NT Live巨匠アーサーミラーの名作戯曲「みんな我が子」が!

「最高で感動した」、「超泣いたよ~!」、「わあ、すごかった~!」

と無条件に喜んでいる方は、以下、読まない方がいいかもしれません。

私はもちろん巨匠アーサー・ミラーの大ファンです。

20世紀を代表する天才的な洞察力★イプセンの系統(笑)からくる、メタファー、シンボル….戯曲の醍醐味というもの、物語の深さ、「劇構造そのものにも語らせる」面白さと、劇の仕組みの明瞭さ、言葉(タイトル含め)の的確かつ明瞭さにいつも感銘を受け、学んできました。巨匠のズバリ!感(笑)にも、学べば学ぶほど、毎回新鮮に(良い意味で)ショックを受けている一人です。

さて、今回の私の基本的な意見はこのイギリスの新聞インデペンデントに載ったレビューとほぼ同感です。

https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/reviews/all-my-sons-review-old-vic-arthur-miller-cast-bill-pullman-sally-field-jenna-coleman-a8883966.html

英語が堪能な方、ぜひ、ありのままの調子をどうぞ味わってください。

結構、淡々としつつ、ちょいとスパイシーだよね 💦

さて、

スタッフのあまりにも生き生きとした、まっとうで期待できるいつもの前向きなインタビューから嬉しい予感とともに始まったNTライブでしたが….

期待したほどではありませんでした。

がっかりだよ!

その理由は、主演★と鳴り物入りでハリウッドの映画でかつて大活躍してきたお二人(父母役)が冴えなかったからです。

え~!?

素晴らしかったじゃん!なんで文句いうの?!あんなに感動したのに!

と脊髄反射される方は、以下は読まなくていいです 笑

好みの問題だと言って片付けることもできると思うのですが、

実は嗜好だけではなく、私は今回、非常に危惧しましたね。

ああいう日本にも未だ残っている

「巧みに感じているフリをする」演技風な取り組みとそれを許す風土!

「いかにも情感深そうに、意味ありげに、中身(感情&思考)がめくるめく劇のスピードで動いていないのに、そうだったかのように振る舞う」という(共感的ではない)態度とそれをありがたそうに褒める周囲!

この2つがガン!と思ってます。

私は演技の専門家なので、今回は演技についてちょいと書きたいと思います。

まず、父役の俳優さん、名優なんだろうけど、硬いです。

感じているサイズ以上にお客さんや相手に感じさせようと「がんばる」ことで、固まってるように見えました。きっと真面目で善い人に違いない……..しかし、ドラマを引っ張って行っていなかった。劇中での役割として、劇を展開させていくリーダーなのに。

そして、マーロン・ブランド辺りを意識している世代なんでしょうか….

なんか……ほんと書くのも申し訳ないけど

「決めてる」

瞬間がたくさんありました。

私のクラスなどでモノローグやシーンでしっかり感覚を磨いている目も耳も良い方はご存知でしょうが、

「感じてて、衝動もあって、動いていて、いっぱいなっているから、つい『漏れ出てしまう』ものであって」

先につくって、なぞりにいくような、「八百長」じゃないはず!

とちょっと腹立ちました。

なぜ、人間である私たちに、生き物として不自然な順番がばれないと思うんでしょうか…..?

ちなみに、アーサー・ミラーの演劇観、演劇論はこちらを読むと俳優も演出家も劇作家もスッキリ!すると思います

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そして肝心の台本はこちらね。ハヤカワが文庫で出してくれているので有り難いデス!感謝!

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さて、噂の(なぜか)大好評だった母親役ですが、こちらも映画でかなりの数の作品で活躍してきた実力派。

しかし…….

私が期待しすぎていたのか、アーサー・ミラーを好きすぎるのか….💦

これまた、「固めている」よね

内面が動くようにみて、きいて、感じて、想像して、交流して、その結果、感じながらの行動と言葉が必要になってたまらないから「しゃべる」になるのではなく、

いくつかの箇所で特に目立ったのが、

「決意→行動→しゃべりながら感じて行く」という

なんだか奇妙な順序。

あんな緊急事態に、心乱れる1日で、差し迫った問題があって、個人的な意味ばかりが溢れている心理的な現象が激しい状況で???

みて、きいて、感じって、欲しいものがあって、恐れがあって….

現実の人間たち以上に、人間らしい言動をしてしまう、という切り口なのに……

なんだかな~💦

どうにも「神がかっている風にみえる」様子を説明していた…….。

そういう劇だっけ?

この上演バージョンだと戯曲の構造はちっとも分からないですね。(私だけ?)

役の人物たちは「(書かれている)言葉がなぜ、いま必要になるのか」

が心象風景からは伝わりませんでした(私だけ?)

全集は解説があるので、とっても嬉しい場合がたくさんあります。専門家のみなさまありがとうございます。

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今回、なかなかいいなと思ったのがクリス役の北アイルランド出身のコリン・モーガンさん

「You can never know enough.(知りすぎるなんてことはない)」とインタビューでも語っています。

健全ですね。

「~then I read it again from an acting point of view – what would I bring to it?(その後、演じるために読んで、自分が(作品に)なにを持っていく(貢献)ことができるか」

を考えるそう。

うん、よかったわ。マトモです。「たくさん読んで、観察して、リサーチする」というコリンさんのインタビュー記事はこちらhttps://www.thejackalmagazine.com/colin-morgan-interview

俳優のみなさんだけでなく、演出家、劇作家の方もどうぞ。

もう一人、ジョージ役の俳優さんも良かったよね。もう休憩時にはジョージの登場に望みをかけていた状態だった私…。

ジョージさん役、良かったですよ。つかっている「方法」の繰り返しが多かったけども…。

一方のアン役は華やかできれいすぎましたね、あんな●~*爆弾かかえているのに…

ラリーを好きだったことも、クリスを好きなことも、兄を愛していることも………ワタシには分かりませんでした。

ああ、みんな振れ幅があと30パーセント増しだったら….よかったのになぁ….

😿

さて、今回の作品をみて思い出したのが哲学者 中島先生の名著

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意外なタイトル?!そうですか?

一つのこともいつも2方向からみると演技も豊かに、人物創造も立体的になります。

ブランドに惑わされず、目や耳とともに思考も感覚も養っていきましょう♪

名優と言われる人でも「ウソ泣き」はバレる。

嫌ですね。

もうウソ泣きをしたくない方(笑)、ぜひ11月の土曜日開催のモノローグ道場へお越しください。

そんな便秘みたいな苦しいことしなくても💩 笑

より人間らしく、衝動を感じて、実際に想像して動き、動かされる演技の仕組み、一緒に身につけましょう!

クラスのお申込みはクラスのブログ記事についているフォームをつかうと便利ですが、Facebookのメッセージ機能でも大丈夫です。どちらでもご都合の合うほうでどうぞ★

F.M.アレクサンダー自身が繰り返し書いて教えこだわっていたこと①抑制ー防ぐアート

アレクサンダー・テクニークは「防ぐアート」です。

はい、「防ぐ」という手法が特長です。

ということは、セラピーやすでに現れている症状に対しての治療ではなく(予防は治療の逆でしょ?)

「防ぐ」方法を身につける=「教育」の一種なんですよ~

と具体的に、ズバリ!書いた、英国アレクサンダー・テクニーク教師協会会員、アレクサンダー・テク二―クの正規の指導者、鍬田(クワタ)かおるです、改めて。

あ、演技コーチ、ムーヴメント指導者、ムーヴメント演出もやります。

というのも、(なぜか理由は知りませんが)まったく関係ないことをアレクサンダー・テクニークと呼んでいる方がいるらしく、ときどき苦情(?)や不満を耳にし、まあ、それくらいならいいのですが(よくないか?!)

どうも治療の一種や健康法だとか、さらには姿勢矯正だとか(そういうオマケ効果はあるかもしれませんが)、リフレッシュや気分転換、はたまたリラクセーションだと誤解している方がちらほらいるらしいんですよ~

困るね!

というわけで、新しい角度からのシリーズ。創始者F.M. アレクサンダーが繰り返し(しつこく)こだわっていた、テクニークの特徴・特長です。

第一回が核心のズバリ!

「防ぐ」というスキルが必須のテクニークがアレクサンダー・テクニークの強みであり、特徴であり、さまざまな分野で応用する際に有効である所以です

「防ぐ」という(当時珍しかった観点からの)手順がポイント。

アレクサンダーの強い主張と(しつこいくらい)繰り返されている観察からの分析に、

「最初の反応」を防ぐ

というのがあります。俳優だったF.Mらしい発想だよね😊

演技の仕組みやスポーツ、楽器演奏などで実を持って体感している方はご存知ですが、

そうなんですよね。自分がよかれと思ってやっていることでも(わざとヘタなままいたい人、あえて苦しくしたい人は少ない)

実際に結果を伸ばす段階にくると(他人に認められるレベルで、繰り返してもOKなレベルで)

どうにも①「感じている」ことと=主観的な習慣的な自分の感覚

②実際に他人にみえて、きこえていること=現実に自分が行っていること

がものすご~~~~~くかけ離れている。どうにもズレていて、かみ合わない。

そういう体験、たくさんありますよね?

頭では分かっている「つもり」だけど、楽器の先生に力を入れすぎ!と注意されているにも関わらずいつも通り「感じない」くらい慣れている力をこめすぎるクセを混ぜる。巧みに。必ず。毎回。

😿

落ち着いて考えれば分かることなのに💦

ビデオでみても、なぜそこまでコーチや先生が繰り返し指摘してくるのか分からないくらい慣れて違和感を感じなくなっているのです!自分の長時間やっている習慣的な反応の癖・パターンに。

😲

というわけで、自分には(すでにほとんど)感じられないくらい繰り返してなじんでしまっている習慣的な反応(とF.Mは言っているけど、実際には条件反射のこと)を「防ぐ」という発想が大事なの。

「感じられないのに、どうやって防ぐの?!」

とツッコみたいところですね。

そうです。

私も当時(約20年前?)そう思いました。心の中でツッコみました。

しかし、当時の先生方3名が共通して強調して言っていたのが、

「感じられなくても『防ごう』としてください。」(人によっては言い方が防ぐではなく「やめる」のこともあった、意味は同じ)

感じられてから防ぐだと、やっちゃってからやり直す✖になるので、防げてない。自分にダメな古い使い方を覚えさせちゃってる。

要は練習していることにカウントされるんです。

だから、「気づいたら防ごう・やめよう」という悠長な発想ではなく✖ 笑

感じられてないくらい慣れているのだから、自分には感じ取れなくても、

そこは「論理・判断力(目的に役立つ使い方になってるか)」で💛補うのだ!

F.M.曰く「本能的ではあるが、(目的には役立たず)建設的でもない防衛グセ」を防ぐために知性をつかうこと

なんだね。

「習慣的な『条件反射』は慣れていて、すぐにいつも通りの行動に移せるので早い気がするが、これまで学習してきた条件反射をやめてみる=

未知の失敗のリスクは上がるが未知の成功も可能性もあがる

なのです。

俳優らしい発想だよね。

パフォーミング・アーツならではの着目点と思います。

なぜって…

身体はひとつ。声も身体の一部。

同時にいくつもの相反することはできないでしょ?😉

自分のクセで、肩を持ち上げておきながら、喉周りの余計な緊張がない人の声は出せない

習慣的に(自分では感じないけど)、脚をつっぱっておきながら、「天にも昇る心地」の人を演じられない

本当はリズミカルに、軽やかにコメディーで嬉し💓楽し💔飛び回りたいのに、つい自分の慣れている身体の様子を繰り返して、どうにも重い、暗い、鈍い動きをしてしまう….

ほら!

同時にできないから、古くて役に立たない、建設的でない、「アカン」方を防ぐ必要あるよね😉

…..師匠ズはいつも正しかった、そして最適最速の方法をズバリ!教えてくれていたのだった。(疑ってゴメンなさい)

…で、

紆余曲折を経て私が行きついたのが、アレクサンダー自身が書いて4冊のうちの3番目の(やっと内容も一貫し、言葉遣いもF.M.にしては 笑)洗練されてきた3冊目のThe Use of the Selfの日本語訳です。

一番短い本だから、というのはさておき(笑)一番、実用的で一般の方が自分を重ねて理解しやすい本であることは間違いないです。

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なぜだか値段があがっている…。ご購入を希望の方は私に連絡くれてもいいですよ。今、数冊だけストックあります😊
本日のおススメスポンサードリンクは

移動中など手や脚がつかえなくても読書のように楽しめる、ありがたいオーディブル!

話題の洋書はもちろん、人気俳優による朗読も嬉しい。何時間も活字を追うには目も手も疲れる大作まで…流行りの新書や小説もあって、充実すること間違いなしです♪

私は洋書が多く、英語がメインですが、日ごろは偏りがちなボキャブラリーの確認も含めて、さらにいろいろな第一言語の方の発音も参考にしつつ、自分の強制的なチェックもできて一石あたり、三、四鳥です!スペイン語は….中級….うっ。。

会員登録、ぜひ30日間無料なので使ってみてください!

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私は電車や飛行機など長時間の移動のとき、ちょっと目を休ませたいけど、いろいろ読みたいとき、学習したいときに流してます。耳から聞いて覚えるのも良いなと思います。

お楽しみください!

11月のモノローグクラスのお申込み開始しました。10名以下の(たぶん8名くらい?)本当にじっくり取り組める深めるにぴったりの時間なので、お早めにカレンダーに入れておいてくださいね!

 

11月開催モノローグをつかって-しゃべろう!お申込みフォーム付

みなさ~ん今日も「セリフを言って」ましたか?

私は大学の授業で説明するために、わざと白々しい(!)セリフ調で課題のダメな例をジョークにしてみました。真面目な大学生はなぜか笑いをこらえていました….なぜ堪えるんだろうか….(笑)!笑えばいいのに…(-_-;)

さて、

なぜ、音が外へ漏れやすいところなどで稽古していると「あ!芝居の稽古している人達!」って周囲にバレちゃうんでしょうか?

日本人が日本語で「ねえ、 ジョン?」などを言っているからでしょうか?(笑)

🐥🐥🐥

台本があるから「セリフを言う」のではなく、私たちは「しゃべります」

ですから、シーン中も1人称で「しゃべる」体験をしませんか?

劇(脚本)の与えられた状況で、役の人物として行動するために、どう想像力を活かしたらエキサイティングか、言葉と内面と身体をどう扱ったらより魅力的になるか、モノローグをつかって磨きます。

言葉と内面の関係、身体の解放、想像力の鍛え方と感覚…一人一人取り組みましょう。

セリフ課題の相談は個別に事前に応じます。*セリフを入れてくる必要はありません。(ラバン入門クラスでエフォートを学んだ方が対象のクラスです)

■日程
11月2日(土)13:00~16:00
11月9日(土)13:00~16:00
11月16日(土)13:00~16:00

■会場 スタジオ アルバ
文京区関口1-37-5 メイク2ビル B1F
地下鉄東西線早稲田駅 徒歩8分、地下鉄有楽町線江戸川橋 徒歩11分

■参加費
モノローグをつかって 計3日間19800円

■持ち物
ご自身が快適に動ける締め付けの少ない稽古着、飲料水、タオル、台本とその使用部分のコピー、筆記用具など、初日から必要なものをお持ちください。課題の説明はお申込み完了後にあります。

■お申し込み
ラバンのクラスに参加済みでエフォートに問題のない方対象のクラスです。年齢やキャリアは問いませんが大卒相当の(実際の学歴は不問)基礎学力に問題ない方対象です。
以下をご記入の上メール又はFacebookのメッセージでお申し込みください。添付ファイルの送信はお控えください。件名にクラス名とご自身のお名前をお書きください。
・氏名:
・年齢:
・性別:
・連絡先(携帯電話番号)
・メールアドレス:
・所属(事務所、劇団など):
・自己紹介(200字前後):(舞台などの現場経験の略歴、受講動機など含め)

■応募先:
メールアドレス:kaoru(アットマーク)kaorukuwata.com
またはFacebookページのメッセージ:https://www.facebook.com/kuwatakaoru/
*返信が3日以上ない場合はエラ―が考えられます。設定をご確認の上メールとメッセージの併用をお願いします。返信が受信できる設定のご確認もお願いします。

■〆切:
開講日の前日まで申込みは受付しますが、たっぷり演技の実践も併せてしてもらうため10名以下のクラスです。満員になり次第〆切り、その後はキャンセル待ちになります。

■注意事項:
お申し込み後に急病などの緊急事態で参加できない場合は、お手数でも「その時点で」必ずご相談ください(欠席遅刻早退の種類に関わらず)。参加費は予約完了後にご案内しますのでクラス開始前日までにお振込みください。
クラスは3日間のセットです。例えば参加者側の都合で1日しか参加できなかったとしても(残念ですが他の方を入れることもスタジオをキャンセルすることもできませんので)参加費の払戻し等には応じられません。当日キャンセルはできないのでスケジュールや体調の管理には十分お気を付けください。
*開始日3日前までは急病など万が一の際にはキャンセル可能です。次回クラスへの振替は承りますので、そちらをご利用ください。(天災以外は理由の如何に関わらず)3日前以降のキャンセルの場合は受講料の全額をお支払いいただきますのでご了承ください。

■講師プロフィール 鍬田(くわた) かおる
演劇歴30年以上、養成所や各種学校含め延べ1600人以上をみてきた演技コーチ。幼少よりダンス・演劇のトレーニングを受け桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業後、渡英。ロンドン大学ゴールドスミス校舞台芸術科を卒業後、ロンドンのSTAT認定アレクサンダー・テクニークコースを卒業し指導資格を得る。ミュージカル劇団で指導の後、再びロンドンへ。名門演劇学校Royal Central School of Speech and Dramaの修士課程初のムーヴメント科第1期生唯一のアジア人で、ムーヴメントの指導、演出、教育学、演技指導を修め古典劇やヴォイスコースや他の演劇学校でも指導経験を重ね卒業。
8年の正規留学を経て、桐朋学園芸術短期大学演劇科で最年少の講師となる他、新国立劇場演劇/オペラ研修所等でも20代から講師を務め、現在、劇団青年座研究所、尚美学園大学舞台表現学科講師も務める。
世界最古のアレクサンダーテクニーク指導者認定機関英国アレクサンダーテクニーク教師協会(STAT)会員、日本演出者協会会員

11月はこの演技の基礎と言える大切な土台をしっかりかためましょう♪

土曜の午後だけ、3週間のじっくりプログラムなので、久しぶりの方、仕事のブランクがあった方、初めてモノローグへ進み方も大丈夫です!チャレンジの秋🌰積み重ねましょう

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傑作METライブビューイング:アンコール「エフゲニー・オネーギン」

ずっと気になっていたMETライブビューイングのアンコール上映があると知り、

名作「エフゲニー・オネーギン」

の豪華キャスト、指揮者、演出、スタッフのMET★★★

を東劇で拝見することができました。

もうね、1幕1場から!(笑) 枯葉~、収穫~、農民たちのお祝い~、母とばあやの会話~

しっかり前提ができてます、まったく非の打ち所の無い幕開け

舞台美術、完璧です。

作品の内容とテーマ、それぞれの人物たちの感情、心象風景、これからの運命….

すべて超目的まで、ばっちり明らかにしています。

といっても、マンガのように単純化したり、考えなくてもいいように説明したから「分かりやすい」という残念な意味ではなく、作品の「内容に忠実」だから過去も未来も現在もつながって、劇的な効果になっているのね❤

こういうスタッフ、大切。

前半の訳あり気難しなオネ―ギンの様子はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=qa_13xMhjkg

それにしても美声です。みため、声、身体、表現とすべて揃ってスターです。

全員の全身の表情、指先から眼差しの先までじっくりみられるのがライブ・ビューイングの優れたところ。実際に観に行っても、最前列で座っても、ここまで近い席はないので、ありがたいです。

それにしても演出家が!原作、台本、楽譜に忠実に一挙手一投足、一語一句に意味と質とをもたせて、パイのように層になった構造で隙なく積み重ねていきます。

私は(大昔)バレエ人だったのでチャイコフスキーというとクラシックバレエの印象が強いのですが、改めてプーシキンの世界観で味わってみると、どれだけお互い尊敬しあってるの?というくらい通じ合っていると思いました。

そして、驚愕の豪華キャストたち!

歌唱力はもちろん、私がここに感想もはばかられるくらい絶賛!の世界最高峰ですので、それは数ある専門家の記事をみていただくとして…

ついでにアレクサンダーテクニーク的な見地からも言うと、誰も意味不明なびっくり顔🐵に代表されるような酷い「身体のつかい方」、全くしてないです。イマイチな方に多い不可思議な「構え」が一切でない。よく防げています㊗素晴らしいテクニックですね。

さて、素晴らしすぎる中でも、特に、強烈に秀逸だったのは指揮と演出の相乗効果でございます。(思わず改まる)

途中の指揮者のインタビューがこれまた嬉しい内容ばかりでした。こういう人間的で生き生きしていて、まったく「定型文」ではない、自分の感情、感性、意思表示、はっきりした価値観、明瞭な目的と方法、普遍的なテーマの重さと重要性を提示してくれる巨匠たち….ありがたいです。

そして、決して、なにも、どこも、誰も、ダサくない!古くない!これ、大事です☆☆☆

(当たり障りない演出、表現、内容、質…って、つまらないよね💦)

パンチのきいた指揮者の情熱的な様子もさることながら、後半もこまやかの心の機微まで繊細かつ明瞭、鮮やかにスケール大きく「行動」を通じて、一貫して私たちに目撃させてくれる歌手(俳優)たちと、内面の様子が絵画になったとしか思えない美術、心象風景が聞こえるようになったと感じられる麗しい曲の数々………

たまりません!

私はちょうど「リア王」をつかった「ズバリ!な演技のための戯曲読解と実践のクラス」後でしたので、熱心な生徒さんたちと一緒に観劇したので、その後はあちこちのシーン、内容について、おおいに勇気づけられ、わくわく嬉しい時間を過ごしました。

私が欲しい(笑)原作はこちら
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手に入れやすい文庫はこちら
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このMET2007年作品傑作版のDVDはこちらにあるそうです!キャー!☆
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そして、ありがたい松竹のページはこちらです

https://www.shochiku.co.jp/met/news/1988/

11月に初めての方、久しぶりの方もOKのいずれかの入門クラスを開催予定です。詳細決定まで数日お待ちくださいませ。

年末年始の特別クラスの内容を吟味しています。リクエストやお悩み相談(!)がある方、おはやめにお知らせください。日程も可能な限り鑑みて開催いたします。

これから本格的に本気で演劇、演技を始めたい方々も、

本質を見つめ直し、苦手エリアを克服し得意を磨いて飛躍したい若手も、

根源的な価値基準、それぞれの役割、未来を見据えて虎視眈々と王道を邁進したい中堅も

真摯で健やかに学習を深めたい方々をお待ちしています🌟🌟🌟

 

 

 

 

教えてもらってない!とわめく前に(笑)

先日、コンサルティング関連の記事で、本質をついている部分があって、フェイスブックにシェアさせてもらったところです。ありがとうございました。未だの方はぜひ最後まで読んでみてください。

さて、その中で一番私にとってドンピシャ!だなと思ったのは、この部分↓

「『いつも同じこと』『知っていること』『やったことのあること』『簡単にできること』は、安心、安全ではあるが、経験のバリエーションを増やさないからだ。『面倒だ』は、あらゆる意味で、人生を貧しくする。」(記事より引用)

というごもっともなお言葉…痛いですね💦

そうですね、量はもちろんですが、種類!いろんな切り口があったほうが嬉しい、楽しい、面白いですよね。

スポーツでも楽器演奏でも語学でも、もちろんダンスや音楽でも、学ぶ材料に制限は少ない方が良い。新しい刺激も定期的に求めたほうが、より現在の状態も最新の目で、より具体的に、「現在形で」チェックできる。

そして自分の能力もさまざまな方向へ伸ばして、コンフォート・ゾーン(安全で習慣的でクセが中心の部屋)から出ることができます。

一般の方が誤解しがちな

「方法を(まだ)しらない」「やり方を習ってない!」というHOWに関する問題ではありません。

知らないことが問題(という初歩のつまづきは論外)というよりも、

知らないことを知らないし💦

例え、知っていても「出来ない」ことが実演家には大いなる壁ではないでしょうか?

ただ慣れている感覚を選んでしまう防衛的な本能を「知性・理性」で補なえば

すでに知っていて、「今の自分」に想像がつく範囲で「好きだ」「楽しい」「面白い」と思いこんでいた事よりも、さらに「今、ここで、起きている」実際の現実に対して、いろんな方法をつかって応対していける….

その方が、スリリングかもしれないけど、愉快、そして多角的な人物に、シーンになりますね。

慣れている刺激(もはや刺激ではなく惰性、慣性)を防衛から、恐れから、不安から、心配から…(悪意はなくても)選び続けてしまえば…

当然、ブーメラン!戻ってくる‼

その時は心地よく、本能的な安心・安定は得られるけど実はぬるま湯….。

せっかくの現代人ですから、芸術、理知的な人間でありたいですね。

しかも「劇が扱うのは『変化』です」★

そう、視点が増えて、ボキャブラリーも増やして、さらに実際の体験の記憶を積み重ねて…

点が集まって線になって変化し、線が面になっていくように、さらに立体的して変容して行けます★

ペラペラな内容より、中身のないうすっぺらい人間より、

想像も感覚も記憶も総動員して「意思決定、行動」する人物像へ

劇も生活も変えていきましょう~♬

本日のおすすめは読書の秋に備えて

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こちらも恩師の

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「保身」から作った作品ではなく、「共感的な想像力」や「いきいきとした好奇心」から作品も生まれて欲しいです。

9月のズバリ!な演技のための戯曲読解クラスも後半戦。今シリーズは「リア王」という嬉しい傑作をつかって学ぶ、ますます熱心な展開にほくほく。次回は演出家の方も劇作家のかたもぜひデビューしてください★

今日はイラスト化してもらったプライベートショットを公開💓専門家って、こんなことができるんだ~!とびっくりな日々です。

ちゃんとやろう!と思ったら「大げさ」と言われてしまう方へ

コメディーでもストレートプレイでも、ジャンルはさておき、そしてテレビでも舞台でも媒体はともかく、

わざわざ「大げさ」にみえて構わない!と開きなおって演じている方は(ほぼ)いないと思います。

ちゃんとやりたい!

好きなことを仕事にしている方ほど、そう真面目に、真剣に取り組んでいるはず。

それなのに……

どういうわけか、

「大げさ!」と演出家や監督にダメ出しされてしまう。

ビデオなどをみてみると、確かに、誇張されているというか、どうにも大げさな感じ、強調している感は否めない。

😿

ツライですよね。

せっかく一生懸命、練習して、稽古して、リハーサル…..

それなのに

「大げさ過ぎる!」「大仰(類義語です)」「大げさなんだよ~」

言い方をかえども、同じことを指摘される。

悲しいですよね。

解決にはいくつかポイントがあるので、チェックしてみてください

① 伝えよう!伝えたい!という思いを強く抱えている、

*ちゃんと伝わって欲しい、伝わったか確認したい、も同様です

② 分かるようにしなきゃ!分かってもらえるか!に不安があり、「わかりやすくしよう」と意図したり、分かってもらいたい「結果」を狙うような思考をしている

*①と似ていますが、分かりやすい=はやくOKをもらう、にも重なっている範囲です

③ちゃんとやっている、がんばっている、真剣であることを理解してもらいたい(評価してもらいたい

*お客様、演出家、共演者、監督、周囲の方々….自分の「努力」をみえるように、聞こえるようにしたいと密かに願っていないでしょうか?

そして、

④ 強い刺激(ゲームや映画など長時間のドンパチなど過度の暴力の描写、濃すぎる味つけや大音量の騒音や近すぎる音源からの音楽、不健全過ぎる日常の起伏がありすぎるサプライズの多すぎる日常、など)に慣れ切った生活をしている

*自分が当たり前だと思っている感覚への刺激でも、他人たちの平均からすると、濃すぎる、強すぎる、大きすぎる、重すぎる、時間が長すぎる、激しすぎるなど、慣れてしまっているが故に気づかない場合があります、周囲にも聞いてみて、比べてみてください

🐼🐼🐼

上の①~③は実際に私たちが「当事者」であるときはやっていないこと。したがって、本当に渦中にいるときにやってないことをやろうとするから、「奇妙」「大げさ」「わざとらしい」印象につながります。

④は敏感でいるため鋭敏な感覚をつかって調節するための基準がズレてしまっている状態。刺激過多、騒音の中で音楽を聴くという苦行(笑)をしようとがんばり、味覚が鈍感になっているお婆ちゃんの濃すぎる味噌汁に自分まで慣れている状態。

ライフスタイルから、見直しましょう。

★★★

本日のおススメはこちら

英語に問題のない方(大卒程度でOK)向けの、ボレスラブスキーの名著です。

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俳優になるためのレッスンをするという体で6回進みます。自分に重ね合わせてイメージできるのも、当時の様子が想像できるのも嬉しい。シンプルだけど、根源的に大切な価値観がはっきり書かれていて、美しいです。

9月の経験者対象のズバリ!クラスはあと2名のみ募集中です。演技のヒント、練習の方法、実践で役立つ読解の方法を伝授します。役の人物を「生きる」スタンダードな、現実的で普遍的に価値のある意味を生み出す秘訣、たっぷりあります♪

https://kaorukuwata.com/textanalysisforall2019sep

連休クラスの記事はこちらです。

芸術の秋ですね~良いお知らせ待ってマス🌰

歯医者さんを例に考えよう

演劇歴30年+
演技コーチ/俳優養成/アレクサンダー・テクニーク指導者のKaoruです~

今日は学習について役立つ⚡記事です日ごろ、私のクラスやレッスンに来ている方は耳🐙かもしれませんが確認のために、どうぞ★

昨今流行りのサイモン・シネックも著書やトークで熱弁していますが、
「映画や舞台でいい演技して、作品に貢献する」「外国語をマスターする」
「楽器演奏を極める!」「このダンスを他人にみせられるレベルにする!」

など、

スキルや専門知識を「身につけて」つかえるようにする!

ためには……

「難しく複雑で特殊なことを、やけに込み入って、思い詰めて、犠牲に満ちてやる」

…のではなく✖

毎日積み重ねて、
継続的に
一貫して

専門家の力を借りて
他人と協力して

なんです。

で、演技はもちろん、ダンス、語学やスポーツ、楽器演奏や歌唱もそうですが

「学習」

のプロセスの本質には「予防的」な側面もあります。

そして、予防というのを「積極的に障害やカベを取り除く」と意味づけてみてください。

つまり

ある日突然、ミラクル!

は無いってこと💦

ここまでは、誰でも冷静に考えれば、おそらく分かるはず。

で、勘違いや「希望に満ち過ぎた願い」が発生するのがこの後。

「○○するだけで痩せる!」「▼▼をすれば、みるみるスリム!」「カンタン健康法」

「これを1日30分、聞き流すだけで英語ペラペラ」(笑)、「一攫千金!」「「これでチャンス!あなたもスターに!」(笑笑)

のような商品が無くならない理由、騙されて時間もお金も無駄にする残念な繰り返しがここにあります。

そう。

毎日歯磨きしているから(予防)、定期健診で歯科衛生士にチェックしてもらっても、別に激烈に痛い治療やびっくり虫歯は(ほぼ)ない。

毎日、歯周病や虫歯の予防をしているので(積極的に病を防いで、健康のためにケアしている)、治療をすることになっても軽くすむわけです。

逆に、毎日歯磨きしていないのなら、いくら「名医」と呼ばれる有名で腕の良い医師のところへ行っても(さらに)虫歯や歯周病などでツライ治療、症状を取り除く治療になる。抜いたり、インプラントになったり….

手遅れ!

もアリ。

1回、なんらかの事情で歯を磨けなかったからって、すぐに虫歯になったりインプラントになるわけではないけど、

1回歯をちゃんと磨いたからって、すぐに健康な歯茎!衛生的な口腔環境!が「感じられない」んですよ。

だから、「サボってもいい」にはならないのに…….

🐾🐾🐾

では次、

楽器演奏や語学の習得でイメージしてみましょう。

毎日毎週ちょっとずつでもやっていれば、苦手も分かる、、現時点での自分の能力も把握できる、先月、去年より自分がどれくらい成長しているかも分かって、自信も持てて嬉しい、できることが増えて楽しい♬

練習しない。練習方法を学ばない。毎週やらない。毎月休む。たまにしか思い出さない。時間をかけない。工夫しない。なんとなく先延ばしする、危機が迫って(テストや公演本番)から付け焼き刃的に、突然、「我慢」して、しぶしぶやる……ツライ、苦しい、なにもかも難しい、あれもこれもできない!=フラストレーション

となります。

そして、「いつかやろう」「落ち着いたらやろう」「時間ができたらやろう」「もっと緊急になったらやろう」「やる気が出たら…」「縁があれば…」に代表される

先延ばし

をしているうちに、

苦手の壁が巨大に!知らないこと、出来ないことが山積みに!

そりゃ、腰が重くなりますわ。

歯磨きを週に何度もサボっていて、テキトーにしか磨いてなくて、ひさーしぶりに医者という名の専門家にみられたら、

「はい、虫歯です、抜きましょう」とか「歯周病だね」と言われて、恐怖の治療や手術が待っていること間違いなし。

手遅れ!打つ手なし!

😿

歯磨きの度に、この「ちりつもの法則」を思い出してくださいね

本日のおススメはこちら

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まずは本編、当時、衝撃!だった元祖

そして、この間の衝撃の展開はこちら!数十年を経てまさかの!

究極のコレクションしたい方はこちらを

それにしても、すごい世界観、一貫した美学、そして人物たち(レプリカント含め)の価値観……。

こういうSFな設定で、一見突飛?!と思われる作品に、実は「人間とは」がたくさん隠れています。

かつてロンドン大学時代にも、当然、全学生に(笑)もちろん総見を義務付けられておりました….

 

 

 

 

ペラペラしゃべることが演技なの?

珍しく平日午後の開催になったエクササイズクラス。先週第1回目があり、今日が第2回目です。

今回の大きな柱の一つにセリフを言わない。

というのがあります。

大事そうに、また思わせぶりに💦

思い出しながら、得意になりながら、

そして時には不安そうに、または自身ありげに….(笑)

様子はさておき、とにかく「セリフ」をがんばってしまう。

ダサいです。

自意識過剰にみえるし、白々しい。

とにかく芝居臭い。

この「1人称で『しゃべる』」という文章でみるとあまりにも当然な(笑)、

しかし、実際に

「演じる」となると、好きだからなのか、うっかり気合が入ってしまうのか、マジメの定義、ちゃんとやるのイメージがおかしいのか…….

どうにも不特定多数の「聞こえて欲しい」という最低限レベルをクリアするだけでなく、

技巧を優先した、結果を先に作るような考え方なのか、発声・発音を続けてしまうんだな~。

これ、そろそろ自意識過剰ともとられかねないので、解決したいところ。

「会話」ができての劇、です。

スピーチつながりということで、今日はコリンおじさんがキュートな

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スピーチというものの重要性がコミカルながらも描かれる、秀作です。傑作というほどではないのかもしれませんが、自分の声で、自分の文章を自分で「しゃべる」ということへのこだわりとイギリスらしいプライドが感じられるストーリー。

そう、ぼそぼそ、棒読みとか。

じ~~~~~~~~~~~っと紙をみたまま、読経調とか。

ほんとうに、ダメ。

状況によっては「不遜」「無粋」「傲慢」「冷徹」といった印象です。

スピーチというものが、インターネットでもライブ配信される時代です。

同調していない姿、共感的でない声が即時にバレます。

「1人称」ではっきりと、深い感情が原動力となった言葉は、演劇だけでなく、あちこちで、さらに重要性を増していくでしょう…。

🐈🐈🐈🐈🐈

まったく番外編ですが、8月と言えば「敗戦」です。

今年はいろいろあってヨーロッパ行きが延期になったので、日本の歴史、特に戦争を研究しています。
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いろいろな視点も立場もありますが、とにかく知ろうとしなければ始まらない。

実際、ある一定の量を越えたところから、読書も観劇も語学も、面白く、なんだか構造がみえてきたり、自分の意見や感覚的基準がうっすらと、しかし着実にできてくるものです。

 

 

シャンプー事件に学ぶ、チリつもの極意

お暑い中、みなさまお疲れ様でございます。とにかく水分・ビタミン・ミネラル補給、可能な限り日差しを避ける、冷房は必須、胃腸をいたわりつつ食事を抜かない、必要な運動も室温/湿度に気を付けて、ほどほどに、しっかり休みを取る

そんな安全第一の夏でお願いします

さて、今日はちょっと示唆深いお話。

だいぶ前、撮影のなんだかんだがあって、私のうちを(笑)数時間貸出したことがあるのですが、

そのとき、うちでシャンプー&リンスした(笑)俳優の男女が

「なんか髪の毛が違う!さらさら、すべすべになった💓」

「あれ?!ちょっと癖が出にくくなってるー、お、少しボリュームが収まった気がする😊」

と喜んでいたのです。

そして私は、

そうか!こういうことか!

と腑に落ちたのです。

というのも、私は実はあちこちの写真ではあまりバレてはいないけど💦何を隠そう…

子供のころから天然パーマ、超!クセッ毛なのです。

特に梅雨や湿気ある国では、ぼうぼうに膨らむし、前髪があった時代にはクリンクリンで決まらないし、どんな髪型にしても難しい時代があったのです…….

紆余曲折を経て、友人の紹介で今の美容師さんに出会ってしばらく経った頃、言われたのが

美容師Gさん「ん~、髪質考えて切りますね~、毛の流れもみてデザインします~、毛質もありますしね~」

そして

美容師Gさん「まあ、シャンプーやリンスを変えることですよ、まずは」

!!

そうか!

そうなんです。

いくらスタイリング(仕上げ)剤やブローやらに気を遣っていても、

いくらプロにマメに切ってもらったり(たまにはパーマをかけてみたり)、デザインを工夫しても、

毎日つかっているものが低品質で、

毎日やっていることが雑で、

毎日与えている刺激が役に立たず(この場合髪の毛や頭皮、毛穴)、

毎日よかれと思ってやっているはずのことが、ちっともプラスになっていなければ、

個の場合、ただ汚れが落とせているだけで(そしてちょっといい匂いになった)、

欲しい結果には結びついてないわけです。

仕上げや工夫には意識が行っていたのに(=最終段階、直接的な部分)

欲しい結果には注意していたのに(=自己洞察になってない)

そのための「毎日できること」「毎日の積み重ね」のちからをすっかり忘れていた私。

反省いたしました。

プロの「ちりつも論」、自分も仕事関連では意識していたけれど、私、まだまだでした。

「忘れてる、あなたのちりつも、大丈夫?」 by かをる

本日は涼しい環境で味わいたい名作小説とその現代化、映画化の2作品

いまだから驚きませんが、当時は物議を醸したスタイルです。

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そして現代に蘇った映画版が、名女優ぞろいで嬉しい個性的な作品のこちら

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ついでにお知らせすると、Kindle Unlimitedで光文社新訳古典文庫が0円で読めるときがあるので、まだの方、Kindleデビューしませんか?

新モデルが出たせいか、ちょっと値下がった感のあるKindle。

私が愛用しているのはたっぷり容量32Gのこのタイプ。移動が多いので、4Gもつけました。

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戯曲読解、台本の解釈、意味づけ、個人化しての演技へ。そんなプロセスに自信のない方は(俳優でも歌手でも演出家でも)まず小説をたくさん読んでみてくださいね!

秋以降、昨年、好評だった「ズバリ!な演技のための戯曲読解とその実践」クラスを企画しています。昨年のパート1は古典のリクエストがあり王道でギリシャ悲劇からスタートしました。今年はどこへ行こうかな…♫

今から私も楽しみです🐈

トルストイの名言から「みんながやっている=OKではない」

みんながやっている=OKではない

という名言でございます。「Wrong does not cease to be right because the majority share in it」という英文で有名ですね。いつの時代にも共通する示唆深い視点。

一緒に考えてみましょう!

みんな(大勢)がやっているもの…

例えば、

身体のよろしくない(目的にあわない)つかい方では、

・過度の、連続的な、動きを難しくする緊張(かためること)

・構え、つっぱり、要は感じなくするための、こわばり

・口呼吸

…などたくさんありますね

ムーヴメント(うごき)の観点からは

・無理やりな身体を緊張させたままの、急な運動

・顔や声を別物として扱う体操的な運動

・ことばや感覚と想像が一貫していない、機械的な運動

・自分の日常の機能的なうごき(所作:ドアを開ける、靴下を履くなど)で直接、感情表現をしようというおかしな試み

など………これまた、たくさんありますね。

台本の読解/解釈/分析でも、

・国語の意味と状況を把握し、合意して「分かったつもり」になっているだけ

・セリフの意味を言いたい事、言いたかったこと、のようにとらえたままいる

・状況次第で、人物たちがただ「反応」していると考える

など…たくさんの共通する、読解を困難にする原因の数々

演技の実際でも、

・自分(役)がなにを、どうみて、きいて、なんのために、なにをしているかと自然現象のように捉える(目的と方法の欠如)

・「自分だったら~」と勝手に自分に近づけて、狭く、小さく、ありふれた、一般化、平均化した、自分にとって都合のよい(お手軽な)ものにしようとする

・がんばっている、ちゃんとやっている自分(俳優)を意識しすぎてしまう(セリフ聞いてます、相手みてますのアピールなど)

。。。あああ

たくさんあるわ。

そう、もちろん、悪い意図はない。往々にして、よかれとおもって、がんばって、真面目に、一生懸命にやってしまう、

でも !!

効果があがらない、自分の演技を難しく、重く、遅く、つまらない、「生きた人間に忠実な行動」にはならないことをたくさんしてしまってます

そう、自分でむずかしく、複雑にしちゃってる。

みんながやっている=OKではない

代々先輩も、また自分の後輩も苦しんでいる、あちこちで似たような内容で悩んでいるからって、同じように困る必要ないよ?😊

🐈🐈🐈

本日のおススメは小説シリーズ、珍しく現代の日本のもの

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一気に読みました、ああ面白かったぁ~

そして実はテーマは深いです。

私はこういう謎解きも好きなので、「知りたい!」欲求に火が付くと半日で読み終わります。

そして肝心の本日のトルストイは

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私は宗教もスピリチュアルも一切やりませんが、こういう思想はいろいろな本や映画や美術などからでも考えることが大切だと思っています。世の中にはいろんな思想、価値観がある。それらに触れることで、自分も明らかになっていきます。
8月の初めての方も観劇のラバン入門クラス、経験者対象のエクササイズクラスともにお申込み開始しています。スケジュールをご確認の上、お申込みください。参加費はご予約後にお振込先のご案内をしています。ご協力よろしくお願いします。