オーディション/試験の対策③「得意なこと、好きなこと」

密かに(?)好評なオーディション/試験の対策記事(笑)😊

それだけ、いろいろな意見や情報があり、それだけ、さまざまな課題や希望が錯綜しやすいってことかなぁ、と考えております。

さて、オーディションなどで、ときど~~きですが、聞かれたり、披露したりする機会があるのが「特技・得意なこと」のコーナー(笑)

というと、なんだかコンパや合コンや誕生日会の愉快な余興か結婚式の面白コーナーか、はたまた自分の好きな曲を気持ちよく大声で歌ったり、ダンスや武術などの日ごろの習い事の成果を発揮できる素敵なチャンス!♪

…と思うのです…

が、そうは問屋が卸さない。。。(笑)

①「特技」「特殊技能」「得意な分野」などと書かれていた場合

はい、特技とは何でしょう? 就活ですと、人柄や人となりを知りたいから聞かれる面接や記入欄があることが多いですね。ということは、そこから「人物像」を連想&想像される、ということ。

特別な技能ですので、練習しないでできるようなものや(Youtubeで漫談をコピー)、一般的な生活でみながやっていて欲しいもの(睡眠、大食い)などはやめて欲しいものです。多くのオーディションでは審査員たちとお友達同士ではないと思いますので、「ネタ」にはなっても真摯な印象にはつながらないでしょう。「ウケる!」ということと、大事な役を任せたい、一緒に作品をつくりたい、毎日稽古を一緒にしたい、というのは違うことがほとんどです。学生気分を引きずっていると、「付加価値」にまったくつながらないものを書いたり、披露してしまい恥をかいたり、はたまたドン引きされてしまう場面がありますので、ご注意ください。

いくら自己申告でも「ダンスが好きです」だけでは特技にならず、「ダンスを週2回10年習っています」でも「得意なこと」程度なことが多く、やはりお金をとれるレベルの「○○大会に出場しました。●位でした」とか「○○氏の振付で■■で踊りました」とか、具体的に披露、そして半ば自慢(笑)できるものがいいよね💙

書道や茶道の師範、武術や道系のものも段を取ってあると、語学や楽器も資格やレベル試験を受けてあるとお相手たちにも分かりやすい。(もちろん中身も大切ですが💦)

このね、「分かりやすい」ということが、時間が限られている場面では、さらに大切と思います。

いくらマニアックに、一部のコミュニティーだけで、特定のグループの中だけでは素晴らしかったとしても、不特定多数の他人に通じないと、いくら面白くて、貴重でも、なかなか価値が分かってもらえないのも、この世の常。

審査員たちだって、人間ですからね。。(;^ω^) あまりにも不可解なモノは受け止めにくい。。。。時間も限られていますので、そこは賢く選ぶことが必要かと思います。

②「趣味」「趣味・特技」と並列または「好きなこと」を書かれていた場合

正直に書くことは確かに大事ですが、「自己満足」にならないようお気を付けください。確かに、印象に残りたい!覚えておいてほしい!ウケて欲しい、笑わせたい!という欲が出る方もいるでしょう。はい、確かに、そういうポイント稼ぎも大事な時ありますし、そういう傾向が強い座組もあるでしょう。その辺りは、「傾向と対策」をよ~~~~くリサーチの上、準備してください😊

いくら「自由に」、「正直に」、「赤裸々に」書いていいからと言って、初対面の、不特定多数の他人が不快に思うようなものはやめた方がいいでしょう。

例えば、歌が好きでカラオケが大好きだったとしても、もし披露する時間と場が設けられている場合なら、よっぽどの上手い方以外はやめた方が無難です。

なぜって……..

多くの場合、すでに審査員たちは、へたな歌、イマイチな歌💦よくわからない歌(笑)、自分だけが気持ち良くなっている歌😢 を数曲、場合によっては何十曲も、場合によっては何十年も!聴いてきている場合があります。。。🐤

勝算、なし。。(笑)

かなりうまかったとしても、「飽きている」可能性あり!

特に、流行った歌や名曲などは安全パイではありますが、比較の対象が多いのも事実。よ~~~~~く吟味した上で、ご自分の「趣味」と呼ぶことがプラスになるか冷静に分析してからチャレンジしてください。

また不特定多数の他人という観点から言うと、誰かの作品をYoutubeからコピーして披露したり、ましてやお笑いのネタや漫談などをコピーしたものや真似したものはやめた方がいいでしょう。あえての「ものまね」がウリでもない限り、権利意識が薄い、ただのコピー屋=ズルいヒト、みたいなイメージにつながりやすいです。

参考までに、楽器演奏などでも、確かに素敵なんですが…書類を別で出している場合、写真のイメージや履歴書に書かれている経歴や他の項目とあまりにも矛盾していたり、ギャップをわざと狙ったのか(?)あまりに支離滅裂ですと、就活と一緒で、「何をやりたいのか分からないヒト」、「一体どこへ向かっているのか分からないヒト」として、疑いの対象になる場合もありますので、ご自分のさまざまな歴を時系列に並べた上で、慎重に検討してください。

そう、趣味だとしても、好きなことだとしても、「準備が必要」!

いくら準備不足を自覚しているからといって、例えば、養成所や事務所のレッスンでよくやるようなテキストの典型をただ朗詠してみたり、必死な様子で朗読をしたりすると、

???

となります。

そう、「餅は餅屋」といいますネ ✨

大切なのは、

・お試ししてみたことがある「体験済み」のもの

・プロから数回~数か月単位で学んだことがある「かじったことがある」もの

・数年単位など、時間をかけて継続的にプロから学んだことがある「できること

・他人と比べてみても、明らかに秀でていて、数年~ウン十年単位で極めている「得意なこと」、「特技・特殊技能」と呼ばれるもの、付加価値になりうるもの、

・他人の評価はさておき、自分が好きなもの、好んで時間をつかっている「趣味」のもの、

これらを分けて考えてみましょう。いくつか重なっているもの、両方に属しているものもあるかもしれません。それはいいのです、それ自体は問題ではありません。

問題になるのは、そして混乱や失笑、果てはお互いの勘違いや誤解を招くのは

!これらがごちゃごちゃになっている場合。。。(T_T)

2016年もあと2か月。

しっかり整理して、できる限りの準備をして、素敵な出会い、大切なチャンスをつかんでください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディション/試験の対策②自分らしく…のワナ

ただいま~✨

シンガポールでの友人夫妻主宰による国際ダンスイベントも賑やかに終わり、足はパンパン、お腹はいっぱい(笑)。ますます仕事にやる気が出たKaoruです。

さて好評シリーズ第2回はオーディションあるある話 (笑)から学ぶ…

「なにを準備したら良いのか?」デス

日ごろから注意して過ごしていないとなかなか気づきにくいのが

「オーディション用のいろいろ」♪

オーディション用の服、オーディション用の歌(ジャンルいろいろ課題曲など)

最近増えているワークショップ オーディション用の稽古着

オーディション用のモノローグ課題、オーディション用の特技の披露(ダンス、武術、楽器演奏、語学など)

あああああああ!!

そう、ストレスフルですよね~ (^^;

真面目に考えれば考えるほど迷いやすい。(T_T)

で、一つ一つを丁寧にじっくりと…などど考えるのが正当なのですが、そうも言ってられないのが(苦笑)忙しい若手&中堅の俳優とその仲間たち

本日は血迷いやすい羊たちとその仲間たちのために、そしてより有意義な時間を過ごしたい審査する側の希望も汲んだ、オーディション準備をするためのポイントを解説いたします。( ー`дー´)キリッ

ズバリ!

「五感を通じて」与える印象が一貫するようにしてください!

(審査する側の方々へ:五感を通じて受け取った印象が一貫しているヒトが印象に残っていませんか?もろもろを信頼し、好感を覚え、好意的に解釈しませんでしたか?)

そう、応募用紙に書かれた、美女のきったない字 (笑)、ドン引きします、疑いに満ちた目でみてしまいます💦

本格的にスポーティーな服装の方が、身体が硬~く、俊敏に反応もせず、まったく動けない時…がっかりするのが人情

歌唱が得意と書類に書いておきながら…ただのカラオケ レベル(下手)だったとき、怒りを覚え「はやくこの曲終わってくれ」と密かに祈るのも…人情

そして、写真の印象とまったく違う不明瞭な発声・発音・鼻声……悪気はないだろうと思いつつも、やはりいらだちを隠しきれないのも人情….

ちゃんと事務所から紹介されてきたのに….靴が汚く、挨拶もままならない…まあ、緊張しているんでしょうけど….それでも50人続くとちっとも嬉しくないのが人情なり。

スミマセン、そうなんです。

選ぶ側も人間です、完璧な人間はいません。

それでも、一貫していて欲しいよね~~~~(^^ゞ

という事は…

「ぜひお願いします!この作品に出たいんです!仕事したいんです!」

と言いながら、

「あ、こちらの劇団の公演はまだ観たことがありません、スミマセン時間なくて」

などと言うのはおかしいよね。😡これも一貫してない

やりたいのか、やりたくないのか。。どっちなの!?(笑)

同様に、

「みんなで面白い作品を作りたいです!」

と息巻きながら(笑)

ワークショップ オーディション中にグループでのエクササイズで

どういう訳か…………………

他人にぶつかる、ちゃんと周りをみない、きこえないような小さな声でしゃべる、他の人がやっているときに注意深くみない、要は協力的でないってこと….

やはり一貫していないのだ、言動が。。

か、かなしい。。。。😢

よくオーディションに来ていく服や宣材撮影用の服や課題曲を選ぶのに、

「自分らしいもの」を!

と悪意なく、素直に思ってしまふ残念な方々がいるけど、

それは「一貫していない」につながります。

だって、自分が好きなもの=自分が認めている、自分で意識できてる部分

というだけで…

例えば、自分に似合う色と好きな色は違ったり、好きな音楽と演奏できる範囲は違ったり、「自分らしく」快適だからって、家で寛ぐようなパジャマみたいな服装で劇場に来たり…..(-_-;)

はたまた、自分に「他人が期待する」能力や「他人からみて魅力的な部分」と、意識で来ている自分のお好みは必ずしも一致しないのだ…(^^ゞ

困ったね。。。🐣

家族ではなく(笑)、いろいろな友人・知人・専門家の意見を聞いてみましょう。写真やビデオをとって研究しましょう。今は便利な時代になりましたよ。(^^♪

五感を通じて伝えていることが一致していて、言動も一貫していること、

目的に合っていること、

利他のこころを忘れないこと、

…自己を客観的にみることは(哲学的には)不可能。。。

それでも….まぁ、少し努力しよう!

「自分らしい」は往々にして「自分にとって楽なやり方」とか、「自分の慣れている安全な範囲で」とか「今までの成功例」とか、良くも悪くもこれまでの生い立ちからの癖や日常生活からの個人的な傾向に満ちたものが多いです。

あえて、必要に応じて、そこから離れることができてこそ、他人とクリエイティブに、健やかに仕事ができる!

過去を否定するのではなく、そこからいったん消化して、還元しましょうよ♪

みなさんの良いお知らせを楽しみに待ってマス😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディション/試験の対策①はじめに

「新学期…と思ったはずが、変わりナシ」

…思わず一句読んでしまう、本気モードでない方々にがっかりしがちなKaoruです。

(-_-;)

本日はご要望にお応えして、オーディション/試験対策の概要をお伝えしようと思います。

最初に、多くの方々が(そしてかつての若かりし自分も)勘違いしているな~💦と思うのが、オーディション/試験の「目的」でございます。

戯曲読解&分析からの正統派な演技と同じ「目的」が大事ってところがなんだか虚しいですが(笑)、そうなのです。

オーディション/試験の目的を勝手にトンチンカンに自己流に解釈してはいけません。

このオーディション/試験の「目的」は何だろう?

・書き下ろし戯曲を一緒に創作して上演するための俳優の募集

・すでにある台本を一緒に創作して上演するための俳優の募集

・すでにやったことある作品の再演のために、初演とは違う俳優たちの募集

・レパートリー上演のための俳優メンバーの募集

・演出家の指示をただ聞くだけの「動く人形」的な俳優を募集

・映画(や舞台)の「製作費」を集めるための(&あわよくば誰か便利なヒトが欲しい)オーディションという名の『ワークショップ』

・特定の企業の広告塔としての宣伝員の募集(PVなど)

・いわゆるスターや主役の補佐的な位置で盛り立て役となるバックダンサーや助演

・特定のシーン(殺陣やオペラ助演など)に合唱やコロスなどとして参加する俳優の募集

・旅公演でスタッフ(バラシなど)も兼ねてチーム参加する俳優の募集

・将来的に劇団(やプロダクション)で活躍する俳優兼広告塔兼営業員の募集

・将来的に外部で活躍する俳優(や演出家やスタッフ)の見習い募集

・将来的に演劇と演劇周辺の業界で働く人の見習い募集

・演劇を「つかって」、別の事(娯楽/趣味/ヒマつぶし/恋愛)をするメンバーの募集(邪道、笑 とも言う)

・演劇を「利用して」、他の活動(布教/ネズミ講/政治など)をするメンバーの募集(グレーゾーン😠)

ミュージカル、ストレートプレイ、古典、現代劇、フィジカルシアター、ダンスシアター、レビュー、商業、ボードビルなど、ジャンルに限らず、まずこの辺りを熟考してみてください。

そのあとで、一般的な周囲との情報収集&交換は怠りなくやりましょう。

そして、

「よし!この仕事やってみたいぞ!受かりたい!」と「前向きに」思った場合、先へ進みましょう。いかにも怪しい(笑)謎のセミナーや御布施をしに行く必要はありません。(-_-;)

さあ!

上の(異種も含め💦)目的の例をみて、お気づきになったことはないでしょうか?

いわゆる

・ありのままの自分をみてもらって、分かってもらう

とか、

・今まで自分の受けてきた教育やトレーニングの有効性を証明する

とか、

・自分に才能があるか、見定めてもらう、才能を育ててもらう

とか、

・芸能界入りの布石にする(笑)

とか、ないのよ~!!!

=自分本位の「利己的」な目的って、無いのよ。

分かるカナ?

ここが腑に落ちてないと、奇妙な言動をしたり、恥知らずな願書を書いたり、とんちんかんな応募用紙の内容になったり、果ては「適切な」準備をせずに、オーディションや試験に臨むことになってしまいます。。。=落ちる

デス。

お気を付けください!!!

ホントに!(T_T)

まずは、概要でした、ちゃん、ちゃん。

 

 

 

虎の巻:第2回 願書や応募書類のミソ 後編

小学生の時の記憶が鮮やかに蘇ったKaoruです。(^^ゞ

引き続き、大切な書類チェック!

⑤ 趣味・特技

④と似ていますが、ここで学歴や経歴とあまりにも矛盾しすぎる「ウケ狙い」のような「リリアン」とか、どうにも良い予感のしない「お笑い芸人○○の真似をしながら▽をする」みたいな「面倒くさい」ことを書くのはやめましょう。ほぼ「不遜な人」と思われます。趣味も「走ること」と書くと「マラソンではないのね?」と疑われ、「人間観察」と書くと「何もしてない」ってこと?とツッコまれます。真摯な内容をお願いします。つまり日常が出ます。普段から書いてプラスになることをしておきましょう。

⑥ 最近みた公演(観劇)など

ときどき、こういう欄があります。もし劇団など特定の集団の募集でしたら、何本かは(直近でも)観ていなければ怪しまれます。みてないのにどうして「出演したい」と思えるのか、謎。。聞かなくても不思議に思っています。自分が興味がなかったものにどうして出演したいのか?自分がお金を払って観てもいないものに出ることで、なぜ自分に報酬が発生すると思うのか…?冷静に考えれば分かるはず。真摯な付き合いをしましょう。家が遠いといっても関東甲信越内で公演があるのに観ない場合でしたら、熱意がないと思われます。地方でも旅公演はありますし、交通手段も発達していますので、言い訳しにくい時代です。覚悟しましょう。

⑦志望の動機

こじつけはバレます。会社のエントリーシートではありませんが、正直に書きましょう。「○○座のオーラに惹かれて」のような摩訶不思議な発言や「本当の自分を発見したい」のような勘違い発言をすると怪しまれます。「布教」は要りません。社会人の意識で、一般的な大学で知性を疑われるような発言は×です。「ウケ狙い」は書面ではほぼ通じません。逆にやる気がないとか不遜と思われます。

その他の注意点

敬語、漢字の間違いは最小限に。-不注意な人、知性に問題がある人と思われます。

現実に即して書くこと。-実際と書面が違いすぎる場合、ブラインド・デートのように振られます。恋愛と同じです。(笑)

正直に書くこと‐「事務所の人に言われたので本当に受けたくないけど、仕方なく出しています」と書く必要はない!(笑) でも経歴などの詐称はバレます、やめましょう。

一般の書類と同じです。相手のためを思って、相手の読みやすいように、他人が読んでも見ても理解しやすいように、想像力を働かせて準備をしておきましょう。

「やる気だけはあります」とか「一生懸命さは負けないです」「とにかく好きです!」など部活みたいにゴリ押しする文章はやめましょう。元来、好きなことを極めたり専門的に学んで働いている人が多い業種です。やる気があって、一生懸命で、好きでいろいろ工夫して、仕事をやっているのは(ほぼ)当たり前なのです。

年末にかけて、オーディションの虎の巻②へ続きます。乞うご期待!

写真はこれからの季節に嬉しい「火鍋」。これはマレーシアで食べた本格的なもの♥

 

虎の巻:第2回 願書や応募書類のミソ 前編

あくまで参考例ですが、これまで書類を出してきた側(懐かしい)、書類を毎年みる側としての経験から「あり!OR ナシ!」を整理したいと思います。

2016年に備えて充電期間中の方々や新年度に怯える(?)学生さんの参考になれば幸いです。先生方は…「あるある!」「そうそう!」をお楽しみクダサイ。

①基本的及び重要な記載事項

名前や連絡先等は指定通り、相手が読みやすいようにはっきりと書きましょう。略式表記や俗称はいけません。アホまたはふざけていると思われます!

②プロフィール写真!

これが問題!演劇に限らずバレエやオペラ、声の仕事でも問題になる重要な写真。まず、サイズは守ってください。以前、写真欄の中心に小さなパスポート写真を張り付けていたナマケモノがおりましたが、当然、落ちました。

世の中まだ捨てたもんじゃありません。

とにかく、はっきりと顔や全身なら姿がみえるものを。サングラス、帽子は禁止…って書いてて、アホらしくなってきたぁ…しかし、前髪が邪魔な写真、おしゃれ用サングラスがヘアバンド替わりになっている写真、おしゃれをきどった禿隠しと誤解される帽子、カラーコンタクトで目の表情がなくなっている方たち、もったいないです、やめましょう。

最近多い、デジカメでセルフィーやタイマーで撮った写真もどことなくバレます、やめましょう。

また背景も自分の髪型や顔の輪郭を考えて取りましょう。髪の毛と後ろの黒いバックが同化していると、モノクロコピーをとったとき、まるで「貞子」です。( ;∀;)

男性のオシャレ髭もコピーを撮ると、ほぼ「泥棒化」します。(-_-;) 損です。流行より清潔感を出し、自分の姿を露わにしてください。あえて不潔風な人と仕事をしたい人はほぼいません。

押入れの前や仏壇や階段など、よくわからない自宅のどこかで撮ったものも変です。笑いをとる必要はありません。仕事の場はユーモアがあっても笑いが目的であっても方法については真剣です。簡潔に自分の姿がすっきりとはっきり見える写真を。

服装も「自分の写真が先に面接にいく」と考えてください。面接いくのにジャージとかよれよれのシャツって、ないでしょう?=それらはダメなのです。

③学歴・職歴

詐称はバレます、やめましょう。また日本では学歴や職歴の間が空いていると疑われがちです。正しく書くだけでなく、間はなんのための間だったのか、聞かれたときに説明できるよう心得ておいてください。カルチャーセンターや習い事を並べる人もやめましょう、プロの書類に(極めていない)趣味の記載は要りません。

演出家の名前や作品名などは正確に。敬語を間違って使うと失笑をかいます。

④特技・特殊技能・資格

ないなら書かないでください。適当にかいてもバレます。「英検3級」のような「ふつうじゃん!」と却下される程度のものも書く必要ありません。

さて、ここで、ワタクシが小学生のときの衝撃的な記憶をご紹介。

↓ 事務所所属の俳優(&タレント)養成所のある授業にて。

○○テレビのディレクター「はい、次。▽さん。特技はなにかありますか?」

クラスメイトの女性(25歳)「はいっ!歌が得意です!」

ディレクター「じゃ、歌ってみて。」

メイト女性「えっ?!…今、ですか?」

ディレクター「得意なんでしょ?」

メイト女性「…えっ、なにを歌えば…?」

ディレクター「得意って言うなら、いますぐ歌えなきゃ。歌えないなら得意とは言えない」(きっぱり)

メイト女性「…じゃ、じゃあ…(モジモジ)歌いますっ」

おおっ!とクラス全10数名が緊張した瞬間、

聞こえてきたのは「ドナドナ」!!!

ああ、やっちまった。。大人に混じった小学生の私は、いたたまれない気持ちに。(生意気、笑)

ディレクター「もういいっ!うまくない!下手っ!(怒)」

小Kaoru(えっ?そこ?!)

という訳で、不特定多数の方々が公に相当ほめるレベルでないと特技とか得意とは言えません。日本舞踊なら名取りレベル、クラシックバレエなら10数年以上ですかね。

近年あるYoutubeから盗んできた漫談やえせダンスや手品や話芸もおやめください。審査員は目を細めつつ、心で泣いています、はやく終わりたいな、と。(笑)

平和が一番です。よく考えて準備しましょう。

後編へ続く~。

「実力」とは?

真剣な話題。「実力」。一体、何でしょうか?能力?なんの力?気合い?練習?意図?

オーディションや舞台などで「実力が出せなかったァ~泣」「実力が分かってもらえな~い」「いや、実力がまだ足りない」など。みる側も「実力が分からない」「実力出して!」「実力の差だよね」(笑)など。演劇、ダンス、音楽では特に話題になる「実力」…。(;^ω^)

演劇の指導の現場での面白エピソードがあります。

有名演出家であり指導者でもある某氏。

いつも通り明るく和やかな雰囲気のもと、広々とした稽古場でいくつかの愉快でためになるエクササイズをして、からだも温まり気分もほぐれた後、それぞれの役を振り当てられ、練習用の衣装を着て、みんなすぐに台本をもって、立ち稽古。

みんな楽しそう。

大御所「じゃあ、やってみよ~か~♪ 最初のチームから~」

ヒヨコ俳優たち「は~い♥  」

と朗らかに始まった芝居のシーン稽古。

あれっ?!

大御所の様子が…あ、ああっ、大御所っ!だいぶ前に乗り出して…熱心に見ている、おお、真剣なのね~。

と感心したワタクシ。

しかし…あらっ?!腕組したぞ?!あっ、呼吸がっ…もしかして…ご不満??? (-_-;)

シーンの方はというと、お世辞にもあまりうまくは行っておらず、目的が不明瞭だったり、ここがどこで誰なのか、状況や人間関係もあいまいな動きやせりふが目立ち、声や姿勢の癖も邪魔になっているし、…

「私だったら、注意するよな~(T_T) 長くやってみても変わらないし」と内心苦笑いしてしまったワタクシ。

しかし、大御所はその後、何組も何組も同じシーンをみる、みる、みる。とても熱心に。そして身を乗り出しつつ、引きつつ(泣)、目を見張りつつ、肩を落としつつ(笑)。

大御所のおおらかで朗らかな様子と優しい口調に、ヒヨコ俳優たちも陰気にならず、一生懸命、舞台に出て行って、いろいろうまくいかなくても、笑顔で戻ってきていた。ヒヨコなりに、学ぶ環境としてはいい時間のはず。

そして、90分が経とうかという頃、

大御所「さて、おつかれさまでした~、みんな~ありがとう。」

と言う温かな感謝のあいさつとともに、一通り全チームが終わり、大御所は言い放ったのです。

大御所「これがね、今のみんなの『実力』だから」

一同。シーン。。。

気まずい沈黙。。やはり、そう来たか。。ガクッ。。

大御所は手綱を緩めなかった。。。(-_-;)

大御所「1回目に、初めてやってできること。それが実力です。」

大御所「たくさん練習して、ひとにいろいろ言われてできるのは、当たり前。」

ヒヨコの動きが停止。

(-_-;)

大御所「コーチがついたり、演出家が指導したりね。それは実力じゃない。最初の1回目に自分でできたこと、これが実力。長い時間稽古して、リハーサルしてそれでみんなで作っていけば、できることは増えるけど、それは公演のための創造の積み重ねを集団でした成果。」

嗚呼!

チーン。。

そうなのです。レッスンでも、生徒側が1回目にやったこと=現時点での実力。イスのせいでも扉のせいでもな~い。オーディションも試験も初めの様子が実力と思われて致し方ない。稽古初日でも。。

いわゆる本番を前提としてパフォーマンスを伸ばすのですよね?なら、実際に自分が今やっていること=実力とするのが現実的なんです。

そう。ときどき、「いやぁ、あと2日あれば~、○○もできたし、▽▽もできたはずなんだけど~」という話を耳にする。が、そこで2日増やしてみたところで、○○も▽▽も実ったのを私はこれまでみたことがありません。(やってみました、何度も)

それは2日分の練習やリハーサルが無駄なのではなく、2日分程度では、さまざまな能力は「他人に伝わるほど」そして『人前で緊張している状況でも発揮できるほど定着はしない』というです。

大御所の不意打ちに倒れたヒヨコたち。。

お、おつかれさまでした。。

その後、笑顔で私に「そうなんだよ~、ははは 笑 『実力』ってそういうもんでしょ?」と恐ろしい例をいくつも出して説明する大御所。

そしてヒヨコたちが、これまで以上に注意深く毎日の課題をやるように、日々の取り組みに真剣になったことは間違いない。

結果、オーライです。

2015年もあと少し、実力を発揮して愉しく過ごせるよう、毎日の時間をつかいましょう!

写真は外乗でまったく私の言うことを聞かなかった美馬の奔放な姿。(T_T)

虎の巻:初回「試験」や「オーディション」の目的を考えよう!

試験やオーディションの多い季節(?)になりました。

どうしよう!?緊張する!受かりたい!心配だな、なにするんだろう、いや、困ったな!ま、いいや、ありのままで!でも、どうしよう…など(笑)

永遠のテーマの一つと思います。

オーディションを受ける側から、はやウン十年(笑)、今はちらほらと養成所などで、ちょいと審査委員することもあるので、実践的なアドバイスをいたします。

①「試験」や「オーディション」の『目的』を考えよう!

この前提なしには、まともなコミュニケーションはおろか、言動がトンチンカンになる恐れがあります。面接で見当違いな受け答えをしたり、場合によっては願書におかしなことを書いてしまう恐れも!ひー!(T_T)

課題の歌やセリフ、ダンスや特技など、事前にせっかく準備をするにしても『目的』が腹の底から了解できていないと、その「分かってない」感じ、出てしまうんですよ。ははは 涙。。。

オーディションの名目で資金集めや別部署の人員をあさるなどの怪しいところはさておき、今回は養成所や劇団の入試やオーディション。(現場編は後日♪)

目的はズバリ!あなたがおおよそどんな人で、どこの誰で、今まで何してきて、これからどうなっていきたくて、今はどんなこと考えていて、どんなこと感じているのか、です。つまり「Who are you?」=どちらさまですか?

なので、「自分が誰で、どうなりたいのか」に合わない言動や様子はほぼマイナス、となります。矛盾しているのも×です。(^^;

審査員はほぼ初対面です。(知り合いもいるが 笑)それでもオーディションでは自分がどこの誰なのか、どこから来て、どこに行きたいのかを明かす必要があります。(文学的な意味だけではなく)

ですから、例えば、顔もみえないような髪型や服装は基本的に×。

みてもらいたいからオーディション来てるのに、顔や姿がみえないようにしている、って矛盾しているんですよぅ。

前髪や襟なども流行やファッションかもしれませんが、自分が「明らかになる」よう、「みてもらいたい」態でいることは大前提。

ましてや人前に出る仕事を希望しているのですから、多少緊張していても恥ずかしくても、出しましょう。出ていないものは評価の対象になりません。

これは声やうごきにも言えること。自信がないからと会場でちゃんと聞こえないような声では判断できません。それどころか、失礼。相手に聞こえない声でしゃべる=聞いてほしくないのか?とこちらは思ってます。うごきもうろ覚えだからとモジモジしていると、あなたが存在していることすら、みてもらえない可能性大。

出ていないものは、対象外!なのです。

隠すことに時間やエネルギーを割くのをやめましょう。

己を出すために、出したときに何を、どう出したいか。そのために練習や訓練を積みましょう。

それにね…

見えないように隠されてるものをみようとするって…

とっても疲れるんです!!!(笑)

審査員も人間です。(´;ω;`)

真剣にみているのに隠されてると、悲しい。

そして見づらい&聞きづらい=判断しづらい=疲れる=あまり好印象でない=

…こんな連鎖です。

どうかお気をつけください。

お疲れモードの方々にアルゼンチンでのケーキ画像を送ります💙

次回へより複雑な現場編へ、かな?