「何もしてない宣言」する人々、システムの「破綻」。

春!💮コートを着ないだけで、こんなに楽!(笑)

…にも関わらず、自分で自分の身体をひどく窮屈に、継続的に役立ちづらく、難しくしている人がいるんだなぁ、ぽわわ~ん。。。

….というのがアレクサンダー・テクニーク教師としてのKaoruのぼやき。

毎週あちこちで聞くのが、

「気づいたときに、意識はしてます」、「直してます、気づいたら」、「気づいたときに、注意してます」

という、実際は「なんもしてない宣言」😠 怒(笑)

みんな真顔で、堂々と、正面切って、真面目に言います。。なんなの~?それ~!?

レッスンにて……

Kaoru「さあ、この間レッスンで練習した、首固めるのをやめるのと、頭を後ろに押し下げるのをやめるのと……防ぐのは上達してきたかな~?」

せーと「ああ。気づいたときに、固めないように、って思ってます。」

??

は?!

遅いよ~!それじゃ~!😡

Part II ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Kaoru「今週はどうだった~?」

せーと「また固めてるなって気づいたときに、力入れすぎてたな、って、気をつけてます。」

??!

はぁ~!? 何言ってんだ~?!それのどこが「気をつけて」んの~?!

Part III  ―--------------

Kaoru「…で、背中狭くしたりつぶしたり、膝つっぱったり、骨盤押し出したりしてる癖、やめる練習した?」

せーと「あぁ、気づくとやってますね~、ときどき、ハッとします~」

コラア!!!怒 ヽ(`Д´)ノ

…………

あのね (-_-;)

自分が、自分で首固めちゃってること、頭を後ろにしょっちゅう押し下げちゃってること、だから背中も短く狭くしていることを「やめる」から「気づく」のが上手くなるのです!因果関係に注意!

イコール=

「気づかない」くらい、頻繁に、無意識的に、脚をつっぱったり、肩を持ち上げたり、食いしばったりが「うまくなっちゃってる」ということ。

「癖・習慣」ってヤツです。(T_T)

ですので、すでに「気づかない」くらい「巧み」に「繰り返し」、ひどいつかい方が意図せずともできている、という訳で…

自分の感覚だけじゃ、気づけないくらい慣れてしまっていること自体が問題だろ~に~!

ですので、「気づいたら、やめよう」とか「気づいたときに直してる」みたいな人は、上達しません。「気づけない」のですから。酷いつかい方、故に気づけないのです。はい。だから、システム破綻してるよ。

「気づくか気づかないかに関わらず」どうもしょっちゅうひどいつかい方をしているらしいので(レッスンで言われた、指摘された、ビデオでみた、声で分かる等)、とにかくことある毎に、頻繁に「動く前に意識する!」のだ!

自分が「感じる感じないに関わらず」動作の前に方向づけする!

ってことが必要になってくるんでっせ。

わかる~????😠

初めから「気づけてる」なら、レッスン要らないでしょ。苦笑

「気づけない」から不便で、苦労してるんでしょうに。

「じゃ、気づけるようになるにはどうしらいい?」と考えなはれ!

「気づけない」ので、そんな曖昧で移ろいやすい感覚だけじゃなくて、「思考」が必要になるのさ~。

システムの破綻、禁止!😡

はい、みなさん、覚えましょう

①「できるから、分かる。」

=できるようになるため練習をする過程で、いろいろなことが分かってくる。

②「(間違った酷いつかい方を)防ぐから、気づけるようになる」

=防ぐ練習と方向づけの実践の繰り返しを通じて、違いを感じ取れるよう「感覚が育ってくる」。

③「無意識に勝つのは意識」

「無意識的」に理にかなわないおかしなつかい方を繰り返せるくらい感覚が劣化しているのだから、その不幸にも学んで身につけてしまった癖や習慣を変えるには、「意識的に」違ったつかい方を自分にたくさん体験させるしかないのです!

です!デス!です!そうなのです!!!

みなさん、F.M.アレクサンダーの本、読んでね。翻訳してあります。by Kaoru

自分のつかい方 単行本 – 2010/11で検索してね~ 演劇と教育で有名な晩成書房です☆

フレデリック・マティアス・アレクサンダー (著), 鍬田かおる (著)

 

戯曲読解のミソ「事実とは②」

新年度。…にも関わらず、できることを増やすための努力をしない人たちを日々みては、彼らと演劇と日本の将来が心配になるオカンみたいなKaoruです。

でウワサの「戯曲読解&分析」をカンタン♪にするコーナー(笑)

前にも書いたけど、

「事実」

これです。これにつきます。

クラスやら授業やら、はたまた外の企画などで老若男女(経験いろいろな)方々を教えたり、アドバイスしたりしていて気づくのが、熱心にメモしたであろう「事実」リストの中に、

「(本人が)○○したいと言っている」

「これは××のためだと説明している」

「▽▽のせいだから、仕方がないと●●が言っている」

という、「言った、言わない」問題に発展しかねない「発言」を「事実」リストに入れていること。

Orz…..

ダメ!😡イケナイ!ゼッタイ!

と覚せい剤撲滅キャンペーンを思い出したKaoruです。

そう、それくらい破壊力あるんですよ、この「言った、言わない」を事実に入れるという愚かな行為は💦

みなさん、弁護士や探偵や警察になった気分で考えましょう~!(T_T)

で、これの何がイケナイのか分からん方のために、下世話(?)な例をつかってご説明いたしましょ。(アホなコントです)

はい、ここにうら若き素敵な青年、Nくんがいる。

Nくん「オレさ、映画撮りたいんだ❣」

Aちゃん「え~、かっこいいね、私も映画好き~♪どんな映画好き?💙」

Nくん「ハリウッドのさ、ああいう子どもっぽいのじゃなくて、もうああいうの古いから。出尽くしてるよね、アイデアは。最近、フランス映画いいよね、落ち着いてるじゃん。俳優もうまいよね、映像が綺麗で~、よく観るよ。」

Aちゃん「そっか~、今度いくとき教えて~♪」

…….と若き二人の青春の甘酸っぱい日々ののち……

1年後、とあるミニ・シアターにて「いつもの」観劇の後…

Nくん「なかなか面白かったでしょ?でも俺さ~、こんなヤツじゃなくて、もっとすごいの撮りたいんだよね~」

Aちゃん「へ~、すごいね~、どんなの♪?」

Nくん「今は言えないけど、ああいう古いスタイルじゃなくて。もっとでかいことやるんだよ。K太とも話てたんだけど、やっぱ脚本が面白くないとね。映画で世界にさ、いろいろ問題提起っていうか?若い世代がやってかないと、じゃん?」

Aちゃん「そうだね、すごいね。そこまで考えてるんだ。がんばってね💙」

そして数年後。。。。

彼女は気づいた……..ただ映画をたくさん「観て」、映画に「ついて」ただ「話している」だけでは、「映画を撮れるよう」には誰もならないことを……(T_T)

Aちゃん「あんなに…映画好きだって言ってたのに…しょっちゅう映画、観に行ってたのに…いつも映画の雑誌もみてたじゃん!映画撮るんじゃなかったの…?!ビッグなことするって約束してくれたじゃ~ん?!」

アホ~!(笑)

あなたは騙されています、A子よ!😠 口先だけのオトコに。(笑)

そう、行動=事実

なんだな~。(^-^;

で、これはちと痛いです。(>_<)

行動=事実を考えると、実際の行動の「動機」が表面の言葉による会話と違っているのが多々見受けられます。だからドラマが生まれるのだが…(^-^;

……ということは???

Nくんは「ただの映画好き」です。ファンです。一般客です。(多少知識あっても)

作る側ではない。(笑)

いや~、だってね。ホントに映画撮りたかったら、映画学校行きなさいよ。(笑)映画史も美術史も文学史も学んだら?(笑)映画に関連したバイトしなさいよ。^^; 脚本やカメラや演技の勉強しなさいな~💦それから助監督めざしなさいよぅ、下積みして学びなさいよぅ(-_-;)、映画以外のことに時間やお金を使うの減らしなさいよぅ~~…….

はい、無限…キリがないので、やめます。キッパリ!

はい、本日のお題。

事実とは

「実際に、証拠があること。」

「客観的に、裏付けがとれること」

「通常、なんらかの行動を伴う」(=ただ「言った」はダメ)

「つもり」はカウントされません。

「つもり」を評価するのは親バカだけ、と覚えておきましょう。(笑)

本日、これにて~♪

お写真は「4人が同じソファー上に並んでいるという事実」を激写‼

 

 

春季コース、ありがとうございました!所感という名のフィードバック

おかげさまで無事に春季コース4つが終わりました、ご参加のみなさま、お疲れ様でした。暑すぎず、寒すぎない、このよい気候の中、動きやすく、通いやすい天気にも恵まれて、平和にクラスがおわりましたぁ。(^^♪

さて、所感…それは別名「フィードバック」。(笑) といえば、日本語で言う「ダメ出し」ですね。「ダメ」なところを羅列する日本のやり方がイマイチどう建設的なのか分かりませんけど、とにかく良きも悪きも、プラスもマイナスもひっくるめての感想、洞察&分析って感じのがフィードバック♪ちなみに欧米の(米はよく知りませんが 苦笑)大学や演劇学校や大学院でこれがちゃんと「自分の言葉」で他人に通じるようにできない人は卒業できません、悪しからず。学術ですから、人間ですからね、自分のためにも他人のためにも「言葉」は必要です。

さて、フィードバック!

①「ラバン入門(初めての方、2回目の方)」

参加者のみなさんは運動が苦にならない方が多く、初めての方でも、全身、声も顔も想像力もつかってやろう!という意思はほとんどの方が持っていたと思います。毎日の筋肉痛にも負けずよくがんばりました!💮 10代からウン十代まで、幅広い経歴と年齢層でラバンのエフォートに取り組んだ良い時間でした。ただ、多くの方が自分が「なにをやっているのか=What」はおおよそ把握できていても、現実に「どのようにやっているのか=How」への認識は高くなかったように見えました。演劇に限らず、ダンスや音楽でも大切な能力ですので、日ごろから目だけでなく、耳や鼻もよくしてもらいたいですね(笑)!訓練すれば伸びますので、ご安心くださ~い(*^^)

②モノローグ

課題選びは一部の方が悩んでいたようですが、ほとんどの方は初めての方も2回目でPGへ挑戦した方も、ご自身に適切な課題を、問題意識をもってやってきたのが良かったです!!(^^)! ただ、発声・発音、からだの姿勢やつかい方の問題など、「基礎」能力が問われる発展したクラスなので、セリフを言う際に、呼吸や体勢の変化に偏った癖がありすぎる方は、日ごろから注意しておいてもらいたいデスね「基礎は身を助く」です。危機せまる(笑)つかい方の酷いかたには、アレクサンダー・テクニークの個人レッスンで一刻も早く、無駄な緊張グセや間違った脱力をやめること、機能的に有利なからだのつかい方や発声や発音の誤りを正すことをお勧めいたします!えっへん!<(`^´)> PGまで進んだ方々は「おめでとう!」です。もうすぐシーンですよ、2つの神経の使い分け、現実の世界のリアリティーと想像の世界のリアリティーの二刀流!(笑) 愉しむまで、もう少しですよ~♪

③アレクサンダー・テクニーク応用編

個人レッスンで培ってきた「(いらない癖を)防ぐ能力」と「(機能的に有利な)方向づけの能力」を発揮して、みなさん積極的にやりました💙背骨のうごきの特徴とアレクサンダーの原理のおさらいを通じ、普段一人ではつい(?)サボりがちなキツイところまで(笑)まで行けたなぁと思います。演劇、歌唱、楽器演奏の共通する部分を一人一人がじっくり考えて、深く感じ入って、お互いにプラスになる時間が過ごせてとても良かったです😊 広いスタジオでの精鋭によるグループレッスンならではの濃ゆい時間でした♡ もっと多くの方々に参加してもらって、活動の時間ももっと増やし、「より良いつかい方」を本業に活かして、さらに能力発揮☆ へ向かうクラスにしていく予定です!乞うご期待あれ!

④ マスタークラス:シーンを使って

難航したぞ、「戯曲読解」!怒

そして伝統的な「単位分けとタイトル付け」!😡

多くの方が養成所や他の先生方ご指導や演出家のワークショップやいろいろな現場などでおおよそのことは習ってきて、(質はさておき?)一通りのことはやってきたことがあるはず….にも関わらず、やはり「事実に基づいて」台本を読解&分析することが習慣になっていないのか、「血迷い事件」が勃発!😠

普段から「事実」を無視した生き方をしているのかも?!と疑ったくらいです。💦

どうもね、国語の意味は読めているみたいなんですが、台本に書かれていること以上のことを、つまり演じるために「台本に書かれていることを文字通り受け入れつつ、『意味づけ』をする」という当たり前のことができてないようです。

役の人物にとっての「意味」を避けていては、臨場感ある、生き生きした演技はできません。作家が無意識か意図的かに関わらず(巨匠は特訓を重ねてきたが故に無意識にすごい仕組みを使いがち 苦笑)、戯曲の世界内での事実、価値観、意味づけを全編を通じて読みながら「する」という作業が圧倒的に足りない!

参加してる方々はそれなりにキャリアがあったり、あちこちで学んできている方ばかりなので、どのレベルまで「やるのか・やらないのか」は本人の問題かと思います。

(・_・;)

まあ、私は、面白い公演を増やし、少しでも充実した演技の時間を増やし、もっともっと素晴らしい芝居を世に出していって、さらに活躍して欲しいのですが……。そこに興味があるか、その気概があるか、仕事=Vocationになっているかどうかってことへ繋がると思います。

あとね、過去の名作の翻訳にもいろいろな問題はあるので、これは若い世代が今後も磨いていかにゃ~ならん!と実感しました。ワタクシも英語でしたら得意ですので (^-^; やっていこうかなと思ってます~♪

俳優にできることは俳優が実際にやれば良い。演出家には「演出」をさせてあげて~(笑)と最近とみに思うKaoruです。安易な装置や繰り返しの手法、マンガみたいな演出?や意味ない飾りが多い演出家の不勉強にも怒り心頭!ですが、それに一部甘えているのも俳優であり、ひいては観客なのです。そんなことを考えちまった日々でした。

マスタークラスは新人(初めての参加)が必死に食らいついてきたのがヨカッタです。最初はみな、挑戦あるのみ!ですから。

みなさん、能力や感性はあっても、演じるときに、相手役と、それを「どう使っていいのか」を知らない場合があります。多くの俳優が「方法」があまりに限られているがあまり、まるで実力や経験が足りないかのように居ることがあります

「方法を増やす」ことが演劇を豊かに、愉しむ秘訣です。

2016年も引き続き、進みましょう~!

写真はとにかく屈強な四駆、ランド・ローバー💛森の中も湖の中もへっちゃら!そんな勢いで進みたい今日この頃。むふふ。

アレクサンダー・テクニーク応用クラス始動!です

基本は個人レッスンで一歩一歩、先生と一対一で納得いくまで、時間をかけて、いろいな角度から、じっくり&しっかり学びたいアレクサンダー・テクニーク。

しかし、そうは言っても…

何のために「自分のつかい方」を改善したいのか?

より機能的に有利なつかい方が選べるようになったところで、どう演奏やパフォーマンスや演技に生かしたら良いのか?

を追求してこそ!

良い使い方は「手段」であり、「目的」ではないのですから、アレクサンダー・テクニークの本領発揮はやはりパフォーマンスに応用することなのデス♪

これを忘れちゃうと、「健康と美容」や「リラクセーション・癒し」と変わらない時間になってしまいます。。それって…アレクサンダーじゃないじゃん???苦笑 (-_-;)

私はケガや痛みからではなく、ダンス&演劇畑からアレクサンダー・テクニークに出会ったのですが、ちょこっとスポーツや音楽の経験もあったので、この「手段」であるはずの「技術(アレクサンダーや演奏法や発声法や演技メソッドなど)」が、「目的」にすり替わってしまっている人をみると、ホントに残念!!!(T_T)

そして、創始者F.M.アレクサンダーの言葉をなるべく忠実に、芸術を愛する勇敢な俳優だった彼らしく、音楽やスポーツや競馬(!)好きでも知られたアレクサンダーの意図や文章の特徴そのままに日本語訳にしたのが、こちら、F.M. アレクサンダー著「自分のつかい方」(翻訳はワタクシです)

http://www.bansei.co.jp/

こちらから買ってね💙

はい、読みにくい学術本です。翻訳で現代一般日本人用には読みやすくしてません。(笑) 気楽にちょっとだけ、一部だけどなんとなく表面的に知ったつもりになりたい、実際に自分で学び、考えるつもりのない方には向いてないです。分かりやすい印象を与える図柄や絵もあ、簡単な置き換え表現もありませんので。

あの時代のイギリス英語の言い回しです。しかもF.Mらしい長文の連続(笑)、決して、一般人が気晴らしに読んで気分がよくなるような生易しい本ではありません。(笑)言葉つかいもさることながら、彼の思考の展開としつこさ(笑)!そして内容の厳しさ、まさしく「現実主義者」のF.Mならではです。好みが分かれるところです。

しかしながら、ここを通らずして、アレクサンダー・テクニークの中枢には入り込めないでしょう。なにせ、創始者ですから。

内容はまさに、「良薬、口に苦し」です。^^;

で、応用クラス☆がスタートしました。

今日は背骨のうごきを中心に、うごきの始まり、緊張の解放の拡大、目的をもった全身のつらなった動き、そしてフルート演奏の例題💙

一緒に学ぶ仲間が増えるのも、他人が勇敢に自分のつかい方を見直し、方法を吟味し、良い方へ変化していく時間を目の当たりにできるのも、とっても嬉しく、勇気づけられる、建設的な時間ですね(*^^)

自分で自分の姿は直接はみられない。自分で自分の背中をみることはできない。そして自分の声も、演奏の音も、直接聞くのと実際はちょっと違います。これをサポートしてくれるのがグループ応用クラスの良さ💛

引き続き、応用、実験☆彡

クラスでは、みんなで健やかに、お互いの良いところ、本来の目的を追求する素敵な時間にしたいと思います。

輝け!本来の、最大限の自分!(*’▽’)

ダマされちゃあ、イケナイ!-戯曲読解と分析における「事実」とは。

マスタークラス初日、無事におわりました。

…で、戯曲読解と分析には、とにかく「前提」とも言える「事実」の洗い出しが大事です!

これが分からん方、勘違いしてる方、いつまでも甘い方(笑)、あいまいなかた、多し!

日本語の文法通り、国語の意味通りの「事実」です。

「~~~したいって××が言ってる」

{●●するつもりらしい」とト書きに書いてある

はダメです!

証拠があるもの、根拠があるもの=「事実」

探偵(?)、警察(?)、弁護士(?)になったつもりで、事実だけを書き出してみましょう。そこから、自分が誰なのか、どこにいるのか、何が欲しいのか…など、戯曲読解と分析をしましょう。

ま、実際に(意識的無意識的に関わらず)やっている「行動」が主になります。(あとは時代や地理や自然現象などの変えられない事実!)

昔、「ポートピア連続殺人事件」というゲームがありました(笑)

私、子どもながらに大好きで、毎日証拠を集めては、事実を集めては、メモをとり、捜査に(笑)乗り出してました、テレビ画面の前で。(^^ゞ

まあ、それと似たようなものです。ミステリーも戯曲も、実際の現実世界と違って結末がすでに決まっていて、描かれているものがほとんどです。(例ズバリ!ではなく方向だけでも)したがって、事実からたくさんの行動の裏や動機付けや意図を手繰っていけるんですよね。本人が無意識的にやっているようなことまで….

というわけで、演劇人にはもっと戯曲そのものの中枢から、事実に基づいた読解と分析から交流へ、表現へ、つなげていってもらいたいと思っています。(それに値する戯曲の場合)

他、私のクラスでは、入門時から学んできたラバンの方法論を応用して、戯曲の構造分析、キャラクター分析もします。これまた愉し!

というわけで、つわもののみなさんとその予備軍の方々!

しっかり学習してくださいまし!(*^^)

 

 

春のラバン入門クラス、近況♪

いよいよ2日目を終え、最終日へ向かっているラバン入門クラス。

今日はカンタンな「うごきの分析」の宿題も出てるよん♪

10代からウン十代の方まで、幅広く、それぞれのベストを尽くす方向で(?と思いたい)、汗をかきかき学んでおります。3月なのに冷房&除湿をいれるスタジオ。それはウチだけです。(笑)ま、よい、よい♪

ヒヨコ俳優も演出家もダンサーもプロの俳優さんも、みな自分の運動を分析し、からだのつかい方の癖とも戦いつつ、新しい考え方を取り入れる方向でいきたいですね。

ラバンの方法論を学ぶのは、「言語」の学習に似ているかもしれません。

土台となる基礎が大事、構造が大事!だから「文法」が分かることが大事、ボキャブラリーを増やすことが大事。最初は真似から入ることもあるかもしれないけれど、やはり自分で考え、自分で練習して、思考も感情も、想像も駆使して、のちに応用していかなければならない。しかし、ホントに身につけてしまえば、こっちのもの💙 忘れることもないし、初歩に戻ることもありません。

慣れない運動は(誰しも)疲れます。

慣れない考え方には戸惑う事も、すぐには理解しづらい部分もあるでしょう。それは必ずしもいわゆる「嬉しい」とか「楽しい」とは違うかもしれません。

それらのことにこだわっている限り、なにか新しい能力が育ったり、今までとは違ったものが見えたり、聞こえたり、違いがつけられるようにはなりません。

「今の自分」に先がはっきり確信できなくても、先を歩いている人たちを追ってでも構いません。最初の一歩を正しい方向へ、目的にむかって、自分で踏み出せば、道がみえてきます。見えるものが変わっていきます。

やってみなけりゃ、損ソン!

!(^^)!

そんなことを再認識した春の入門クラスです。

さあ、あと1日、筋肉痛にもめげず!がんばりましょう~。

筋肉痛になる=(少なくとも)今までとは違うことをしている、ってことですから!(笑)

基礎は身を助くーモノローグクラスの様子

おかげさまでモノローグクラスも幅広い年齢と経験の方々の集った有意義な時間になっております。!(^^)! ありがたいですね~♪作品もいろいろ出てきて、愉快なり!

さて、基礎は身を助く、というお話。怖いけど、読んでね!(T_T)

① 立っていられる、歩ける、座れる。

いや、冗談じゃなくて。(笑) (^^ゞ 「余計なことをしないでも、立っていられる、座っていられる、移動ができる」ってこと。指をもじもじしたり、体重が無駄にフラフラしたり、あちこち身体を固めたり、ため息したり、腰を反ってみたり、からだを縮こめてみたり…これが邪魔な人のいかに多いことか?!それじゃ、感覚的には「もじもじ」や「フラフラ」や「カチカチ」や「ため息」が常にバックグラウンドミュージックの世界の住人ですよ…って悲しくない?笑

② 発声・発音に問題がない

朗々と歌い上げる必要があるとか、美声であるという意味ではなくて。💦

とにかく正しく負担ない構造的に適切な口の開け方ができる、息が前と外へ流せる、口の中で母音の形を正確に変えられる、舌や唇が正しく動かせる、スピードや強さの調節ができる..というような当たり前のこと。

癖に縛られている間は、どんなに「思いこみ」作戦を強行しても、役の人物はあなたの生い立ちと習慣の産物でしかありません。整理しましょう、練習しましょう。

③ 国語に問題がない

笑!!そうです。しかし、カンタンな国語的な読解につまづいたり、極端に語彙が少なかったり、母国語の文法がおかしいと、ろくなことないです。(外国語が母国語を超えることもないようですし (^-^;)という訳で、ドラマを考える前に、まずは国語から。ユニークやオリジナルもまずはスタンダードから。小学校レベルの文法からおかしいかたに演劇は無理です。

この3つはグループのクラスではどうしようもできませんので(というより、自覚してよね!!!)、①と②に関してはアレクサンダー・テクニークの個人レッスンをお勧めします。

③については……

知りません!苦笑

いくら芸術、芸能とは言え、最低限の基礎学力と知性は必要です。

(学歴という意味ではない)

実際、「やってできる」、「練習すればできるようになる」ことがほとんどですが、「何をやったらいいのか」、「どうしたらいいのか?」の意思疎通すらスムースに図れなければ、演劇に限らず本人も(周りも!)ツライでしょう。

日ごろの努力が花開きます。

春です!(笑)

花は内側から、自分で開きます。

外からの刺激はありますが、開くのは自らから、です。

ご覚悟ください!!!!(笑)

写真はアクロバティック・ヨガに挑戦したワタクシの図。

先生と友達がうますぎて、ご一緒できてとても嬉しかった💙またやりたい!!!

「魅力的な表現者たち!共通の特徴ー最近、改めて『ハッ!』としたこと」

アルゼンチンに来て、早1か月が過ぎ…毎日の踊り明かしとレッスンにもさすがに?少々疲れてきたKaoruです。…って、やっと疲れを感じたんかい?

昨年はこの倍の滞在しましたからね、まだ中間地点みたいな気分です。でもインフレのおかげで、予算は去年以上やねん、がっく~ん。泣 (T_T)

(^^ゞ

さて、今年もいろいろなタイプのダンサーたち、ダンスの師匠ズ、そのまた師匠ズ、老若男女国籍問わずの音楽家、写真家、振付家、メイクアップアーティスト、衣装さん、そしてその弟子や友人たち、旅先でつながった俳優たち、日本から学びに来ている素晴らしい友人たち….いろんな方との出会いやらお付き合いがあって、とっても嬉しい&勉強になる素敵な時間を過ごしております。

で、せっかくですので(?)ダンスを例にとっての『分析』。

魅力的で輝いていて、継続的に活躍していて、(たぶん人望もある)人達の特徴

第3位 💙目的と方法を取り違えない

何のために踊るのか?何のために歌うのか?何のために今うごくのか?何のためのレッスンなのか?この方法は何のためなのか?….こういう意識のつかい方が曖昧ではないんですね。だから、例えば、少々たどたどしい会話やコミュニケーションが凸凹していても、ジェスチャーやボディー・ランゲージや動きで補える。そして一貫しているので誤解は少な目。!(^^)! 結局、思考も想像も感情もフルにつかってないと、うまく行かないんだよね。。。はははっ!

第2位 💛 「やりたいから、やっている」

笑!(*^^) って感じですが、これ肝心。これなしに、なにもできない。苦境の時、理不尽なとき、困難なとき、自分ではコントロールできない(本当の意味で災害や疫病など)のとき、そして人生イロイロな時(笑)….この「情熱」がなければ上達も成長もないまま「やめる言い訳」を探し、作るのは簡単です。

・・・・

待望の!

第1位 ☆…….の前にオマケ……それは「人間好き」!であること。

ナルシスみたいな自分好きではありませんよ~。他人好きとでも言うのかな?楽器にしても、スポーツや語学にしても、趣味でも、世界の料理でも、旅行でも、音楽でも、みんないろいろ試している、あちこちへ出て行っている、そして諦めずにいろいろ挑戦している…

しかも、それは義務や恐怖や不安や競争心からではなく、飽くなき『好奇心』から!

格言「好奇心はすべてに勝る!」

言い回しは違えども、毎年あちこちで世界中(?)でいろいろな魅力的な方々から聞く内容がまさにこれ!

で、気になる第1位!☆彡それは!

やっていることが「くっきり」&「はっきり」している

例:リズムの違い、テンポ変化、空間のつかい方、感情の変化、目的地への到達方法の違い、強弱の違い、アクセントのつけ方、身体のつかい方、時間の使い方(例うごきの始まりと終わり)などなど….

とにかくどこからどこへ、どんな風に、いつ、(誰と)どういう道筋をへて、何か感じ、どう見て、どのように聞き、どんな風に変化していきたいのか・・・How もWhatもWhenもWhereもね、「選んでいる」のです、刻々と!

今、今、今、の連続が線や面になって形作られていく感じに似ています。建築やオーケストラ演奏にも似ている。点があつまって、物になっていくような。

ということは、「選ぶ能力とその基準」が必要とされますな。おほほ。♪

みなさん~、特徴ランキングがなにかのヒントになるといいな!良いお知らせ待ってマス!

Chau~またね~

Kaoru

 

アルゼンチンの師匠ズ② A&Mのミニ・プロジェクト

続く、昨夜は別の師匠カップルのショーに行きました。こちらは昨年とは打って変わって、劇場でのパフォーマンスではなくサロン(と呼ばれる一般客ウロウロ有りのダンスホールみたいな場所)でのミニ・ショーです。

美しい詩とお料理のレシピ💛、ダンスとスピーチの組み合わせ♪この4つを4人がつかってしゃべり、踊り、歌う小品。サプライズ好きなA&M師匠ズならではの演出にみんなが引き込まれての健やかな時間。

観客とパフォーマーが同じ方向をみようとする時間が素敵ですね。戦うわけでもなく、疑うわけでもなく、ただ見守るだけでもなく、慢心して油断しているわけでもなく、でも興味津々で…。このワクワクとハラハラとほっこりのバランスが重要。(^^♪

よい時間でした。実験、万歳!

というわけで、いくつになっても遊び心を失わず、今年もチャレンジ精神に満ちたA&M師匠ズなのでした。

その後…

M師匠「ねえねえ、どうだった?」

Kaoru「ヨカッタよ」

M師匠「どうよかった?どこが?どんな風に?」

Kaoru「ミックスするところがよかった。サプライズもよかった。もっと音楽も歌も踊りもスピーチも欲しかったけど…もっと長い時間やって欲しいなあ、これまた劇場作品にならないの?。」

M師匠「え?!もっと?!どれもこれももっと?だって、今回は小品なんだよ?」

Kaoru「でも、もっとみたかったの~!もっと味わいたかったんだもん♪」

M師匠「OK、ははは(笑)」(*^^)v

ざっくばらんな会、それはとても健やかです。

率直なこころ、失う必要ないですね、挑戦しつづけるために。

来年も楽しみだ~♥🐈

 

勝手な足し引き、大きなお世話!戯曲読解&分析のワナ第3回「劇作家の血肉」

イギリス留学時代には出会わなかった(だけ?)、あらたな憂い。そして怒り。

それは、「戯曲の破壊」。(# ゚Д゚)

それから、役の人物の「一般化」、抽象化。

最悪なのは内容のない「ニートな台本」。まるで「中2の日記」ですぞ?!こっちが恥ずかしいわい!

そして他者の存在しないナルシストな、謎のひらべった~い劇世界もどき。登場人物たちがまるで一人の人のように似ている。うへえ~

…そしてマンガ化(笑)!

日本らしいって言われると 💦

そうです、あえての(としか思えない)、戯曲の事実を曲解するような謎の演出(?)、勝手なセリフやト書きのつけたし、一貫性のない矛盾だらけの行動の連続、シーンの編集、内容のない会話、肝心なセリフの分断、要らない説明の付け足し、ビデオや飾りとしての音楽…💢

横行しておりますね (-“-)

清潔でもないのに、ごちゃごちゃ飾り立てているダサいファッションのよう、恥!

理由はさておき(苦笑)、最終的に、それらの「破壊行為」が「何の役に立った」のか?

分からない。。。汗

したがって、上演の何の役に立ったのか、分からないまま…結局「何が言いたかったんだろう?」、「何をどう感じて、考えている人達だったんだろう…」、「どういう目的のために、何をしていた人達だったんだろう??」と取り残され感が残ります。

私は劇作家ではありませんが、作家という一人の人物が、血肉を(おそらく)つかって書いたもの、言葉を選び、人物を想像し、劇の構造を推敲し、文章を磨き…..そんなプロの惜しみない大変なお仕事をぶち壊す快楽がどこにあるのか、さっぱり分かりませんし、そういった破壊行為を「オリジナリティー」だとか「個性」だと勘違いして公に発表する人の気がしれません。

戯曲の構造が読み取れないとか、「いつ」「どこ」「誰」みたいな基礎構造がないパッチワークな解釈をしたり、はたまた戯曲に書かれている事実から推測ができないとか、戯曲のテーマや意味を本質的に掴めないとか….

そういったハンディキャップが「個性」や「ユニークさ」なわけないだろう!怒 😠

例えば、NTライブの「スカイライト」で舞台装置が「綺麗じゃな~い」とか「あんな家?アパートのセットなのになんか違う」といった人がいるけど(^^;)、その方は全く台本が読めないのだと思います。戯曲における「いつ」と「どこ」の設定の意味するところと他の要素との関係が分からないのだろうなぁ、と。あ~あ。デイビット・ヘアが聞いたら仕方なしに笑うんだろうなぁ。。。(T_T)

という訳で(?)なにはともあれ体感してもらうことが大事と思いますので、シーンをつかってのキャラクター作り、戯曲読解&分析の細かい(&厳しい)指導が好評なマスタークラスの開催を今後は増やしていく予定です。そしてそのためにも、他コースの開催も頻繁にしていきたいなと計画中です♪

お楽しみにっ❤