オーディション/試験の対策③「得意なこと、好きなこと」

密かに(?)好評なオーディション/試験の対策記事(笑)😊

それだけ、いろいろな意見や情報があり、それだけ、さまざまな課題や希望が錯綜しやすいってことかなぁ、と考えております。

さて、オーディションなどで、ときど~~きですが、聞かれたり、披露したりする機会があるのが「特技・得意なこと」のコーナー(笑)

というと、なんだかコンパや合コンや誕生日会の愉快な余興か結婚式の面白コーナーか、はたまた自分の好きな曲を気持ちよく大声で歌ったり、ダンスや武術などの日ごろの習い事の成果を発揮できる素敵なチャンス!♪

…と思うのです…

が、そうは問屋が卸さない。。。(笑)

①「特技」「特殊技能」「得意な分野」などと書かれていた場合

はい、特技とは何でしょう? 就活ですと、人柄や人となりを知りたいから聞かれる面接や記入欄があることが多いですね。ということは、そこから「人物像」を連想&想像される、ということ。

特別な技能ですので、練習しないでできるようなものや(Youtubeで漫談をコピー)、一般的な生活でみながやっていて欲しいもの(睡眠、大食い)などはやめて欲しいものです。多くのオーディションでは審査員たちとお友達同士ではないと思いますので、「ネタ」にはなっても真摯な印象にはつながらないでしょう。「ウケる!」ということと、大事な役を任せたい、一緒に作品をつくりたい、毎日稽古を一緒にしたい、というのは違うことがほとんどです。学生気分を引きずっていると、「付加価値」にまったくつながらないものを書いたり、披露してしまい恥をかいたり、はたまたドン引きされてしまう場面がありますので、ご注意ください。

いくら自己申告でも「ダンスが好きです」だけでは特技にならず、「ダンスを週2回10年習っています」でも「得意なこと」程度なことが多く、やはりお金をとれるレベルの「○○大会に出場しました。●位でした」とか「○○氏の振付で■■で踊りました」とか、具体的に披露、そして半ば自慢(笑)できるものがいいよね💙

書道や茶道の師範、武術や道系のものも段を取ってあると、語学や楽器も資格やレベル試験を受けてあるとお相手たちにも分かりやすい。(もちろん中身も大切ですが💦)

このね、「分かりやすい」ということが、時間が限られている場面では、さらに大切と思います。

いくらマニアックに、一部のコミュニティーだけで、特定のグループの中だけでは素晴らしかったとしても、不特定多数の他人に通じないと、いくら面白くて、貴重でも、なかなか価値が分かってもらえないのも、この世の常。

審査員たちだって、人間ですからね。。(;^ω^) あまりにも不可解なモノは受け止めにくい。。。。時間も限られていますので、そこは賢く選ぶことが必要かと思います。

②「趣味」「趣味・特技」と並列または「好きなこと」を書かれていた場合

正直に書くことは確かに大事ですが、「自己満足」にならないようお気を付けください。確かに、印象に残りたい!覚えておいてほしい!ウケて欲しい、笑わせたい!という欲が出る方もいるでしょう。はい、確かに、そういうポイント稼ぎも大事な時ありますし、そういう傾向が強い座組もあるでしょう。その辺りは、「傾向と対策」をよ~~~~くリサーチの上、準備してください😊

いくら「自由に」、「正直に」、「赤裸々に」書いていいからと言って、初対面の、不特定多数の他人が不快に思うようなものはやめた方がいいでしょう。

例えば、歌が好きでカラオケが大好きだったとしても、もし披露する時間と場が設けられている場合なら、よっぽどの上手い方以外はやめた方が無難です。

なぜって……..

多くの場合、すでに審査員たちは、へたな歌、イマイチな歌💦よくわからない歌(笑)、自分だけが気持ち良くなっている歌😢 を数曲、場合によっては何十曲も、場合によっては何十年も!聴いてきている場合があります。。。🐤

勝算、なし。。(笑)

かなりうまかったとしても、「飽きている」可能性あり!

特に、流行った歌や名曲などは安全パイではありますが、比較の対象が多いのも事実。よ~~~~~く吟味した上で、ご自分の「趣味」と呼ぶことがプラスになるか冷静に分析してからチャレンジしてください。

また不特定多数の他人という観点から言うと、誰かの作品をYoutubeからコピーして披露したり、ましてやお笑いのネタや漫談などをコピーしたものや真似したものはやめた方がいいでしょう。あえての「ものまね」がウリでもない限り、権利意識が薄い、ただのコピー屋=ズルいヒト、みたいなイメージにつながりやすいです。

参考までに、楽器演奏などでも、確かに素敵なんですが…書類を別で出している場合、写真のイメージや履歴書に書かれている経歴や他の項目とあまりにも矛盾していたり、ギャップをわざと狙ったのか(?)あまりに支離滅裂ですと、就活と一緒で、「何をやりたいのか分からないヒト」、「一体どこへ向かっているのか分からないヒト」として、疑いの対象になる場合もありますので、ご自分のさまざまな歴を時系列に並べた上で、慎重に検討してください。

そう、趣味だとしても、好きなことだとしても、「準備が必要」!

いくら準備不足を自覚しているからといって、例えば、養成所や事務所のレッスンでよくやるようなテキストの典型をただ朗詠してみたり、必死な様子で朗読をしたりすると、

???

となります。

そう、「餅は餅屋」といいますネ ✨

大切なのは、

・お試ししてみたことがある「体験済み」のもの

・プロから数回~数か月単位で学んだことがある「かじったことがある」もの

・数年単位など、時間をかけて継続的にプロから学んだことがある「できること

・他人と比べてみても、明らかに秀でていて、数年~ウン十年単位で極めている「得意なこと」、「特技・特殊技能」と呼ばれるもの、付加価値になりうるもの、

・他人の評価はさておき、自分が好きなもの、好んで時間をつかっている「趣味」のもの、

これらを分けて考えてみましょう。いくつか重なっているもの、両方に属しているものもあるかもしれません。それはいいのです、それ自体は問題ではありません。

問題になるのは、そして混乱や失笑、果てはお互いの勘違いや誤解を招くのは

!これらがごちゃごちゃになっている場合。。。(T_T)

2016年もあと2か月。

しっかり整理して、できる限りの準備をして、素敵な出会い、大切なチャンスをつかんでください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

初心、返るべからず

レッスン中「もう、初心は忘れてやって」と言ったら…

見習いもヒヨコ俳優も凍りました。。

「…(このヒト何言ってんだ?!)」の表情を隠しつつ、です。

(しかと見たよ!笑 )

さて…

「初心に戻る」ことが良いと勘違いしてるのかな?

それとも日本語の意味を混同しているんですかね?

最初に行動を思い立ったときの正直な気持ちで真摯に取り組むという感覚、つまり「初志」を指していたんでしょうか?

最後まで「志」を貫こうという意味なら、「初志貫徹」の方がいいかなぁ~、と。

それにしても…硬いね ^^;

「初心」は(物理的に)二度とない。

そして、

「初志」…要らない。(笑)

志があるからできるようになるんじゃなくて、「毎週毎月やったからできるようになる」のであって、志は原動力の一部です、そのものは「行動」ではない。しかも、「感覚」なので移ろいやすい。(T_T)

たしかに始まりのときには「志」や「好きだという気持ち」や「やる気」がとっても大事だったんだろうけど、そしてそういう気分になること自体が嬉しかった、愉快だったんっだろうけど…….

今、もう時計は進んでいるよ?

…いつまで「初心」な~の~?(^^;

確かに、芸の道に終わりはありません。

人間としても、一生学ぶ事はできます、生涯学習、素晴らしいです、生活を豊かにします、社会貢献になります。

…私が言っているのはそこではない。

問うているのは、

「いつになったら、中級の内容、上級の質、プロのライフスタイル、さらに一流の行動にするんですか?」

もとい!

「いつから?😊来週から?来月から?」

と聞くと…多くの方が…凍ります。

ゴメンね。(笑)

不老不死なら良いでしょうが…時間は誰の上にも平等に流れるようです。

さあ、どうしますか?

いつまでも期限(〆切)が守れたこと、時間が守れたこと、チームとうまくやれたこと、自分が楽しかったことだけをヨシとしているだけの方々へ:

害がなければ、なにかを成し遂げた、作品に貢献した、相手と協働したと言えるのでしょうか?

先生がつけてくれた振付を覚えて「ホッ」としている。演出家に動きつけてもらったり、先輩に解釈説明してもらったり…それで満足している。チラシに写真が載って、とりあえずギャラがもらえて、そこそこの(?)作品に出ているだけで、安心している……..

これは初心というより…

「初歩!」😢

「初歩」(初心時代・初志ある)→「基礎」(ず~~~~~~っと)

そう、「基礎」の内容を「いろいろなレベル」でやって欲しいのだ。

初歩のヒト向けの戯曲がないように、基礎のための戯曲もない。あると思うなら、シェイクスピアの「夏の世の夢」は初歩の簡単な戯曲なんですか?それなら、なぜ世界を代表する劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが巨匠たちの演出で名優をキャスティングして「夏の世の夢」を頻繁に上演するのか?

自分の能力を「どのように」使うか、「どのように」使えるかがレベルなのです。ここがとっても美味しいところ。😋

初歩のエクササイズはあるのかもしれないが…

基礎のエクササイズはた~~~~~~くさんあって、それぞれのレベルや目的に合わせて、いかようにも組み合わせられる、応用できる、発展させられる、そして何より深められるものなのです。

「初心」を忘れずに、と唱えながらやっていると、なんとなく、初歩のままの「態度」でいて、初歩時代と同じまたは似たような「行動」をしてしまふもの。

この「態度」と「行動」を変えることを「レベルアップ」と言います。

初心・初歩時代のように指示を「待ったない」で「自分で考えて動いてみる」

初心・初歩時代のように「できない理由」を考えないで「できるための方法を試す」

初心・初歩時代のように「先生(演出家)のせい」にしてないで「自分がやっていること」を変えてみよう!

責任にもつながるかもね、自信もそこからくるかもね。

もう「初歩」じゃない、もう「初心」はいらない。

試しに、いかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディション/試験の対策②自分らしく…のワナ

ただいま~✨

シンガポールでの友人夫妻主宰による国際ダンスイベントも賑やかに終わり、足はパンパン、お腹はいっぱい(笑)。ますます仕事にやる気が出たKaoruです。

さて好評シリーズ第2回はオーディションあるある話 (笑)から学ぶ…

「なにを準備したら良いのか?」デス

日ごろから注意して過ごしていないとなかなか気づきにくいのが

「オーディション用のいろいろ」♪

オーディション用の服、オーディション用の歌(ジャンルいろいろ課題曲など)

最近増えているワークショップ オーディション用の稽古着

オーディション用のモノローグ課題、オーディション用の特技の披露(ダンス、武術、楽器演奏、語学など)

あああああああ!!

そう、ストレスフルですよね~ (^^;

真面目に考えれば考えるほど迷いやすい。(T_T)

で、一つ一つを丁寧にじっくりと…などど考えるのが正当なのですが、そうも言ってられないのが(苦笑)忙しい若手&中堅の俳優とその仲間たち

本日は血迷いやすい羊たちとその仲間たちのために、そしてより有意義な時間を過ごしたい審査する側の希望も汲んだ、オーディション準備をするためのポイントを解説いたします。( ー`дー´)キリッ

ズバリ!

「五感を通じて」与える印象が一貫するようにしてください!

(審査する側の方々へ:五感を通じて受け取った印象が一貫しているヒトが印象に残っていませんか?もろもろを信頼し、好感を覚え、好意的に解釈しませんでしたか?)

そう、応募用紙に書かれた、美女のきったない字 (笑)、ドン引きします、疑いに満ちた目でみてしまいます💦

本格的にスポーティーな服装の方が、身体が硬~く、俊敏に反応もせず、まったく動けない時…がっかりするのが人情

歌唱が得意と書類に書いておきながら…ただのカラオケ レベル(下手)だったとき、怒りを覚え「はやくこの曲終わってくれ」と密かに祈るのも…人情

そして、写真の印象とまったく違う不明瞭な発声・発音・鼻声……悪気はないだろうと思いつつも、やはりいらだちを隠しきれないのも人情….

ちゃんと事務所から紹介されてきたのに….靴が汚く、挨拶もままならない…まあ、緊張しているんでしょうけど….それでも50人続くとちっとも嬉しくないのが人情なり。

スミマセン、そうなんです。

選ぶ側も人間です、完璧な人間はいません。

それでも、一貫していて欲しいよね~~~~(^^ゞ

という事は…

「ぜひお願いします!この作品に出たいんです!仕事したいんです!」

と言いながら、

「あ、こちらの劇団の公演はまだ観たことがありません、スミマセン時間なくて」

などと言うのはおかしいよね。😡これも一貫してない

やりたいのか、やりたくないのか。。どっちなの!?(笑)

同様に、

「みんなで面白い作品を作りたいです!」

と息巻きながら(笑)

ワークショップ オーディション中にグループでのエクササイズで

どういう訳か…………………

他人にぶつかる、ちゃんと周りをみない、きこえないような小さな声でしゃべる、他の人がやっているときに注意深くみない、要は協力的でないってこと….

やはり一貫していないのだ、言動が。。

か、かなしい。。。。😢

よくオーディションに来ていく服や宣材撮影用の服や課題曲を選ぶのに、

「自分らしいもの」を!

と悪意なく、素直に思ってしまふ残念な方々がいるけど、

それは「一貫していない」につながります。

だって、自分が好きなもの=自分が認めている、自分で意識できてる部分

というだけで…

例えば、自分に似合う色と好きな色は違ったり、好きな音楽と演奏できる範囲は違ったり、「自分らしく」快適だからって、家で寛ぐようなパジャマみたいな服装で劇場に来たり…..(-_-;)

はたまた、自分に「他人が期待する」能力や「他人からみて魅力的な部分」と、意識で来ている自分のお好みは必ずしも一致しないのだ…(^^ゞ

困ったね。。。🐣

家族ではなく(笑)、いろいろな友人・知人・専門家の意見を聞いてみましょう。写真やビデオをとって研究しましょう。今は便利な時代になりましたよ。(^^♪

五感を通じて伝えていることが一致していて、言動も一貫していること、

目的に合っていること、

利他のこころを忘れないこと、

…自己を客観的にみることは(哲学的には)不可能。。。

それでも….まぁ、少し努力しよう!

「自分らしい」は往々にして「自分にとって楽なやり方」とか、「自分の慣れている安全な範囲で」とか「今までの成功例」とか、良くも悪くもこれまでの生い立ちからの癖や日常生活からの個人的な傾向に満ちたものが多いです。

あえて、必要に応じて、そこから離れることができてこそ、他人とクリエイティブに、健やかに仕事ができる!

過去を否定するのではなく、そこからいったん消化して、還元しましょうよ♪

みなさんの良いお知らせを楽しみに待ってマス😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演技のカラクリ②反射、反応、応答してるカナ?

生き生きとしていて、自然な、役の人物がより魅力的に!そして俳優自身も輝く「演技とは?」NTライブで世界最高峰の演技を国内で、繰り返しみることができるようになった、今!これまで以上に、素敵な、総合的な演劇体験が叫ばれるこの頃☆

演技の仕組みに悩む、疑問をもつ方々も多いと思います。

お任せください!👊

NTライブに出る多くの国立劇場(NT 笑)を始め、数多くの映画や舞台で大活躍する俳優たちを輩出してきた世界の演劇学校✨御三家の一つ「ロイヤルセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ」の修士課程で「俳優養成」と「教育学&ムーヴメント(動きの)演出」を正規留学で修めてきたKaoruが得意とするのは、正しく、ああいう、当事者性に溢れた、臨場感あふれる、まるごとの、感覚体験を味わう、映画でも舞台でも通用するホンモノの俳優の育成💙

これがワタクシの得意分野♪

(決して初歩の「ひざをちゃんと曲げようね」とか(笑)「はい、声を大きく、返事しよう」(苦笑)などを繰り返す保母さん代わりの教育は受けておりません💦)

さて、本日のワンポイント・レッスンはこちら☟

素敵な演技のために、面白い芝居のために、自分がちゃんと「反射、反応、応答」しているかチェックしてみよう!

① 反射とは?

例えば、「アチッι(´Д`υ)」とオーブン触っちゃって手を引っ込めるとか、急な車の飛び出しに有無を言わせずに「ギャッ!」と驚いて手足を引っ込めるとか、自分の管理の行き届かない、「意志の参加しない」、「昨日食べた梅干しを思い出したら唾が出る」という生理的な変化や、恥ずかしい思いをしたために「血圧が上がる」など…要は本格的に(笑)本能に基づいた、意識しなくてもできる、身体に起きる変化です。

ただ劇中では、意思を介在しない=ホンモノじゃないと、わざとらしくなるという難点があるよね。したがって、具体的な想像力で本当に近い感覚を疑似体験することや、ウソに見えない/聞こえないための、的確な働きかけや設定が大切になりますね。

② 反応とは?(React)

色や形、音や光や熱などの刺激(感覚器官を通じての)を「受容」してから、何らかの「変化」をすることデス。例えば、相手の「ちょっと待って~!」という呼びかけに、耳を通じて音を聞きとり、誰の声かな知ってるヒトかあの人かっ!と認識する(記憶を基に、または情報を比較して)という部分です。

🐤

あらっ?!

と思った方、そう、ここまでで「反射と反応」なんです。

まだ「応答」していない。

ここまでは状況に(人間として本能的に意思発揮なく)反射して、(使える)感覚器官を通じてただ刺激に対して反応しただけ。

いわば「現状の確認」程度の時点なのです。

🐤🐤

そう、どっきりしたみなさん、さあ、ご注目!

次!↓ が大事になってくるよ~♪

③応答(Respond)

先ほどの例の続きで言うと「耳を通じて●●だ!」と誰の声なのかを情報処理した後、「立ち止まる」、「無視して去る」、「ふり返る」、「返事をする(『どうした?』とか 笑)」、「微笑みかえす」などの「対応」を感情と思考をつかってするわけですな。😊

そう、ただの生命維持ではない!ただ本能に従うだけでなく、脳をちゃ~んと通じて感覚器官を通じて受け取った感覚を伴って、頭脳もつかって「事実」に応じるのです。

そう、総合的な「行動」にでるところが「応答」なのよ✨

身体の運動や移動も伴い、感情(情緒)の変化もあり、思考もつかった「事実」への反射・反応後のまるごとの応答。

ここまでやると「交流」が生まれて「演じてる」時間が生まれます。

ということは、

ただ驚いているだけ….

ただ相手役を見つめているだけ….

ただセリフを熱心に聞いているだけ….

ただ一生懸命しゃべっているだけ…….

ただ自分のやってることを感じているだけ……

これでは演じていることにならないのだ!

🐤🐤🐤

より人間らしく演じるには、より魅力的に、まるごと演じるためは、

誰もが「反射、反応、応答」のプロセスを省略しないこと。

実践してみてください。

より密な内容を、さらにビビッドな体験をお楽しみください(^^♪

演劇は「交流」する芸術です。

本日のオマケ写真は某国での巨大なキーライムパイ🍋食べきれずお持ちかえりし食べ終わるのに2日かかったおもひで。。。(^^ゞ

 

 

やってはイケない演技のNG集④方法と目的の同一!

あまりに驚いてしばし絶句した事件が続く新学期…………(◎_◎;)

やってはイケないシリーズ④方法と目的の同一!

別名「ミイラ取りがミイラになる」

です。

先日、シーンのクラスをやっていて🐤🐤🐤

Kaoru「演じている役の立場からみて、当事者として、このシーンの目的は何なの?何が欲しい人?ここで、どうしたいの?」

見習い俳優A「…●●さんの話を聞きに来ました」

Kaoru先生「?! ……….(-_-;)」

Kaoru先生「じゃ、あなたはどお?相手役はああ言ってるけど、あなたは、今日、今このお店に、何をしに来たの?」

見習い俳優B「…えっと、私は××(Aが演じているキャラクター)に話しに来ました」

Kaoru軍曹「!!!!!  😠」

軍曹「あのね、このキャラクター達は、一体『何のために』話する必要があるの?『どういう理由』が故に、話を聞きに来たり、話をしに来たりしているの?!」

見習い俳優B「…….あの~ぅ、▽▽のことが気になっていて、◎という事件があって、それで、×が起きて、で、私は○な状態なんですけどぉ…..」

鬼軍曹「あらすじや状況を聞いているのではない!あなたが演じている役の人物は欲しいもの、手に入れないと困るもの、キャラクターのとって必要なもの、どうしても達成したい『目的』を聞いているのだよ!😡」

見習い俳優A「…う~ん、話を聞いて、で、話を聞きたいから、喫茶店に来ていて…」

鬼Kaoru「!?え~っと、じゃ、あなたはただ友達の話を聞くだけのために、他に何の動機もなく、電車に乗ったり、喫茶店に行ったり、友達に会うの?何のために話を聞くの?何のために話をするの?」

見習いズ「…え…っ?」

鬼Kaoru 「『話を聞くとか、話をする』って…💦 劇の中の人達、基本的にみんなず~っと話したり聞いたりしてるよ!?目が見てて、耳が聞こえている設定なら(苦笑)」(つか、全人類、何千年もやってるぜい!💢)

見習いズ「…..(ポカ~ン)」

Kaoru先生「あの~、じゃあ、劇中ず~~~っと、どの場面もただ話をして、話を聞くだけの人が、何の目的もなく、登場しては退場し、何かしゃべり、聞き合う、ということなの?特に動機もなく?理由もなく?それがドラマですか?」

見習いズ「…….(・・?」

Kaoru軍曹「(-_-;)…普段、何の目的もなく、友達とお話してるの?何の目的もなく電車に乗っているの?無目的に学校に行くの?山や海に行くの?」

見習いズ「……….❔」

別の見習いズ「…..あ~ぁ (‘◇’)ゞ」

Kaoru先生「あ~!じゃなくてっ💦何のために、何をどう変えたいから、どう話をするの?どのように話を聞くの???😠」

見習いズ「……」

🐤🐤🐤

そう、目的のための方法が「マトルーシュカ構造」になっていることを知らないらしい。。💦

「話をする」という行為をつかって「やっていること」を考えないとね。

「話を聞く」という行為は「どういう働きかけなのか」?を考えないと、ね。

「何のための」、会話なのか?を当事者の立場から想像しないと演じられないよ!

何のための質問なのか?誰に対する糾弾なのか?何についての叱責なのか?誰に対する謝罪なのか?何の告白なのか?何の懺悔なのか?誰への当てこすりなのか?何のための嫌がらせなのか?何かの確認なのか?何かの代わりなのか?何についての追及なのか?……..ああああ~~~~~~~キリがない!!!たくさんあるよ~、選択肢!☆

 

ま・と・め💙

・シーン毎の方法の最小単位は「内的アクション」です。(例:からかうために、つつく、いじめるために、たたく、など)

・シーン毎の目的は、戯曲全体の目的のための「方法」です。(例:亡命するという大きな「全体の目的」のために「お金を借りる」というシーンの目的の存在)

・戯曲全体の目的をさらに拡大し越えて、役の人物が人生で達成したいものが「超目的」です。(例:人類を天然痘から救いたい)

もっと勉強してちょ。(-“-)

芝居をみていて、「何も起きてないな~?」とか「進んでないカモ?」と感じたら、目的の設定と方法が「具体的に」(他人に説明できるくらい明瞭に)なっているかご確認ください。

つづく・・・・

 

 

 

 

 

オーディション/試験の対策①はじめに

「新学期…と思ったはずが、変わりナシ」

…思わず一句読んでしまう、本気モードでない方々にがっかりしがちなKaoruです。

(-_-;)

本日はご要望にお応えして、オーディション/試験対策の概要をお伝えしようと思います。

最初に、多くの方々が(そしてかつての若かりし自分も)勘違いしているな~💦と思うのが、オーディション/試験の「目的」でございます。

戯曲読解&分析からの正統派な演技と同じ「目的」が大事ってところがなんだか虚しいですが(笑)、そうなのです。

オーディション/試験の目的を勝手にトンチンカンに自己流に解釈してはいけません。

このオーディション/試験の「目的」は何だろう?

・書き下ろし戯曲を一緒に創作して上演するための俳優の募集

・すでにある台本を一緒に創作して上演するための俳優の募集

・すでにやったことある作品の再演のために、初演とは違う俳優たちの募集

・レパートリー上演のための俳優メンバーの募集

・演出家の指示をただ聞くだけの「動く人形」的な俳優を募集

・映画(や舞台)の「製作費」を集めるための(&あわよくば誰か便利なヒトが欲しい)オーディションという名の『ワークショップ』

・特定の企業の広告塔としての宣伝員の募集(PVなど)

・いわゆるスターや主役の補佐的な位置で盛り立て役となるバックダンサーや助演

・特定のシーン(殺陣やオペラ助演など)に合唱やコロスなどとして参加する俳優の募集

・旅公演でスタッフ(バラシなど)も兼ねてチーム参加する俳優の募集

・将来的に劇団(やプロダクション)で活躍する俳優兼広告塔兼営業員の募集

・将来的に外部で活躍する俳優(や演出家やスタッフ)の見習い募集

・将来的に演劇と演劇周辺の業界で働く人の見習い募集

・演劇を「つかって」、別の事(娯楽/趣味/ヒマつぶし/恋愛)をするメンバーの募集(邪道、笑 とも言う)

・演劇を「利用して」、他の活動(布教/ネズミ講/政治など)をするメンバーの募集(グレーゾーン😠)

ミュージカル、ストレートプレイ、古典、現代劇、フィジカルシアター、ダンスシアター、レビュー、商業、ボードビルなど、ジャンルに限らず、まずこの辺りを熟考してみてください。

そのあとで、一般的な周囲との情報収集&交換は怠りなくやりましょう。

そして、

「よし!この仕事やってみたいぞ!受かりたい!」と「前向きに」思った場合、先へ進みましょう。いかにも怪しい(笑)謎のセミナーや御布施をしに行く必要はありません。(-_-;)

さあ!

上の(異種も含め💦)目的の例をみて、お気づきになったことはないでしょうか?

いわゆる

・ありのままの自分をみてもらって、分かってもらう

とか、

・今まで自分の受けてきた教育やトレーニングの有効性を証明する

とか、

・自分に才能があるか、見定めてもらう、才能を育ててもらう

とか、

・芸能界入りの布石にする(笑)

とか、ないのよ~!!!

=自分本位の「利己的」な目的って、無いのよ。

分かるカナ?

ここが腑に落ちてないと、奇妙な言動をしたり、恥知らずな願書を書いたり、とんちんかんな応募用紙の内容になったり、果ては「適切な」準備をせずに、オーディションや試験に臨むことになってしまいます。。。=落ちる

デス。

お気を付けください!!!

ホントに!(T_T)

まずは、概要でした、ちゃん、ちゃん。

 

 

 

演技のカラクリ:①自然な反応の仕組み

戯曲読解の回に、何回もしつこく(!)

① まず「事実」に基づいて台本を読む(ただの妄想や希望的観測や印象でなく!)、

② 事実と事実から想像できることを分ける(事実はセリフではなく、行動だ!)

③ その後、戯曲構造に矛盾しないよう戯曲に書かれている因果関係などを分析する、

と書いてきました。

で、その先はというと、

④ 役の人物の感覚、生活、行動の事実を捉え、そのあとに身体化、視覚化、具現化し、さらに膨らませよ!

というのが概要なんですが (^-^;

リクエストに応じまして(笑)サービス♥

本日はその先の演技の実際のお話を紹介しておきますネ。

演じるときの「事実」=役の人物が実際にやっていること(行動)をどう演じるためにつかったらいいの?という役の人物の「反応」のお話です💙

役の人物も私たち人間たちと同じように、世界は違えど(笑)いろいろな時間に、いろいろな場所で、さまざまな人間関係の中で、みて、きいて、感じて、考えて、交流して、行動しています。変化しているのだ。この「変化」が肝、大事。

その「みて」、「きいて」、「感じて」、「考えて」、「交流する」+「行動する」というのは、実際には(究極的には存在しえない)「事実(現実)に対して」ではなく、役の人物自身のいわゆる「内面世界・内的状態」を通しての「反応」です。

確かに、目の前で起きていること、みえているもの、きこえているものに対しての「反応」なんですが、反応が「どのように」(無意識でも意識的でも)選ばれて出てくるのかについては、内面からなんですね。そして、この反応の連続が役の人物の「変化」です。ついでに言うと劇の場合、たいてい何らかの「イベント」(出来事)が直接のきっかけになっています。(がその前に間接的な理由は多数あります)

そう、実際に生きている私たちとそこも同じなのです。

*戯曲の人物だからといって「美化」されないよ💦そこ、要注意。(^^ゞ

自分たちと同じように、

今はいつで、ここはどこで、

自分は誰で、そして誰と?いま誰に向かって?

何を?何のために?どんな風に?

過去の記憶と比べて、どうなの?

どんな気持ち?感情は?どんな考え?思考は?

心の、頭の奥底には何がある???欲求、願望、願い、恐れ、超目的……..

そ、そ。そうなのデス。😊

役の人物の彼/彼女自身の生い立ちや環境に由来する「信条」とか、

その時代や文化風習、教育や家庭内での役割や職業が故の「行動様式」やいろいろな行動の「優先順位」、行動の「価値基準」、

役の人物にだってある「偏見」や「感情のクセ」……

役の人物だって、完璧な人間じゃないんだ!😊 笑

役作りとかキャラクターと言うと、すぐ1人の人物像を「固定」してこれだ!と「保持」したがるヒトいるけど、そういう演技ってステレオタイプ。嘘で、浅く、一面的で幼稚、とにかくつまらない。(なんか人間をバカにしている感じなんですよぅ。)

何より、実際の人間の仕組みを反映していないよね。

実際の人間の「仕組み」を通して「演じる」と上手くいきます。

それが「自然」ってヤツ☆😉

簡略化すると、

刺激は「外」から来るけど、

反応は「内」から来る、

という仕組み。

だから「原因」は内にあって、外は「結果」なのだ。(哲学的には鶏と卵ですが^^;)分かったかな?そのため、逆をやっちゃうと失敗するよ、意味分かるカナ?

例えば…

初対面の人にあったとき、(勝手に)まだ特に話も深くしていないのに、なんとなく「このひと、いいな♡」とか「信用できそうだな」って思っちゃうことあるけど(笑)それは、現実世界での状況もあるけど、何より、自分が今、「あ、幼稚園の時の●●先生に似てる♪」と無意識に投影を始めていたり、(たまたま)相手が似たような趣味の服を着ていることで、同じようなグループ意識に「属している」と判断したり、その服の色や形から昨日みた映画のシーンや先週みた広告を思い出して、(自動的に)連想したり…….こうやって、イメージが出来上がっていっているのよねぇ。。で、自分の中で思い出している「記憶」からのイメージや想像に対して感じていることが「感覚」とざっくり呼ばれているのだ。

そう、直接、物質や相手や環境から感じているものではないのだ

「投影した」のも、「属していると判断した」のも、「イメージして連想」したのも張本人。そして刺激されて起きてきた「記憶」も本人のもの

=「解釈」という一種の手間がかかっているのだよ。(ほぼ無意識、習慣的なモノですが)

だから、

まるで自分の内からすべてのイメージや感覚が湧き上がってきているような「感覚」がするけれども、それは中継している感覚器官(目・耳・鼻など)が自分の身体だからであって、実際には、相手の服の色や形や相手の声や匂いなどの「刺激」は自分(俳優/キャラクター)の外から来ているのだ。

したがって、

ただ、舞台上(稽古場)にあるものを客観的な事実としてフツ―に「みて」、「きいて」、俳優自身が状況を「感じて」、ストーリーを「想像して」るだけだと…….

….

ただの「観察」

になります。

いや、ホント、文字にすると笑ってしまいますが、ホントです。いるよね、舞台上でウロウロして、ただなにかを見てるらしきヒト。。。

観察、してちゃイケない。ダメ、絶対!😡

それ、「傍観者」デス、「当事者」になってない!

さあ♪ただ「観察」してないで、「反応」しましょう。

前述の、刺激と反応の仕組みを思い出して(↑)、反応すればいいんです。

カンタン!

そう、勘の良い方々はもうお分かりですね。

「投影した」、「想像した、連想した、イメージした」、「思い出した」

の部分を

「役の人物(キャラクター)」を反映して、自分の「感覚器官を通じて」、

人間の仕組みを省かずにやればいいんだよ。😊

目の前で起きていること、みえているもの、きこえているものに対しての「反応」が俳優のままだと「自意識問題」も手伝って、苦しく難しいものなり易いです。俳優がただ「観察」しちゃってると、『個人的な感覚体験を伴ったもの』にならないです。(T_T)

反応が「どのように」選ばれて出てくるのかについては、内面からです。

そう、実際に生きている私たちとそこも同じなのです。

本日はここまででいかがでしょう?

とりあえずこの「刺激は外から、反応は内から」を整理整頓してちょーだい。

まずは自分が普段どうしているのかな、の分析がおススメ。

皆様、良い週末を~、ば~い✋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戯曲(名作)を演じ/演出するために読めないヒト達の共通点?

はい、シーンクラスもまっただ中のKaoruです。夜のエクササイズ・クラスは初めての旬なエクササイズお披露目♥あと2日でどこまで伸びるかワクワク♪

指導しているとき、つかう台本などは演技そのものを磨くためには、ジャンルはコメディーでも悲劇でもホームドラマでも良いのですが、やはり緻密に意味あるキャラクターたちが描かれていて、練られている、構造のしっかりした、古今東西の(国籍とわず)古典、近代、現代の名作・傑作と呼ばれる戯曲が良いと思っています。(演出の練習にも)

今回はみなさんよい方向へ進んでいるのでいないのですが、モノローグクラス、シーンクラスを教えていて常日頃思うことは、最終的には2つです。

一つ目は

「(セリフの国語的な表面の1つの意味ではなくて)実際の人間が『やっている』事実を認識し価値を受け入れて欲しいな」

二つ目は

もっと人間らしくなっていいよ!もっと人間の良さを、もっと人間のいろいろを信じようよ!」(綺麗ごとだけではなく)

ということ。😊

学歴、年齢、キャリアの長さや所属、関係なく、この2つは共通していつも感じます。

モノローグでもシーンのクラスでも、作品のスタイルも鑑みながら、しかし、字面の意味だけの「物語」にこだわらずに、いわゆる超目的や目的やら、サブテキストなどに取り組みことになるのですが、そこで気になるのが、ちっとも実際に役の人物たちがやっている行動の「事実」を認めない方々。妄想してたり、ただあらすじ考えてたり、セリフがすべてになっていたり、感情が動いてなかったり、目的がなかったり、自我の状態がいつもの自分のままだったり…。。(T_T)

例えば、セリフの言い換えさえできれば内容わかったつもりになっているなら、それじゃ普段、あなたは思っていること、感じていること、すべて口に出しているのかい?!と尋ねたい(笑)思考だけが、相手の前で口にできることだけが、あなたの中身なんですか?と。😠

「オトナ」になる過程でいろんな事情で、特に深い感情とかないがしろにしたり、隠す術だけうまくなっていったり、表面的な機能だけ優先したり…まあ、いろいろあるとは思います。

でもね、芸術は(演劇含め)、

「人間をより人間らしくする」

と思います。

勝手な意見かもしれませんが、「人間らしさ」の定義もいろいろで誤解もあるのかもしれませんが、私はそれでも構いません。

いろいろな人間たちが(フィクション内でも)、さまざまな時代や文化風習を越えて、普遍的な深い人間の感情や葛藤や人間の正体をサブテキストや超目的に抱えて、一生懸命、ほんとの意味でまるごと「生きている」とき、

素晴らしい!!!💮

……よく、物品のように(笑)硬くて、とてつもなく「殺伐とした心象風景」の俳優がいて、深刻に驚きます💦愛もない、許しもない、情けもない、恐怖も不安も幸福も希望もない。自分にも他人にも、何の信頼も友愛もない。(謎です、普段、どうしているの?!笑)

とってもあさ~い、その場限りの、自分勝手な思い込みと凝り固まった気分みたいなもの、そしてそれを体現しちゃってる残念な身体と、これまた浅~い思考….、癖だらけのいびつな心と体。

そんなものだけで、芝居はできないのです。

そんなものだけで、芝居しようとするから、「できない」のです。

そんなものしか信じてなくて、使ってないから、苦しいのです。愉しくないのです。

最近、ますます、この2点を改めて確信した日々です。

自分のたくさんの能力を捨てないで、諦めないで、見くびらないで、大事にしつつ、磨きつつ、「つかうこと」デスね。

もっと面白く、価値ある公演のために、もっと快適で、愉快な稽古場のためにも。

 

 

 

 

 

モノローグクラスにみる「想像力」「具体的」「観念的」のせめぎあい

おかげさまで無事に8月のモノローグクラスが終わりました♪

ご参加のみなさんお暑い中、3日間お疲れさまでした。(^^♪

毎度のことではありますが、今回は特に、

「具体的」に「想像力」を自分でつかうのだ!

ということに不慣れな方々が多かった印象です。

癖なんでしょうが、①「静止画」で想像しちゃう方、(しかも時々だけ)

取り立てて考えたことがないからでしょうが、②「観念的」な言葉しか浮かばない方(で感覚は伴ってない)

はたまた、色も、音も、匂いも、五感と関係のない③「絵図」しか浮かばないでいる方(ただ受け身とも言う)

「想像」ではなく、ただ④「記憶」を思い出しちゃってる人、、、(しかも国語の意味だけだったり 💦)

たくさんいたな。。。年齢やキャリアや細かいジャンルに関わらず。(T_T)

という方々(特に若者)を責めるのは簡単ですが、それは建設的に「想像力」を生き生きと、本当の意味で俳優として自発的に使っている先輩たちが少ない証拠でもあり、大変残念ですが、誰も教えてきてない、ということなのです。

(または①教えてはいるが伝わってない、OR ② 習ったはずの人たちが忘れてる、または聞いてなかった (苦笑)のいずれかか?!)

さておき、ワタクシの特訓に耐えたつわものたちは、次回にはそれはもう解決しているはずなので、9月にステップ・アップ♪

目指したいと思います。

それまでに戯曲読解も進むといいよねっ😊

とまだまだトレーニングモードのKaoruでした。

 

芝居/演技に特殊モードは必要か?

職業柄(?)、老若男女の芝居/公演を頻繁にみていると思うのですが、どうにも……💦

「芝居/演技する」となると、おかしなモードに入って、自ら苦しんでいる「自爆型」の俳優(やパフォーマー)を目撃します。本日はそれらの代表を勝手にカテゴリー分けしてみました(^^ゞ

モード①「忍びの者」

集中してますっ👊というアピールなんだろうけど、たいていは目を停止させて、相手をみつめている時間が長く、身体は硬くて、やけにポーズっぽい不自然な動きをしていることが多い。息をひそめている姿はまるで「忍びの者」。相手役にとっては重くて苦しい、依存型の俳優という名の甘えん坊。こうなると「交流」というより「指示待ち部下」を思い出すね。90年代に寄り目で!「いかにもオレ尋常でないですっ!」て状態をわざわざ舞台で芝居中にやる人多かったけど(笑)、健康にも悪いのでやめてもらいたいって幼心(?)に思いましたよ💦 しょっちゅう息とめながら歩き回ったり、身体を緊張させたりしてて、血管(脳)に悪くないんだろうか?自己犠牲の精神かもしれませんが、観てるだけで、サスペンスでもないのに、常に息苦しいんだよ!こういう俳優が多い公演は終演後、年齢も職業もいろいろなはずのお客様の多くがやけに伸びをしてストレッチ運動をして暗い顔をしていたら『要注意』です。「真面目=苦しい」という意味じゃないからね!そんなに苦痛だったら、ユーモアも生まれないし、リズムやテンポも悪いですよ?

モード②「休日のリビング」

それなら、その反対やればいいんだ♪という短絡的で幼稚なマインドから出てきちゃったのが、「ただ寛いでいる」人々。(笑)「オレ、人前でもあがらないで居られます」のアピール、ウザいです。「人前でリラックス(過度の弛緩)するな!」と言ってやりたい。(笑)何かと手足がブラブラしがち、下手すると骨盤までフラフラしてるので、一体何様?!と思われることもしばしば。誰に向かって何を言ってるのかもわからないし、メリハリもなく、時が日常のスピードと濃度で過ぎていく…って『ホームビデオ』だよ、ただの(-_-;)  結局、普段、自分が長い時間やっている身体のつかい方をしてしまうので、「キャラクター」とか「今はいつ、これはどこ、あなたはだあれ?」といった基礎的な要素が欠けたまま。作品について何も分からない…謎は深まるばかりです。(T_T)そして、究極的な質問で申し訳ないですが「声も好きに出せず動きまわれない環境で、『普段のあなた』(たち)を2時間みるために、時間を!お金!を払わなければならないのですか?」怒り心頭です、ホント。音楽家やダンサーを見習って欲しいわ!😡

モード③「ちゃんとしてます」アピール高じて「他人事」

学級委員じゃないんだから!(笑)背骨のカーブをなくそうとする必要ないよぉ~😭不自然でしょ~。人間の背骨のカーブの様子は縦にも横にもらせんにも動くのに、だからこそ呼吸の動きなのに…。脱力は確かにいろいろな調整が効かないので困るけど、きっと誰かに「ニュートラル(中立・中庸)が大事だ」と習ったんだろうね。もちろん大切なんですが、あの~、一体何のための「ニュートラル」だったんですか?出発点とか何かの際の参照する状態としてのニュートラルだったはず。比較の対象そのものの維持が目的になってると、いつまでも「当事者」に慣れません。あのね!フツ―に考えよう!ドラマになるような状況にいて、いろんな出来事が起きてるときに、「ニュートラル」でいる訳ないでしょう!😠冷たすぎますよあなた!「中立」のお立ち場を維持したまま、感情がうごき、思考が流れ、いろいろな決断する「登場人物」はおりません、中立で意見もないのに行動して、相手と交流する方はおりません。で、種はと言うと、稽古中やエクササイズ中から、よく自分の髪の毛やシャツを直している人いるけど、それも「ちゃんとしたい病」です。髪の毛やシャツが普段通りかどうかなんか大事じゃないときに、そんなこと気にしてる =渦中にいないんです。一事が万事。身体が自然の法則に則って動かないようなニュートラルは使えません。目的と方法を取り違えないようお願いしますm(__)m

という訳で、辛口カレー部のKaoruの分析、本日はこれまでデス。

で、「じゃあ、どうすればいいのさ!」という方々へ

「お気づきでしょうか?上↑の3つに共通していることを?」

答えは……

次回!(笑)しばしお待ちください~

明日から大好きなシーンのクラス、そして夜はモノローグ道場です♥旬なエクササイズをたっぷり楽しみながら心も思考も身体も鍛える「Play,Play,Play!♪」のクラスの参加者に1名のキャンセルが出てますので、滑り込み!お申込みも可能です♡ご希望の方は詳細をご確認の上、お申込みくださいね~

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