Knives in Hens@Donmar 劇場 in ロンドン

夏の観劇記録をもう一つ✨

スコットランドの名作「Knives in Hens」をドンマーでやるというので行ってきました。

The Stageのレビューはこちら 驚愕の!写真もあるよ☟

https://www.thestage.co.uk/reviews/2017/knives-in-hens-review-at-the-donmar-warehouse-london/

勢いあまって予約したら、今年も最前列ど真ん中の席が取れてしまったKaoru…

おおう💦 迫力ありすぎるなぁ….

俳優の汗が飛んでくる~、つばが飛んでくる~、

オシャレなコベントガーデンのドンマー劇場に入るとすっかり業界人でにぎわっているバー。。。

業界、あるある。苦笑

で実際、暗~い通路を通って案内された最前列のど真ん中の席にいってみると..

こ、これは…舞台の板の端と私の膝の間が15cmもありません!!(^^;)💦

臨場感、有り過ぎ!

まるで他の惑星に着陸してしまったかのような、完璧すぎる舞台美術…..

ホラーです。(舞台写真を観てね)😲

ガーディアン紙のレビューはこちら☟

https://www.theguardian.com/stage/2017/aug/27/knives-in-hens-words-illuminate-donmar-warehouse-david-harrower

作品そのものは、俳優の演技力が迫真にせまって完璧なまでの美術とあいまって編み出される恐ろしい、そして官能的な物語なのですが…..

文学的に価値があっても、私はマチズモの臭いがするもの、ミソジニ―系は信条に合わないので苦手です😢

それでも素晴らしかったのは、主人公の若い女性(妻)が自分の言葉を得ていくシーン、ペンで自ら文字を書くことで「解放」されていく様子。感動です✨

己の内から本当に感じて考えて言葉を得ること、自らの手を動かして文字を記すことの価値がありありと感じられます。啓蒙というだけではなく、なんとも深い奇跡のような瞬間です。

俳優の息遣いが間近で感じられる濃密空間+時間でした。

そして、やけに盛り上がったのが、隣の席になったおじさん(👴?)との観劇情報の交換。おじさん…脚が長いから、舞台に膝がほぼついちゃってた…..

爆笑!

そう、毎年恒例のロンドンあるある(笑)

赤の他人と意気投合!

お互いにNTのThe Majorityはもう観ていて(さすが!)、私が前日にみたAlmeidaのAgainstは明日行くところだという。

やけに気が合いマスね。(笑) 😊

それで、お話しているうちに分かったのですが、おじさまは某名門演劇学校の元・舞監さんでした。

どうりで….

やはり私の第二の祖国はイギリスなんだな~と実感した次第です、ちゃん、ちゃん♪

素晴らしい文学作品を演劇公演にするのは苦労があるでしょうが、俳優も演出家もスタッフもみなさん、やりがいがありますね。

日本の現代劇もがんばってもらいたいです。

 

The Majority@NT ロンドンーライブ世論調査です!面白かった参加型の演劇公演

8月❤麗しのウイーン滞在を経て、次に向かったのは第二の故郷ロンドン♪😊

今回は同級生の結婚祝い、V師匠の2本目の著作のお話や近況、素晴らしい同級生ピアニストとのランチなど、盛りだくさんの嬉しい日々♥

同級生だったKのムーブメント演出している「カイト・ランナー」は売り切れで招待も使えず😿

さらに「エンジェルス・イン・アメリカ第1部・第2部」も終演近かったせいもあり、6時間以上の超大作にも関わらず、ず~っとリターンもなく、当日券も毎週売り切れ!😢

おお~ぅ😿

毎朝、ナショナル、アルメイダ、ヤングヴィック、の話題作を輩出しつづける劇場へ電話とネット攻め💦

そんなある日、なんだかんだでサウスバンクに毎日通っていた私。苦笑

ナショナル・シアターのボックスオフィスで、最近の話題作とナショナルの今シーズンの公演について聞いてみることにした。

すると…

ナショナル君「ああ、新作の『The Majority』がいいよ?まだ開いたばかりだから席取れるよ?明日なら前の席2つ取れる♪だいたい上演時間や90分くらいかな~、投票制で決まるんだ、いろいろと。だから休憩あるかどうかも分からないんだ、ははは 笑 」

Kaoru「?投票?」(・・?

ナショナル君「投票ボタンがついたポケットサイズの機械を観客はみんな渡されて、それ使って、いろんな質問に答えるんだよ~♪ 面白いよ?」

Kaoru「え~!どういうこと~?!」

ナショナル君「いいでしょ、いいでしょ。参加するんだよ~♪」

Kaoru「そ、そんなに言うなら….試してみようかなぁ、同行者氏は政治好きだし、トランプ政権がどうとかスコットランドの独立がどうとか倫理的な観点含め、そういうテーマで切り込む作品がちょうどいいのかも……」

ナショナル君「遅れてこないでね、入れられないかもしれないから!投票次第では。30分前に玄関きてくれると助かる~」

な、なぜ彼が興奮してしまふのか 笑

しかし世界最高峰の演劇作品を輩出しつづけるナショナル!こんな素晴らしい劇場勤務のナショナルのスタッフのお見立てがダメだったことは一度もない。舞監でも本屋さんでもモギリの子でもカフェのスタッフでも、みなイイセンスしているし、いつも気の利いた情報を教えてくれるし、機転の利いた切り返しが楽しいんだよね….ああ、会話上手、インテリ、知識教養人、演劇人♥

📚📚📚📚📚

この作品のトレイラーはこちら

基本はコメディアンでもあり、劇作家、俳優でもある主人公が観客たちに向けて、自分がネットで出会った左派のおじいちゃんと実際に会って、スコットランドでの展開を語る独り芝居の構造。

そして数々の質問が投げかけられる

例えば「暴走列車を止めるレバーがある。レバーを押せば一人は犠牲になるが、4人が助かる。レバーを押すのは正しいか。」

「その犠牲になる一人が自分の子どもであっても、レバーを押すべきかどうか」

など。

レビューはこちら☟

https://www.londontheatre.co.uk/reviews/review-the-majority-at-the-national-theatre-0

意外な%が出たときの緊張感。

自分が意外に(?)マイノリティーだったときの驚き。

また、今日の客席に(計算すると)いま、4名は「××してもいい」という自分とは違う意見のヒトがいること。

など……

とてもスリリングです。

主演の劇作家が(演出は別の方)、登場人物をすべて演じて語るのですが、これが

「うまいっ!!!」

特徴をよくつかみつつ、揶揄しすぎず、しかし皮肉の効いた、絶妙な人物描写✨

さすがです!!😊

いろんなスタイルの現代劇があるのも音楽シーン、ダンスのコミュニティーと同じくロンドンの豊かなところ❤

日本の演劇も劇作から、俳優から、そして演出もすべて質も上がって、本当の意味で盛り上がるといいな~🐦

 

 

 

 

今の時代、大チャンス!

この十数年、俳優や音楽家たちを教えていて思うこと。

この十数年、いろいろと観劇をしていて思うこと。

それは、今の時代、若手は特に!

大チャンス!

という感触😊

なぜかというと(私の独断と偏見ですが 苦笑)

若手はただのスキル(技術)、いわゆる経験、勇気だしてのチャレンジ、勉強不足なだけ、に見える方がほとんど✨

その一方、

上の世代は素晴らしい叡智はあるのに頑固でもったいない(笑)、スキルはばっちりあるけど分布が偏っている(苦笑)、何かと未だ保守(😭)、経験が豊かにあるが故につい油断してサボりがち、頼られやすいせいか?!寄る年波や人間関係の複雑さや家庭問題などが大変すぎ💦、ちょい固まってきちゃってる、過去の栄光にこだわりすぎ、仕事がないわけではないので新しいことしなくても困らない、トレーニングや方法論がアップデートされていない……センスも(みんなではありませんが大部分の方々が)…..残念ながら古い!(もちろん例外はあります)

先輩方、ごめんなさい。(あくまで一部の印象ですよ、印象ネ)。

中間の世代も、それなりにやめてない方々は現場は(選びさえしなければ 笑)あるので、つい油断してサボりがち、スキルアップが中途半端、そして上と同じくいわゆる「生活」に大変すぎ💦 極め付けはスキルのなさを補う若さも可愛げも(!)フレッシュさもないのに、かつ、残念ながら上の世代ほどの経験もなく、ましてや知恵も熟成していないのに、下から追い上げられてきている感。。。もうね、学び続けるしかないんだけど、どうにもね、決断するにも、捨てるにも、冒険するにもなんとなく難しいお年頃なのかしら?!

….って、ああ暴言、ごめんね、中年!😡

そして、最大の違い!☆

それは、

時間の効率化が劇的に進んだ!

ということです。(上の余談はサービスの辛口🍛  ^^;💦)

この10年、20年の間に、ものすご~~~~い速さで、ネットやメールや携帯電話などの革新的なイノベーションがたくさんあって、おかげで時間がとっても有益に、効率的に使えるようになったのです!おかげで、余裕も生まれました!かつてあった事故も防げるようになったのです!

若き方々へ

みなさん、かつては知らない漢字があったら「漢和辞典」なるものをつかって調べたのです、これが部首や読み方を全く知らないと調べるのが大変という強者だった。💦

そもそも読めないから調べているのに!?という😭矛盾に泣いた。。

その昔、戯曲の内容やら文献、時代考証や文化風習などの調べものといったら、図書館へ行って掘りまくるか、いわゆる専門家の専門書をあさるしかなかったよ~

分からないから知りたいのに、タイトルや著者名も専門分野が何と呼ばれているかも分からないのに!?どうやって調べるの~?!😠 デキる司書は神!だった時代。

という「振り出し感」が常に無情だった、その昔。。。😿

まだある、昔ばなし。

例えば、待ち合わせといったら、決まった時間に何があってもがんばっていくか、駅にある掲示板なる黒板の公版に「ごめん、30分待ったけど来ないので帰ります」とか「忘れものをしたので取りに帰ります。マクドナルドにいて下さい」とか書くしかなかったのよ😭 もしくは家族がいる場合は公衆電話なる誰が触ったか分からない小銭しかつかえない(後にカードも可)電話から実家に伝言という苦痛。。。コンビニも開いてないし困ること、しばしば。(苦笑)

かつて、大女優のS先輩が新宿駅西口で、同期と待ち合わせしていたら、お互いに動いちゃったら人ごみで分からなくなって見失ってしまうかと思って、動かないでいたら、しっかり大きな円柱の反対側にいたものだから、お互いに気づけなくて(笑)1時間半を過ぎても相手が来ないと思って、二人とも仕方なく帰った、という冗談のような逸話があるほど。

そう、オーディションの応募用紙もすべて手書き。修正液はただのドロドロマニキュア式だったし、もしろん手書きだから字が汚い人は泣いた、郵送が間に合わないかもと中央郵便局へ走ったことも!

そう、自分の様子をビデオ動画で録画してみてみるのだって、大変だったな、携帯電話もなかったし、録音機!も少なかったし。その上、稽古場は直接予約しないと取れないことばかり、さもなければ、知り合いがいないと、まず、どこに貸し稽古場があるのかもわからない始末!💦なんとも、、、練習しづらかった。

タイマー録画ができただけで(笑)、便利!と輝いていた笑顔・・・ああ、懐かしい。さておき、オーディション用の服もネットで買えるし、クリーニングもネットで出せるし、動画もただで観られるし、直接の知り合いがいなくても、紹介者がいなくても、連絡が取りやすい時代になりました、図書館のアーカイブ自体もデータベース化されていて、コピーも簡単、ビデオ電話もほぼリアルタイムで!洗濯だって自動乾燥なんてなかったのよぉ~😭写真の現像にも数日かかったから!(しかも高額)

そう☀

「徒労」はほぼ絶滅しました✨

だから、練習の環境も整っている。先生を探すこともカンタン。練習のための時間を捻出することも容易。練習や公演のための調べものもカンタン。スタジオからスタジオへの移動や観劇チケットの予約もたった数分!ああ、ハッピ~♬

♪♬ (^^♪

そう、私たち(や先輩方)の時代に無駄が多かったとは思わないけれど(それはそれで面白味もあったが)、限りある寿命を、ある程度、場合によっては我慢して、誰のせいでもない非効率的な作業や複雑な手順に費やしていたのも事実。

ちなみに、私がアレクサンダー・テクニークを始めたころは、日本語の本は2冊しかなくて💦それすら大学の教授が教えてくれるまで存在すら知らなかったレベル。しかも、どちらもちょっと偏った意見と個人的なフォーカスの本で何のことか、実はさっぱり分からなかった (苦笑)

そんなほろ苦い時代。

今は、たくさん文献も資料もレッスン受けるチャンスもあちこちでありますね♪

それぞれの時代の良さ、得意さ、味わいがありますが、時間の構造だけを考えると

今はチャンス!

とワタクシは感じます。

限りある時間を少しでも多く、大切にできる選択肢が増えたことは、喜ばしいと思いマス。

感謝!

家電不足(笑)、手紙(郵便)、待ち合わせ、買い物、調べもの(電話+直)、図書館+本屋、稽古場探し、あちこち実際に行き来する手間 etc…..1週間に4時間くらい使っていたとして、4週間で16時間、それが10か月で160時間も~!!

10年で1600時間の差が!!!

それっって・・・もう専門教育が修められるくらいの長い時間ですヨ

2017年、時間配分を味方につけて☆

健やかに、目的に向かって邁進しましょう~

みなさまからの嬉しい報告も待ってます😊

 

傑作「Our Ladies of Perpetual Succour」@NT-思春期ガールズの合唱コンクール?!

今回のリサーチ(笑)で一番の傑作だった面白い意欲作はスコットランドからナショナルシアターへ来ていた「Our Lady of Perpetual Succour」!💙

観劇の予定はなかったのですが💦

金曜は17:30と21:00~の2回あるよ、まだいい席取れるよとナショナルのお兄さんにおススメされて(笑)行きました。…17時半と21時って…半分ミュージカルみたいなショーですよ?!俳優たち…体力有り過ぎ!!

さて、内容はというと、これがとっても面白い。スコットランドの片田舎のティーンの女子6名がクリスチャン系(ミッション系というの?)の生徒なのですが、エディンバラでの合唱コンクールに出ることになり、その日が来るのですが….

英語が分からない方も、トレイラーをみてね、パワフルで個性的なダンス&歌が楽しめますよ♪

https://www.nationaltheatre.org.uk/shows/our-ladies-of-perpetual-succour

女学生の家庭問題、将来のこと、友情、荒れ果てた(!)生活、どこの国にもある格差と思春期ならではの悩み、そしてその日その日を生きることの活力と素敵さ。💙

なんだかんだで、暴れるティーンのすさんだ生活と背景の感動の物語、ってだけではないのよ。😊

ナショナルを始めとして、イギリスの一線を走り続ける素晴らしい舞台作品たちが秀逸なのは、その完成度の高さ。

・いつ、どこで、誰が、どんな人達なのかがすぐ分かる衣装、セット、音楽。

・誰が、何のために、どんな風な決断をしたのか、してないのかがすぐに伝わる戯曲の構造、人物の描かれ方。それも人間愛に溢れた、しかし批判も含めた。ユーモアのある。

・社会的背景や上演の意義をしっかり持ったテーマと個人的な意味づけのなされている演出と俳優たちの演技。

・何を、どう、考え、想像し、共感して欲しいのかの方向性がハッキリとした演出、俳優たちの演技、そして照明や音響を含むすべての技術的な卓越性。

・無駄をそぎ落として、伝えたいことだけを絞った潔いよい演出と主張しない手法。

・みえること、きこえることのすべてに意味を持たせた、個人的な体験を伴っているセリフと歌と動きと所作。

もうね、「動く絵画」の演劇版。(ダンス版はバレエね)しかもそれに音がついてるんだから、こりゃ~、もう無敵!です(笑)

みんな、ホンモノの感覚をつかいながらも、思考も、感情も急展開させながら、ライブで交流しながら、本気で、全力で、「共感」しながら、駆け抜ける!!!

いいですね~、素晴らしいですね~♪

この作品は前から数列のど真ん中の席でみたので、さらに迫力満点でした。

さらに、みなさん、歌手デビューできるくらい歌がうますぎたこと。驚きました!!

かつて私は留学中にミュージカル界の名門と言われるロンドン郊外のGuildford School of Actingという演劇学校に教育実習で行っていたのですが(笑)その時の踊りも歌もバカウマな金の卵たちの将来をみたような気分でした。(…思い出しましたよ、アイドル顔負けのピアノを演奏しながら、昼休みだというのにめちゃウマな歌を練習していた学生たちを…そしていつも前向きで真面目で、前のめりで輝いていた彼ら…)

この作品を日本語に翻訳するのは難しそうですが、こういう元気でかつ社会派で現代のミュージカルが中サイズの劇場でお熱く上演されるのって素敵ですね❤

日本ももっと面白い、見応えのある、濃密な戯曲と意味のある演出と、輝かしい演技をともなった音楽劇やミュージカルが増えるといいな♡

とっても良い作品でした。出演していた俳優たち、ミュージシャンたちも魅力的だったので、また別作品でもお会いしたいと思います。

わくわく。。。

(^^♪

 

 

 

必見!「いま、ここにある武器」@シアター風姿花伝です!

久しぶりの観劇日記。(笑)そう、素晴らしい劇作家と翻訳家!の豪華企画☆

そして熟練の俳優陣と濃密空間がウリのシアター風姿花伝にて、

現在、「いま、ここにある武器」という、テーマもホットな、それでいて普遍的な人間のさまざまな葛藤や問題や生き様を扱う、とても素晴らしい作品を上演中です!

劇場リンクはこちら http://www.fuusikaden.com/weapon/

そう、これが演劇なのです💙 (少なくとも私の意味する「演劇」です)

こういう企画で、こういう方向性でやるのが、現代の(都市部での)演劇上演の理想♥

演劇公演を普段はあまり観ない方々にも、ぜひ足をお運びいただきたいと自信を持って言える密度があります。

これこそが、戯曲です。そして、上演のあるべき姿、ライブならではの面白さ💙

ロンドン育ちのワタクシは、こういうオフ・ウエスト エンドの規模ならではの距離感を活かした俳優の技量と感性が光る作品、そして上質な構造のしっかりした戯曲に「安堵」(笑)を覚えるんですよね…(イギリスでは毎週あちこちでこういうのがたくさん競い合ってますので…)

私は、ただ日本の演劇の現状を憂いているようなのは性に合わないので(笑)、こういう優れた戯曲とまっとうに向き合う俳優たち、こういう真摯な企画&制作がもっともっと評価されて、まっとうに(?)みんなが劇場に通って、芝居を通じて、自分のそれぞれの仕事や生活のいろいろな側面に、間接的にでも影響を与えるような、本当の意味での「文化」(音楽や美術やダンスも同様です)が根付くといいなと願っています。

冒頭の兄弟のなにげない風なやりとりのユーモアから、「ああ、良い予感」と思える(日本では)珍しい作品です。私はこのひょうひょうとしながらもリアルでユーモラスな(日本の)演劇では稀有なやりとりに爆笑させてもらいました(あとでワタクシが超!笑っていたのがバレていたと関係者に聞きました)

新たな登場人物が出てくる度に、状況も変わり、人間たちがホントに「交流」しながら、それぞれの生き方に直面する、変わらざるを得ない、それでも…

という「人間らしい」作品。

これぞ、人間。

「人間を、より人間らしくする」

それが、演劇。芸術。

仲良しクラブ(苦笑)でうまく行かない方々、それ「演劇」じゃないから安心して!(笑)(「演劇」を利己利用した何かの部活かゲームよ、それ。(-_-;))

劇構造の基礎も学んでないのに、謎な日記?を「現代劇」として執筆しちゃってる方々(恥)💦(まだ間に合います、後世にのこるような、世界から「その日本の素晴らしい劇を翻訳させてくれ!」と言われるような戯曲を書きましょう)たくさんいいものを観て、いっぱい学べば、どんどんできることは増えますし、良い意味で競争も生まれますよ。♪

ホントの意味で良い作品は「人間」を感じ、「人間」について考え想像し、追体験し、疑似体験し…という広がりのある、豊かで、深く、かつ手法は間接的なものです。

お席の状況はここからも便利にチェックできます。有り難い時代になりましたね。

http://fuusikaden.tumblr.com/

そして、こんな面白い記事もあります❤こんな肝の据わった(?笑?)魅力的な女優さんが日本にも居たんですね、頼もしいっ!

http://mainichi.jp/articles/20160810/dde/012/200/009000c

8月ももうすぐ終わりです。

「現代に生きる私たちのための『演劇』」をぜひご観劇ください

(そういえば毎年何十年も、追悼のお馴染みのセンチメンタルな朗読やらお決まりのお説教じみた自己憐憫に満ちた慰霊の?公演や一方的な世界の見方が多いテレビ作品はどうかと思いますね。現実に即してない=切実でないヨ。)

こういう作品を何度も観てから、こういう作品をたくさん生み出す努力をしてから、演劇について語って欲しいよね。。。と辛口なKaoruは今週もつぶやいたのでした。

(^-^;

「いま、ここにある武器」

のおかげで、また9月からも演劇のお仕事、続けていけそうです~😊

ありがとうございました~♪

劇場ロビーのミニ・バーもロンドンのアルメイダ劇場にちょっと似てて良い雰囲気です。ドリンクもおやつも、美味しい&洒落たコレクションで嬉しい限り♡お楽しみください✨

ラスト・タンゴ@ ル・シネマです。

長年の師匠メリーナが振付を担当している(+出演も)映画「ラスト・タンゴ」が日本でも公開されまして、ようやく観に行ってきました💙

さまざまな大人の事情の真偽はさておき(笑)、面白いインタビュー+伝記風映画+ドキュメンタリーに仕上がってます。もちろん素敵な冬のブエノスアイレスの町並みもうっとり。古き良きヨーロッパテイストの建物たちは、いつみても麗しい….♥

映画公式サイトはこちら http://last-tango-movie.com/

そしていつも通り(映画なのに)気取らず普段着のメリちゃん(笑)一応、お化粧はしていた…ほっ。。(笑)絶世の美女のメリちゃんのダンスが観られないのは残念でしたが、グッティの美脚っぷりも、そしてマリア・ニエべスと踊る私の大好きなパンチョもカッコよかった~💙またレッスン取りたいわ~ぁ♪

というわけで、大好きな歌手チノ・ラボルデ氏も、師匠ズも、みんな参加で作り上げた素敵な映画でした。

タンゴやダンスが好きでなくても、愉しめる内容と思います!(^^)!

FBページはこちら https://www.facebook.com/ラストタンゴ-467598530112455/?fref=ts

で、1点だけいつも気になるのは、なぜアルゼンチン・タンゴと言えば、すぐに日本語では「情熱」と「愛」が出てくるのかな?!他の要素もたくさんあるでしょうに….💦受け取り手側、宣伝する側の語彙力、表現力も問われる時代かと思います・・・学びたいもんですね。。。

ついでに、、Un Tango Mas という現代とラスト・タンゴはだいぶ印象が違う気がしますね・・・・私はUn Tango Masがぴったり♡と感じました、ちゃん、ちゃん。

「人と超人」@NTLive By バーナード・ショー

バーナード・ショーと言えば、映画「マイ・フェア・レディー」の原作者でもあり、イギリスを代表する哲学者でもあり著述家でもあり、ノーベル賞作家でもあるんですが、なんと!アレクサンダー・テクニークの創設者「F.M.アレクサンダー」から個人レッスンを受けていた、身も心も本当に進歩的な人だったようです。アレクサンダー協会には今もショーとF.Mの交友の記録やら写真があるんですよ !(^^)!

さておき、「人と超人」です!映画でお馴染みのスター!☆レイフ・ファインズ 主演です。

トレイラーはこちら~

とにかく、思考の流れがはっきり、くっきり、そして速い!イギリスならではのユーモア、当時の知識人たちのリズム感、機知にとんだ長年の知性に裏付けされたもののみが語れる内容の連続!そして、愉快な言い換え合戦!

そう、アレクサンダーもですが、当時は同じことを別の視点から言い換えられること、同じものを別の呼び名でいうこと、論理の展開などに美徳や既知や知性が輝くという当たり前なことが、重視されていた時代!ああ、雑談ひとつにしても洒落ていて、ちょっとの会話一つにしても豊かで面白い時代だったよ。。。💦

現代版に少し変わってますが、それでも革新的な内容の展開に現代人もびっくり!と思います。ガーディアンのレビューはこちら

https://www.theguardian.com/stage/2015/feb/26/man-and-superman-review-ralph-fiennes-national-theatre

ともあれ、ちょっと長い戯曲なので、体調のよいときに、じっくりどうぞ!

ただのアホやバカが出てくるなんて真似はいっさいなし!

本当の感情があるから面白い。本物の応答があるから、面白い。ただのドタバタとは違います。そしてショーならではの、機転の利いた、リズムのよい、でもたっぷりとした人間愛に溢れた人物描写と設定、そしてどこまでも明るい「楽観的」な展開をご堪能ください!こりゃ~、94歳まで元気で生きるわな、、(^-^;

http://www.ntlive.jp/

シェイクスピアだけがイギリスじゃないよっ♪

美術も綺麗で、戯曲の世界にぴったりで、出演者もよくみかける(笑)NTならではのメンバーで豪華でした。😊

ぜひ、お楽しみくださ~い!

 

ロベール・ルパージュ「887」日本初演です!!

今日はカナダの鬼才、ロベール・ルパージュの日本初演「887」を観劇しました。

嬉しい偶然が多かった本日。たまたま隣の席がちょうど会いたかった演劇人仲間!

その後も、尊敬する先輩方、演劇人たちと偶然の再会!いい作品の後は、挨拶もみんな笑顔ですがすがしいよねっ♪そして、同期にも偶然に!!感激の再会❤

活躍している同期や知人・友人に会うと元気がでますね~!(^^)!

で、肝心の作品紹介はこちら↓

http://www.geigeki.jp/performance/theater120/

毎回、ビデオプロジェクションやパペット、影絵、その他演劇的手法の巧みさに嬉しくなるルパージュの作品。88年の「テクトニック・プレーツ」はビデオでしかみたことありませんが、面白かったな~!まさにいつも時代の先端を行きつつ、演劇の本質かは離れない、そして個人的な体験と必ず編んである作風のルパージュ。

とにかく転換とか早替えとか(笑)、すべてがスムース!!☆

これ、とっても大事なことです。

いまだに、5分、10分ごとに謎の暗転を意味なくしてお客さんを退屈させ、劇の流れを停止させちゃってる演出(?)の方々いるけど…💦

ちゃんと世界の巨匠の方法を、とにかく目撃だけはしてみた方がいいです。

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=74467

ねっ!ほらっ!現代を代表する世界規模の演出家(俳優)!

私は彼の演出家としての手腕ももちろんですが、いろいろな役を本当に演じ分けられる変幻自在ぶりが昔から大好きです!

http://www.theaterguide.co.jp/search_result/paid/detail.php?id=37941

これもご参考に~!

私はフランス語はできないので(T_T)、とにかく英語はOKなんですが、まあ、フランス語が苦手でも親切で読みやすい字幕がでるので、疲れずにみられますよ。

なんせ、映像が美しい!色彩が美しい!とってもキュートな装置たち・・・

そして、戦慄のいくつかのシーン、究極的にポエティックで感動的に感電させてくれる最後の詩の場面・・・

ぜひ、みなさんお楽しみください!

途中、休憩ないので、トイレが近い方はお気を付けあそばせっ!

NTライブ「ハムレット」お急ぎください!

あっという間に売り切れた、ロンドン市立の文化総合施設バ―ビカンセンターでの公演からはや1年!

言わずと知れた「シャーロック・ホームズ」のベネディクト・カンバーバッチ主演のシェイクスピアの名作「ハムレット」♥

東京では追加公演、こちら!!http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/16_hamlet2.html

私はどうしてもシャーロック・ホームズといえば、ジェレミー・ブレッドなので💛、カンバーバッチなら「8月の家族たち」でのリトル・チャールズ役の方が好きですが(笑)

さて、普段は古典を毛ゲラいしなくなる方たちも、気にせず文化村へ走ってください!!

ロンドン公演前半のドタバタ問題はさておき(戯曲の破壊はロンドンでは許されない!ため構成を変えた演出は変更となった!)美しい装置とうまい具合に現代化、普遍化された舞台公演の面白さ!美しさ!正直さ!

💛 第二の祖国💛

さすが!!!

これが、イギリス演劇の底力!

人種の差も感じさせない、映画スターも同じ舞台人、そしてハリウッドの名声に惑わされない観客たちと、ハリウッドスターに準じる(というか超えて居る人もいるけど 笑)力量の俳優陣の感性が光る!技が光る!炸裂する珠玉の瞬間の連続に…

ただただ、同じ人間として、演劇人として、涙、涙、涙!!!

ティッシュが足りないよ~~~(T_T)

物語の力はさることながら、やはりそれを目の前で露わにしてくれる、

「生きた俳優たちの姿」!

80年代、90年代前半の謎のジーンズTシャツスタイルをまねちゃっただけの日本のシェイクスピア劇はなんだったんだろう???いや、確かに当時は面白かったけど、ここまで深い感動はしなかったよね。。。はははっ!

私はこの演出家をよく知らないのですが、噂の破壊事件の顛末はさておきと思えば、素敵でした!

とてもなめらか!とても現代的!

時間の扱いが上手い!色彩も良い!普遍的なテーマの扱いが丁寧!

人間間の欲求に正直!

そして俳優たちのそれぞれの強みを生かしていると思いました。

😠 苦言:未だに、日本の演劇公演ですと、たった1時間の間に4回も5回も暗転しているところありますけど、あれは演出とは言いません。ただ、演出できてない、だけです。悪しからず。

世界観のため、物語のため、手段のために方法を編み出すのが「演出」。2時間の間に8回とか10回とか暗転が必要な時点で、台本が超!ダメか演出がマジで無能と思ってください。(断言😡)

余談ですが、あの有名なテーマ曲、私も大好き。。。💙

今まで「ハムレット」に使えるなんて、思わなかったな~!

上演頭と途中のインタビューもいつもながら秀逸!

ぜひ、演劇とか古典とか、食わずぎらいにおいでください。

 

 

 

観劇日記「夢の劇@KAAT」….のはずが騒音の襲来!

今日は暴風雨の中、ストリンドベリの「夢の劇」@KAATへ行きました~。面白い美術、工夫された個性的な衣装、素敵な音楽が味わい深く、興味を惹く作品でした。鍛えられたダンサーたちの身体能力は目を見張る超絶技の連続!後半は目が慣れてしまって(笑)、麻痺していきました~。(笑)

公式ページはこちら http://www.yumenogeki.jp/

劇場のごあんないはこちら http://www.kaat.jp/

…で、昔から気になっているのですが、なぜ、日本にいる方々の多くは、「鼻をならす」&「鼻をすする」のですか?

マジ、疑問です!!💦

コンサートホールで、劇場で、公共施設で…ゲップやおならを聞かせているのと変わらないとは思わないのでしょうか?花粉症や鼻炎だから仕方がないのかな?いや、病気でゲップやおならがでてしまう体調で本当に困っている方もいらっしゃると思いますので、なぜ、それは許さないのに、わざわざ静かな劇場や映画館の上演中に、不特定多数の方々の迷惑も顧みず、鼻をぶうぶう鳴らすのか?😠

…というか、鼻は理由があって出ているのだから、すすってはいけません!ちゃんと流しましょう、汚れを!ばい菌を!チリを!ごみを!鼻をやさしくかむなり、ティッシュやハンカチなどで抑えてとりましょう、鼻水を!身体を清潔に安全にするために鼻や痰は出ているのです~!

…って、小学校で習わなかったっけ???

私はふつーの小学校でしたが、手洗いうがいと一緒に習いました。 💦

忘れちゃったのかい、オトナたちよ?!

3~4分に1回すする(OR鳴らす)として、2時間の劇ですと、120分÷4=30回になります。さあ、30回!赤の他人の鼻水すする音の録音CDを、家で映画をみているときや読書時に流してみましょう。(笑) 好きな音楽や大好きな人のスピーチに耳を澄ませているときに、あえて(笑)鼻をならす音を収録したCDをかけてみましょう。😡

ほらっ!ウザいですね!

(T_T)

以前、ロンドンの国立劇場の名作の上演中に、鼻をブービーすすり過ぎて、前の席のお客さんに注意されてた日本人いたけど……超!恥ずかしかった!!!確かに温度差とか埃やアレルギーってあると思いますが…それにしても…体質ならなおさら、ティッシュくらい用意しておいてほしいですよね~

他人のフリしたかったけど…..それも面倒で、Kaoruは怒りながらも、仕方ないのでティッシュ、あげました。(笑)

シェイクスピア劇なんて、特に「聴く」文化ですからね。名優による劇の朗読CDも出ているくらいで(^-^; ラジオドラマも大人気ですし。

…という訳で、演劇以前のことが気になった1日でした、ちゃん、ちゃん。

KAATで観劇のあとは~、中華街でグルメ~がテッパンです~♪

花粉や暴風雨に負けずに、素敵な春をみなで快適にお過ごしください。

ティッシュやハンカチをお忘れなく~(^_^)/~