勝手なカスタマイズは事故のもと (T_T)

苦言を呈するのも仕事のうち。生徒や学生に嫌われるのことに怯えているようじゃ、教師は務まりません。…という訳で、最近あちこちで流行っているらしい(というから目立ってきた)「カスタマイズ」について一喝!

例えば、養成所や学校系の団体の廊下で小耳にはさむ、アホな会話①

せーとA「あ~、アタシもう無理~、ムーヴ捨てようかな~。体硬いんだよね~」

せーとB「わかる、わかるぅ!あたしは歌すてよーかな。ミュージカルやらないしさ」

……

アホ~ッ!‼ 怒

「体が硬い」と困ることがあるから、それを少しでも改善するための運動なりが入っているわけで😠

「歌をつかって」学んで欲しいこと、身につけて欲しいことがあるから、歌を利用しているのであって😡

理由があって、カリキュラムは組まれてるんだぞ!

::::::::::::

例えば、更衣室やロビーで小耳にはさむ、アホな会話②

ヒヨコ俳優A「…何度も台本は読んだんだけどね~。サブテキスト、分かんなくて…まだはっきりしないんだよね、想像はしてるんだけど。考えてはいるんだけど、なかなかね~」

ヒヨコ俳優B「う~ん、ま、勉強じゃないから。稽古してくうちに分かるでしょ、きっと。」

ヒヨコ俳優A「だよね~、とにかく芝居すればうまくなるよね~」

いいえ!上手くなりません!いいえ、考えているだけじゃ、分かるようになんて、なりません!断言!決して!

演出家や指導者や監督やコーチといった、専門家の研究と先人の知恵を「あえて」無視する愚かなヒヨコたち…残念です!

「シーンやっていくうちに分かる人」は繰り返し「準備をしてきた人」だけ。

稽古中に自分が何をしているか、どんな風に中身を準備していったらよいか、どういった道具をつかったらよいのか、そして『試す方向性」をおおよそ準備してきた人のみ、です。ただ気の向くままにシーンをやるのは…ただの気まぐれ、ムダです。

「とにかく芝居すればうまくなる」人は、芝居のための「方法」をいくつも持っていて、つかいこなせる方だけ。

「ポジティブ・シンキング」は、ほどほどに!💦

ヽ(`Д´)ノ

例えば、劇場や飲み屋で小耳にはさむ、アホな会話③

演出家?らしい人A「…いいんだよ、技術なんかなくったって。」

俳優らしき人B「ですよね~!気持ちがあれば!ですよね!」

演出家?らしい人A「そうそう。人生経験だから」

俳優らしき人B「ですよね。いろいろ経験すれば…」

演出家?らしい人A「そうそう。遊ばないと…」

…と延々と「雑談」が続く…苦笑

お互いの「学びたくない理由」を並べながら。人生経験には限りがあることくらい分かっているくせに~(笑)!

お互いに「新しいことを試さない理由」を正当化しながら…なぞのエゴマッサージ!

(T_T) 💦

こういうたぐいの不健康な会話、やめましょう。

時間をつくりましょう。目的達成のために必要な『方法を身につける時間』を!!!

上の①~③系の発言をする方に限って、「個性」の問題に置き換えたり、台本にケチつけたり、演出家や指導者のせいにして、「いままで通りのやり方(自分を成長させなかったやり方)」にしがみついたままいます。

カッコ悪いよ!

せっかくの年末…

たくさん学んで、古い考え方や方法を捨てましょう、大掃除と一緒にね~♪

という訳で、今年の課題、今年のうちに💛 ちゃん、ちゃん!

 

 

 

戯曲読解&分析のワナ第2回「前提:事実とは」

はい、先日アップした「戯曲が読めない!」という俳優たちの悩みにお答えしてのシリーズ第2回です。

「戯曲って難しい~」というヒヨコ俳優たちの訴え、そしてなにより「俳優が戯曲をホント読めなくて困ってるんだけど😠」という演出家や指導者たちのご心痛にお答えした新シリーズです。(T_T)

で、戯曲読解や分析に入る前にですね、大前提である「事実」とはなんぞや、を合意しておかねばならんです。

おそらく、ここ=「事実とは」がおかしいから、その後が崩れていくのかな、と。

たぶん、ここ=「事実と非事実の違い」が曖昧なんで、のちの作業はすべておかしな方向へ~ (T_T)

ですので、真剣に読んでね!

演劇における「事実」、それは辞書の意味通り!

「真実。実際に、本当にあった、現実のこと」です!

ラテン語の由来から哲学的に考えると、「空間と時間に実存」しないとイケナイらしいです。おおっ!こりゃ、的確な意味ですな!(^^)! (嬉しいっ)

したがって…

「こう言った」「ああ言った」という「発言という行為そのもの」は「事実」なのですが、言った内容が事実かどうかは「検証せねばならん」のです。

戯曲たちはさておき、まずは一般的なベタな例(笑)をあげて解説いたしましょう~

①あなたの友達(OR恋人)(22歳~25歳前後と仮定)が「映画監督になりたい!映画を撮るんだ!」と頻繁に発言し、意気込んでいる(ようにみえる)

②彼(OR彼女)は映画をたくさん観に行き(週1以上か?)、テレビでも映画を観て、DVDも借りてみている、映画雑誌も読んでいる(家にあった、持っていたなど)

③彼(OR彼女)が①と②を始めて、3~4年経つ。*①と②は変わらず継続の様子がうかがえる(実際に会話をした、その場に居合わせた、など)

さて、「彼(OR彼女)の『映画監督になりたい」は事実でしょうか、事実ではないでしょうか?」

一般的には「はい、彼(OR彼女)は映画監督になる夢をあきらめていない。映画を撮りたいと思っている=事実」

となると思います。

でもさ…

映画を通じて○○を伝えたい、▽▽な映画を撮ることで、××を描きたい

「目的」なら…

「手段」がなければイカンのでは???

「手段」が「映画監督になること」である場合、さらにそのための「手段」(方法)が必要ではないですか?

ということは…

そう!「映画学校に入る」とか「映画学科で学ぶ」とか「助監督になるための勉強をする」とか…

なんか行動をせねばおかしいのですっ!

そう、この「目的」と「手段(方法)」の入れ子構造をご理解ください。

有言でも不言でもいいのです。「実行(行動)」の方にフォーカスしてください。

これが上演に値する戯曲読解&分析を進めるための「事実の正体」です。

さらに詳しい解説と実例はシーンのクラスやWSなどで~(^_^)/~

戯曲が読みやすくなることを期待しています!

事実認識を誤ると、「ああ、きっと彼はいつか映画監督になるわ💛」とか「あいつはきっとビッグになるっ!」というような『何の根拠もない希望的観測』を抱いて、おそらく、何も起きずにおわります。(笑) はい、文字通り、終わります。(-_-;)

みなさん、言葉にだまされないように(苦笑)「事実の正体」を読み取ってください!

本日の写真は…世界のどこでも似たような背景になってしまふホテルにて。泣

ニューヨークだったんですが。。。(^^ゞ

 

 

 

演劇のマジメな話:最近おもふこと。2015年12月版

珍しく(?)真剣な話題。

演劇の特徴ってなんでしょう?演劇の魅力って?なんで芝居みるんですか~?インターネット時代、いろんな人の様子が瞬時にみられ、ビデオもDVDも3D映画も溢れる世なのに、どうして演劇は(未だ)滅びないんでしょうか?

…(^^;

現代にもいるんですよぉ~、寝ている訳でもないのに(笑)携帯を数時間もチェックせず、お腹が空いていても、ちょいと疲れていても、雨の日も風の日も、私生活でいろいろあっても(笑)ひたすら、俳優という他人たちが、下手すると知り合いでもない人が、他人の言葉(セリフ)をつかって、ざまざまな状況で、いろんなことを感じ、考え、応答を選択し、うごき、交流しているのを目撃して疑似体験したり、一緒に喜んだり、興奮したり、カタルシスを得ている人々が!そして、ときには、その後の人生変わっちゃう人が!

そう、それが『演劇ファン』。(笑)

それが 『演劇人』。そして「演劇人とその周辺の人々」、なんですね~ ははは(笑) !(^^)!

よく考えてみると、すごいですよね~。

イマドキ、電話もメールも出ずに、他人の行動を見守り、時には共感し、時には疑問を唱え、感情を動かし、いろいろ想像し、なんやかんやを考える、って。。。(笑)

ハムレットでいう「…へカベの為に?!」というヤツです。

真冬にわざわざ高いお金払って、仕事も休んで(笑)飛行機に乗って、ロンドンのナショナルシアターにサイモン・ラッセル・ビールの「リア王」を立ち見3時間!しにいったクワタです。。。(他の素晴らしい作品もたくさん観ましたが)苦笑

そう💛今話題になっているNTLiveの「リア王」の公開当時2014年の話です♪ あまりの素晴らしさに、感動して震え、3時間の立ち見後も、興奮して、感激して、暴れて、感涙し、地下鉄にのり、大声で騒ぎ(恥)、ちょいちょいスキップしては、極寒のロンドンの町を練り歩いて家路についた鬼師匠はこの私です。同行していた俳優たちは笑っていた。。。。ははは

そう、演劇って、おかしいです、一種、異常です。(笑)

そこが魅力!

ドルビーサウンドとか、CGとか、迫力とか、いかにも素晴らしい本格的な豪華客船(タイタニック 笑)とか見たければ、映画がいいですよね。映画は編集もなされて、なにせカメラと編集で、いつ、どこを、どんな風にみればいいのか、やってくれてますからね。楽チンです。なにより、世界中の大勢の人に同時に上映できますよ~!ものすごい莫大な数の人達に一気に、しかも繰り返し届くのです!映画!すごいっ!

自分好みの快適な家でTVみてても、他人のストーリーなら、ご飯たべながらでも、CM挟みながらでも、なにかしながら、みられますからね。TVも映画みたいにみるべきことはカメラと編集が、場合によっては感じるべきことや考えるべきことまで、テロップなどで解説してくれますからね~。イヤになればチャンネル変えればいいし、スケジュール合わなければ、録画もできますし。しかもほぼタダですよ!TV、すごいじゃないですか?お茶の間で物語を味わえる。

じゃあ、なんで演劇してるんですか?どうして、演劇みにいくんでしょうか?

私の場合。

「人間が好きだから」「人間に興味津々だから」「他人の生活に好奇心旺盛だから」

です。

「言葉や説明きくだけじゃ足りなくて、実際に当事者たちの『行動』を、その場で、みて、きいて、感じたいんだよ~、一緒に考え、想像したいんだよ~ぅ!💙」

最終的にそうなります。

興味があってしょーがない。(笑) 他人が、作家が、俳優が、そこにいる人々が。

ワタシはよそ様のお宅や職場を訪問するのが大好きなんですが(例え変な家でも 笑 )、それに似てますかねぇ。その人がみているものをみたい。当事者が聞いているものを聞きたい。その場にある空気、感じたい、匂いたい。(*’▽’) そんな理由で他人の冷蔵庫やクローゼットも好き(笑)まるで、猫です。

というわけで、旅行も大好きな私です。

そう、演劇は旅にも似ている♥

この「演劇へのラブレター」シリーズ(笑)、続きそうデス…

 

 

 

 

私のお気に入り BBC 4! ラジオ

私はTVを持っていません!、突然スミマセン。TVなしで暮らして3年以上経ちます。かつて4台(+納戸に未使用のものが2台 笑)もあったのですが…ははは 笑 今は職場の事務所やちょっとした出先でちょろっと観る程度です。

結論…とても快適です!

(TV業界の皆様ごめんなさい (T_T) 確かに面白い番組もいくつかありました)

TVでの生徒たちの活躍が観られないのはちょいと寂しいですが、録画したものをみせてもらってます (^^ゞ

つい気になってニュースをみたり、なんとなく続きが気になってドラマを観たり、付き合いで(?)バラエティーやドキュメンタリーを観たり…

計算してみると読書やリサーチ、運動や社交の時間を食っていたのです。

そんな私の現在のお気に入りは、インターネット時代ならではの、「ラジオ」💙

ロンドン留学時代からお世話になっていた(笑)イギリス国営放送のBBC!4チャンネルです。リンクはこちら http://www.bbc.co.uk/radio/player/bbc_radio_fourfm

世界のお天気やニュースはもちろん、話題の映画や注目の演劇の紹介番組!

公演スタッフや出演者の面白いインタビュー、コンサート中継、世界のBBC支局からの現地情報、優秀なドキュメンタリーも面白い!

個性的なプレゼンターが語る世界の料理番組、イギリスらしい政治の話題と皮肉が光るクイズ&コメディー、歴史検証プログラム、学術的な話題を素人に分かるように教授陣が語るお教室系番組も!

そして、さまざまなラジオ・ドラマ…話題になった舞台公演のラジオ版もありますよ!売れっ子ベネディクト・カンバーバッチのラジオドラマシリーズなどもあり♪ ファンにはたまらないですね!(^^)!

中には数十年も続いている連続ドラマThe Archersも!ジュディ・デンチ先輩やマギー・スミス女史のような名優のインタビュー、しかも彼らのお気に入りの音楽を紹介するような番組までっ♡

いろいろな方の英語も生で聞けますしね、なにより生番組もあるのがスリルです!

そして…日本では報道されないようなニュースや、日本でも問題になっているような、例えば「教育現場のサービス業化」💦(-_-;) のような話題が、イギリスの歴史&お立場からさまざまな意見が拝聴できるので、とても刺激になります。

ラジオは想像力を使い続けるので愉快です。画面をみないのがイマドキ❤目にも優しいですしね。苦笑

どの番組も面白いです。視覚情報がまったくないのに、いろいろ感じる自分、なんやかんやと想像する自分、こりゃ愉快です。(笑)!

ラジオに慣れない方も、そしてもちろん英語を学んでいる方は(さらに!)

ぜひお試しください♪

本日の写真はボケボケ!のロンドンのサウスバンクの夜景!!!泣 (T_T)

 

 

 

「『理由』なんかどーでもいい場合」 、有りマス

レッスンやクラスでよくあるんですが…

どうして、こんなに首固めてるんだろう?」

「私、なんで膝つっぱってたんだろう?」

「なぜいつも頭が後ろにいってるんだろう……?何でなんですか?先生?!」

「なんであんな声出したんだろう?どうしてあんなひどい動きしたんだろう?」

と言われるのです。まるでミステリーのように!

…なぜって…(^^;

そんなの、知らんわ!苦笑

自分のことでしょ~?!

…とツッコミはさておき。

「なんで?」とか「どうして?」とか「なぜ、なぜ~?」って考えてどうするの?

だって……理由を知ったとして……どうするの? 笑

理由が分からないと「何もしない」の?

自分に理由が納得できなければ「何もしない」わけ?

じゃ、始めから「変える」気ないよね、ホントは。😡

笑!

というわけで、理由を考えて何分も、毎日、毎週、毎回ウジウジしてるなら、

「今、とりあえず首、固めてるのをやめてみて」

「さておき、膝つっぱってるのをやめて」

「まずは、頭を後ろに押しているのをやめて」

「なにはともあれ、その変な声をやめる(苦笑)!そして声を出す前に、どう出したいのか考える。理屈はさておき、その役立たない動きはしない(苦笑)!動く前に、自分が今、何をどのようにしたいのか考えて」

ください。ぜひっ!

理由って、一つじゃない場合が多いし、理由なんて探そうと思えば、いくらでもある。いくつか理由や原因を探し当てたところで、自分にも周囲にも納得いく口当たりの良い理由や原因がいつもある訳でもないです。直接の原因も間接の原因もあるし…永遠に続きますよね、犯人探し (笑)!。理由があったとしても、結局…

「なにか『行動』をするんだよね?!」

じゃ、始めから「やればいい」じゃん。(笑) ☻

「首を固めていたという事実」に対応しましょう。

「膝をつっぱっていたという事実」に応じましょう。

「頭を後ろ押していたという事実」を受け止めましょう。そして変えましょう。

「目的に合わない変な声を出したという事実に反応しましょう。不適切なひどい動きを今したという事実」を認めましょう。理由は仮定でも、原因はおよそでもいいんです。

そして…「事実を解決」しましょう!(^^♪

***

日常でも同じ原理がありますよね☻

例えば、誰かの足を踏んでしまった場合。。。よくある例です。

理由、大事ですかぁ~?

「暗くてよく見えなかった」から、踏まれた側は足が痛くないんでしょうか?

「混んでいたのでうっかり」事故だったら、踏まれた側のつぶれた血豆はなんともないと?

「体調が優れなかったので」、踏まれた側は笑顔で我慢せねばならぬと?

「慣れない靴だったせいかなぁ」…慣れない靴だと踏まれた側はたいして痛くないとでも?

「となりの人がぶつかったから…」うん、でも踏んだのはキミよ。苦笑 💦

お分かりですね?

そう、理由の如何に関わらず、「謝る」よね、まず。(-_-;) 行動するでしょう?頭下げたり、相手の様子みたり、靴を汚してないか、サンダルの女性だったら血が出てないか確認したり、ご老人だったらすぐに歩けるか…。結局、行動するのだ!

という訳で、

理由を理解しようと努めることと、解決することは違います。

問題の原因を探すことと、実際に行動を変えることは違います。

大事すぎて、2回書きました。(笑)

++++++

前に、

「どうして遅刻するの?!」と叱ったら

「どうしてなんだろう…?」呟かれて、

(-_-;)

質問文をつかってのお叱りを質問と思わなかったらしい。面倒なので(苦笑)「遅刻するな!」と命令文に言いなおしてみました、ちゃん、ちゃん。

あくなき理由探し、犯人探しのような原因追及は、ほどほどに、ネ。あまり長く理由を思索していると、実際の行動を変えるのが遅くなってしまいます。

どうせやるなら、やりましょう。理由が大事でないこともあっていいのです。

本日の写真は「理由」は分からないが、美しい猫💙 原因は不明だけど、とにかく可愛い猫さま♡ 理由なんて、い~らな~いっ♪

 

 

戯曲読解&分析のワナ 第1回「事実が大事」

私が高校生のときから習っていた今は亡き恩師A(俳優)がいつも言っていたこと。

「かおちゃ~ん。具体的だよ~、具体的!おまえは観念的なんだよなぁ、なんかぁ。う~ん、俳優は具体的でなくっちゃぁ~、やれぇ、具体的に~!」

(T_T)

3年近く言われ続けた日々。

その後も私の留学先のロンドンまで達筆なお手紙をくれた温かい師匠。実の娘のように本当の意味で本気で叱ってくれて、信じてくれて、最期までかわいがってくださった先生。

そうです。

今になって、その後、ウン十年を経て、先生の有り難さと正しさが染み渡る冬の空。

苦笑

授業だけでなく、シーンのクラスや外の企画やWSなどをやっていても毎回感じること。それは、「戯曲読解&分析」が「事実」に基づいていない!

しかもまったく具体的でない!という恐るべき事態!

由々しき問題でっす!(# ゚Д゚)

伝統的な「いわゆる」戯曲読解&分析でも、スタニスラフスキー・システムでも、戯曲が文字に書かれた他人の生活の様子や言動である以上、ただ妄想してちゃダメだろ~!ただ観念的に分かったつもりになっててもダメだろう~!ただの調べものも足りないだろう~、博物館じゃないんだぜ~、演劇は~!!!(笑)

というわけでこのブログの「カンタン!戯曲読解&分析」コーナーでは具体例を出して、戯曲を読むにあたっての注意やポイント、分析の方法などをご紹介していこうと思います~。!(^^)!

戯曲を読むのに慣れているプロの方々、

戯曲を読み始めてまもないヒヨコの方々、

ご自身の俳優メモなりジャーナルなりノートなりが、具体的な読解&分析になっているか、まずはご確認ください。

例えば…

「あなたのキャラクター(役)は何ですか?誰なのですか?」というような問いに…

「不幸な女です」とか「綺麗な女性」と答えてないよね?!

まさか!

「この人(自分が演じる役、キャラクター)はどうしてこんなこと(セリフ)言うんだろう?どうしてこんなこと(行動)するんだろう?」

なんて、しょっちゅう思って…ないよね?!ないよね?!

思っていた方、お心当たりの方へ。

まずは戯曲読解&分析前にたくさんの世界の名作と呼ばれる時代と文化を超えて生き残る名作小説をお読みください!

その上で、

世界の名作といわれる戯曲を「事実」と「事実から推測できること」を分けてノートにお書きください。

ここがスタートです。

のんびりになりそうですが、まだまだ続くシリーズで~す~(^^)/

毒舌好きの方々、しばしお待ちくださいね!

本日の写真は最近読んで面白かった、己が何者かが具体的な方による、具体的な例がたくさんの面白い&読みやすいお気楽な良書。お試しあれ~!

映画がもっと進化すると…!?

この前、知人たちが、「今、映画ってすごく画像きれいだね~、デジタルはびっくり💙3Dはものすごいリアルだもんね、大画面の迫力もすごい!映画がもっとハイテクになるとどうなっていくんだろう~」と愉快に語っていたのです。

そして映画の方が(だいたいにおいて)演劇よりもチケットも安い、あちこちで観られる、かなりの回数が繰り返しみられる(1日に4回も5回も上映など)、一度に大勢にみせられる(数100人単位)、音響もさらに最近はハイテク、スピーカーもさまざまで臨場感あふれます。映画館によっては食事もできる、お酒も飲める、豪華なシートもある、まるでビジネスクラスの座席のような予約できる社長イス(笑)みたいな映画館もあり、予約もできるのです。(演劇、ピーンチ!化石ですっ!)場合によっては自分の家や庭でも楽しめる、それも繰り返し、誰とでも何度でも、記録もできる♪

そう、映画は2次元だけじゃなくて、スクリーンを通じて、臨場感あふれるよりリアルな体験が(かつ安全に)たくさんできるんですよね。それもかなり「効率的」に(そこそこ)「お手軽」めに、都合のつけやすい時間や場所で、大勢に一遍に…。

すごいなあ、映画って!(^^♪

そして、かつて一世を風靡(?)したフェロモンを劇場に出すとか出さないとかいう話題になった乱歩の映画の話になり、「こうなったら匂いも出たらすごいよね~、やるかもね~、そのうち~」、「かなりリアルだ~(ワクワク)」と人間の五感の話と映画の可能性に話は展開いたしました。

数日後

別の知人の音楽家のサイトに面白い引用が。(ワタクシによる ↓ 意訳)

「映画がさらにリアルを追及し、一層の進化を遂げていくと……

(おう!ちょうど気になっていた話題だ!ワクワク ! (*’▽’) )

映画は『演劇』なるものを発明するだろう」

笑!!!

なんやねん!笑!

そうです。

そうでした。

ビバ、演劇!♥

演劇は生です。最高のリアルです。極められれば、一種、現実を超えたリアルがそこにあります。時空を超えます。本当に、今、生きている人間が、実際に、「同じ時間、同じ空間を共有」し、目の前で、血肉を総動員して、動き、(しゃべり)呼吸して、そこにいます、交流します、一緒に想像します、風、感じます、震え、感じます。

思考も感情も行動もぜ~んぶ、総動員!!!温度も、湿度も、息遣いも、空気の振動も、重さの移動も、緊張も弛緩も…どんどん伝わる濃密な時間💛

しかも見たいところを観客それぞれが自由に選択して、クローズアップ!自在にロングショット、お好みでパーンも可!おのおので別の音楽が脳内で流れることも、異なった色を感じるときも…!すべてOK! !(^^)!

なんて寛容なんだ!なんて自由なんだ!なんて豊かで想像の余地があるんだっ!

素敵だあっ!

映画よ、映画は映画の得意なことを極めてください。演劇は演劇の得意なことを極めます。

いつの日か仲良くできたら、楽しもう。

と異母兄弟に宛てた手紙のような文章が浮かびました。(笑)(^^;

私は映画も大~好きですが、根っこは演劇人です。

そして…

音楽家の友人よ、洒落た引用をありがとう。

本日のお写真は、映画のような素敵な建築や風景に溢れるかつては南米のパリと呼ばれたブエノスアイレスの街角にて。今は眠っているかつての栄華を誇る有名な♥ (^^)/

 

「見学」って…何のため?―見ていたい人々

①「ケガのため、授業を見学させてください。」

②「~の勉強をしているので、クラスを見学させてください。」

③「参加を考えているので、最初、見学させてもらえますか?」

…ワタクシにはさっぱり分かりません。。。(^^ゞ

一般的には、やる気があり、失礼のない、どちらかというと推奨される行為のようで、一種、優等生的な対応またはご丁寧なお申し出のようですが…

ワタクシには理解不能!(趣味や娯楽のクラスの場合は少々別ケースと思います)

①「ケガのため、(動けないので)授業を見学させてください。」

一時的に動くことが難しい場合ですね。はい、そこはOK。でも、もとの授業(やクラス)が実際に本人がうごくことを前提にしているのなら、本来は参加できないはず。実際に活動することと見学が同等ではない時点で、『見学=参加』にはならないよ?そこを勘違いしている学生やその親よ!ケガや病気が中期~長期に渡るなら、休学なり休所なりして『授業内容に見合った(健康)状態になって」から再開するのが本人と周りのためにもなるでしょうに…ブウブウ!

そして、見学用のスペースを確保するのも効率的でない場合もあるってことを想像してないよねぇ~。また見学者という立場の者がいないからこそ、クラスの平等感や緊張感、集中度が保たれているというのもあります。😡 どう考えたら、実際に活動した人とただ見てた人に同じ価値の単位をあげたり、ましてや成績がついたりするんですかい?本当の意味での公平を考えていただきたいもんです。

②「~の勉強をしているので、クラスを見学させてください。」

はて、なんだろう?…この一見、正しいようで、やはり間違っている感は。。。(-_-;)

それはね…学習(勉強)の本質から、遠~~くかけ離れているから。

「学ぶ」ということが分かっていないんですね。ズバリ言いましょう。

「○○の勉強してて、そのクラスに来るなら… …」

「見てないで、やれ!」(グサッ!)

笑!

見学して何か気に喰わなかったり、自分の予想やご希望と違ったら、諦めるのかい?「いや、そんなっ!」と言うなら、真剣にやっている人が目の前にいるんだから、安全なところに座って批評家然としてないで、とにかく試してみないと!

「やってみる前から、意見を持つことはできません。やってもないのにどうこう言う事、それは意見ではなく『偏見』です。」と言ったのはパリ在住のチェロ奏者でもありアレクサンダー・テクニーク教師でもあるペドロ・デ・アルカンターラ。あっぱれ!まさにその通り。😠

③「参加を考えているので、最初、見学させてもらえますか?」

尚、意味が分からない。。。ワタクシには。

だって、どうせやるんでしょ?(笑)じゃ、今から、始めたら?(笑)

たまに聞かれるんですよね。イギリスで演劇学校はどうやって調べましたか?とか、ロンドン大に入学する前はロンドンに行ってたのか?語学留学してたのか?ホームステイしてたのか?など…

NO! いいえ、まったく。(笑) ヨーロッパには観光旅行すらしたことなかった。

だって…イギリスに行っても、観光客がいくところに毎日行く訳じゃなし、天気が悪くても素晴らしい舞台を生み出している人々はいるし、多少不便だったり不衛生だったりでいろいろ日本と違っても…どうせ勉強するんでしょ?笑 (^^;)

じゃあ、大学を事前に見学しようが、ロンドンに行ってみようが、行動はほぼ同じじゃないですか?学ぶのは自分なのだ。環境や他人によって学べたり、学べなかったりするなら、学ぶという基礎能力があまりにも欠如しているのだ。(学びやすいという傾向はあるにせよ。例えば、資料がたくさんある、優れた「秀作・傑作」がたくさん間近で毎週お安く観られる、のような。)

という訳で、1回や2回「見学」したからといって印象以上のものが分かる訳でナシ。やりたいこと、学びたいことがあるなら「体験」してみるのが早いのでしょう。

結論:「まず、やってみよう」

実行あるのみ!

このハイテク時代でも、私たちは「見る」ことでなにかを身につけることや学ぶこと、理解を得ることは、(ほぼ)できません。私は運転や道路を20年以上も見ていたはずでしたが、教習車を運転するまで、「車とは?交通とはいかに!」をさっぱり想像もしていなかったことに気づきました(恥)その苦労は想像に難くない。。恥。

文字面の情報は大量に探しだせるけど、コンサートでオーケストラや歌手を「見て」も楽器が演奏できるようにならないもんね~。私も何年も練習しまくる音楽家や歌手を「みて」いますが、自分は歌えるようにも演奏できるようにも、全くならない。(笑)

みることは喜びでもあるけど、やる側になりたいなら、自分が「やってみる」しかないよ。

教訓:「みてないで、やりましょう」

(^^)/

DSC00225

今日の写真はマレーシアの熱帯雨林でFlying Fox(ロープにぶら下がって『ターザン』)する前の図。地上150メートルで、530メートルの距離を2本、時速80キロ~でターザンする。。実際、高速で空中を移動するターザンよりも、ビル以上に高い木に立てかけてあるハシゴ(!)に登る方が辛かったし、さらにヤブ蚊に刺されまくる方がキツかった。(笑)

Flyingfox

やってみないと分からんことばかりです。

ちゃん、ちゃん。

 

 

 

 

 

 

ことばの破壊力!PartII 「まったくかみ合わない」珍事件②

はて「バカの壁」?でしたか?壁シリーズの本が流行った年がありましたが、母国語であるはずの日本語の壁を日々感じるKaoruです。

なぜ第二外国語の英語でロンドンで教えていた頃の方が簡単だったのか…?それは結局、学ぶ側の意識が高く、学ぶこと自体が得意な人が多くて、演劇やダンスや音楽に親しんでいる人も多いコミュニティーに居たからなんですね。(T_T) 見習いヒヨコ時代のKaoruは 有能な生徒たちと素晴らしい師匠ズに助けられていた、って訳です。

有り難いことでした。

さて、

最近の日本語通じなかった事件 (^^ゞ

①勝手に授業中に出て行った(!)学生が戻ってきたので

Kaoru「何か緊急なの?今、授業中なんだけど?」

ダメがくせー「大丈夫でえ~す」

Kaoru「は?トイレなら授業前に行きなさい。休憩あるでしょ。」

ダメがくせー「あ、大丈夫ですぅ。」

(-_-;) 。。

そうじゃないって。こちらは心配してんじゃない!怒 なにが大丈夫なんだか、さっぱり分からん。しいて言えば、そんなあなたの頭が心配だよ。(-_-;)

嗚呼、これが大学かい?!

② 簡単な(ホント)ウォームアップ運動の途中で

ヒヨコ俳優見習い「(モジモジ)…で、できない。難しい。」

Kaoru「いや、体重預けるだけだから。カウンターバランス。綱引きと同じ原理。」

ダメなヒヨコ俳優見習いA「…怖い…できない…」

イマイチなヒヨコ俳優見習いB「大丈夫だよ、ほら。がんばって」

Kaoru「いや、がんばるとか、そういう問題じゃなくて。(-_-;) ただ運動するだけだから、小学校の体育レベルの。」

ダメヒヨコ俳優見習いA「…でも…」

とその後、十数分が経過。他のヒヨコたちは次々と別のエクササイズへ快活に進む。

Kaoru「あの~…未だ?」

ダメヒヨコ「…」

Kaoru「やらないなら、出てって。別に複雑で難しいことやってる訳じゃないから。ただ、そこに立っててみんなの邪魔するなら、出て行って。そういうルールだから。」

ダメヒヨコ「…やります!!!!」

Kaoru「じゃ、やってくれ。…というか、もう十何分も経っているんだけど?」

ダメヒヨコ「…やらせてください!」

しかし、やらない。。。またもや十数分が経過。

Kaoru「あのね、やらなくても構わないから、その代わり出て行って。授業の進行の妨げなので。別に、無理してやらなくていいから。」

ダメヒヨコ「やらせてください!お願いしますっ!」

…しかし、やらない。。。。さらにエクササイズは進み、いよいよ存在が邪魔に。(笑)

Kaoru「あの~、もういいから、出て行って。進みたいから。」

ダメヒヨコ「出て行きませんっ!やりますっ!出て行きませんっ!」

Kaoru「いや、もうどうでもいいから。別にやらなくても」

その後も、ダメヒヨコは居続けた。。。じゃ、邪魔っ!苦笑

あのね、「出て行って」は一種の『命令形』!苦笑。「出て行きません」ってどんな返事じゃい?!

文章が使役なのか、疑問文なのか、命令形なのか、肯定文なのか…

知ってるべし!想像せい!考えよ!

ヽ(`Д´)ノ

それができないひとは、いつまで経っても、台本も読めませんので…悪しからず。

さよ~なら~~

 

今日も写真は天狗センセイ。カメラ目線で器用に木の実を取る瞬間を激写!また会いたい!

…そう思えるヒヨコやら学生やらを増やしたいデス…(遠い目)

 

 

 

 

 

ことばの破壊力!Part I 「日本語がまったく通じない」珍事件

泣く泣くPCを入院させておりましたKaoruです。にも関わらず、「時間は誰の上にも平等に流れていく」んですね…泣

はい、今日のお題。「ことば」。そうです、演劇の要の一つ、人間の能力です。

大事な人間の機能です。そう、と~っても大切な『言語能力』でございます

私も人間なので、癖もありますし、英語に洗脳され、スペイン語に毒されつつありますので(?)、少々おかしいところ、お聞き苦しいところもありますが…それでも日本語の基本的な構文は…まあ、できているかな?と思います、わざと崩す時は別ですが。そんな日々で特に衝撃だった日…

昨年のおもひで再現V

短いシーンのクラス。ヒヨコ俳優がなんだかモヤモヤ動いた後。

Kaoru「…まず、あなたはどこから来たの?」

ヒヨコA「…ええっと、ボクは家から…」

Kaoru「家はどこにあるの?」

ヒヨコA「あ、歩いて15分くらいのことろです。」

Kaoru「あ、そう。じゃ、あなたは?(ともう一人へ向けて)」

すると…

ヒヨコB「…えっと…あたしは………(キョロキョロ)…魚屋です…。」

❓!

劇場が凍りついた瞬間。。。

Kaoru「(怒)…はぁ?!」

そう。

Where? に対してWhoを答えてしまう。そして解説しても、質問を聞かれている目的を想像しない、聞かれてる理由を考えない。一体何なんだ?!

あまりに驚愕したので、その直後、大御所演出家に会ったので、この事件をお伝えしたら、

大御所「…えっ?!…ウケ狙いじゃないの~?!」

と微笑を浮かべ、余裕のお答え。

Kaoru「いや、本気でした。真面目なクラスで、真剣な瞬間に、です。しかもウケ狙いするようなコではありません、おどおどするようなコです…」

大御所「え~、ホント?…バカなんだねっ!はははっ 笑!」

Kaoru「…いや、こんなん大勢いて…まかり通ってますよ…いったいどうやって会話をしてるんでしょうか?(T_T)」

とお通夜の面持ちのKaoru。

御御所「…ま、斬ろう!(笑)」

苦笑。。。

そう、笑うに笑えない日本語(母国語)が通じない珍事件。

そののち、ヒヨコBが斬られたのは想像に難くない。~さよ~なら~~。

外国語より、まず母国語から。(と文科省にも政府にも言いたい!)

どんな分野でどんなレベルで、どんな仕事したっていいけど…健康で愉快な生活のためにも、母国語くらいは少しはできた方がいいです。(百歩譲った。)

さよ~なら~~

(T_T)

今日の写真は私たち人間の仲間の天狗猿。天狗に似ている…というより、実は彼らをみて天狗と名付けたのでは?(^^;)人間と同じで、手をつかっていろんなことができる、声をつかって仲間とコミュニケーションできる。ボルネオ島にて。