に帰国したての時は、週に3回程度はポシェット斜め掛けだけで仕事へ出ていたのですが、途中で家に帰るということが叶わない東京の住宅&通勤事情に折れて💦

慣れている「お荷物」を当たり前と感じてしまう人間の適応機能…よくもわるくも、振り返ってみたい季節です✌

本日のイチオシはこちら、珍しく、時代劇!

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このスペシャルの回の若村麻由美さんが素晴らしい!

①「深い」感情が、根っこから「素早く」揺れ動く…

時間が限られている映画やテレビはもちろん舞台でもこれ、とっても大切ね!=時間の凝縮でございます

②やることなすことのすべてに、生活、生い立ち、前後の状況や展開(つまり過去と未来)が反映されていて、つながっている🌟

これも、限られた空間(例えば、これなら居酒屋内)で大事。=空間の凝縮

こういう「演じる」のとっても大切な部分を磨きたい方、パワーアップさせて活躍したい方、4月、5月の各種入門クラス情報をお待ちください。個人レッスンはご紹介優先で受付中です。

余裕がある方はぜひこちらもお楽しみください

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意外だったけど、ぴったりはまっているのが、テーマ曲。みなさんの感想も待ってマス!

 

 

2019/20年末年始シーンクラス 6日間日程発表!

2019/20年末年始シーンクラス 6日間の日程が決定しました。

・NTライブみたいな演技の秘訣は?!
・名優たちの演技の仕組みを使いたい
・現場には出ているけど…実は上達してない…何かを変えなきゃ…もっと結果を出さねば!
・今までは『我流』でやってきた…レベルアップするにはどうしたらいい?

『さすが』と言われるプロの仕事をしませんか?

みてるフリ、きいてるフリ、感じてるフリ、考えているフリ…「フリを巧みにする」ことは演技ではありません。私たちは人間ですから、自己欺瞞や神経症的な暗示には限界があります。

・セリフを言うのではなく、一人称でしゃべる
・やじうまではなく、共感的態度からの役の人物へのアプローチ
・感情/思考/行動における、同調と感応(感じて・応じる)のスキル
・事実に基づいた人間的な読解力と想像力のスタミナ
に代表されるホントの演劇体験は、深く面白く意味があり、『人間らしい』ものです。

プロおよびプロを目指して猛進中の方に、最新の演技のアレコレをシェアしシーンをつかって切磋琢磨する実践クラスです。毎日実際にうごき、声をだし、現実に即した取り組みにフォーカスします。

■日程
2019年12月27日(金)12:00~18:00
2019年12月30日(月)12:00~18:00
2019年12月31日(火)12:00~20:00*前半フィードバック有
2020年1月2日(木)12:00~18:00
2020年1月3日(金)12:00~18:00
2020年1月4日(土)12:00~20:00*全体フィードバック有

■会場
スタジオ アルバ 文京区関口1-37-5メイク2ビルB1F
地下鉄東西線早稲田駅徒歩8分、地下鉄有楽町線江戸川橋徒歩11分

■参加費
シーンをつかって 42000円(計6日分)

■持ち物
ご自身が快適に動ける締め付けの少ない稽古着、飲料水、タオル、筆記用具、台本、台本のコピー、自分の役の人物の服や靴など必要なものをすべてお持ちください。

■お申し込み
私のモノローグクラス参加済みで、かつ大卒相当の(実際の学歴、所属、年齢は不問)基礎学力に問題ない方対象です。以下をご記入の上、メール又はFacebookのメッセージにてお申し込みください。添付ファイルの送信はお控えください。
・氏名:
・年齢:
・性別:
・連絡先(携帯電話番号)
・ご住所とメールアドレス:
・所属(事務所、劇団など):
・自己紹介(200字前後):(舞台などの現場経験の略歴、受講動機など含め)

■応募先:
メールアドレス:kaoru(アットマーク)kaorukuwata.comまたはfacebookページのメッセージ:https://www.facebook.com/kuwatakaoru/*返信が3日以上ない場合はエラ―が考えられます。設定をご確認の上メールとメッセージの併用をお願いします。返信が受信できる設定のご確認もお願いします。
開講日の前日まで申込みは受付しますが、質の維持のため8名前後の少人数クラスです。満員になり次第〆切り、その後はキャンセル待ちになります。

■注意事項
お申し込み後に急病などで参加できない場合は、お手数ですが「その時点で」ご相談ください(遅刻早退の種類に関わらず)。クラスは6日間セットです。万が一1日しか参加できなかったとしても払い戻しできません。当日キャンセルはできないので、スケジュールや体調の管理にはお気を付けください。*開始日の2日前までは急病など万が一の際にはキャンセル可能です、次回クラスへの振替も承ります。(天災以外は理由の如何に関わらず)2日前以降の直前キャンセルの場合は参加費全額をお支払いいただきますのでご了承ください。

*芸能・演劇・映画・テレビ等のキャリアに関わらず、ラバン入門、モノローグなどに参加したことがない方はご自身の理解のためにも、今後の長期的な目的のためにもまずはそちらからご参加ください。年齢、所属も関係ありません。心配なさらず各種入門クラスからスタートしてください。

私のモノローグクラスでちょっと分かってきた、感覚がつかめてきた!けれど悩んでしまう方、今年こそシーンのクラスへ進みたい方、そろそろ本気で「芝居で勝負したい」方、ご相談ください。

ご自身の劇団や事務所などで別グループでクラスを行いたい場合はその旨、ご相談ください。
取り組みの目的や目標、準備の内容はほぼ同じですが、スケジュールや順序、台本の選定やキャスティングなど個別の課題や目標を相談の上、別プログラムを組むことは可能です。

■講師プロフィール 鍬田(くわた) かおる
演劇歴30年以上、養成所や各種学校含め延べ1600人以上をみてきた演技コーチ。幼少よりダンス・演劇のトレーニングを受け桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業後、渡英。ロンドン大学ゴールドスミス校舞台芸術科を卒業後、ロンドンのSTAT認定アレクサンダー・テクニークコースを卒業し正規の指導資格を得る。ミュージカル劇団で指導の後、再びロンドンへ。名門演劇学校Royal Central School of Speech and Dramaの修士課程初のムーヴメント科第1期生唯一のアジア人で、ムーヴメントの指導、演出、教育学、演技指導を修め古典劇やヴォイスコースや他の演劇学校でも指導経験を重ね卒業。8年の正規留学を経て、桐朋学園芸術短期大学演劇科で最年少の講師となる他、新国立劇場演劇/オペラ研修所等でも20代から講師を務め、現在、劇団青年座研究所、尚美学園大学舞台表現学科講師

F.M.アレクサンダー自身が繰り返し書いて教えこだわっていたこと①抑制ー防ぐアート

アレクサンダー・テクニークは「防ぐアート」です。

はい、「防ぐ」という手法が特長です。

ということは、セラピーやすでに現れている症状に対しての治療ではなく(予防は治療の逆でしょ?)

「防ぐ」方法を身につける=「教育」の一種なんですよ~

と具体的に、ズバリ!書いた、英国アレクサンダー・テクニーク教師協会会員、アレクサンダー・テク二―クの正規の指導者、鍬田(クワタ)かおるです、改めて。

あ、演技コーチ、ムーヴメント指導者、ムーヴメント演出もやります。

というのも、(なぜか理由は知りませんが)まったく関係ないことをアレクサンダー・テクニークと呼んでいる方がいるらしく、ときどき苦情(?)や不満を耳にし、まあ、それくらいならいいのですが(よくないか?!)

どうも治療の一種や健康法だとか、さらには姿勢矯正だとか(そういうオマケ効果はあるかもしれませんが)、リフレッシュや気分転換、はたまたリラクセーションだと誤解している方がちらほらいるらしいんですよ~

困るね!

というわけで、新しい角度からのシリーズ。創始者F.M. アレクサンダーが繰り返し(しつこく)こだわっていた、テクニークの特徴・特長です。

第一回が核心のズバリ!

「防ぐ」というスキルが必須のテクニークがアレクサンダー・テクニークの強みであり、特徴であり、さまざまな分野で応用する際に有効である所以です

「防ぐ」という(当時珍しかった観点からの)手順がポイント。

アレクサンダーの強い主張と(しつこいくらい)繰り返されている観察からの分析に、

「最初の反応」を防ぐ

というのがあります。俳優だったF.Mらしい発想だよね😊

演技の仕組みやスポーツ、楽器演奏などで実を持って体感している方はご存知ですが、

そうなんですよね。自分がよかれと思ってやっていることでも(わざとヘタなままいたい人、あえて苦しくしたい人は少ない)

実際に結果を伸ばす段階にくると(他人に認められるレベルで、繰り返してもOKなレベルで)

どうにも①「感じている」ことと=主観的な習慣的な自分の感覚

②実際に他人にみえて、きこえていること=現実に自分が行っていること

がものすご~~~~~くかけ離れている。どうにもズレていて、かみ合わない。

そういう体験、たくさんありますよね?

頭では分かっている「つもり」だけど、楽器の先生に力を入れすぎ!と注意されているにも関わらずいつも通り「感じない」くらい慣れている力をこめすぎるクセを混ぜる。巧みに。必ず。毎回。

😿

落ち着いて考えれば分かることなのに💦

ビデオでみても、なぜそこまでコーチや先生が繰り返し指摘してくるのか分からないくらい慣れて違和感を感じなくなっているのです!自分の長時間やっている習慣的な反応の癖・パターンに。

😲

というわけで、自分には(すでにほとんど)感じられないくらい繰り返してなじんでしまっている習慣的な反応(とF.Mは言っているけど、実際には条件反射のこと)を「防ぐ」という発想が大事なの。

「感じられないのに、どうやって防ぐの?!」

とツッコみたいところですね。

そうです。

私も当時(約20年前?)そう思いました。心の中でツッコみました。

しかし、当時の先生方3名が共通して強調して言っていたのが、

「感じられなくても『防ごう』としてください。」(人によっては言い方が防ぐではなく「やめる」のこともあった、意味は同じ)

感じられてから防ぐだと、やっちゃってからやり直す✖になるので、防げてない。自分にダメな古い使い方を覚えさせちゃってる。

要は練習していることにカウントされるんです。

だから、「気づいたら防ごう・やめよう」という悠長な発想ではなく✖ 笑

感じられてないくらい慣れているのだから、自分には感じ取れなくても、

そこは「論理・判断力(目的に役立つ使い方になってるか)」で💛補うのだ!

F.M.曰く「本能的ではあるが、(目的には役立たず)建設的でもない防衛グセ」を防ぐために知性をつかうこと

なんだね。

「習慣的な『条件反射』は慣れていて、すぐにいつも通りの行動に移せるので早い気がするが、これまで学習してきた条件反射をやめてみる=

未知の失敗のリスクは上がるが未知の成功も可能性もあがる

なのです。

俳優らしい発想だよね。

パフォーミング・アーツならではの着目点と思います。

なぜって…

身体はひとつ。声も身体の一部。

同時にいくつもの相反することはできないでしょ?😉

自分のクセで、肩を持ち上げておきながら、喉周りの余計な緊張がない人の声は出せない

習慣的に(自分では感じないけど)、脚をつっぱっておきながら、「天にも昇る心地」の人を演じられない

本当はリズミカルに、軽やかにコメディーで嬉し💓楽し💔飛び回りたいのに、つい自分の慣れている身体の様子を繰り返して、どうにも重い、暗い、鈍い動きをしてしまう….

ほら!

同時にできないから、古くて役に立たない、建設的でない、「アカン」方を防ぐ必要あるよね😉

…..師匠ズはいつも正しかった、そして最適最速の方法をズバリ!教えてくれていたのだった。(疑ってゴメンなさい)

…で、

紆余曲折を経て私が行きついたのが、アレクサンダー自身が書いて4冊のうちの3番目の(やっと内容も一貫し、言葉遣いもF.M.にしては 笑)洗練されてきた3冊目のThe Use of the Selfの日本語訳です。

一番短い本だから、というのはさておき(笑)一番、実用的で一般の方が自分を重ねて理解しやすい本であることは間違いないです。

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なぜだか値段があがっている…。ご購入を希望の方は私に連絡くれてもいいですよ。今、数冊だけストックあります😊
本日のおススメスポンサードリンクは

移動中など手や脚がつかえなくても読書のように楽しめる、ありがたいオーディブル!

話題の洋書はもちろん、人気俳優による朗読も嬉しい。何時間も活字を追うには目も手も疲れる大作まで…流行りの新書や小説もあって、充実すること間違いなしです♪

私は洋書が多く、英語がメインですが、日ごろは偏りがちなボキャブラリーの確認も含めて、さらにいろいろな第一言語の方の発音も参考にしつつ、自分の強制的なチェックもできて一石あたり、三、四鳥です!スペイン語は….中級….うっ。。

会員登録、ぜひ30日間無料なので使ってみてください!

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私は電車や飛行機など長時間の移動のとき、ちょっと目を休ませたいけど、いろいろ読みたいとき、学習したいときに流してます。耳から聞いて覚えるのも良いなと思います。

お楽しみください!

11月のモノローグクラスのお申込み開始しました。10名以下の(たぶん8名くらい?)本当にじっくり取り組める深めるにぴったりの時間なので、お早めにカレンダーに入れておいてくださいね!

 

劇の状況で役を「生きる」ための必須条件④共感

タイトル通り、

本日は「フリ」をして、あるあるな状況や反射を説明するタイプの古い演技ではなくて💦

NG!

私の言うのは、映画でも舞台でも通用する、

実際に、俳優自身が自らの身体(声含む)、思考、感情も「まるごとつかって」、

劇で(脚本で)与えられた状況(設定、いつ、どこ、など)で、

役の人物の立場から、みて、きいて、感じて、考えて、決断して、行動する

という一連の、ホントの演技とそのための在り方、のこと。

これに必須なアップできるスキル、学べる必須条件についてです。

前回③「同調」についてはこちら https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting3

②の必須!一人称はこちら https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting2

そして最重要の前提がこちらの①https://kaorukuwata.com/conditionforlearningacting1

①~③が実生活でも小説や映画の世界でも理解できれば、しめたもの。

先へ進みましょう♪

さて、

「共感」て何よ?

前回「同調=同情」ではないことを、そしてその態度や立場は傷つかないという意味では安全だけれども、実際には①の時にお話した「やじうま」や「傍観者」の立場であるから、実際に「当事者」として行動してみせる俳優には使えないよ、というお話でした。

ということは、共感=同感(意見や価値観や基準が同じ)ではない、というのは、まずクリアですね💛

そして

共感するためには③で登場した「同調」のスキルをつかいます。これが日常の実際の生活と劇世界で生きるための違いです。

同調という「他人の靴を履いて」実際に歩き、見聞きすることによって、自分はどう感じ、なにをみききし、想像し、考えるか…

しかも東スポや女性自身!(笑)をせずに、

安全でなく、リスクの高い、当事者の立場から。

いかがでしょうか?

芸術の秋はこれ↑を前提としたクラスや鍛えるための★クラスを増やしていく予定です。初めての方もOK、2回目の方も飛躍できるプロに嬉しい時間をデザインします、ご期待ください。

本日のおススメお役立ちコーナーはこちらです。

シェイクスピア!

そうです、世界の巨匠を代表する劇作家。多くの映画やオペラにもなっていますね。

こちらは原著(英語)、お値段もお手頃でありがたい。Kindleもあって持ち運びに優しい♥

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こちらは河合祥一朗先生が翻訳してくださった日本語版。
シェイクスピア劇、特に後期のものを演じる、演出する方に欠かせない良書。
河合先生のつけてくださった脚注がこの原著に対するさまざまな方面からの批判や誤解にも回答しているので、とっても有り難い。このノートだけでも価値ある完成度。さすが学者です、先生!ありがとうございます!

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ズバリ!な演技のための戯曲読解クラスは「リア王」なので、さらに冴えておりますよ。あと2日でPart Iが修了ですが、リクエストが増えればPart IIへ続く予定です。ご期待ください💓

 

じっくりカレー、○○がミソ!

カレー部Kaoruです🍛

昨日、日本の和式🍛カレーライスを久しぶりにつくってみたんですが(もともと料理は得意)

別に…….まあ、たいして………美味しくはなかった(苦笑)

きわめてフツ―、でした。

残念!

って、実はそうなるだろうと分かっていたと思います。

というのも、

最近、プロの方にお料理をいただく機会が多く、また何かと外食も続いているので、久しぶりにやはり専門の方々の手間暇かけた「ていねいな」お料理が嬉しかったのですが、本当に違いマスよね。

和食、洋食、中華、エスニック……ジャンルはさておき食欲の秋の予感がある中…プロのお料理の数々は栄養もよく、季節感もあり、目にも麗しく彩りもよく、とにかく全体で「食事」になっているのが嬉しい限り。

そして、いつも目を見張るのが、どうしてプロのお料理はどれもこれも(個人的な好き嫌いはさておき)、

「あるレベル以上の質で」

「コンスタントに」

「不特定多数の他人に」

ただの栄養、お腹が空かないためのもの、ではなくて、

「予測していた以上」の(思いがけない嬉しさや喜び含め)「五感に訴える」

嬉しいお料理(作品)が提供できるんでしょうか~?

….さて、

今日の本題はこれ。

そうです。

このお題。

プロのお仕事の決め手、

つまり

①素人だけとそこそこ、身内なら通じる、継続的ではないけど、かなりいい線、なものと、

②プロで、不特定多数の他人からお金が継続的に取れる、納得させるレベル、の違い。

飲食の専門店を知っている方なら、ご家族やお知り合いにシェフや板前さんが多い方はご存知と思います。

クイズ「じっくりカレー、○○がミソ!」

の○○に入る言葉は何でしょう?

カレーに限らず、ですが、一例として。○○を考えてみてください。何が当てはまるかな?

ご期待のズバリ!な答えあわせは週末にあります、お楽しみに。

本日のおススメはこちら

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その昔、なぜか教材になっていて度肝の抜かれた作品。このあでやかな表紙のシリーズは世界観に近くて好き🌼

サイモン・マクバーニーも注目して作品化までした「春琴抄」も、奥深い「卍」も。

そしてさらに若かりし頃になぜか国語で出てきて驚いたのが

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映画にもなっていますよね。特に映画で私が好きだったのは、姉妹の着物姿がなんとも雅な「細雪」

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今週末、来週末の日曜&月祝の午後12時~16時でズバリ!な演技のための戯曲読解(とその実践)のクラスを開催します。キャンセルが出て男性はあと1名、女性はあと2名までOKです。キープがなくなった!アルバイトを代わってもらえた!リハーサル予定が変更になった…という方、クラス時間にしちゃいましょう!ご予約はメールかフォーム、またはファイスブックのメッセージ機能をご利用ください。

 

現実と劇世界(作品の世界)の違いは①

レッスンやクラス、授業などでご存知の方々には「いまさら!」感があるかもしれませんが、

芸術の秋🌰

ということで、

改めて、「劇と現実の違い」を実演家の立場から考えてみましょう~

劇と現実の最大の違い!

出来事ですか?

日常で自分が体験する飲み食いや恋愛や仕事のいろいろや家族や学校や地域の出来事も映画や舞台の台本にあるよね?

じゃあ、状況ですか?

確かに、日常でも劇でも似たような状況や度合は少なくても、戦乱や災害、犯罪や事件でも、家庭内のいろいろでも、時代はともかく男女のどうのこうのでも、まあ、状況は同じ……..ですよね。

となると……….

状況やその状況における出来事はSFでもファンタジーでも起きうることが可能だったり、可能なものに似ているわけで………

じゃ、実際は何なんでしょうか?

🐣🐤🐥

 

 

じゃ~ん!

 

 

……………

 

それは!

 

劇と日常の最大の違いは…………..

 

それは

「結末(展開)が決まっていないこと」

劇は2時間後どうなるか、が決まっている。

2年後どうなるか、が示されている。

このあと誰がどうなるか、「何をするか、しないか」、おおよそ言動が決まっている。

現実はすべてが一期一会だし、とりかえしがつかない。

決定的瞬間がくるまで、実際になにをどうするか、いつ、誰が何をするか、しないか、本当にギリギリまで分からないのです。

これが違いです。

本日のおススメは大御所のこちら。

私の元上司でもある、「世界の」ってなぜかつく蜷川幸雄先生

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ついでにというのも失礼ですが、これまた最高の仕事。朝倉摂先生。
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劇とは?

劇的とは?

劇と現実の日常の違い、意味、魅せる/見せること、そして「空間」=場とは….

巨匠たちの英知をありがたく。

この「現実と劇世界(作品の世界)の違いは」は演技を深めて面白くするためにも、劇作の内容を効果的、意味意義あるものにするためにも、演出を効果的で上演に値する内容にするためにも大切なので、②へ続きます。

 

 

8月開催!まるごと演じるためのエクササイズ(入門参加済みの方対象)

今日は選挙に行きますよ~♬

さて、

なにごとも完璧はありませんが、それでも、

「なにかを変えてうまくなりたい、でもよく分からない」

と思うのは自然な流れ。

「舞台には出ている…でも納得できない、もっと手ごたえや結果が欲しい」

と思うのも、やはり好き!だからこそ。

しかし、せっかく稽古を重ねても、

「ずっと我流でいろいろ試してきたが、なんか違う気がする…」

のようなモヤモヤを抱えたまま、何年も頑張りつづけるには限界があるように思えます。

いろいろなご縁や幸運に恵まれていても、

「ある程度は『こなせる』がそろそろ演技の幅を広げたい」

と感じるのは、仕事を大事に思うからこそ。

8月はそんなプロおよびプロを目指す方が充実して「まるごと演じる」ためのエクササイズのクラスを久しぶりにやります。(エクササイズ・アレクサンダーラバンの各種入門クラスのいずれか1つは参加済みの方対象)

毎回新しいエクササイズを発明しつつ、改良も加えつつ、発展しつづけるこのクラス。

俳優だけでなく歌手やダンサーの方もご参加いただけます。

想像力や感覚も筋肉と同じ。使わなければ衰え、ケアしなければ固くなる….

スタジオで実際に身体をうごかし声を出し、感情の変化などの基本的な考え方を確認しつつ、実践的なエクササイズをつかって底力アップ!

・演技のいろいろをスキルアップしたい経験者に
・大学や養成所、各種学校などでは足りない実技を補うために
・活躍中の方のケアと見なおし、さらなる飛躍のため

クラスは原則みなさん一緒に行いますが、課題設定などで目標の調節などをする場合もあります。フィードバックなどは個別の目標やレベルに応じて行います。ご安心ください。

■日程 2019年
8月16日(金)13:00~17:00
8月23日(金)13:00~17:00
8月30日(金)13:00~17:00

■会場スタジオアルバ 文京区関口1-37-メイク2ビル B1F 地下鉄東西線早稲田駅徒歩8分

■参加費
演じるためのエクササイズ:19800円(計3日分)
*ご予約完了時に振込先のご案内があります、初日2日前8月14日(水)までにお振込みください。

■持ち物
ご自身が快適に動ける身体の様子がみやすい稽古着、飲料水、タオル、筆記用具など必要なものをすべてお持ちください。

■お申し込み
以下をご記入の上、メール又はfacebookのメッセージにてお申し込みください。添付ファイルの送信はお控えください。メールもメッセージも件名に希望クラス名とご自身のお名前をお書きください。
・氏名:
・年齢:
・性別:
・連絡先(携帯電話番号)とメールアドレス:
・所属(事務所、劇団など):
・自己紹介(200字前後):(舞台などの現場経験の略歴、受講動機など含め)

■応募先
メールアドレス:kaoru(アットマーク)kaorukuwata.com
またはfacebookページのメッセージ:https://www.facebook.com/kuwatakaoru/
*返信が3日以上ない場合はエラ―が考えられます。設定をご確認の上メールとメッセージの併用をお願いします。返信が受信できる設定のご確認もお願いします。

■〆切
開講日の前日まで申込みは受付しますが、質の維持のため10名前後の少人数クラスです。満員になり次第〆切り、その後はキャンセル待ちになります。

■注意事項
申し込み後に、万が一病気などで参加できない場合は必ずその時点でご相談ください(遅刻早退の種類に関わらず)クラスはコースごとの3日間のセットです。万が一1日しか参加できなかったとしても残念ですが払い戻しできません。当日キャンセルはできないのでスケジュールや体調の管理にはお気を付けください。*開始日の2日前までは事故など万が一の際にはキャンセルが可能です。次回クラスへの振替も承りますのでご利用ください。1日前以降の直前キャンセルの場合は受講料の全額をご負担いいただきますのでご了承ください。(天災以外は理由の如何に関わらず)

🐼🐼🐼

今週の連休はアマゾンのプライムデーがありますね~♬

Kindle Unlimitedが光文社古典新訳文庫をたくさん出してくれているので、有り難いデス!
クラスでお会いしたときに、赤裸々な読書やいろいろな観劇の話もしましょうね~♬

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究極の映画メリル・ストリープ「ソフィーの選択」

本日、世界を代表する(笑)名優と言えば、すっかり年増風な印象が最近はつよいメリル・ストリープ。

しかし実は、彼女はさらなる絶世の美女だったわ、大昔から(いまも麗しいです)。

現役もながく、ハリウッドきっての知性でもあり良心でもあるメリルの代表作でもある「ソフィーの選択」

必見です

この作品の素晴らしさは

①原作からのテーマの普遍性、深さ、多様さ

②作品の構成、構造全体

③何重にも重なる伏線

④人間観察・洞察の深さ(心理学系を専攻の方にもみてもらいたい)

⑤一貫したテーマ、世界観

⑥メタファーの深さ、効果的なつかいかた

⑦詩のもつ象徴的な意味と上映された時代への返信

…と上げればキリがないほど。

絶品ストリープ「ソフィーの選択」

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紆余曲折を経たキャスティングから、フランス語なまりに、ポーランド語に、ああ語学まで!

しかもお相手のケヴィン・クラインったら、この映画が初映画出演…..どういう本格派の底力ですか?!(すでに舞台では売れてましたが)

かたやもう一人もテレビシリーズで近年もお馴染みの実力派。

じっくり考えながら共感しながら、カンタンな同情や倫理観で守らず、ご覧ください。

特に詩の世界に私は詳しくないので、いろいろ調べるまで、味わえないところがあったのですが、「エミリ・ディキンスン」の詩、大切ですね。

そして、時代性も。

「アウシュビッツ以降の詩作というもの」

私も不勉強で、最初はピンとこなかった。ダメです。もっと最初から知っていたら、初めから感激の嵐だったはずなのに…………..もっと学びたい!

戯曲の構造で悩む作家も、さまざまな意味づけで困る演出家も、当事者の固有の感覚を掘り下げたい俳優も…………

み~んなに繰り返しみてもらいたい傑作です。(確かに重く暗いテーマではありますが)

今ほどネットでツイッターやフェイスブックやYoutubeを通じて、世界のあちこちにいる当事者たちの様子をみたり、生の声を聞いたり、リアルタイムで知る手立てが選べる時代はなかったのに、それらが自分たちの共感やその後の行動を変えるためではなくて、やじ馬と保身や攻撃のためだったら………..悲しいです

気持ちイイ、愉快な作品ではありませんが、真の芸術たる由縁がつまった傑作です。

今週からのモノローグクラスはキャンセル出て1名だけご予約の追加可能です。「あ!現場のスケジュール変わっちゃったから行ける!」という方、「キープが外れた」という方、チャンスです。セリフを入れてくる必要のないクラスですので、ぜひ、おいでください。