「感じさせる」魔力はナシよ

もうすぐクリスマス🎄出会ったころからハンサムお爺ちゃんだったロビン師匠を思い出したので、そんな師匠の名言から面白い?哲学的示唆に富んだ発言をご紹介・・・

うちのアレクサンダー・テクニークの師匠は昔はさぞかしモテモテだったに違いない(笑)スポーツ大好きなハンサムお爺ちゃん☆

オペラや演劇を愛する家庭環境からラグビー部を経て有名演劇学校へ進学して優秀に学んでいたものの、さらなるモテ道?のためか?モダンダンスの名門ラバン・センターへ進学し、その後、紆余曲折を経て(失礼!)、アレクサンダー・テクニークの2大巨匠たちに学び、数十年を経て自ら学校を設立するまでに至った💙

そんなロビンのテニス好き、太極拳好き、アーチェリー好きはその道では知られた玄人の域で、

「仕事以外にいつもよくこんなに活発で居られるな~」と、当時若かったけど基本疲れていた(-_-;)私は思っていたのでした💦

そんな超!快活、活発おじいちゃん、ロビンが激怒する事件❣(笑)というのが年に数回あるんですが、それは基本形、

「受け身はダメ!主役は自分でしょ?!」

という生粋のイギリス人らしい(?)個人主義路線のものでした。

🐣🐣🐣

ある日、とあるお喋りオバちゃん上級生(笑)が学校に遅刻しといて&なぜかおかんむり…苦笑

上級生「だって特急が遅れてきて、それでこんなに混んでてね…(中略)こんなひどい人がいて…(中略)ロンドン市内じゃないから地下鉄なんてないし、昨日も英語の生徒たちが…(中略)私がこんなにがんばってるのに、ホント嫌になっちゃうのよね~」

さくさくレッスンを進めながら、黙っているロビン師匠(ハンサム 笑)

話続ける上級生「来週は息子が帰ってくるから本当に忙しくって…(中略)この間も▽▽へ行ったとき、私は●●と思ったのに××さんが◆◆と言ってて、こんな表情でね、それれでわざわざ私に(中略)…」

ワタクシ、な、なんだか寒気が…..(-_-;)

キョトンとしているロビン師匠….

あ、アブナイ予感。。。ドキドキ。。。

語り続ける上級生「…こんな風にされて(中略)もうホント、イヤになっちゃうのよね!😡」

あっ・・・言ってしまった・・・かも・・・?

怒り心頭な上級生「あの人って、いっつも私にこういう風に感じさせるのよっ!😡(ため息)」

た、確かに、遠距離通勤でシングルマザーな50代の彼女はいつもいろいろあって大変なんだろう・・・ちょっと同情&共感・・・

と20代のワタクシが悟り路線(笑)で流そうとしていたのも、つかの間❣

ロビン師匠「…….それ、どういう意味なの?」と静かにツッコミ。部屋が凍る。。。

上級生オバちゃん「?!」

あっ・・・もしかして・・・この感じは・・・😢

上級生オバちゃん「だからねロビン、あの人はいつも私もこんな風に嫌な感じにさせるよの。どうしてか知らないけど。(T_T)、前もね….(中略)…」

あっ・・・そこかあ!お~う、これはイカン!

と見習い時代のワタクシがドン引いたのもつかの間 、

すかさず、

ロビン師匠「…ふむ、その人には「いつもあなたを嫌な気分でそういう不満な感じに『させる』能力があるんだね?」

イギリスの典型的な(笑)風刺劇のような切り返しがっ(◎_◎;)

上級生オバちゃん「ええっ?どういう意味それ?」

ああああああ。。。。。。。(T_T) 外国人の私にも予想つくよぅ~💦

ロビン師匠「そのなんとかって人と、かんとかって言う人には、今、この目の前にもいないにも関わらず、君をそんな風にイラつかせていやな気分にさせ続ける能力があるんだね?」

といたずらっこな笑顔….ハンサム…そして、ちょいお茶目。。。。

上級生オバちゃん「…はあ?何言ってるの、ロビン?私はただこう感じさせられたっていってるだけよっ….(溜息)」

ロビン師匠「Nobody makes me feel! I feel!!!(何者も私に感じ「させる」ことなどできない。「私が」感じるのだ)」

とおもわず声が張ってしまっているハンサム…..のはずが、

目が笑ってないよゥ、師匠….😿

再び目が笑ってない師匠「Nobody MAKES me feel! I FEEL!」

(意訳:「誰かに感じさせられているんじゃないよ、自分が感じるんだよ!」

ひいいいいいいいい~~~~~~~~~~

ごもっとも~!!

そう、刺激は外からやってくるけど、そして避けられない状況も多いけど、

反応、そしてその先の応答は自分次第。

演劇出身ならではの明快さ。笑

そう、刺激そのものが運命を絶対的に限定してはいないよね。(戦乱疫病災害など除く)

状況によっては、反応を選ぶことが間に合わないことも、たくさんあるけど…

そのあとの応答、そのまた先の行動は、「選べる」!☆ 😊

演劇でいうと「解釈」って部分ですな。

俳優のまんまじゃなくて、役の人物なりの世界の見方、感じ方を探してみる、

そして役の人物に固有の解釈の仕方や偏りや傾向をいろいろ探して、実際に相手と交流して、感情もつかって、身体も動かして、実験してみる、

とても楽しいプロセスです。

想像力、モリモリ!💪

この自分以外の他人が、その人なりの世界の感じ方、見方、聞こえ方、解釈をしているという部分に興味モリモリ!してくると演技の幅が広がっていきますね!(^^)!

自分とは違った解釈で、違う順番にものをみて、違う優先順位で聞いて、違う理屈で解釈して、違った基準で判断して….が膨らませられると稽古もリハーサルも愉快♪

当時のワタクシには、(実は)ロビン師匠の演劇人っぷりがピンとは来てなかったのですが、いまとなっては、ありがたい&面白い日々でした。感謝!

今頃はスイスの山奥で、暖炉のそばでいつものように辛口な専門誌用の原稿記事を書いているでしょう(笑)

ロビン師匠、今年こそもうちょっとFBを駆使してくれるといいな~笑

みなさま、温かくして、素敵なこころにも身体にも良いクリスマスを~!!!🎄💛

やってはイケない演技のNG集⑤「行動」ってなんだろう?

日本の未来、演劇の世界が暗い日々。めげずに、演劇で言う「行動」について 検証いたしませう!

さて…

① 役の人物が「見て、聞いて、やっていること」が何なのか?

② 自分が演じているキャラクターがその「当事者の立場」から欲しいもの=「目的」は何なのか?(複数)

③の「目的」のために役の人物という「他人」がつかっている「方法」は何なのか?(複数)

④ 「目的」を達成するための「障害」は何なのか?(複数)

からスタートします🐈

演劇大好きっ子で、さらにKaoruの「やってはイケない」シリーズと「演技のカラクリ」シリーズをじっくり読んで来ている方々は、もうお気づきですね!(^-^;

そう、「何なのか?」と聞かれているのだ!

「どんな風なのか?」とHOW?は聞かれてないよ!(苦笑)

ということは、

「気が弱くて、引っ込み思案」(様子の描写、性格が他人からどう見えるか)とか

「仕事がなくてとても困っている」(状況、形容、状態)など、

また「急いでお店に来たところ」(前提、前状況)も、

聞かれてないよ~☆

そう、それらのことは、まだ先のこと。次の段階なんですよ。枝葉のことね。

まずは「幹」から取り組まないと、木全体のことは分からないもの。

「目的」、「方法」、「障害」は「何なのか?」

「何なのか」の何の部分には、当然、名詞が入りますよね、日本語の文法、大事!(T_T)

「行動」がすべて~

といえば、OK!

が出そうなものの、そうもいかないのが  リアル

なぜか?

それは、一般的な意味での「行動」でいいよね?と思ってしまふから、らしい(-_-;)

行動の種類…..考えよっか?

。。。

間違い①「否定形」

…えっとね…これ、何も進めてないよ?(^^ゞ 例:「許さない」って言ったって…じゃあ、許さない代わりに「何を」するのさ?

間違い②「使役」

…(-_-;)いや、Youの行動よ!あなたのデス。受け身でどうするの?!結局「自分は何もしない」という態度。これはイケません。ダメ。例:「楽しい時間を過ごしてもらう」ってさ….抽象的だし、受け身だし、自然現象だし…救いようがない。(苦笑)

間違い③「受動態」

はい、②の兄弟ね。芸歴はさておき(笑)例:「同情してもらう」って答える俳優さんいるけど…「どうやって?」と自分にツッコんでみてもらいたい。そう、受け身はイケません。ダメ!絶対!

間違い④「自然現象」

そそ、②にも書きましたが、かつて、例:「時間が経つのを待つ」って言ったヒトいたけど(笑)どれだけ受け身なんだ?!(・_・;) 逆に驚きましたね。。ちっとも自らの「行動」では無い、決して。

そして、

番外編ですが…⑤「出来ないこと」

これも厄介です。例:「彼女を忘れる」と答えた方いたけど、マヂ?!(笑)病気かケガでもない限り、現代の科学ではムリではないですか?(◎_◎;) 他にも「痛みを取り除く」ってあったけど…あなた医者ですか?!と思ふ。😢

現実に即した「行動」をお願いしマス。

劇というものが、ある人間が、わざわざ(笑)、何らかの意図をもって、何らかの意見や記憶や感覚を持って、言葉を選んで書いたものが、偶然やその場しのぎばかりで構成しているとも思えない。

いや、そんな「その場しのぎ」の台本は悲しいな。(笑)うん。

というわけで、せっかく演じるのだから。役の人物の当事者自体のお立場へは、「主体的」に、行ってくださいな♬

🐕 🐕 🐕

ちょっと俳優自身の意識を変えるだけで、シーンは進みます。

お試しあれ~!

12月のクラスの募集も続いてます!できることをさらに魅力的に😊

輝く年越しにいたしましょう~

(^^♪

「才能」なるもの-Part I

「才能って何ですか?」と聞かれることが多いです。なぜそんなにみんな気にするの?!(笑)「僕ぅ、才能ないのかな ぁ…」「いいな、あの子は才能あって」「アイツほんと才能あるね!」などの呟きをあちこちで聞きます。そして判断する側もなぜか自信ありげに?話題に上ることが多い『才能』って…いったい何? (*’▽’)

ワタクシが子供のころはピアノとバレエの世界だったせいか、骨格の向き不向きや(遺伝する身長、指の長さ!や股関節の骨の形など💦)、練習やレッスンの時間を長くとれる環境に生まれ育っているか否かの話が主だったように記憶してます。

で芸能事務所に入って(笑)演劇始めて、急に出てきた!(笑)感があったのが、「才能」なる謎な言葉。。。🐤

言うんですよ、事務所のレッスン担当しているテレビのディレクターが(笑)

「あいつは才能ある、面白い!」

とか…

で、直接言われたヒト(20代大人)は、

A「有り難い!嬉しいな、よし!がんばろう!」

ってなるか、

B「お!じゃ才能あるなら努力しなくてもいっか、へへ(笑)苦労したくな~い」

ってなっちゃうか、

二手に分かれていた、人生の別れ道。

Kaoru、小学生にしてオトナ世界の不思議を知る、そんな日々。(笑)(・_・;)

そして、バレエのスタジオでは…ライフスタイルの管理ができない10代の女の子や伸び悩む子たちは言われちゃうのね、

「あ~、せっかく才能あってもね、あのクセは止めないと」とか「才能あるのにもったいないよね、練習足りないから」、はたまた「才能だけあってもねぇ…」と複雑な乙女心と混ざった思わせぶり(笑)なコメントの数々…🐣

どうも「練習」と対になっているらしい。かつ他人に見えたり聞こえたりするものらしい。そしてあれば嬉しいものらしいけど、誰もその「正体」を知らない。。。(笑)

まるで ネッシー?! (古い。。哉)

なんやかんや分からないうちに、その後、ある演劇教室へ通っていたのですが、そこではあまり「才能」なる言葉は登場しなかった記憶。なんせ「とにかく練習しろ」「もっと稽古しろ」「ちゃんと考えろ」「よく見て、よく聞いて」、「なぜ毎週練習しない?」「もっと時間かけて!」「全部やってみて」という実践型だったからかなぁ..(‘◇’)ゞ?

ドタバタで(?)日本の某大学の演劇科へ行ったのですが、そこで再び、

「才能ないヤツは脱げ!」と鬼演出家が叫ぶ状況とか( もちろん叱咤激励と冗談と戒めを兼ねて 苦笑)、

「才能があっても、努力しなけりゃ、40歳でカップラーメンに頭つっこんで独りで死ぬんだよ」とか(極論でしたが実際にあった事件の話でした(T_T))、

「才能あるんだから、諦めないで、がんばってね~❤😊」

みたいな、状況と文脈によってなんとでも解釈できる使い方ばかりだったのです。

混乱!一体なにが言いたいの?!

さて、演劇の全体像を知ろうとロンドン大へ進学したワタクシ、当時20歳(笑)。

俳優や演出家に対して「Talent(才能)」とか「Gift(天からの贈り物(笑)」とかあまり言わないのね。テレビではテレビ俳優や子役や歌手に向けて日本みたいな感覚で使われていたけど、新聞や業界紙や書籍にはあまり書いてないのね、そんな風には💦

で代わりに、俳優や演出家希望の学生や巨匠たちを描写するのに使われていたのが、「Hard working(勤勉な)」、「dedicated(心身を捧げている)」、「Passionate(情熱的)」「ground breaking(画期的な)」「revolutionaly(革命的)」「Previledged(特権階級の)」…などの具体的な単語✨

…これはどういうことなのかしらん???

はて?

とりあえず、ロン大の膨大な課題をやっつけつつ、ダンスレッスンに通い始めつつ、語学につまづきながらも(笑)、あっという間の3年目…

ネッシー化しつつある才能なるモンスターの謎は、さらなる展開をみせる。。。

Part II へ続く🙍

 

 

 

 

 

 

 

演技のカラクリ③「感情」?「状態」?どっちかな?

演劇や音楽、ダンスなどを教えたり自分も学んだ理していると、避けて通れないのが、この「感情」やら「気持ち」やら「情緒」などと呼ばれるものです。^^;

厳密な区分けはさておき、演劇の現場で一番問題になるのは、どうやら「感情」なるものと、「状態」と呼ばれるものの違いが曖昧になっていたり、どちらかがどちらかの代わりになると勘違いしている場合に多いようですね。。(-_-;)

はい、ズバリ!

「状態芝居」はやめましょう!

…というのは、

①例えば、超名作!素晴らしい巨匠イプセンの「人形の家」

主人公の妻・ノラが秘密がばれないかと「緊張して」、ハラハラして、ドキドキして、後ろめたい様子で、「慌てていて」、とっても「困っている」。

え~っとね💦確かに、夫に内緒の借金の話なんで(苦笑)、そうなんですが、それだけでは、ノラの人物像も、夫婦関係も、ことのいきさつも、さっぱり分かりませんよね?(笑)だいたい、夫を好きなのか、嫌いなのか。そもそも父親を好きだったのか、どうか。子どもたちを好きなのか、どうか。これらの柱になる「大きな感情」がないといくら状態をとらえていても、どこか「他人事」デス。(T_T)

🐣

②例えば、ミュージカルのレ・ミゼラブル!笑

そそ、歌やダンスでもね、ただ「興奮してま~す♬」とか「ただ、驚いてま~す♪」と歌われて踊られても、なぜなのか、さっぱりわからない。(-_-;) なぜ、ジャンバルジャンを追い回すのか?なぜ、執念を燃やすのか?

動機は大きな「感情」から来てますよ?☆

燭台を盗んだとき、どんな気持ちなの?見つかってしまったとき、どんな感情に動かされている?「あげたものです」と言ってもらったとき、どんな感情が湧いてきて、どんな衝動へつながったかな?

….などを想像するのが、美味しい!🍎 疑似体験するのが、面白い🌰

===

③いわゆる「ドタバタコメディー」でも….

そうそう、ジャンルはさておき、物語の原動力は人物たちの「感情」から。寒いとか貧乏であるとか(笑)、隠し事をしている、心配しているなどの「状態」ではありません。

そう、寒くても「幸せ」を感じているヒトはいる。

貧乏だからこそ「怒り」に敏感になっている場合もある。

隠し事をしているのは、実は大切なヒトをとっても「好き」だから、かも???

そして、心配しているのは、必ずしも相手のためではなく、誰か別の「愛している」ヒトをかばっているためかも?!

そう、感情が役の人物の中心で、思考と一緒にうごめいているから、さまざまな「言動」の原動力になって、物語を展開していくのだ!🚙

ですので、

俳優が役の人物として、与えられた状況にいて、ただ悩ましげに、心配そうに、ウロウロして、困っていて、さむがっていて、探しものしてて、驚いていても…

深まらないのよ。何も。。。😢 残念!

感情と状態を整理するところから、

そして、片方だけにならないよう、

研究、そして練習!

してみてくださ~い(*^^)v

解説オマケ:シェイクスピアの面白ろコメディー「から騒ぎ」

べネディックとベアトリスのドタバタぶりとグルグル回って血迷っている二人のケンカやべネディックのモノローグに代表される思考はみ~~~んな相手を本当は愛しているが故、ですよね♬ シェイクスピアでも油断しないで(笑)あちこちで、明らかにセリフに書かれていないシーンのサブテキストを考えて演じてください。

思考、状態、感情、状況の説明の違いが整理できれば、あともう一歩!

苦手かなと思う方は、年末のモノローグ道場へぜひ(笑)おいでくださ~い。いろんなヒトの例をみて、自分もたくさん試してみて、さまざまな感情のつかいこなし、思考との組み合わせに慣れて、もっと実のある時間を長く、芝居中に味わいましょう!

カンタンだよっ😊🎶

みなさんもよい週末を~♪

 

 

原因を考えることが「解決への近道」と思っていませんか?

「なんで肩があがっちゃうんだろう?やだな~」

「どうしてああいう声が出ないんだろう?もっと●●みたいに歌いたいのに」

「いつもどうして脚をつっぱっちゃうんだろう?硬いって叱られたっ!」

「どうして台本が読めてないって言われるんだろう?読んでいるはずなのに…」

「なんで『ちょっと違う』と演出家に指摘されるんだろう…?一生懸命なのに💦」

「オーディションにまた落ちちゃった、どうして?何がいけないのかな?」

「あまり面白くないな。なんでだろう?😢」

…….真面目で、当たり前で、とっても前向きな、良い質問のように思える…..のに、

じゃあ、なぜ同じような問いを繰り返しているのかな?

😢

恐らく…

病気やケガの場合には、今後くりかえさないためにも「予防」という意味で原因の究明が大切な場面がたくさんあります。対症療法だけにならないために、ですね。

しかーし

本質的には、(おそらく一つではないであろう)「原因」を探して、(推測も含むであろう)「原因」を確認して、「原因」を変えようと試みる!ことは…

現在形なら可能ですが、過去形の場合、ムリっ!😿 なことが多いのです。

例えば、

「どうして大きな声をちゃんと出そうとすると、喉が硬くなっちゃうんだろう_」

とか、

「ああ、緊張すると、動きがぎこちなく硬くなっちゃうな、また脚つっぱってしまった!」

などの場合、いろいろな原因がほぼ無限✨に(笑)考えられます。

自分で変えられるものから過去の出来事や環境や骨格のように変えられないものまで、子供のころに親に言われたことから家具の配置から昨日の食べ物から天気まで….ほぼ無限にありそうです。

(笑)^^;

ということは、もしかして…….原因は特定できないし、できたとしても、「変えられない」のだから、問題の解決には向かわないのではないかな?!

ぎゃ~~~~~~~~~~~~っ (´;ω;`)

「大きな声をちゃんと出そうとすると、喉が硬くなっちゃう_」

なら、大きな声を出すためにはどうしたらいいのか、科学的に仕組みを見直して、大きな声を出すために、無駄な緊張を入れすぎない練習を意識的にすること、

「ああ緊張すると、動きがぎこちなく硬くなっちゃうな、また脚つっぱってしまった!」

と気づいて指摘されたなら、「なんで?」と自分を否定していないで💦 緊張しても、動きがぎこちなくならないための反応を実際にやって、繰り返し自分に覚えさせて、脚をつっぱるのを「今すぐ!」やめる練習を始めることが『問題解決』への第一歩☆ ではないでしょうか?

そう、①事実に基づいた「仕組みの見直し」と練習♡

そして、②今すぐ!練習を始めるという「行動」のスタート!🏃

これですよ!

せっかく考える力もあるのです、論理からも整理しましょ✋

ちゃーんと決断する力もあるのです、「今、やっていること」を変えてみましょ♪

極端な例ですが…

「ず~っと子どもの頃から親に姿勢が悪い叱られてて、あ、ちゃんとしなきゃ!と思うとつい背中を固めてアゴを上げてしまうんです」

というヒトの原因を究明したっていいけど….(苦笑)時間かかるし…..

親にいまさら謝られても解決しないYo!(笑)ちゃんとしなきゃ!と思わないこともできないYo!

ということは、

=理由はさておき、とにかく背中を固めるのを今、やめてみたら?

笑!!😊

はい、文章にするとバカバカしく聞こえますね。

でも、ホントです。

「ちゃんとしなきゃ!」と思っても、アゴを上げるという「行動」と結びつけない練習をすればいいのですよ❤

カンタン!

ついでに辛口コメントも入れると🍛

「どうして遅刻しちゃうんだろう」「昔から、繰り返してるな」「なんでいつもこんななんだろう」とか、ワタクシを待たせておいてつぶやいたヒトいたけど…….(-_-;)

そんなこと考えてどうすんの?!(笑)

ただ10分早く家を出て、1~2本前の電車に乗って、どこにも寄らず早足で歩けばいいだけです。ちゃん、ちゃん。

さらに激辛コメントを入れると🍛 ✨✨

「なんで上手くならないだろう…?こんなに演劇好きなはずのに….どうして?!」と半ギレしてたヒトいたけど……..^^;

理由はどうでもいいので、とりあえずセリフ入れて、ちゃんと相手観察して、自分の動きやってみて!そして、上手くなってない実感あるなら、練習時間も増やしたら?

つまり……

とにかくやってみてよ!😡 うまく行かないなら、何かやっていること変えなきゃ!

デスYo!

過去よりも、今♡

他人や環境のせいではなくて、まずは、自分にできることから💛

もし原因が的確に分かっても、結局、変えるのは現在やっていること、でしょう?

それなら、理由はそこそこでいいので、まずは「行動」を変えましょう🏃

(知的に)原因を理解することと、今、実際にやっていることを変える練習を身体を通してすることは違います。

さあ、今から、ね!

 

 

オーディション/試験の対策③「得意なこと、好きなこと」

密かに(?)好評なオーディション/試験の対策記事(笑)😊

それだけ、いろいろな意見や情報があり、それだけ、さまざまな課題や希望が錯綜しやすいってことかなぁ、と考えております。

さて、オーディションなどで、ときど~~きですが、聞かれたり、披露したりする機会があるのが「特技・得意なこと」のコーナー(笑)

というと、なんだかコンパや合コンや誕生日会の愉快な余興か結婚式の面白コーナーか、はたまた自分の好きな曲を気持ちよく大声で歌ったり、ダンスや武術などの日ごろの習い事の成果を発揮できる素敵なチャンス!♪

…と思うのです…

が、そうは問屋が卸さない。。。(笑)

①「特技」「特殊技能」「得意な分野」などと書かれていた場合

はい、特技とは何でしょう? 就活ですと、人柄や人となりを知りたいから聞かれる面接や記入欄があることが多いですね。ということは、そこから「人物像」を連想&想像される、ということ。

特別な技能ですので、練習しないでできるようなものや(Youtubeで漫談をコピー)、一般的な生活でみながやっていて欲しいもの(睡眠、大食い)などはやめて欲しいものです。多くのオーディションでは審査員たちとお友達同士ではないと思いますので、「ネタ」にはなっても真摯な印象にはつながらないでしょう。「ウケる!」ということと、大事な役を任せたい、一緒に作品をつくりたい、毎日稽古を一緒にしたい、というのは違うことがほとんどです。学生気分を引きずっていると、「付加価値」にまったくつながらないものを書いたり、披露してしまい恥をかいたり、はたまたドン引きされてしまう場面がありますので、ご注意ください。

いくら自己申告でも「ダンスが好きです」だけでは特技にならず、「ダンスを週2回10年習っています」でも「得意なこと」程度なことが多く、やはりお金をとれるレベルの「○○大会に出場しました。●位でした」とか「○○氏の振付で■■で踊りました」とか、具体的に披露、そして半ば自慢(笑)できるものがいいよね💙

書道や茶道の師範、武術や道系のものも段を取ってあると、語学や楽器も資格やレベル試験を受けてあるとお相手たちにも分かりやすい。(もちろん中身も大切ですが💦)

このね、「分かりやすい」ということが、時間が限られている場面では、さらに大切と思います。

いくらマニアックに、一部のコミュニティーだけで、特定のグループの中だけでは素晴らしかったとしても、不特定多数の他人に通じないと、いくら面白くて、貴重でも、なかなか価値が分かってもらえないのも、この世の常。

審査員たちだって、人間ですからね。。(;^ω^) あまりにも不可解なモノは受け止めにくい。。。。時間も限られていますので、そこは賢く選ぶことが必要かと思います。

②「趣味」「趣味・特技」と並列または「好きなこと」を書かれていた場合

正直に書くことは確かに大事ですが、「自己満足」にならないようお気を付けください。確かに、印象に残りたい!覚えておいてほしい!ウケて欲しい、笑わせたい!という欲が出る方もいるでしょう。はい、確かに、そういうポイント稼ぎも大事な時ありますし、そういう傾向が強い座組もあるでしょう。その辺りは、「傾向と対策」をよ~~~~くリサーチの上、準備してください😊

いくら「自由に」、「正直に」、「赤裸々に」書いていいからと言って、初対面の、不特定多数の他人が不快に思うようなものはやめた方がいいでしょう。

例えば、歌が好きでカラオケが大好きだったとしても、もし披露する時間と場が設けられている場合なら、よっぽどの上手い方以外はやめた方が無難です。

なぜって……..

多くの場合、すでに審査員たちは、へたな歌、イマイチな歌💦よくわからない歌(笑)、自分だけが気持ち良くなっている歌😢 を数曲、場合によっては何十曲も、場合によっては何十年も!聴いてきている場合があります。。。🐤

勝算、なし。。(笑)

かなりうまかったとしても、「飽きている」可能性あり!

特に、流行った歌や名曲などは安全パイではありますが、比較の対象が多いのも事実。よ~~~~~く吟味した上で、ご自分の「趣味」と呼ぶことがプラスになるか冷静に分析してからチャレンジしてください。

また不特定多数の他人という観点から言うと、誰かの作品をYoutubeからコピーして披露したり、ましてやお笑いのネタや漫談などをコピーしたものや真似したものはやめた方がいいでしょう。あえての「ものまね」がウリでもない限り、権利意識が薄い、ただのコピー屋=ズルいヒト、みたいなイメージにつながりやすいです。

参考までに、楽器演奏などでも、確かに素敵なんですが…書類を別で出している場合、写真のイメージや履歴書に書かれている経歴や他の項目とあまりにも矛盾していたり、ギャップをわざと狙ったのか(?)あまりに支離滅裂ですと、就活と一緒で、「何をやりたいのか分からないヒト」、「一体どこへ向かっているのか分からないヒト」として、疑いの対象になる場合もありますので、ご自分のさまざまな歴を時系列に並べた上で、慎重に検討してください。

そう、趣味だとしても、好きなことだとしても、「準備が必要」!

いくら準備不足を自覚しているからといって、例えば、養成所や事務所のレッスンでよくやるようなテキストの典型をただ朗詠してみたり、必死な様子で朗読をしたりすると、

???

となります。

そう、「餅は餅屋」といいますネ ✨

大切なのは、

・お試ししてみたことがある「体験済み」のもの

・プロから数回~数か月単位で学んだことがある「かじったことがある」もの

・数年単位など、時間をかけて継続的にプロから学んだことがある「できること

・他人と比べてみても、明らかに秀でていて、数年~ウン十年単位で極めている「得意なこと」、「特技・特殊技能」と呼ばれるもの、付加価値になりうるもの、

・他人の評価はさておき、自分が好きなもの、好んで時間をつかっている「趣味」のもの、

これらを分けて考えてみましょう。いくつか重なっているもの、両方に属しているものもあるかもしれません。それはいいのです、それ自体は問題ではありません。

問題になるのは、そして混乱や失笑、果てはお互いの勘違いや誤解を招くのは

!これらがごちゃごちゃになっている場合。。。(T_T)

2016年もあと2か月。

しっかり整理して、できる限りの準備をして、素敵な出会い、大切なチャンスをつかんでください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

初心、返るべからず

レッスン中「もう、初心は忘れてやって」と言ったら…

見習いもヒヨコ俳優も凍りました。。

「…(このヒト何言ってんだ?!)」の表情を隠しつつ、です。

(しかと見たよ!笑 )

さて…

「初心に戻る」ことが良いと勘違いしてるのかな?

それとも日本語の意味を混同しているんですかね?

最初に行動を思い立ったときの正直な気持ちで真摯に取り組むという感覚、つまり「初志」を指していたんでしょうか?

最後まで「志」を貫こうという意味なら、「初志貫徹」の方がいいかなぁ~、と。

それにしても…硬いね ^^;

「初心」は(物理的に)二度とない。

そして、

「初志」…要らない。(笑)

志があるからできるようになるんじゃなくて、「毎週毎月やったからできるようになる」のであって、志は原動力の一部です、そのものは「行動」ではない。しかも、「感覚」なので移ろいやすい。(T_T)

たしかに始まりのときには「志」や「好きだという気持ち」や「やる気」がとっても大事だったんだろうけど、そしてそういう気分になること自体が嬉しかった、愉快だったんっだろうけど…….

今、もう時計は進んでいるよ?

…いつまで「初心」な~の~?(^^;

確かに、芸の道に終わりはありません。

人間としても、一生学ぶ事はできます、生涯学習、素晴らしいです、生活を豊かにします、社会貢献になります。

…私が言っているのはそこではない。

問うているのは、

「いつになったら、中級の内容、上級の質、プロのライフスタイル、さらに一流の行動にするんですか?」

もとい!

「いつから?😊来週から?来月から?」

と聞くと…多くの方が…凍ります。

ゴメンね。(笑)

不老不死なら良いでしょうが…時間は誰の上にも平等に流れるようです。

さあ、どうしますか?

いつまでも期限(〆切)が守れたこと、時間が守れたこと、チームとうまくやれたこと、自分が楽しかったことだけをヨシとしているだけの方々へ:

害がなければ、なにかを成し遂げた、作品に貢献した、相手と協働したと言えるのでしょうか?

先生がつけてくれた振付を覚えて「ホッ」としている。演出家に動きつけてもらったり、先輩に解釈説明してもらったり…それで満足している。チラシに写真が載って、とりあえずギャラがもらえて、そこそこの(?)作品に出ているだけで、安心している……..

これは初心というより…

「初歩!」😢

「初歩」(初心時代・初志ある)→「基礎」(ず~~~~~~っと)

そう、「基礎」の内容を「いろいろなレベル」でやって欲しいのだ。

初歩のヒト向けの戯曲がないように、基礎のための戯曲もない。あると思うなら、シェイクスピアの「夏の世の夢」は初歩の簡単な戯曲なんですか?それなら、なぜ世界を代表する劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが巨匠たちの演出で名優をキャスティングして「夏の世の夢」を頻繁に上演するのか?

自分の能力を「どのように」使うか、「どのように」使えるかがレベルなのです。ここがとっても美味しいところ。😋

初歩のエクササイズはあるのかもしれないが…

基礎のエクササイズはた~~~~~~くさんあって、それぞれのレベルや目的に合わせて、いかようにも組み合わせられる、応用できる、発展させられる、そして何より深められるものなのです。

「初心」を忘れずに、と唱えながらやっていると、なんとなく、初歩のままの「態度」でいて、初歩時代と同じまたは似たような「行動」をしてしまふもの。

この「態度」と「行動」を変えることを「レベルアップ」と言います。

初心・初歩時代のように指示を「待ったない」で「自分で考えて動いてみる」

初心・初歩時代のように「できない理由」を考えないで「できるための方法を試す」

初心・初歩時代のように「先生(演出家)のせい」にしてないで「自分がやっていること」を変えてみよう!

責任にもつながるかもね、自信もそこからくるかもね。

もう「初歩」じゃない、もう「初心」はいらない。

試しに、いかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の破壊事件ー学芸会ちゃうねん!(笑)

皆さん、2016年も残り2か月を切りました。今年はどんな1年でしたか✨ 私は先日、びっくり(+_+)するようなイマドキの日本の基礎学力の破滅を予感させるような「破壊力」💣 を目撃しましたョ。。

①稽古場にて

Kaoru「それぞれのペアごとに、今週どこを工夫してきたか、どんな練習をしてきたか言ってみて~」

見習い俳優A「台本を読み直して、この服は違うなと思って、ベストを変えました。」

Kaoruセンセ「(…いまさら?!)他には?」

見習い俳優B「何してるか分からないと指摘されたので、目的の設定を見直しました」

Kaoru先生「(併せて方法も見直せい!ムカッ)ああ、そう。」

見習い俳優C「私たちはセリフの意味が分からないと●●さんに言われたので、自分の言葉に置き換えて会話する練習しました」

Kaoru軍曹「なぜ?!名作の言葉へ自分たちが近づくためにはどうしたらいいか、それをやるんじゃなかったの?なぜ自分の狭いたった20数年だけの経験しかない世界に名作を近づけるの?!😡他の練習は?」

見習い俳優D「先輩に役の人物の歩き方や座り方、動きの研究してないと指摘されたので…歩き方をやりました」

Kaoru軍曹「ああ、そう。(ホントは2か月前にやっとくべき内容じゃ!)😠 他には?」

ここまで、稚拙ながらも、なんとか具体的なダメ出しやら指摘やらに向かおうという人達が少なくとも数名はチラホラと居る中….💣

見習い俳優E「僕の役は上流階級の出身だから、衣装にアイロンをかけ、セリフを完璧に覚えました」

🐤 ..🐤 …🐤……

はあ?!●~*

あの!衣装にアイロンかけるのは当たり前!しわくちゃ加工だってわざとつけるんだよ!いや、普段着だって必要に応じてアイロンかけたり糊付けくらいするでしょ😢

そして、セリフくらい立ち稽古入る前にいれておくのが相手役そして周りへの礼儀だ!自分だってうろ覚えで動いたり、中身準備できないだろう!!ヽ(`Д´)ノプンプン

あほや~

いろいろ、おわた。。ちなみに発表会もすでに終わっておりマス(発表会前にセリフ入れておけ☝ その後も反省しなかった証拠)

。。。

②とある公演にて

緊迫しているはずの尋常ではない状況で、残忍な仕打ちが繰り広げられ、いろいろな意味で過酷な環境で服役する凶悪犯:囚人たちの葛藤とシステムの矛盾をついた社会派ヒューマン・ドラマ…..

のはず…

が….

あらっ?!

訳ありの囚人たちが、のびのびと活発に、元気に「ジャズ・シューズ」(スプリットソール)を履いて、健やかに動きまわっておりますよ?!

訳ありの問題も癖もある囚人たちが「動きやすくて快適な」ジャズシューズ?💦

大爆笑!(こころのなかで)

「凶悪で危険な囚人たち」の足を守って(軽やかに)楽チンに走れるようにしちゃ、ダメなんじゃないの?!(-_-;)

…他にも謎なところ、不可思議なつっこみどころ満載な時間でした。

終演後、隣の席になっていた名優(素敵❤)さんが「う~~ん、これは…なんで上演したのか分からない。。これは….ひどいね…」といい声で(苦笑)うなりましたとさ。その後、こちらの大先輩と少々語りつつ、お互いの苦痛を確認し、怒りに震えた時間でした。

本当に踊るシーンがあるミュージカルや音楽劇ならともかく…ブツブツ

刑務所という密室が舞台のサスペンス、社会派心理劇(らしい)で…ブツブツ

カぺジオとかチャコットとか(笑)「足に優しい」ジャズシューズ、みたくない!邪魔じゃ~

🐣

①も②も、

「学芸会かいっ?!」

と、こころの中でおおいに叫んだ、そんな10月でした。(T_T)

志を持つこと自体にお金は必要ありません。

練習すること自体にお金はかかりません。

アイロンかけるとか、セリフ覚えたとか威張られても….

失笑をかうのがオチ。とんちんかんな衣装や演出や解釈も失笑のもと。

おススメ舞台情報、素晴らしいコンサートや面白いイベント情報に飢えているKaoruです。良いお知らせ、楽しみに待ってマス ♪

 

オーディション/試験の対策②自分らしく…のワナ

ただいま~✨

シンガポールでの友人夫妻主宰による国際ダンスイベントも賑やかに終わり、足はパンパン、お腹はいっぱい(笑)。ますます仕事にやる気が出たKaoruです。

さて好評シリーズ第2回はオーディションあるある話 (笑)から学ぶ…

「なにを準備したら良いのか?」デス

日ごろから注意して過ごしていないとなかなか気づきにくいのが

「オーディション用のいろいろ」♪

オーディション用の服、オーディション用の歌(ジャンルいろいろ課題曲など)

最近増えているワークショップ オーディション用の稽古着

オーディション用のモノローグ課題、オーディション用の特技の披露(ダンス、武術、楽器演奏、語学など)

あああああああ!!

そう、ストレスフルですよね~ (^^;

真面目に考えれば考えるほど迷いやすい。(T_T)

で、一つ一つを丁寧にじっくりと…などど考えるのが正当なのですが、そうも言ってられないのが(苦笑)忙しい若手&中堅の俳優とその仲間たち

本日は血迷いやすい羊たちとその仲間たちのために、そしてより有意義な時間を過ごしたい審査する側の希望も汲んだ、オーディション準備をするためのポイントを解説いたします。( ー`дー´)キリッ

ズバリ!

「五感を通じて」与える印象が一貫するようにしてください!

(審査する側の方々へ:五感を通じて受け取った印象が一貫しているヒトが印象に残っていませんか?もろもろを信頼し、好感を覚え、好意的に解釈しませんでしたか?)

そう、応募用紙に書かれた、美女のきったない字 (笑)、ドン引きします、疑いに満ちた目でみてしまいます💦

本格的にスポーティーな服装の方が、身体が硬~く、俊敏に反応もせず、まったく動けない時…がっかりするのが人情

歌唱が得意と書類に書いておきながら…ただのカラオケ レベル(下手)だったとき、怒りを覚え「はやくこの曲終わってくれ」と密かに祈るのも…人情

そして、写真の印象とまったく違う不明瞭な発声・発音・鼻声……悪気はないだろうと思いつつも、やはりいらだちを隠しきれないのも人情….

ちゃんと事務所から紹介されてきたのに….靴が汚く、挨拶もままならない…まあ、緊張しているんでしょうけど….それでも50人続くとちっとも嬉しくないのが人情なり。

スミマセン、そうなんです。

選ぶ側も人間です、完璧な人間はいません。

それでも、一貫していて欲しいよね~~~~(^^ゞ

という事は…

「ぜひお願いします!この作品に出たいんです!仕事したいんです!」

と言いながら、

「あ、こちらの劇団の公演はまだ観たことがありません、スミマセン時間なくて」

などと言うのはおかしいよね。😡これも一貫してない

やりたいのか、やりたくないのか。。どっちなの!?(笑)

同様に、

「みんなで面白い作品を作りたいです!」

と息巻きながら(笑)

ワークショップ オーディション中にグループでのエクササイズで

どういう訳か…………………

他人にぶつかる、ちゃんと周りをみない、きこえないような小さな声でしゃべる、他の人がやっているときに注意深くみない、要は協力的でないってこと….

やはり一貫していないのだ、言動が。。

か、かなしい。。。。😢

よくオーディションに来ていく服や宣材撮影用の服や課題曲を選ぶのに、

「自分らしいもの」を!

と悪意なく、素直に思ってしまふ残念な方々がいるけど、

それは「一貫していない」につながります。

だって、自分が好きなもの=自分が認めている、自分で意識できてる部分

というだけで…

例えば、自分に似合う色と好きな色は違ったり、好きな音楽と演奏できる範囲は違ったり、「自分らしく」快適だからって、家で寛ぐようなパジャマみたいな服装で劇場に来たり…..(-_-;)

はたまた、自分に「他人が期待する」能力や「他人からみて魅力的な部分」と、意識で来ている自分のお好みは必ずしも一致しないのだ…(^^ゞ

困ったね。。。🐣

家族ではなく(笑)、いろいろな友人・知人・専門家の意見を聞いてみましょう。写真やビデオをとって研究しましょう。今は便利な時代になりましたよ。(^^♪

五感を通じて伝えていることが一致していて、言動も一貫していること、

目的に合っていること、

利他のこころを忘れないこと、

…自己を客観的にみることは(哲学的には)不可能。。。

それでも….まぁ、少し努力しよう!

「自分らしい」は往々にして「自分にとって楽なやり方」とか、「自分の慣れている安全な範囲で」とか「今までの成功例」とか、良くも悪くもこれまでの生い立ちからの癖や日常生活からの個人的な傾向に満ちたものが多いです。

あえて、必要に応じて、そこから離れることができてこそ、他人とクリエイティブに、健やかに仕事ができる!

過去を否定するのではなく、そこからいったん消化して、還元しましょうよ♪

みなさんの良いお知らせを楽しみに待ってマス😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演技のカラクリ②反射、反応、応答してるカナ?

生き生きとしていて、自然な、役の人物がより魅力的に!そして俳優自身も輝く「演技とは?」NTライブで世界最高峰の演技を国内で、繰り返しみることができるようになった、今!これまで以上に、素敵な、総合的な演劇体験が叫ばれるこの頃☆

演技の仕組みに悩む、疑問をもつ方々も多いと思います。

お任せください!👊

NTライブに出る多くの国立劇場(NT 笑)を始め、数多くの映画や舞台で大活躍する俳優たちを輩出してきた世界の演劇学校✨御三家の一つ「ロイヤルセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ」の修士課程で「俳優養成」と「教育学&ムーヴメント(動きの)演出」を正規留学で修めてきたKaoruが得意とするのは、正しく、ああいう、当事者性に溢れた、臨場感あふれる、まるごとの、感覚体験を味わう、映画でも舞台でも通用するホンモノの俳優の育成💙

これがワタクシの得意分野♪

(決して初歩の「ひざをちゃんと曲げようね」とか(笑)「はい、声を大きく、返事しよう」(苦笑)などを繰り返す保母さん代わりの教育は受けておりません💦)

さて、本日のワンポイント・レッスンはこちら☟

素敵な演技のために、面白い芝居のために、自分がちゃんと「反射、反応、応答」しているかチェックしてみよう!

① 反射とは?

例えば、「アチッι(´Д`υ)」とオーブン触っちゃって手を引っ込めるとか、急な車の飛び出しに有無を言わせずに「ギャッ!」と驚いて手足を引っ込めるとか、自分の管理の行き届かない、「意志の参加しない」、「昨日食べた梅干しを思い出したら唾が出る」という生理的な変化や、恥ずかしい思いをしたために「血圧が上がる」など…要は本格的に(笑)本能に基づいた、意識しなくてもできる、身体に起きる変化です。

ただ劇中では、意思を介在しない=ホンモノじゃないと、わざとらしくなるという難点があるよね。したがって、具体的な想像力で本当に近い感覚を疑似体験することや、ウソに見えない/聞こえないための、的確な働きかけや設定が大切になりますね。

② 反応とは?(React)

色や形、音や光や熱などの刺激(感覚器官を通じての)を「受容」してから、何らかの「変化」をすることデス。例えば、相手の「ちょっと待って~!」という呼びかけに、耳を通じて音を聞きとり、誰の声かな知ってるヒトかあの人かっ!と認識する(記憶を基に、または情報を比較して)という部分です。

🐤

あらっ?!

と思った方、そう、ここまでで「反射と反応」なんです。

まだ「応答」していない。

ここまでは状況に(人間として本能的に意思発揮なく)反射して、(使える)感覚器官を通じてただ刺激に対して反応しただけ。

いわば「現状の確認」程度の時点なのです。

🐤🐤

そう、どっきりしたみなさん、さあ、ご注目!

次!↓ が大事になってくるよ~♪

③応答(Respond)

先ほどの例の続きで言うと「耳を通じて●●だ!」と誰の声なのかを情報処理した後、「立ち止まる」、「無視して去る」、「ふり返る」、「返事をする(『どうした?』とか 笑)」、「微笑みかえす」などの「対応」を感情と思考をつかってするわけですな。😊

そう、ただの生命維持ではない!ただ本能に従うだけでなく、脳をちゃ~んと通じて感覚器官を通じて受け取った感覚を伴って、頭脳もつかって「事実」に応じるのです。

そう、総合的な「行動」にでるところが「応答」なのよ✨

身体の運動や移動も伴い、感情(情緒)の変化もあり、思考もつかった「事実」への反射・反応後のまるごとの応答。

ここまでやると「交流」が生まれて「演じてる」時間が生まれます。

ということは、

ただ驚いているだけ….

ただ相手役を見つめているだけ….

ただセリフを熱心に聞いているだけ….

ただ一生懸命しゃべっているだけ…….

ただ自分のやってることを感じているだけ……

これでは演じていることにならないのだ!

🐤🐤🐤

より人間らしく演じるには、より魅力的に、まるごと演じるためは、

誰もが「反射、反応、応答」のプロセスを省略しないこと。

実践してみてください。

より密な内容を、さらにビビッドな体験をお楽しみください(^^♪

演劇は「交流」する芸術です。

本日のオマケ写真は某国での巨大なキーライムパイ🍋食べきれずお持ちかえりし食べ終わるのに2日かかったおもひで。。。(^^ゞ