「『理由』なんかどーでもいい場合」 、有りマス

レッスンやクラスでよくあるんですが…

どうして、こんなに首固めてるんだろう?」

「私、なんで膝つっぱってたんだろう?」

「なぜいつも頭が後ろにいってるんだろう……?何でなんですか?先生?!」

「なんであんな声出したんだろう?どうしてあんなひどい動きしたんだろう?」

と言われるのです。まるでミステリーのように!

…なぜって…(^^;

そんなの、知らんわ!苦笑

自分のことでしょ~?!

…とツッコミはさておき。

「なんで?」とか「どうして?」とか「なぜ、なぜ~?」って考えてどうするの?

だって……理由を知ったとして……どうするの? 笑

理由が分からないと「何もしない」の?

自分に理由が納得できなければ「何もしない」わけ?

じゃ、始めから「変える」気ないよね、ホントは。😡

笑!

というわけで、理由を考えて何分も、毎日、毎週、毎回ウジウジしてるなら、

「今、とりあえず首、固めてるのをやめてみて」

「さておき、膝つっぱってるのをやめて」

「まずは、頭を後ろに押しているのをやめて」

「なにはともあれ、その変な声をやめる(苦笑)!そして声を出す前に、どう出したいのか考える。理屈はさておき、その役立たない動きはしない(苦笑)!動く前に、自分が今、何をどのようにしたいのか考えて」

ください。ぜひっ!

理由って、一つじゃない場合が多いし、理由なんて探そうと思えば、いくらでもある。いくつか理由や原因を探し当てたところで、自分にも周囲にも納得いく口当たりの良い理由や原因がいつもある訳でもないです。直接の原因も間接の原因もあるし…永遠に続きますよね、犯人探し (笑)!。理由があったとしても、結局…

「なにか『行動』をするんだよね?!」

じゃ、始めから「やればいい」じゃん。(笑) ☻

「首を固めていたという事実」に対応しましょう。

「膝をつっぱっていたという事実」に応じましょう。

「頭を後ろ押していたという事実」を受け止めましょう。そして変えましょう。

「目的に合わない変な声を出したという事実に反応しましょう。不適切なひどい動きを今したという事実」を認めましょう。理由は仮定でも、原因はおよそでもいいんです。

そして…「事実を解決」しましょう!(^^♪

***

日常でも同じ原理がありますよね☻

例えば、誰かの足を踏んでしまった場合。。。よくある例です。

理由、大事ですかぁ~?

「暗くてよく見えなかった」から、踏まれた側は足が痛くないんでしょうか?

「混んでいたのでうっかり」事故だったら、踏まれた側のつぶれた血豆はなんともないと?

「体調が優れなかったので」、踏まれた側は笑顔で我慢せねばならぬと?

「慣れない靴だったせいかなぁ」…慣れない靴だと踏まれた側はたいして痛くないとでも?

「となりの人がぶつかったから…」うん、でも踏んだのはキミよ。苦笑 💦

お分かりですね?

そう、理由の如何に関わらず、「謝る」よね、まず。(-_-;) 行動するでしょう?頭下げたり、相手の様子みたり、靴を汚してないか、サンダルの女性だったら血が出てないか確認したり、ご老人だったらすぐに歩けるか…。結局、行動するのだ!

という訳で、

理由を理解しようと努めることと、解決することは違います。

問題の原因を探すことと、実際に行動を変えることは違います。

大事すぎて、2回書きました。(笑)

++++++

前に、

「どうして遅刻するの?!」と叱ったら

「どうしてなんだろう…?」呟かれて、

(-_-;)

質問文をつかってのお叱りを質問と思わなかったらしい。面倒なので(苦笑)「遅刻するな!」と命令文に言いなおしてみました、ちゃん、ちゃん。

あくなき理由探し、犯人探しのような原因追及は、ほどほどに、ネ。あまり長く理由を思索していると、実際の行動を変えるのが遅くなってしまいます。

どうせやるなら、やりましょう。理由が大事でないこともあっていいのです。

本日の写真は「理由」は分からないが、美しい猫💙 原因は不明だけど、とにかく可愛い猫さま♡ 理由なんて、い~らな~いっ♪

 

 

戯曲読解&分析のワナ 第1回「事実が大事」

私が高校生のときから習っていた今は亡き恩師A(俳優)がいつも言っていたこと。

「かおちゃ~ん。具体的だよ~、具体的!おまえは観念的なんだよなぁ、なんかぁ。う~ん、俳優は具体的でなくっちゃぁ~、やれぇ、具体的に~!」

(T_T)

3年近く言われ続けた日々。

その後も私の留学先のロンドンまで達筆なお手紙をくれた温かい師匠。実の娘のように本当の意味で本気で叱ってくれて、信じてくれて、最期までかわいがってくださった先生。

そうです。

今になって、その後、ウン十年を経て、先生の有り難さと正しさが染み渡る冬の空。

苦笑

授業だけでなく、シーンのクラスや外の企画やWSなどをやっていても毎回感じること。それは、「戯曲読解&分析」が「事実」に基づいていない!

しかもまったく具体的でない!という恐るべき事態!

由々しき問題でっす!(# ゚Д゚)

伝統的な「いわゆる」戯曲読解&分析でも、スタニスラフスキー・システムでも、戯曲が文字に書かれた他人の生活の様子や言動である以上、ただ妄想してちゃダメだろ~!ただ観念的に分かったつもりになっててもダメだろう~!ただの調べものも足りないだろう~、博物館じゃないんだぜ~、演劇は~!!!(笑)

というわけでこのブログの「カンタン!戯曲読解&分析」コーナーでは具体例を出して、戯曲を読むにあたっての注意やポイント、分析の方法などをご紹介していこうと思います~。!(^^)!

戯曲を読むのに慣れているプロの方々、

戯曲を読み始めてまもないヒヨコの方々、

ご自身の俳優メモなりジャーナルなりノートなりが、具体的な読解&分析になっているか、まずはご確認ください。

例えば…

「あなたのキャラクター(役)は何ですか?誰なのですか?」というような問いに…

「不幸な女です」とか「綺麗な女性」と答えてないよね?!

まさか!

「この人(自分が演じる役、キャラクター)はどうしてこんなこと(セリフ)言うんだろう?どうしてこんなこと(行動)するんだろう?」

なんて、しょっちゅう思って…ないよね?!ないよね?!

思っていた方、お心当たりの方へ。

まずは戯曲読解&分析前にたくさんの世界の名作と呼ばれる時代と文化を超えて生き残る名作小説をお読みください!

その上で、

世界の名作といわれる戯曲を「事実」と「事実から推測できること」を分けてノートにお書きください。

ここがスタートです。

のんびりになりそうですが、まだまだ続くシリーズで~す~(^^)/

毒舌好きの方々、しばしお待ちくださいね!

本日の写真は最近読んで面白かった、己が何者かが具体的な方による、具体的な例がたくさんの面白い&読みやすいお気楽な良書。お試しあれ~!

「見学」って…何のため?―見ていたい人々

①「ケガのため、授業を見学させてください。」

②「~の勉強をしているので、クラスを見学させてください。」

③「参加を考えているので、最初、見学させてもらえますか?」

…ワタクシにはさっぱり分かりません。。。(^^ゞ

一般的には、やる気があり、失礼のない、どちらかというと推奨される行為のようで、一種、優等生的な対応またはご丁寧なお申し出のようですが…

ワタクシには理解不能!(趣味や娯楽のクラスの場合は少々別ケースと思います)

①「ケガのため、(動けないので)授業を見学させてください。」

一時的に動くことが難しい場合ですね。はい、そこはOK。でも、もとの授業(やクラス)が実際に本人がうごくことを前提にしているのなら、本来は参加できないはず。実際に活動することと見学が同等ではない時点で、『見学=参加』にはならないよ?そこを勘違いしている学生やその親よ!ケガや病気が中期~長期に渡るなら、休学なり休所なりして『授業内容に見合った(健康)状態になって」から再開するのが本人と周りのためにもなるでしょうに…ブウブウ!

そして、見学用のスペースを確保するのも効率的でない場合もあるってことを想像してないよねぇ~。また見学者という立場の者がいないからこそ、クラスの平等感や緊張感、集中度が保たれているというのもあります。😡 どう考えたら、実際に活動した人とただ見てた人に同じ価値の単位をあげたり、ましてや成績がついたりするんですかい?本当の意味での公平を考えていただきたいもんです。

②「~の勉強をしているので、クラスを見学させてください。」

はて、なんだろう?…この一見、正しいようで、やはり間違っている感は。。。(-_-;)

それはね…学習(勉強)の本質から、遠~~くかけ離れているから。

「学ぶ」ということが分かっていないんですね。ズバリ言いましょう。

「○○の勉強してて、そのクラスに来るなら… …」

「見てないで、やれ!」(グサッ!)

笑!

見学して何か気に喰わなかったり、自分の予想やご希望と違ったら、諦めるのかい?「いや、そんなっ!」と言うなら、真剣にやっている人が目の前にいるんだから、安全なところに座って批評家然としてないで、とにかく試してみないと!

「やってみる前から、意見を持つことはできません。やってもないのにどうこう言う事、それは意見ではなく『偏見』です。」と言ったのはパリ在住のチェロ奏者でもありアレクサンダー・テクニーク教師でもあるペドロ・デ・アルカンターラ。あっぱれ!まさにその通り。😠

③「参加を考えているので、最初、見学させてもらえますか?」

尚、意味が分からない。。。ワタクシには。

だって、どうせやるんでしょ?(笑)じゃ、今から、始めたら?(笑)

たまに聞かれるんですよね。イギリスで演劇学校はどうやって調べましたか?とか、ロンドン大に入学する前はロンドンに行ってたのか?語学留学してたのか?ホームステイしてたのか?など…

NO! いいえ、まったく。(笑) ヨーロッパには観光旅行すらしたことなかった。

だって…イギリスに行っても、観光客がいくところに毎日行く訳じゃなし、天気が悪くても素晴らしい舞台を生み出している人々はいるし、多少不便だったり不衛生だったりでいろいろ日本と違っても…どうせ勉強するんでしょ?笑 (^^;)

じゃあ、大学を事前に見学しようが、ロンドンに行ってみようが、行動はほぼ同じじゃないですか?学ぶのは自分なのだ。環境や他人によって学べたり、学べなかったりするなら、学ぶという基礎能力があまりにも欠如しているのだ。(学びやすいという傾向はあるにせよ。例えば、資料がたくさんある、優れた「秀作・傑作」がたくさん間近で毎週お安く観られる、のような。)

という訳で、1回や2回「見学」したからといって印象以上のものが分かる訳でナシ。やりたいこと、学びたいことがあるなら「体験」してみるのが早いのでしょう。

結論:「まず、やってみよう」

実行あるのみ!

このハイテク時代でも、私たちは「見る」ことでなにかを身につけることや学ぶこと、理解を得ることは、(ほぼ)できません。私は運転や道路を20年以上も見ていたはずでしたが、教習車を運転するまで、「車とは?交通とはいかに!」をさっぱり想像もしていなかったことに気づきました(恥)その苦労は想像に難くない。。恥。

文字面の情報は大量に探しだせるけど、コンサートでオーケストラや歌手を「見て」も楽器が演奏できるようにならないもんね~。私も何年も練習しまくる音楽家や歌手を「みて」いますが、自分は歌えるようにも演奏できるようにも、全くならない。(笑)

みることは喜びでもあるけど、やる側になりたいなら、自分が「やってみる」しかないよ。

教訓:「みてないで、やりましょう」

(^^)/

DSC00225

今日の写真はマレーシアの熱帯雨林でFlying Fox(ロープにぶら下がって『ターザン』)する前の図。地上150メートルで、530メートルの距離を2本、時速80キロ~でターザンする。。実際、高速で空中を移動するターザンよりも、ビル以上に高い木に立てかけてあるハシゴ(!)に登る方が辛かったし、さらにヤブ蚊に刺されまくる方がキツかった。(笑)

Flyingfox

やってみないと分からんことばかりです。

ちゃん、ちゃん。

 

 

 

 

 

 

本当に「難しい」のか?!ー昔々、教師養成コースにて

「難しい!」…それは思わず出てしまう便利な言葉。

「難しい」と言えば、いろいろ収まる…のかな?ホントに?

昔々、ロンドンのアレクサンダー・テクニークの教師養成コースにVという素敵な50代の元バレリーナがいましたとさ。可憐なバレリーナ引退後は、ジャズダンスなども踊れる先生になり、英語を教え、事務仕事をし、乗馬をし、才能あふれるスーパー・ウーマンとして2人の息子を(ほぼ)一人で育てあげ、アレクサンダーの先生になるために教師養成コースで研鑽を積んでいたのです。

私がVに会ったのはVが最終学年3年目のとき。

私はヒヨコでただレッスンを受けていることが多かった。^^;

そんなある日。

よき先輩であったVの査定があり、新しい一般の(学校外)生徒に初めてのレッスンをするという設定で、校長先生含め、みんなが監督する中レッスンを展開する、そんな教育実習課題の時間…(辛い?)

Vは緊張したのか、ピリピリしていた、おおぅ、元バレリーナよ!

「レッスンは一種のパフォーマンス」と演劇科出身でババクサい私は悟っていた。

(^^;

なんか嫌な予感したけど(笑)校長から厳しい目で査定されながらも、Vは生徒さんにレッスンの説明やテクニークの原理を解説し、アレクサンダーの個人レッスンが熱心に進んでいったんですね…

いや、そう見えたのよ!…けど…そうでもなかったの! 泣

先輩V「…はい、首の緊張を解いて。そうそう。あのね、こうやって自分の癖に気づいて、余計なことをせずに、じっと座っているのはとても難しいんだけど、こうやって自分がやっていることを観察して、からだの様子を…」

と生徒にレッスンを実地で進めながら、話をしていったV。

協力的な生徒(役)「オウ、イエス、イッツ OK。」と微笑。

素直にVの説明を聞いて指示に従う、有り難い生徒(役)の様子は平和にみえた。

でもね

ヒヨコKaoru(ああ、やっちまった!…チーン (T_T))

ヒヨコKaoruの悲しい予感は当たり、 いつもはおっちょこちょいの髭校長がイスの上で体重を移動し怪訝そうな顔でメモを取ったとき、

ヒヨコKaoru(こりゃダメだ!Vちゃんピーンチ!)(-_-;)

と心で泣いたのでした、ちゃん、ちゃん。

その後、Vが2階でみっちりと叱られている間、ヒヨコKaoruを始め、みんなは粛々とオヤツを食べて待った、そんな暗い記憶。(苦笑)

みなさん、おわかりでしょうか?

2階から降りてきた怒りの髭校長、着席するなり、

「あのね!怒 😠『難しい』って何なの?!『じっと座っていることが難しい』と言ってたけど、一体誰が?誰にとって『難しい』んだよ?!『余計なことをせずに、じっと座っているのがとても難しい』のはキミだろう?! 😡 あの生徒はそんなことなかったじゃないか?!ちっとも彼には難しくなんかないんだよ、そんなこと!見てないのか?気づかなかったのか?キミが難しく『感じてる』だけじゃないか?!何言ってんだ!怒ヽ(`Д´)ノ」

…ドーン ☇ 雷が落ちました。。

こんなに不味かったティータイムも珍しい。泣

そうです…(T_T)

Vは自分が苦手なことは生徒はもっと苦手に違いないと勝手に決めつけ、「難しいこと」としてレッテルを貼ったのでした。悪気はなかったはずですが、結果、生徒は自分がやっていること、そしてこれからやることは「なんか難しいと思うべきことらしい」と受け取ったのです。そりゃ、マイナスからのスタートだわな。

ヒヨコKaoru(お、恐ろしい。。。)

ダメじゃん、先輩っ!

そして

髭校長!怖すぎっ!

(普段、私にはかなり朗らかでヒョウキンで愉快なおじいちゃんなんですが 笑)

「難しい」と思ったとき、『誰にとって難しい』のか、考えましょう。「難しい」と言いたくなった時、「誰が?あ、これ自分の感想かな?本当に難しいことなのか?」それとも「難しいと感じているだけな?」とツッコんでみよう。

ああ、恐ろしかった。。(-_-;)

おかげで私は学べたので、結果、オーライですが。。。

その後、Vがウジウジしていたことも辛かった。。

主語を考えないと「一般化」してしまう危険を身をもって知った日でした。

プルプルッ。。

今日の写真は「難しくない」シュノーケリング@モルディブ💛

「自分のペースで」やりたい!は危険

「ご自分のペースで学べます」と言われるとなんだか安心する。そう書いてあるチラシやパンフレットをホッとしながら手に取っている。

それなら…私でもなんだか上達できそう…と胸キュンする♥…

そんなあなたは危険です。

「それぞれが自身のペースで学ぶことが大事」と悦に入る先生(指導者)。

「みんなちがって みんないい By 金子みすゞ」 を曲解して微笑む先生(指導者)。

そんなあなたは仕事してないぞ!

キッパリ☆

そう。かつて自分も「一人一人に合わせて、ご自分のペースで学べます」に安易に惹かれていた生徒時代。反省。恥ずかしい。懺悔。素人考え、甘ちゃんでした。嫌だ~!もっと学べばよかった~。後悔先に立たず。。。

あのね…「自分のペース」で上達する人は(ほぼ)いません

なぜなら「自分のペース」そのものが問題だから。

自分のペースを守っているが故に、あなたは○○が上達せず、▽▽がイマイチできず、××がイケてないのだから。そして何にも挑戦しておらず、過去であり、その延長にある日常を超えていないのだから。

ガーン (T_T) 彡

そう。自分のペース=自分の癖・習慣・日常・防衛

学習がなされるためには、自分のペースと一般的に言われる「コンフォート・ゾーン」=表向きの快適さを重視して現状維持、当事者性もなく、他人任せの領域、から出る必要があるんですね。

ご自分のペースはご自宅で。(笑)

練習や訓練など能力開発には「ストレッチ・ゾーン(ラーニング・ゾーン)」とされる領域に一定時間以上いる必要があります。ここでいろんな刺激を受けて栄養を養い、のびのび能力を伸ばしていくのだ。工夫や想像は迫られるけど、つかえる方法が増えるので愉しいし、できることが増えるので、みんなハッピー♪

かと言って、病になってしまうようなパニック・ゾーン(恐怖)はダメです。トラウマ(?)になります。稽古場で独裁演出家が何時間も1人の俳優に精神論を怒鳴りつけ続けるのもパニック・ゾーン。撮影所で隔離して説得という名の洗脳や布教もダメ。これもパニックを引き起こします。結果、誰も何も学ばないため、優れた作品づくりや能力開発などの「目的」が果たせません。不幸。。。

大切なのは「ラーニング・ゾーン」(別名:ストレッチ・ゾーン)

普段の考え方、習慣になっているやり方から離れて、癖に頼らないでも、新しく、今、自分で考えて、想像して「いくつかの異なる方法」を試してみる。慣れない方法でも、自分の能力が発揮できることを体験して、さらに自分の可能性を「ストレッチ」💙 楽しいです♪

ある日、モノローグをつかっての一般の演技のクラスで

Kaoru「このモノローグどう?課題に使ってみて~、ま、試しに~(*^^)v いいんじゃない?年齢も合うし~♪」

せーと「えっ?!こ、これはっ!難しすぎませんか?私には…」

Kaoru「ん?」

せーと「いや、ちょっと…私…もっと簡単なのが…」

Kaoru「は?」

せーと「えっ、で、できますかね?これ…えっと…」

Kaoru「ま、やってみて。とりあえず。別に内容深く分かってなくても、課題に使うだけだから。」

せーと「で、でも…(ウジウジ)私、ちょっと、これは難しい…」

Kaoru「やりたくないってこと?」

せーと「あっ、いや、そういう訳では…ただ、自分はまだ出来ないかな…と(モジモジ)」

Kaoru「…じゃ、いつ、できるようになる予定?」

…チーン!

(-_-;)

そう。できるようになるために、ちょこっと今より上のレベルの質を求められたり、ちょぴっと上の課題を与えられたからって、「おうち」に引っ込んでニートしていてはいけません。ぬくぬくと「おうち」に居ても、なにも新しい能力をつかう必要生まれないよ?「必要は発明の母」って言うでしょう。

私が英語を毎日人前でつかえるようになった時…それは毎日朝から晩まで毎日大学でしごかれていた時。自分のペースでノロノロやっていた時ではなかった。〆切があって、恥かいてでも何度でも繰り返し論文を書き、発言し、直され、やり直し続けたこと、大量の読書をせざるを負えなかったとき、セリフを覚えねばならなかったとき。そのとき、一番上達した。(毎日ご指導してくれた先生方と仲間はホントにありがたかったぁ!)

はい、辛かったです。でも、おかげで他学部の日本人集団や留学生より早く英語も上達して、いろんな友達もたくさんできて、芝居や映画をみたり、あちこちお出かけしても、英語には苦労しなくなりました。結果、とってもハッピーでいる時間が早く来て、ダンスなどの習い事する余裕も生まれました。ロンドン生活、一気に充実♪

いえ~い!(*^^)v

私が(ちょこっとでも)ダンスが上達したとき。それはノロノロと自分ができることを確認したり、出来ない理由を探して言い訳しているときではなかった。(T_T) 師匠ズの言うがまま、専門家(師匠ズ)の意見を自分の感覚よりも信じ、師匠ズの提案するエクササイズに屁理屈言わずに(笑)繰り返しやったとき。ちょっと疲れてても、ちゃんと身体を動かして、普段と違う内容を考え、想像し、行動していたとき。

確かに筋肉痛になり(笑)、少々息切れしましたが(笑)、自分一人ではできないことができるように、「結果」なっていたよ?!おかげさまで、一人で何がどうなっているのかを試行錯誤する時間が減って、何を練習すればいいのか分かったし、結果、みんな幸せ💙 良いこと尽くしです。

多分野に共通していますが、専門家の提案はいろんな基準と専門知識と体験からはじき出された一種の答え。根拠があっての提案ですよ。「素人の自分」がなんとなく感じている防衛や習慣的な反応より賢く、頼りになるんです。(^^;)

くれぐれも「自分のペース」はご自宅で。

またね~!♪

写真はボルネオ島の熱帯雨林ツアーにて。自然界では動物たちの掟が大事。人間のペースはダメよ。ゾウの親子のペースも尊重して。

 

 

 

2015年最後の特別クラス:12月のお知らせ

12月は俳優のためのムーヴメントの特別クラスがあります♪

私の年末の楽しみ💛「今年の課題、今年のうちに」!これがモットー。

できることを増やして、気持ちよく新年を迎えましょう (^^♪

ムーヴメントのアプローチは、実際にからだを動かしながら、具体的な手順で、俳優の感情や思考のつかい方、想像力とセリフの関係などを整理し使えるようにしていく実践的な方法です。
ダンスや体操ではありません~ご安心を)
欧米ではヴォイスやインプロと並んで基礎の必須トレーニング。バレエでいうところのバーレッスンの一つです。
演出家でもアレクサンダー・テクニークやスタニスラフスキー・システムやマイズナーの方法などと併用できる方が多い、便利な切り口。
世界中から最先端の演劇人が集う伝統あるロンドンで、大学→指導者養成→演劇学校での修士課程卒という(親不孝な)8年の正規留学を修めた私がラバンの方法を中心に指導いたします。
年間を通じて開催されるKaoruの特別クラスの特徴~
…とその対策(笑)(^^ゞ
1 継続的なトレーニングを積みたい方
―春、夏、秋、冬と3日間~6日間のクラス展開でステップアップしていけます。
課題を個別に相談し、モノローグやシーンのクラスをバージョンアップ、即戦力へつなげます。同じことを同レベルで繰り返して上達することは難しいです。
「ちりも積もれば」です。はやく始めたモノ勝ちなのです。
2 事務所所属や養成所と並行して学び、能力アップしたい方
―学生であっても油断は禁物。(笑) 普段のクラスで足りないところや消化不良の課題を見つけ出し、鍛えて差をつけましょう。現場ではチャンスに恵まれず、なかなかできない挑戦も、安全な学習環境で系統立てて取り組めます。
待っているだけでチャンスが来た人はいません。
3 演出家・劇作家等で演技の仕組みや構造についてもっと理解したい方
―俳優トレーニングを一部実際に体験してもらい、語彙を増やしながら体系的に方法論を養うよう目指します。すばらしい感性やアイデアも他人に伝わらなければ「宝の持ちぐされ」。実践あるのみ!です。
 
4 ダンサー、歌手、ミュージカル俳優で演技力を磨きたい方
―歌って踊っていればよかった時代は終わりました。。お疲れ様。(苦笑)
総合芸術に洗練していくために、演劇の要素で魅力を磨きましょう。ほとんどのことは「質と量の組み合わせ」。やれば(ほぼ)できます。練習は裏切らない。
  
↓ の4コースともに参加のお申込みは、個別メッセージかメールにて直接ご連絡ください。
ご自分の簡単なプロフィールと連絡先を書くことを忘れないでね、せっかくご連絡いただいても返事ができませんので。(^^ゞ
①上級モノローグ~感情のうごき、ことばと思考、想像力~(入門修了した方)
12月23日(水・祝)&24日(木)の二日間10:30~17:30
ランチ休憩あります、ご安心ください。セリフと感情と思考をうごきをマネージメントする術を学びます。真実の感覚を伴った演じることの醍醐味まで目指しましょう。
②ラバンのエフォート入門~うごきって何?感情の乗りもの(★初めての方★)
12月23日(水・祝)、24日(木)、25日(金)の三夜間18:30~21:30
休憩はほぼありませんので、お得なクラスです。☻
うごきの「文法の基礎」を学びます。演技の仕組みは語学と似て文法が大事。
後の語彙やコミュニケーションを助けます。汗をかいてリフレッシュしながら、身体をつかって納得しよう、楽しいよ♪
③Play, Play, Play~いろいろなエクササイズをつかって
12月26日(土)、27日(日)、28日(月)の三夜間18:30~21:30
世界にはたくさんの目的を果たす、さまざまなエクササイズがあります。楽器演奏の習得と似て、練られた上質+ちょぴっと上レベルの課題をたくさんやることがミソ。血肉になります☺ 毎回内容は変わります。お楽しみに。
④マスター~ シーンスタディー台本をつかって(モノローグ修了した方)
総決算!キャラクター作り、戯曲分析、相手との交流を極めるよう目指します。
12月25日(金)、26日(土)、27日(日)、128日(月)の10:30~17:30と29日(火)と30日(水)の10:30~21:30の計6日間の充実プログラム!
食事休憩はあります、ご安心を。希望者多数の場合は選考あります。
少数精鋭で切磋琢磨する趣旨のため、お許しください。
参加費は各コース別の設定ですので、お問合せ時にお知らせします。
会場はすべて笹塚メソッドです。充実した商店街が嬉しい町デス♥
京王線笹塚駅徒歩7分 渋谷区笹塚3−9−3 ケイオービルB1F

☆番外編☆:高い質の演技力の底上げを狙うプロは…気の合うメンバーでスケジュール調整し、集中して研鑽を積みましょう。実力を養い鍛えるクラスをオーダーメイドで作れます。いくらプロでも一人でできることは限られています。現場で密かに苦しい思いをすることはありません。世界中の先人の知恵(世界の巨匠たち)を借りて、飛躍しましょう。年齢やこれまでのキャリアにこだわらず、世界基準で能力を発揮しましょう。楽しいですよ。オーダーメードも個別メッセージかメールまたはお電話にて直接ご相談ください♪

最近話題の「ナショナル・シアター・ライブ―世界最高峰の演技を映画館で!」のシリーズを観て感激している方々!
ナショナルやRSCの彼らとて、俳優です、人間です☆
ナショナルやRSCで活躍する俳優たちと同じ演劇学校および同じ先生方から受け継がれてきた方法は、人種や国籍を問わず私たちも応用できます。ナショナルやRSCの指導者や演出家になるための専門教育を受けてきた私が、日本語で(笑 )一から個別に指導したします。
今年の課題、今年のうちに♪
充実した、実りある、すがすがしい年末にしたいと思います。

 

「本当の自分」が分からなくなったら…

いつの頃からでしょうか?

「自分の中では○○なんですが」、「本当の自分は▽▽って思ってるんですが」とか「本当の自分じゃない気がするんです」などという不可思議なフレーズが、健康とみられるふつーの人々から頻出するようになったのは。(-_-;)

一体、何のこと?!

うるさいねん!「自分、自分、自分」て!

 苦笑

10年ほど前に日本に帰ってきて働き始めてからすぐに気が付いたことです。

そして、その時の第一印象「?何のこと?」は未だに変わらない。

だって、自分、いるじゃん。(笑)  いま、ここに。

今、ここで、(ケガ病気はさておき)とりあえず、みえて、聞こえて、触れるよ?

じゃ、自分の「中」だの「外」だの言うな~!(笑)

意味は一応分かるが、まどろっこしいっ!怒😠 なぜ、複雑にしたがる?なぜフツーに「私は○○と思います」、「▽▽と感じました」と言わないのか?!

私にはさっぱり分かりません、中だの外だの分ける目的が。

そして「自分の中では」とわざわざ前置きして、どんな良いことがあるのか?

…ないね。

キッパリ!☆ いいことありません!

特に演劇は、そして音楽やダンスも「今、ここ」を扱う芸術なのさ!

それなのにまるで自分が、自分の考えるちからや動く能力や想像する力を発揮しないでいるみたいに言う。なぜ?被害にあっているのか?ただ傍観しているのか?これまでの癖や習慣を繰り返すだけで、無力なのかい?ホントに~?(‘_’)

そんなはずはありません。意思決定の能力、あるでしょう?

ちなみに、「他者」が不在ですと、自分も「いなくなったように感じる」のは常です。…なので、ニートはやめよう。

自分を確固と持ちたいとか、己というものの実感を持ちたいのでしたら、他者に興味をもって他者と交わりましょう。「私とは誰かを決定するのは、私ではなく、他者である」とおっしゃった医学博士でもあった評論家の故・加藤周一氏。お見事!

そう、自我の確立には他者が必要なのです。そして演じること、音楽やダンスや演劇に憧れるのは他者への尊敬の念でもあることをお忘れなく。

Kaoruのハロウィンは、アメリカ出身で今はドイツでホルン奏者として、そしてアレクサンダーテクニーク教師としても活躍する友人ケリンのお祖母ちゃんのレシピで、「パンプキンタルト」を作りました💙あ~、美味しいっ♪

IMG_1474

みなさんも素敵な週末を~(^^)/

 

愉快な会に学ぶ、日本の演劇七不思議。後編

さあ、波紋が広がった(?)今回のブログ。さっそく続きです ☆

④ 体系立てて、具体的に、「仕組み」を教えてもらったことがない。

これ、いつも老若男女、いろんな俳優さんから、またWSホっピングしている人々やら養成所の卒業生からも言われるんですよね。

しかも、文句っぽく(笑)。少々、残念そうに。(-_-;)

分かります、私もそうでしたから。特定の様式やこだわりは習っても、構造については言われなかった…ははは 笑 マネすることが主な学習法だったからだと今だから分かります。

みなさん仰ります。「今まで誰も、こんなこと教えてくれなかった」「誰もそんな風に言葉にして説明してくれなかった」「そんな仕組みがあること知らなかった」等と。

たぶん、指摘されたり、課題にはなってきてはいるんだけど、「結果」についてだけじゃなかったかな?と。話題にしたり、解決法は探してみたものの、「結果」を変えるための「方法」について細かくガイドされたことがないのかな…と。

仕組みに則った一貫した「成功体験」が必要なんですよね。(#^.^#)

また「結果」については合意していたが、「共通体験とそこからの共通言語」がないために、意思疎通に問題があった場合もあるな、と。意図は良くても、「できるようにならなければ」、やる気があっても実らず、残念なことです。

…(^^ゞ

反対に好奇心からお聞きしたいわ、(いぢわる、笑)「じゃ、稽古場でな~にやってたんすか?」と。(笑)とにかく苦しんだ、大変だった、とにかくやってみるしかない…みたいな根性と試行錯誤の連続なんでしょうか?嗚呼!大変すぎる!それじゃ、深めること、継続することが辛いよ。。(T_T)

もっとお互いにそれぞれの得意なこと、魅力を出し合う方法って、シンプルでカンタンですよ。エクササイズや練習方法もたくさんあるので、ぜひクラスへご参加ください&ご相談くださいね~。

と宣伝はさておき。つづき。

⑤「分からないのに、できないよぉっ!」という心の叫び。

(+実際の叫び 笑)

じゃあ、解決しましょうよ?笑

そう。確かに「成功例」を毎週面白い舞台で魅力的な俳優が実践しているところに「感電」したことがないと、難しく感じるかもね。でもね、「できるから分かる」の。これはプロもヒヨコも同じなの。「感電体験」ってすごく早いんです。もうね、ニューロンレベルで変化が起きてますから、確かに素晴らしい体験です。でも、諦めないで~!「できるようになる手順」がたくさんありますので、これらを利用して疑似体験は稽古場で出来ます!カンタンです💙

⑥演劇に技術は要らない!という「密かな願い」が蔓延し、結果、撃沈していること

何を技術とするかにもよりますが、日常の動作と一応ヒトとしての感情や思考があるからって、演じられることにはならないのですね。私達、一応、健康で、関節も曲がって、骨も筋肉も神経もたぶん問題なく過ごせてますが、オリンピックに出られないのですよ、急にオーケストラで演奏できないのですよ!

それと同じなんです。

特殊技能(声も含めて運動など)を使わないでスポーツやダンスや演劇してるなら、一体なにをつかってやってるんだい?

ま、まさか!「気分(ノリ)」、「感じ(自分だけの)」??

(T_T)

最後の7つ目は11月に公開いたします!お楽しみに♪